お気に入りの楽器たち
                                お気に入りの楽器達&シーケンスソフト

                        ウチにある楽器達&馴染みのシーケンスソフトです。
                        私が所有する音楽器材です。話のタネとしてリストアップしてみました。
                   安いモノばかりですが、結構コンスタントに買ってるので貯金も貯まりません(笑)
                  ただ、寂しい事に安いモノでさえも使いこなせてない自分が悲しい(^^;;)
                      というか、ただ見せびらかしてるだけかも知れない(ぉ)



  ローランド  SC−88Pro

言わずと知れたローランドSCシリーズ上級機種。32パート64音ポリ/1117音色42ドラムセット/インサーションエフェクト64種という
スペックを持ってて、これ以上のスペックなんぞ要らないような気がしてたんですが、上位機種のSC−8850ってのが発売されたので、この88
Proが値崩れしてお買得になってるみたいです。(SC−8850、初期ロットで従来機種との互換に問題があって、現在は修正版が出てるんですが、
それでもやっぱり修正しきれてない部分があるそうで、あんまり欲しいとは思わないっす(汗))但し88Proマップだからといって、音が良いかといえば
そうでもなく、音色によっては”?”な音色も結構あったり...(^^;)そうなるとコイツの存在価値はエフェクトでしょうか。実質エフェクトの機能を使った
GSデータって88Pro以降でしか聞けないモノになってしまいますし。国内にあるデータの多くはコイツで聞けます。あと、裏モード(?)としてヤマハXG
のエミュレーションモードもあります。でも、エクスクルーシブまで使って音源内部パラメーターをいぢってデータをつくるのなんて日本くらいのモノで、外国
に出れば大概GMだけで事足りる事が多いんですけどね。最近出たGM2規格についても然り...(^^;;)



  ローランド SC−88ST Pro

SC−88Proの廉価版機種で、パソコンに接続する事を前提として液晶画面&ボタン類が省略されたモデル。スペックや音色などは
全てSC−88Proと同一。東京に行った時に特売セールやってる店で安く買って来ました(^^;)



 ローランド JW−50

キーボード+GS音源+シーケンサー+ミキサー機能がこれ1台に凝縮されているミュージックワークステーションです。
作曲支援機能として、元からコード進行がジャンル別(ROCK/POP etc)に50種類入ってるので、使いたいジャンルを指定すると
勝手に4パート(リズム+ベース+コード1+コード2)の自動伴奏を作ってくれるという、当時、世界初の機能が内蔵されてる
のですが、コード進行の概念が判らないんで使った事ありません(笑)ハードに作曲支援機能があっても使い手が作曲できないんぢゃあねぇ...
あくまでコピー用(^^;)



 ヤマハ 元祖EOS(YS−200)

小室EOSの初代機でカタログも小室が表紙(笑)。私自身は全然興味無いんですけどね...>小室(^^;)
8トラックシーケンサー+エフェクター+FM音源というスペックにしては、当時、値段が安かったので買ったシンセです(笑)
初めて買ったシンセで、MIDIについていろいろ学んだ機械です。この機種のウリはFM音源の音作りが簡単に出来る点で、
それまでのFM音源シンセでは、音作りの際に少なくても10項目位のパラメーターを使ってプログラムしないといけなくて、
また、その扱いも非常に難しい物だったのですが、EOSではベースになる音を選んで、”音の明暗””音の立ち上がり/減衰/
余韻の長さ”などでプログラムできる”イージーエディット”がウリでした。その他、8つの音色まで鍵盤領域に自由に定義して
オクターブ毎にバラバラの音を出したり、8音色まで違う音を重ねて発音させる事もできます。でもエディットがわかりやすい分、
コントロールできるパラメーターが限られてるので、突っ込んだ音創りは出来ません(汗)



 ヤマハ DX7S(写真はDX7U-D)

世界初のフル・デジタルなFM音源シンセとして登場し、世界を震撼させた(?)初代DX7の登場が1983年で、その4年後の87年に
発売された初代DX7の後継機。実は初代DX7の後継機にはDX7Uという機種もあるんですけど、そいつは初代の音源(6オペレーター・
32アルゴリズム/16音ポリ)が2系統入っている、早い話が1台で初代DX7の2台分の働きをする初代の機能拡張版だったんですが、
DX7SではDX7Uの2系統ある音源を1系統に減らした、いわば先祖帰りしたような感じのモデルです(^^;)鍵盤1つずつのチューニング
(音律)を設定できる機能など、かなりマニアックな機能が付いてます。音創りは非常に複雑で難しいです。



 ヤマハ W7(Ver.1)

ヤマハのワークステーションシンセ、SYシリーズの後継機として登場したワークステーションシンセで、GM規格に対応した音色配列
と、オリジナルな音色配列&ドラムセットを持ってます。シーケンサーは10万音を記録する事ができ、当時としては専用機(QY300)
なみの機能を持ってました。エフェクトもシステムエフェクト3系統/インサーションエフェクト3系統、合計6系統を同時使用できます。
システムROMのバーション1と2があって、バージョン2の方が1に比べてプリセット音色が2倍ほどに増えてます(うちのはVer1^^;)
操作性が非常によくて、いろんな機能が使いやすく、また鍵盤も指に吸い付くような、とても弾きやすいモノで、個人的にはヤマハのシンセ
の中ではこのWシリーズが一番好きです。フロッピィベースでSMFのやりとりは勿論、ESEQデータ(QX3形式)も読めます。



 コルグ O1/W−FD

M1&Tシリーズの流れを汲むPCMワークステーションシンセ。レゾナンス無しなフィルタの為、音創りの自由度は低いですがO1シリーズの
独特な機能として「ウェーブシェイピング」機能があります。コイツの機能を判りやすく例えると、目の前にある鏡に自分を映すと、スベスベの
鏡であれば綺麗に映りますが、そこに歪みやヒビなどが有れば映り方も変ってくる訳で...いわばそういった処理をウェーブシェイピング専用波形
テーブル(鏡)を用いてエンベロープ設定(鏡の映り方)を行う事により、元波形にない倍音を発生させたりする事が出来ます。これにより、例えば
レゾナンス発生用の波形テーブルを通してシェイピングを行う事でレゾナンス成分を付加させる事も出来ます。コルグ伝統の芯のある太い音で、
パイプオルガンの音とか、すごく良く出来てます。下手すると生の音より好きかも。3.5インチ2DDなFDD装備、4万7千音記録できる
シーケンサーも装備。ただ、使われているCPUがNEC製V50(μPD70216)...もうちょっとエエ石使って欲しかった(^^;)



 カシオ VZ−1

同社CZシリーズに搭載のPD(Phase Distortion)音源を発展させたiPD(interactive Phase Distortion)音源搭載の16音ポリなシンセ。
原理的にはヤマハのFM(Freqency Modulation)音源に非常に似てますが、iPD音源では2モジュール(FM音源で云う所のオペレーター、
1トーンにつき2モジュールを組み合わせて相互変調させる事でして音創りを行う。)x4系統(8モジュール)構成になっており、4レイヤーや
4マルチでの利用も可能。音のキャラクターとしてよく云われるのが、「FM音源ほど鋭く無く、総じて甘い音」という事。原理としてはFM音源の
ような変調方式のシンセであるが、FMのアルゴリズムのような決まった組み合わせというのは無く、8つのモジュールを自由にパッチングする事で
音創りを行います。やはり変調方式のシンセなので、音創りは非常に難しいです。
FM音源も難しいですが、FMの場合はハードが売れたのでマニュアル本等も揃っており、その辺の音創りのノウハウなんかも多く蓄積されてるのですが、
iPDには、そのようなノウハウは全く無く(何冊かマニュアル本もあったみたいですが)、シンセとしてハードは非常によく出来たモノだと思うのですが、
いかんせん、あまり売れなかった非常にマニアックなシンセです。液晶画面もデカくて見やすいし、おまけに波形まで表示できるし(^^;)



 カワイ K1

カワイのデジタルシンセ。カワイのシンセと言うとパッとしない部分もあるけど、音源方式が独特な方式(フィルタが無い代わりに
リングモジュレータを装備)他のシンセとは違った音を創る事ができます。この音源方式をVM音源と言いまして、256種類
の波形(倍音合成波形204/PCM波形52)から4つまで自由に組み合わせる事で音を創ります。
音源部のスペックは、8パート16音ポリ/256ウェーブ96パッチというモノです。鍵盤はピアノサイズのモノ
が採用されてるので、他のキーボードよりも少し長めです。



 カワイ K4

上にあるK1の機能強化モデルとでも言いますか、内蔵波形の16ビット化、フィルター(DCF)の搭載、エフェクター
内蔵等のスペックを持つ、マルチ8パート+リズム/16音ポリなシンセです。鍵盤部にリリースベロシティっていう機能
があって、音源側で発音させる時に鍵盤を離す速度を検出して音の減衰(リリース)をコントロールできる、ちと変わった
機能もあります。(外部音源をコントロールする場合は音源がリリースベロシティに対応してないと意味ないですが)
音質は特に良くもなく悪くも無いんですが、なんというか、音に表情があると言いますか、細い音から太い音までしっかり
表現できる点が好きです。また、フィルターも狂暴なかかり方がするモノで、あとAM(リング)モジュレーターをかけたら
非常に荒っぽい音も創れてしまいます。かなり個性的な機種で私も大好きなシンセであります。

 K4の音源ラックマウント版、K4rも持ってます(^^;)



 カワイ SPECTRA
                                                    (KC−10)

低価格シンセとして市場に投入されたモデルで、当時\69,800-という価格で発売された機種です。音源部には16bitPCM&DC
(倍音合成1周期波形)による波形が128内蔵されており、それによるリズム+4パートマルチ受信/レイヤー/スプリット等に
対応してます。鍵盤は61鍵ベロシティ対応(アフタータッチ非装備)、36パターンのリズム機能、アルペジエーターなんか
も付いてて、それぞれイントロ・フィルイン・エンディングを付ける事もできます。この値段でも結構いろいろ出来るので、
コストパフォーマンスはかなり良いと思うのですが、いかんせん鍵盤のタッチがスカスカ...(^^;)この鍵盤が一番の欠点
ですね。あと、音色エディットはフィルターが無い為DCAのエンベロープとビブラート関係のパラメーター位しか無いので、
元の波形の選択に依る所が大きいです。でもカワイらしいクセのある音色波形がいろいろ入ってて、持つ波形の数自体は少な
いんですが、それらの組み合わせで割といろんな音が出せます。このデザインも好きです。
 同時期にちょっと遅れてローランドも同じ価格帯でJX-1っていうシンセを出した事によって、SPECTRAは見事に市場で
撃墜されてしまいました(^^;)



  ローランド SUPER JX(JX−10)

86年発売のDCOアナログシンセ。JUNOシリーズの上位シリーズ的な位置付けだったJXシリーズの最上級機。ローランド初の
ウェイト付き76鍵(ベロシティ&アフタータッチ装備)モデルで、JX-8P(6音ポリ)相当の音源が2系統装備された12音
ポリフォニックシンセサイザーであります。エフェクトとしてコーラスとチェイスが装備されてるんですが、このチェイス
ってエフェクトが宜しくて、UpperとLowerで2つの音を選択し、キーを叩くと一定の時間ごとに選択したアッパーとロワーの
トーンが左右にパンニングしながらフェードアウト気味に音が消えて行くというようなSE的な(?)機能なんですが、一時期の
CD等ではこのエフェクトを使用した音がよく聞かれました(このエフェクトは後のDシリーズにも継承されます)
音源は1ノート2DCO(x12音で合計24DCO)仕様で、ローランドの中では最も低音が効く(分厚い)部類に入り、
低音系な音だけでなく、ローランドお得意のストリングスやブラスの音もJUNOとは違った際立つ感じ(?)の音が特徴で、
さらに2ボイス使用する事で更に音創りの巾が広がるシンセです。ディスプレイが一昔前の電卓のような蛍光管を使用した
モノが採用されていて、ちょっとレトロというか...(^^;)
このJX-10、MIDI機能が少し変わってるというか、不具合(バグ)というか...創った音色データをMIDIでやりとりしたり
する場合、転送方法が旧式(とも言えないけど、最近の機種ではこの方式を使ってる機器って知らないです)な方法でやりとり
する為、最近の一般的なPC用音色エディタやライブラリアンが使えないという問題があったりします。



 ローランド JX−8P

上のJX−10のシングル音源モデルとでも言いますか、2系統あるJX−10の音源を1系統にして、チェイス等のキーエフェクト
を取り去った61鍵モデルです。ウチのは鍵盤のスイッチ接点が不安定で、希にキーONした音がONになったまま鍵盤を離しても
OFFにならず、その鍵盤の音が鳴りつづけ、さらに鳴りつづけてる間はその音に該当する鍵盤が反応しなくなるという、ちょっと
した爆弾を抱えてたりするので、近々鍵盤の分解清掃をしてやろうと思ってます。



 ローランド αJUNO−2

ローランドのDCOアナログシンセ、JUNOシリーズの最終モデル。それまでにJUNO−6>60>106と3機種作られているが、
どれも人気の機種で、特に106は発売から15年経った現在でも中古市場で人気のあるモデルです。コードメモリーで平行和音
なんかをワンキーで鳴らせたり、DCOの基本波形の数が増えてるので、その分音色のエディット機能が強化され、JUNOが得意とする
ブラス/ストリングス系の音も多少太くなってたりします。でもコイツ、液晶のバックライトが完全に死んでます(汗)
本体はコンパクトなんですけど重いです(^^;;)



  ローランド JUNO−106

世界的にヒットしたDCOアナログシンセ、現在でもプロの中で使ってるミュージシャンも多数。テクノ系のピコピコした音なんかが
得意なキカイです。それまでJUNOに標準装備されてたアルペジエーターが無くなり、変わりにMIDIと音色メモリー機能が
教化されてます。上のαJUNOの一世代前の機種ですが、売れた台数はこっちの方が圧倒的に上でした。なんといってもツマミ
(スライダー)による操作で音を創って行くというのが特徴で、その独特な風貌も特徴です。現在の主流のようにデジタル表示を
見ながらボタンでエディットして行くよりも、スライダーでの音創りは視覚的にも判りやすいので、使い勝手がメチャ良いです。
MIDIも標準装備されてます。ただ、この機種は壊れやすいです(^^;)



 ローランド D−50

ヤマハDX7から4年遅れで、88年にローランドが出した初のフル・デジタルなLA音源シンセサイザー。信号処理28bit、D/Aコンバータ−
20bitという、当時としてはスゴく気合の入った機種で、ローランドのシンセの中で一番売れた機種です。(ちなみにヤマハで
一番売れたのはDX7ではなくEOSらしいです。コルグは多分M1でしょう ^^;)この機種の特徴は、”パーシャル”の組み合わせによる
音創りにあります。従来のアナログシンセの構成をそっくりデジタル化したシンセサイザー・サウンド・ジェネレーターと、PCM波形による
音創りをするPCM・サウンドジェネレーターの2つの音源機能のうち、どちらか1つの機能を割り当てる事ができ、それ自体が1つの音源として機能する
パーシャルを32基持っており、このパーシャルを、7通りの”ストラクチャー”というパーシャルの決まった並べ方(組み合わせ)に基づいて組み会わせる
事で音創りを行います。パーシャル&ストラクチャーで基本的な音を創った後に、デジタルイコライザー、デジタルコーラス、デジタルリバーブで音場を
プログラムして一つの音が完成するといった感じです。かなり精密に音創りが行える分、パラメーターが非常に多いので、実際に1から音創りをするのは非常に
難しいです。プリセット音色は、どこかで聞いた事のあるような音色が多く、プロの方にレコーディングなんかでそのまま使われる事が多かったようです。
最近で言えばJV系の音色もそうなんですが、そういった”ローランド音色”の発祥のような機種です。



 ローランド D−70

同社Dシリーズの最高機種で、RS−PCM波形(4系統)からTVF/TVAで音創りを行います。この機種のウリは、DLM(Differential Loop Modulation)
による波形抽出機能とでもいいますか、1つの波形の中のごくごく一部分を切り取ってループ処理させるという機能です。ただ、ゼロクロス関係なく無理やり(?)
ループさせてるようで、これで生成された波形は結構メチャクチャな波形が生まれます(笑)もちろん、DLMで生成された波形もTVF/TVAによるエディット
が可能。



 ローランド MC−202

2ch/2600音記録可能なシーケンサーに、同社のモノシンセ、SH−101相当の音源を組み合わせた音源一体型シーケンサー。
音はSH−101と比べると若干細いものの、LFO(正弦波しか無いですけど)のディレイタイムを設定出来るので、モノシンセの主たる用途である
リード系の音色に効果的なメリットがあったりするテクノ向け(?)シンセです。音源は1ch仕様でありながら、シーケンサーは2chの記録が可能
なので、1chを内蔵音源で使用し、もう1chを外部音源のコントロールに用いたり、2chとも外部音源のコントロールに用いたりも出来ます。
この時代はまだMIDIの規格が無かった為(1983年発売)、DINシンクと呼ばれる、他の機器と同期させるのみの機能しか持たない
規格を使ってコントロールしてたので、現在のMIDI機器とはそのままでの接続はできません(変換BOXを使えばOK)
内蔵シーケンサーには1音ごとにアクセント/スライドを記録させる事が出来るので、TB−303的な事も出来ます。



 アレシス NanoPiano

1/3ラックサイズのピアノ音源モジュール。国内の楽器メーカーが出しているピアノ音源って、いいモノが無い、というか、電子ピアノ
ならいい音出してるメーカーもあるんですが、そのモジュールとなると、いいモノが無いんですねぃ。エレピの音源と同じ内容(チップ
の内容も含めて)でモジュール化すればいいのに...と思うんですが、何故か国産のピアノモジュールは、売れないと考えてるのかコスト面
などで割り切った内容の製品が殆どで、何かいい音源は無いかなと物色(楽器屋で物色すると店員さんが寄ってくるので、電器店の楽器
コーナーで物色 ^^;)した結果、国産のKORGが出すSG−Rackか、米国アレシスのNanoPianoかにしようと考えた結果、Nano
Piano買ってきました。KORGのSG−Rackは、同社のステージピアノであるSG−ProXのモジュールなんですが、ステージ
ピアノのためか、やたら明るいピアノ音が中心で、個人的にも好みな音とは違ったので、結局NanoPianoにした次第です。というか、
値段的な理由が大きいのですが(^^;;)ちょうど中古で安く売られてたんで>NanoPiano。(あまりSGラックとナノピアノの中古価格
って変わらないんですけどね)ローズ(昔のエレピです)のシミュレーション音が入ってたりして、適当に弾いてるだけでも楽しくなります(笑)



 カシオ VZ−8M

VZ−1と同じiPD音源搭載の1Uラックモジュール。音創りの方法はVZ−1と同じであるが、こちらは8音ポリ仕様です。
発音モードが3つあり、キーボードモード(普通の8音ポリモード)の他にMIDIギター対応モード(6弦それぞれ別CHで受信し、各弦ごとにベンド
情報等を受信可能)、ウインドコントローラー対応モード(完全モノフォニック受信モード)を選択でき、また、パフォーマンスモードにより8マルチ
受信も可能。結構太い音がしますが、若干S/Nが良くないかも知れません。



 ヤマハ MU128

64パート128ボイスの発音が可能なXG音源の上級機種。現在ではMU2000/1000が後継として発売され、中古流通量が多くなって
きましたが、コイツは新品を中古以下の価格でゲットしました。有名な所では、冨田勲がコイツのユーザーだそうですが、ダンス系からクラシック
まで幅広く使える音色がプリセットされており、XGプラグインシステムにも対応しているので、DX7相当のFM音源ボードやアナログモデリング
なAN音源等、物理モデリングなVL等、プラグインボードを装着する事で新たな音源方式&エフェクトを追加できるというのも魅力です
(拡張ボードは3枚まで同時装着可能)某社の音源のように処理が間に合わずに発音タイミングがズレたりする事も無く快適です。USBはありません、
というか要りません(^^;)特にクラシックやるならコイツが一番強いです。



 ヤマハ MU100

XGプラグインシステムに対応の32パート64ボイスなXG音源。MU90の音色にMU100バンクと呼ばれる音色群を追加したような感じのモデルです。
新たな音源方式やエフェクトを追加できるプラグインボードを1枚装着可能。コイツもMU128同様、新品を中古より安い価格でゲットしました(^^;)
コイツはEZ−Visionを入れたMacにシリアル接続させて使用。



 ヤマハ MU90B

32パート64音ポリ/プリセット779音色+ドラム30セット内蔵の廉価版XG音源。GS互換モードも持ってるのでGS用
データも再生できるんですが、ドラムセットについては55マップの10セットしか持たないので、それ以外の88MAPのドラム
を使おうとすると、Standard 1 で演奏されてしまい、変な演奏になります。音色については一応88Mapをカバーしてます。
特にクラシック曲のデータを演奏させたりする時に使う生楽器系の音色や内臓エフェクターの音が好きです。



 ヤマハ TG−300(G)

ヤマハがXG規格を発表する直前に発売されたGM音源。発売直後にXGが登場したためメーカーからもすぐに見捨てられてしまった
ある意味で可哀相な音源(^^;)基本的にはGM規格な音源ですが、GM−Bモードという隠しモード(?)的なモノを持っており、
外部からGSリセットを受信するとGS音源配列に切り替わるという機能もあります。完全にGS配列を再現するワケでは無いですが
それナリには鳴ってくれます。このモードは現在のXG規格にもGS互換モード(TG300Bモード)として組み込まれてます。



 ヤマハ CBX−T3

ヤマハの初代GM音源で、同社DTMパッケージ「HELLO MUSIC!!」に採用された音源です。AWM音源による202音色/
10ドラムセットを持ち、16パート28音ポリの発音が可能。リバーブ内蔵で低音を割と効かせた音がします。なお、この製品は
単品発売のモノと「HELLO MUSIC」のセット音源のモノと2つあって、単品発売のモノでは「HELLO MUSIC」に
バンドルされてるソフト(マイクロミュージシャン2のOEM版/MSDOS用)が動作しなかったりします。音源としての性能的には
全く変わらないんで、意味無いと言えば意味無いんですが、どうせならソフトが動作する方がいいよなぁ...と思って、私はセット音源の
モノを持ってます。(セットものは本体左側面に”HELLO MUSIC”ってステッカーが貼ってあります。単品モノにはありません)



 ヤマハ MU−5

VHSビデオカセットサイズのGM音源。この機種のウリはサイズが小さい事位で他の部分はあまり良くありません(^^;)
AWM方式で16パート28音のマルチ受信が可能なんですが、リバーブ等のエフェクタも付いてないので音がペラッペラ。
あと、XGやGSのデータを鳴らす時などに受信するバンクセレクトを受信すると、そのチャンネルの音はミュート状態に
なって音が出ません(^^;;)



 コルグ X5DR

16パート64音ポリのGM対応音源。しかしGM音源として使うとこの音源の能力は全く発揮されません(音も大した事ないし)。
実はGM以外にもO1/WやM1の音など合計430音色内蔵されており、それぞれの音色をVDF/VDAなどで細かくエディットできます。
DTM音源と言うよりは暦としたシンセサイザーだったりします。(キーボードタイプのX5Dのハーフラック版です)エフェクターも独立2系統のモノ
が内蔵されており、エフェクトまで含めた音創りが可能です。(AIスクエア音源)
中、高域の音が特に抜けがよく、従来のコルグらしい音が強調されたような(?)キャラで、ローランドとは対極的、カワイと似てそうで非なる(?)
音です(カワイを薄めたような感じかしら ^^;)



 コルグ DVP−1

コルグがまだ京王技研工業だった時代に発売したボコーダー/ハーモナイザー/ピッチシフター。MIDIによる制御が可能で、ボコーダー時はMIDI
キーボードから音程を操作します。ハーモナイザーとしては、4音までハーモナイズさせる事が可能。内蔵インターナルウェーブ(8ウェーブ)の利用で、
外部入力なしにボコーダー的な音創りを行う事も可能。ボコーダーといえば、ローランドのVP330/SVC350が有名ですが、こいつもいろいろ出来て
面白い機械です。もちろん、YMOもどきもできます(笑)ボコーダーの歴史は結構古くて、元々戦中に軍用のボイスチェンジャーみたいなモノとして登場した
のが最初だったらしいです。ボコーダーでロボットボイスやる時なんかにフォルマント関係のパラメーターも変更できるので声質や明瞭度なんかも変更可能。
A/D=12bit、D/A=16bitのDSP−LSIが2個使われているデジタル制御のボコーダーです。



 コルグ EX−8000

京王技研工業(現コルグ)のシンセ、DW−8000の音源モジュール版です。デジタル波形をアナログプロセスで合成する
方式の音源で、2オシレーター8音ポリ・デジタルディレイ内臓という、なかなか変わった機種です。ユニゾンモードを持っていて、
ユニゾンにして使うと、かなりブ厚い音が出せます。アナログシンセからデジタルシンセにシフトする過渡期に出た音源で、かなり
タマ数が少ないので、見つけたら狙い目の機種です。ユニゾンならテクノ向きのなかなか個性的な音出ますよ、コレ。(別にテクノ
やってるワケぢゃないけどね...そんな気がするだけ ^^;)



 コルグ M1R

キーボードタイプのワークステーション、M1のラックマウント版。PCM音源部からエフェクトまでフルデジタル処理なaiシンセシス
による144種類のプリセットサウンド、8トラックシーケンサー、独立2系統・33プログラムのマルチエフェクター内蔵のミュージック
ワークステーション・ラックです。発売されて早10年経ちますが、これにしか出せない音ってのがあるんで(ダンスピアノなんかが有名
ですね)プロ/アマ問わず、未だに現役で使ってる人が多いです。PCM音源のミュージックワークステーションのパイオニア的機種で、
世界的な名機でもあります。日本橋の中古屋にて15K円で捕獲(^^;)



 コルグ X3R

コイツもM1Rと同じくキーボードタイプのワークステーションであるX3のラックマウント版であります。GM音源配列も持ちながら
コルグのシンセサイザ音色の配列も持ってたり(16パート32ボイス)、SMF対応のシーケンサー&3.5inch2DDフロッピィ
ディスクドライブも装備。パソコンが無くてもコイツに小さいMIDIキーボードを繋げば一通りいろいろ出来ます。コルグお得意の
AIスクエア音源により、独立2系統エフェクターまで含めた音創りが出来ます。



 アカイ VX90

VCOによる純粋なアナログ音源です。6音ポリ仕様でデュアル&ユニゾンモードを持っており、デュアルで3音、ユニゾンで1音の
発音数になります。1音1音は結構細かったりするんですが、ユニゾンなんかで重ねると厚くて上品な音になります。アナログなので
電源が入った状態である程度の時間が経つと熱でピッチが狂ったりするんですが、そこがまた良いと言いますか...(^^;)



 アカイ S2800i(写真はS3000XL)

一昔前にアカイのスタンダードサンプラーとして発売された機種。メモリーは8MB、SCSI装備で外部HDD/CDROMドライブ等を
利用可能。MESAの利用によりパソコン上での波形編集なんかもできます。世代的に前の機種になるため、機能的にはそれほど見栄えは
しませんが、基本性能はかなり高く、音も良いので、単純に音源として使う分にはまず困りません。44.1KHz/ステレオで45秒の
サンプリングか可能(メモリー8MB時)で32音ポリ仕様になってます。システムバージョンは1.0ですが、フロッピィよりシステム
(OS)を読み込ませ、ROMを書きかえる事でシステムのバージョンアップも可能です。ちなみにS2800の後継機が写真のS3000
なんですが、外観は両機種とも変わりません。



 アカイ S700

12ビット/6ボイスサンプラー、サンプリングレートは最大40KHzまで対応。2.8インチQDドライブ(クイックディスク)搭載機。
ところがウチにあるヤツはソライブ内部のベルトが伸びてしまってディスクが回転しません。さすがにドライブはもう入手不可なので、なんとか
内部のベルトだけ交換してやろうと思案中。ドライブ以外は特に不調な箇所はありません。上のVX90とセパレートケーブルで接続すれば
S700のサンプル音をVX90でエディット可能。12ビットながら、結構クリアというか、ピアノみたいなデリケートな音なんかもしっかり
鳴らせるキカイです。



 ヤマハ TG500

同社のワークステーションシンセ、SY85相当の音源が2台分搭載された64音ポリな音源です。やや薄っぺらな音が特徴で、またプリセット
も変な音色が多かったりして、これ1台で鳴らすよりは、違う音源と一緒に鳴らすと、意外とハマる事が多い音源です。名脇役ってトコでしょう
か(^^;)ボタンの操作性が悪いのがネックですが...。メモリーを増設すると外部のサンプラーからサンプル波形を読み込ませて、その波形を元
に音創りできたりしますが、あまり実用的ではありません(^^;)



 ヤマハ TX802

簡単に言ってしまうとDX7Uの音源ラック版です。6オペレーター32アルゴリズムのFM音源を2系統持ってるワケですが、コイツの場合は
2音ポリなDX7Sが8台入ってるという感じで、常時パフォーマンスモードで8系統ある音源の鳴らし方を設定して鳴らす感じで使います。
音色のエディットは多少DX7Uよりもやりやすくなってますが、この”パフォーマンスモード”の考え方が少し特殊で、設定も結構面倒なので
基本的な事でも取説と睨めっこしながら使ってます。



 ヤマハ TX7(FM EXPANDER)

「FM EXPANDER」の名の通り初代DX7の拡張モジュールとして発売された機種。音源としての性能は初代DX7と全く同一。
DX7とMIDI接続する事により、DX7上のパフォーマンス設定を32個メモリーでき(DX7単体では1つしかメモリーできない)
機能的にはDX1と同じ位(?)になります(本物DX1みたいに各パラメータの数値をLED表示できたらスゴかったのに(笑))
TX7&初代DX7は後継のDX7U/Sなどと比べて、D/Aの精度が低いんで、後継機よりも良い意味で”荒れた音”ってのが特徴。
TX7単体では音創りできないので、外部からDX7上で作ったデータを送ってやる必要があります。



 ヤマハ TX81Z

4オペレーター8アルゴリズムFM音源モジュール。4つのオペレーター(正弦波発振器)の並べ方(アルゴリズム)が8通りあるという意味の
音源モジュール。製品ラインナップ的には上のTX802の廉価版という見方もされますが、8パートのマルチ受信や8レイヤー機能があったり
して、単純に廉価版とは言えない機種です。他にコードメモリーや、鍵盤1つずつの音律を設定できるマイクロチューニングなども装備。音源
波形も8種類持ってまず(TX802は1種類のみ)



 ヤマハ EMT−10

ヤマハの初期クラビノーバと同じサンプリング音源(AWM音源)を搭載した8ボイスのホームキーボード用ハーフラック拡張モジュール。
ピアノの他にもクワイヤーなど、割と使える音色も入ったお気軽音源。音色(ブライト/メロウ)&エンベロープ(ファースト/スロー)
の変更もできます。個人的には音色コントロールをブライトにしたピアノが好きです。



 ローランド EM−101(SOUND PLUS)

同社の15年くらい前に発売されたアナログ音源な電子ピアノ”ピアノプラス”の拡張音源として売り出された、こちらもアナログ音源なモジュール。
発売時期からして、同社JUNO−106と同じ、DCOアナログ音源によるプリセット音が16(うち半分はベース等のモノフォニック音色)セット
されており、それぞれベロシティ感度やアタックの速さ、ブリリアンス(±4段階)の調整が可能ですが、音色エディットはできませんし、またベンド
情報も受信しません。が、アナログ独特のチープながら暖かい音色の響きを持っていて、安直な音色が多いものの、それはそれで魅力的なプリセット
音源です。良い意味でも悪い意味でも、最近の音源には真似のできない音色です。



 ローランド SOUND EXPANSION M−VS1(ビンテージシンセ)
                                                    M−SE1(ストリングアンサンブル)

同社JV/XPシリーズ用に発売されてるサウンドエクスパンジョンボードの内容をそっくり1Uラックモジュール化したモノで、専用音源のような感じの
製品です。音の方は、JV系の音というか完成度の高いそこそこ使えるモノです。ビンテージシンセの方は、歴代のアナログシンセの名機と呼ばれるモノの
音色から、CR−78等のアナログリズム音なんかも収録。ストリングアンサンブルの方は弦楽器の音を集めた音源で、レガート奏法をシミュレートしたよ
うな音色や、アナログシンセのウソっぽいストリングス音まで収録されてます。両機種とも本体だけでは音色エディットできませんが、外部からMIDI
経由(エクスクルーシブ使用)で音色エディットが可能。



 ローランド MKS−7(SUPER QUARTET)

ローランドが1986年に発売した音源で、MIDIを使ったパソコン/シーケンサーとの連携によって簡単に、かつ高度な音楽制作
が行えるように、というコンセプトで開発された初のマルチ音源。現在のDTM(デスクトップミュージック)という分野は、この
当時のコンセプトの発展形であるとも言えると思います。リズム/ベース/コード/メロディという4パート構成で、ベース1音、
コード4音、メロディ2音の同時発音が可能。またコードパートとメロディパートは1つにまとめて6音ポリの音源として使う事も
出来ます。システム的には、JUNO−106+TR−707+機能簡易版モノフォニックJUNOという感じのキカイです。
 当時は主流がアナログシンセからデジタルシンセへと変わる過渡期であったので、この音源方式もデジタルとアナログが混ざった
ような方式になってますが、音のキャラクターはアナログシンセ的な柔らかい響きを持っているのが特徴です。メロディ、コード
パートに100音色、ベースに20音色、リズムに11音色のプリセットを持ってます。ボディーカラーは2色あって、ラックマウ
ント向けのブラック、あとパソコンでの使用を考えたアイボリーがありました。違いはアイボリーの方が筐体に厚い鉄板を用いてて、
上にパソコン等の重量物を乗せても大丈夫なようになってます。2色ともに所有してます(^^;)



 ローランド D−110

同社のLA音源シンセ:D−50の廉価版として登場したD−10のモジュール版です。初期のPCMシンセで、音の立ちあがり部分など、
部分的にリアルなPCM音を用いて、その後のループ的な部分はシンセ波形を用いることで、当時、高価だったメモリーを節約しつつ、リアル
な音を得られるようにというコンセプトで開発されたLA音源(リニア・アリスメティック)を採用した機種です。今となっては決してリアル
なシミュレーション音は出せませんが、シンセとしては細々と使われてたりする音源です(ちょっと前まで山下達郎が愛用してたらしいっす)
リバーブ内蔵でシンセ8パート+リズム1パートのマルチ受信も可能ですが、CPUの処理が遅く、モタついてあまり実用的とは言えません。
それでもって、本体だけでの音創りは液晶画面が小さくボタン操作も異様にややっこしいので、ちょっと至難の技だったりします(^^;)
また、システムROMにバグがあって、鳴らしてる途中で変な負荷がかかると希に勝手にリセットがかかったりします(^^;;;)



 ローランド U−220

ローランド独自のRS-PCM方式音源モジュール。6パート+リズムという構成で30音ポリ、リバーブ&コーラス内臓です。
普通のPCM系サンプリング音源とは違った独特の音がします。出音がナチュラルというか、サンプリングの際に変にメモリー
をけちったような音源とは違って、それなりに「生に近い」音がします。特にギターの音は定評ある機種です。音色エディット
の機能も一応ついてますが、シンセのように「音を創る」機能は持たず、あくまで内臓の音源波形を鳴らす事に特化させたよう
な音源です。別売りの音色ライブラリ・カードを使えばカードからも音色を供給できます。音色自体は最近のSC系の音の方が
良いって人も多いですけど、私はこの音も結構好きです。



 ローランド MKS−20(DIGITAL PIANO)

同社のステージエレピ、RD−1000のSA音源部分をそっくりそのままモジュール化した機種。プリセット8音色に、ユーザー音色として
プリセット1音色につきコーラス/トレモロやEQ設定などを7種類、合計56種類を本体内にメモリー可能。同時発音数はプリセットによって
10〜16音と変則的です。ボイス・プリザーブやオクターブシフトも可能。現在ではリアルでは無いものの味のあるプロ好みの出音がウケて
発売後、かなりの間ピアノ音源として現役だった機種です。そして現在でもRD−1000とともに使われていたりします。
非PCMでローランド独自の音源システム(SA音源)を採用した機種として、音もさることながら貴重な機種だと思います。
(SA音源採用のピアノモジュールとしては他にP−330(RD-1000の廉価版、RD-300sのモジュール版)という機種もありましたが)



 ローランド S−750(18MB/Ver2.2/SCSI)

3Uラックマウント可能なサンプラー。サンプリングレートは48/44.1/22.05KHzに対応。メモリーは18MBフル実装で、48KHz
ステレオで約3分のサンプリングが可能。サンプル波形の手書きドローイング等、エディット機能も強力で、外部モニターを接続する事で、各パラメーター
のグラフィック表示を見ながらのエディットも可能、というか、外部モニター繋がなくても本体の液晶画面を見ながら操作はできるのですが、モニター
無しでは非常に操作しづらいです。サンプラーといえばアカイが有名ですが、アカイとは違ったローランド独特の音のクセみたいなのがあって面白いです。
A/D:16ビットリニア・D/A:20ビット・内部処理24ビット・32パートマルチ/24ボイスという、結構豪華なスペックです。



 カワイ K5000R(Ver.3)

アドバンスド・アディティブ音源搭載の現行機。倍音合成、もしくはPCM波形から減算方式で音創りを行い、24dbのDCFや
フォルマントフィルター、イコライザー/エフェクターを通して音が出来あがります。アルペジエーターもついてて、結構使える
パターンもプリセットされてます。下のK5シリーズの考え方を拡げたようなシンセです。



 カワイ GMega

前から中古で探してたんですけど見つからなくて、この度、通販で新品が在庫処分特価で中古市場よりも安い値段で売られてたのを
見つけて、つい買ってしまった音源です。GM規格な音源で、一つ一つの音色は中高域にメリハリが有り、綺麗な音なんですが、
いざアンサンブルのように、いろんな楽器音を混ぜて発音させると何かイマイチ、バランスに欠けるような事もあります(^^;;)
でも弦楽器&ピアノの音は非常に良く、雑誌等でも絶賛されてました。ユーザーモードでは全てのパラメーターを使って音色エディ
ットが可能で、搭載される強力なフィルター(DCF)を使った変な音創りも可能です。GM音源っていうと何か没個性的な音源が
多い中、コイツは良い意味でも悪い意味でもちょっと尖ってていい感じです(^^;;)。



 カワイ K3m

カワイのブランドとしては最初で最後に発売されたアナログ音源、と言っても発振器以降の処理がアナログで行われるというモノで、
ローランドのJUNOシリーズと同じような考え方です。しかし音源方式は倍音合成方式を採用しており、ここらはJUNOとは
全く異なった思想を持つ音源です。発振器(DCO)が2系統あって、それぞれ別の音源波形を割り当ててフィルター(VCF)で加工する
んですが、JUNOとは全然音が違います。柔らかい音が多いんですが、あまりアナログさを感じさせないというか...アナログのクセに
ピアノの音が異常にリアルです(^^;)JUNOとの違いと言えば、JUNOのDCOには初めから決まった音源波形が入っていて、その波形までは
加工できないんですが、K3のDCOには音源波形の書き換え機能があって、倍音加算による波形の作成が可能で、創った波形を基に音色加工する事が
可能って所でしょうか。



 カワイ K5m

倍音加算方式によるデジタルシンセモジュールです。「自然界の全ての音は、倍音、振幅が時間によって変化する」という点に着目し、
「基本のサイン波に倍音関係にあるサイン波を合成して行けば、どんな波形でも作る事が出来る」という考え方の、非常に真面目、いや
理系的なシンセサイザーです。フィルターで倍音を削る減算処理方式のシンセに比べ、圧倒的に高次倍音の再現性に優れた(音が濁らない)
音源方式としてカワイが独自開発したARTS音源(アディティブ・リアルタイム・シンセシス)を採用し、最大127の倍音とそれぞれの
振幅に対してエンベロープをつける事で、様々な音の創造を可能にしたシンセ...らしいです。この音源の考え方を更に発展させたモノが
現役機種、K5000シリーズの”アドバンスド・アディティブ音源”で、倍音合成+PCM+フォルマントフィルタを複合させたような
音源方式になってます。



 カワイ XD−5

打楽器系専用のシンセサイザーで、256種類の打楽器の波形が入ってて、それぞれフィルター等を使ってエディットが可能。
打楽器専用のシンセという事で、結構珍しい存在だと思います。音源のシステム的には上のK4&K4rと同じモノで、音的にも
似たような感じがありますが、やっぱり専用機という事で6つの打楽器音を別々の出力端子(パラアウト)から出せたりします。
あと、DTM用の音源には無いような波形も結構入ってるので、これも専用機ならではって感じです。ハウス系では定番的な機種
らしいです。



 カワイ XS−1

ハーフラックな16bitシンセモジュール。SPECTRA(KC10)のハーフラック版で、音も操作体系もほぼ同じです。
初期のデジタルシンセっぽい、細めの音が特徴ですが、ピアノ&ストリングスは非常によく出来てると思います。



 カワイ PHm

同社のポップ・キーボード:PH50のハーフラックモジュール版。決してリアルな音では無いんですが、多少生っぽい...そういう
音色が特徴の音源です。カワイの音源って個性的な音がするのが多いんですけど、中でもコイツの音は...いかにもキカイで作った
ような音なんですが、それでいて、どことなく生っぽくもあり、”なんぢゃこりゃ!?”的な音もあり...チープな音でありながら、
そのチープさがたまらない音源です。



 ローランド CM−32L

1987年に発売されたMT−32をDTM(パソコン)用にコストダウンさせ、ドラムキットにSE音色を追加させたモデル。
コストダウンのため、本体にはボリュームつまみしか無く、それ以外の音色切り替え等のコントロールはパソコンからMIDI
によって行うパソコン接続専用機。中身は基本的にMT−32と全く同一。
 MT−32は、国内で初めて(世界でも?)のDTMパック、「ミュージ君」の音源として採用されたデジタルのLA方式
の音源で、8パート+リズム1パート構成で、プリセット128音色、32音ポリという性能でした。マルチ音源としては先の
MKS−7の後継機のような感じで、発売当時は”デジタル版MKS−7”と言われてたそうな。巷では”音が薄い”とか言われる
機種ですが、エレピやウォームベルなどのキラキラ系&金物系な音がとても綺麗なので私は好きです。
 元々MT−32はパソコン向けの音源として開発されたのではなく、電子ピアノの拡張音源として開発された物なので、受信Ch
の割り当ての基本設定が2〜10Chに固定(自動演奏時に1Chは電子ピアノ側に割り当てるのを想定してるようです。MT32
では1〜8Ch+リズム10Chに変更可能)となっています。


          これがMT−32−−>
ジャンクで税込み千円で購入(笑)



 ローランド CM−300

上のCM−32Lと同じ外観ですが、こちらはGS対応の音源です。初代SC−55のコストダウン版で、SC−55から
液晶表示パネルとコントロールキーを省いたもので、中身はSC−55と全く同じ(16パート24音ポリ/プリセット317音色)
です。



 ローランド CM−64

上のCM−32L/MT−32相当の8パート+リズム・32音ポリなLA音源に、6パート31音ポリのPCM音源も追加装備された音源で、
GM/GS規格が登場する前のDTM音源としては完成形の音源です。LA+PCM合計で63音ポリというのは当時としては魅力的なスペック
でした。またPCM音源部ではU110用音色ROMカードからの音色拡張も可能(一部使えないカードもありましたが ^^;)という事で、
結構な数が発売されてる音色カード群から好みの音がチョイス出来る拡張性も魅力でした。PCMの楽器音とLAのちょっとクセのあるシンセ系
の音を組み合わせで,クラシック的な壮大なデータを作れたりします(旨く使えればの話だけど ^^;)



 ローランド MV−30(STUDIO M)

RS−PCM音源&エフェクター&コンピュミキサーの一体型シーケンサー。これ1台で楽曲製作が完結できるMUSIC PRODUCTION
SYSTEMです。音源部はD70のRS-PCM音源相当なモノが内蔵されてます(マルチモードTVF装備)。シーケンサーは内部音源8パート+
外部音源16パートで最大24パートまで同時に使う事ができ、MTRによる同期演奏(テープシンクU)もサポートしており(ちょっと時代遅れか ^^;)
使い方によっては非常に便利な機械です。



 ローランド SC−33

コイツもGS対応音源です。音色数は226音色と少なめなんですが、新GS規格(※)に対応してます。
この機種は他のSCシリーズとは少し違って、ドラムパッドとして使えたり、パソコン用だけでは無く、キーボード等の拡張音源としても
使用できるモード(DUAL/FAT)が搭載されてます。音質的には、コストダウンのためか、2MBに圧縮した波形データを用いてる
為、全体的に薄い音がしますが、個人的には却ってこっちの音の方が好きです(特にシンセ系)。98ノート+レコンポーザの組み合わせ
で使う事が多いです。
(※新GS規格:SC55mkII以降のSCシリーズでは、それまでGS規格でサポートされてた代理発音機能が何故か削られており、
 代理発音が有効なのが旧GS、無効なのが新GSと便宜上区別される。その為、例えば88MAPを使ったデータを旧GSと新GSの
 モジュールで再生しようとした場合、旧GSでは55MAPに定められていない88MAPの音でも、代理発音が働いて55MAP内
 の類似した音色で演奏されるが、新GSでは代理発音が無い為、55MAPで定められてない88MAPの音色は”NoTone”と
 表示されてミュート状態になり、音は出ません。また、新GSと旧GSの音源では、波形データも変わってて同じ音色でも少し違う音
 がします)



 ローランド TR−606(Drumatix)

TB−303と同時に発売されたアナログリズムマシン。スカスカな音なんですが、この音を出せる楽器が他に存在しないので、テクノな人達
にはTB−303と並んで定番の機種になってるようです。かく言う私も606の音を聞いてると、何故か303がほしくなったりします(笑)
発売当時は303と並んで、ギタリストの為の練習アイテムとして登場したんですが、国内ではあまり売れず、303なんて中古で2万とか3万
程度のモノだったんですが、海の向こうのテクノ(デトロイトテクノ)な人達によって再評価され、今日のブームに至るわけです。元々、新品が
それ程売れなかった為、台数も少ない為か、価格が異様に高騰し、定価¥53000−程度だったのがプレミアで今日では10万前後で取引されて
まず。でも、あまり程度の良いモノは少なく、また壊れると修理出来ないので怖くて使えないって人も居るそうです(^^;)



 カワイ R−50e

発売されてからもう10年程経つ廉価版リズムマシンで、サンプリング周波数32KHz・12bit圧縮PCM音源という事で、
音的には決して良くないんですが、そのローファイさが味の機種です。これに入ってるオーケストラヒットの音が特に良いです。
他の音もホントに個性的で面白い音がするリズムマシンです。



 ヤマハ RX5

ヤマハの初期PCMリズムマシンの最高峰機種。正規化12ビットPCMの採用でCDと同じ16ビット換算では96dbのダイナミックレンジを
確保。6パラメーターEGや波形のリバース再生もでき、シンセなみのエディットが可能。一度手放したんですがまた再ゲットしてしまいました。
シャウトとかベース系の音色なども入ってます。



 コルグ S3

シーケンサー&SMPTEシンクロナイザーとしても使えるリズム・ワークステーション。16ビットPCMによる打楽器&シンセ波形
が75音色プリセットされていて、別売のPCMカードからも音色供給が可能。また、独立2系統のマルチエフェクターも内蔵されており、
エフェクトまで含んだ音創りが可能です。音創りは大まかに、2つの波形を組み合わせて、それぞれの鳴り方を設定してからエフェクトを
通して完成という”si”システムによるものなんですが、”実際に存在しないドラム音”っていうのを作ろうとしても余り凝ったモノが
出来ない、というか、2つ波形を組み合わせた時に、単に”違う音が同時に鳴っている”という風になるのが多いんで、案外、守備範囲は
狭いかも知れません(^^;)



  コルグ DDM−110(SUPER Drums)

PCM音源による9ドラム音色を持ち、パターンによる打ち込みが行えるリズムマシン。トリガー入力を持ち、外部から発音させる事も可能。
ドラム音色しか持たないため、パーカッション音色モデルである下のDDM−220との組み合わせによって、ほぼ完璧なリズムセクションが
作れます。



 コルグ DDM−220(SUPER Percussion)

上のDDM−110のパーカッション音色モデル。PCMによる9パーカッション音色を持ち、その他の仕様はDDM−110と同じ。
DDM−110/220ともMIDI端子は持たず、DINシンクによって相互に同期させて使用する。




 ヤマハ DD−6

ヤマハのパーカッションパッド。楽器というよりはパーティーグッズのような感じの製品です。



 ヤマハ PSR−4500

この当時のポータトーン最上級機種で、定価16万5千円もしたのは10年前の話(^^;;)ベロシティ対応の鍵盤にAWM音源(PCM)
とCWM音源(FM)を融合させた音源システム、DASS音源(DUAL ARCHITECTUAL SYNTHESIS)を採用し
たホームキーボード。理屈はよく判らないけど音は良いです。一応シンセのように音色を加工する機能もあります。自動伴奏機能が充実し
てて結構遊べたり、リズムなんかも自分でプログラムできる、割と融通の利くキーボードです。



 ヤマハ PSS−680

2オペレーターFM音源で、結構本格的な音色エディットが可能なポータサウンド。FM音源100音色/PCM音源100リズムの
プリセットを持ち、それを元に音色/リズムともにエディットして行く事が可能。MIDIもIN/OUT/THRUを持つ本格派。
その気になれば(^^;)これ1台だけでも作品作れてしまいます。




 ヤマハ CS−10

’78年にヤマハが発売したアナログシンセサイザーです。操作系がシンプルに出来てて、かつ値段が安かったので爆発的に売れたらしい
です。モノフォニック(単音)で、この機種独特の暖かい音がします。ハード的には1VCO+1VCF+1VCA、2EGというホントに
基本的なシステムになってます。フィルターはLPF/HPF/BPFと持ってますが、12dbのフィルタ−が使われてるのと、当時の社
長が「フィルタが発振するモノなど楽器では無い」というような事を言ったとか言わなかったとかで、ヤマハのアナログシンセは「発振し
ないフィルター」というのが常識となってたようです(笑)ワタシが持ってるCS10はフィルターが壊れてしまって、シンセとしての音
創りは出来ない状態なんですが、いつかパーツ移植で復活させてやろうと思って捨てずに置いてます(^^;;)



 ヤマハ QX3

MIDIシーケンサーの名機、ヤマハQX3です。本体に配列された音符キーによってステップ入力で打ち込んで行きます。極めると
恐ろしいスピードで入力する事ができ、これの日本一早い使い手が浅倉大介だと言われてます(^^;)今ではヤマハの現行機種から外れて
しまってますが、玄人さんの現場なんかで使われ続けているシーケンサーです。音源は内蔵してなく、またSMFにも対応しないのですが
フリーウェアでSMF<−>QX3で相互ファイル変換できるソフトがあったりして、発売から10年程経った今でもバリバリ使えます。
ちなみに、下の方に出てくるQX1の後継機で、処理スピードが圧倒的に上がってます。今では音源内蔵のQY300/700が後継と
して売られています。



 ヤマハ QY300

GM音源内蔵のシーケンサー。3.5インチ2DDなFDD装備で、SMF形式データやE−SEQデータの読み書きも可能。
内蔵音源は28音ポリのGM音源なんですが、ジョグ&シャトルダイヤルがついてて、データ編集なんかが非常に使いやすく、
その他の機能も非常に練られてて解り易いので、入力もスムーズに行えます。



 ヤマハ QR10

マルチアカンパニメントプレーヤーなる製品で、早いハナシがポータブルキーボードの自動伴奏機能を取り出して、さらに強力にした
ようなモノです。短時間ながらサンプリング機能もあり、内蔵マイクか外部入力からのサンプリングが可能(2音色まで可能)。また
スピーカーも内蔵で、歌本なんかのコード進行を入力すれば即席カラオケマシンとしての使用も可能(笑)結構難しいコードパターン
まで認識され、液晶画面に鍵盤の位置まで表示されるので、打ち込みなんかにも使えたりして、見た目によらず結構便利なアイテムです。
AWM音源による楽器音60音色、リズム音64音色内蔵。



 ローランド MC−300(Micro Composer)

ローランドのハードウェアシーケンサーです。世界で初めてデジタルなシーケンサーを作ったのはローランドだったんですが、
さすがに老舗だけあってよく出来てます。本体に2万5千音、FDに10万音の記録が可能。古い機種なのでSMF型式には
対応してませんが、今でも音源などを外に持ち出したりする時や、ちょっとしたデータ編集に使ったりしてます。



 カワイ Q−80

独立32トラック装備のシーケンサー。この機種の特徴は、モチーフと呼ばれるパターンをいくつか作成し、作成したモチーフを順番に
並べ替えたりして曲創りできる機能で、リズムマシンの打ち込み方式を踏襲したような感じなんですが、結構これが使いやすかったりして
私は好きです。3.5インチ2DDフロッピィディスクドライブ装備で、本体内に2万6千音の記録が可能。MDR機能も付いてて、いろいろ
使えるシーケンサーです。ちなみに、この機種ではSMFには対応してなくて、その後にSMF対応のQ−80EXが登場しました。





 カワイ Q−55

SMF対応16トラックシーケンサー。本体に3.5インチ2DDフロッピィが内蔵されてるので、フロッピィを用いた
データ管理もOK。




 
アカイ  SG−01v(Vintage Sound Module)

アカイのSG−01シリーズ(?)の中の1機種。SG−01には3機種あって、「SG−01」っていう型番の後ろにつく
アルファベットで区別します。ちなみに、SG−01k=>GMサウンドモジュール/SG−01p=>ピアノサウンドモジュール
/SG−01v=>ビンテージサウンドモジュールという構成っす。
さて、SG−01vですが、アカイのサンプラー技術を応用し、往年のシンセサイザーの銘機と言われる機種の特徴的な音を256音色
そして同じく往年のリズムマシンからのドラム音が2セット、それぞれの機種からサンプリングされた音がプリセットされてます。
定価¥39800−なんですが、これはこれで面白い音が詰まってます。
  一応、本体に簡単な音色エディット機能がついてますが大した事はできないので、やっぱり外部からのMIDIエクスクルーシブによる
エディットが必要になります。が、フリーでエディターソフトがありますので、それを使えば割と簡単にエディットできてしまいます。



  カシオ  DH−500(Digital Horn)−>画像はカシオのページから拝借(^^;)

カシオのMIDI対応デジタルホーン。吹く息の強さによる音量のデータをMIDI送信できる(但し3段階)。
デジタルホーンシリーズ中、唯一のMIDI&リバーブ(エコーみたいなの)搭載機。リバーブを使用して吹くと
いい感じです。指遣いはリコーダーとほぼ同じです。



  カシオ  FZ−1

国産初の16ビットサンプラーとして、カシオが開発したサンプリングキーボードです。サンプリングレート36KHzと
少し半端な感じですが、サンプリングした音を波形データとして液晶画面に表示させ、その画面上でループポイント設定や
波形そのものを編集する事が出来るので便利です。サンプル波形からサイン波合成方式によるシンセサイズも可能。
サンプリングした音は、かなりハイ落ち(高音が出ない)するので、サンプル波形をフィルターで高域補正して使わないと
音ネタによっては非常にムカつく音になります(笑)作ったデータは内蔵の3.5インチ2HDドライブで管理できます。
本体RAMは1MB標準装備。私のは増設して2MB仕様になってます。
  難点は本体が重い事...18キロもあります(汗)これが災いして、地震の時に物置の棚の上に置いてたんですが、その
棚が、地震の振動とFZ−1の重みに耐え切れずに棚ごと落下してました。おかげで鍵盤4本とFDDが仮死状態になってます。
修理するにも大昔の機種(87年製)なのでパーツも無いですし...まだなんとか動くみたいですが危篤状態です(笑)



  ヤマハ  SHS−10(SHOLKEY)

ヤマハのショルダーキーボード、愛称はショルキー。最近ショルキーと言えば、同じヤマハが出してるKX−5(一昔前、小室
がライブの終わりに叩き壊してた&ちょっと前に浅倉大介が変なペイントして使ってた機種 ^^;;)を指す事が多いようですが、
元々、”ショルキー”という商標を使ったのはこの機種でした。¥23、800−というリーズナブルなお値段でピッチベンド
ホイール、サスティン&ポルタメント&ビブラート、自動伴奏という機能が付いてて、さらに各情報をMIDI送信できるという
機種です。本体はミニ32鍵、FM音源25音色・25リズムという性能です。私が買った時はMIDI機能なんて意識してなか
ったんですけど、MIDIを触るようになってその良さを実感した機種です。今でも希に中古で探してる人がいるらしいです。



  ヤマハ  QX−1

MIDI規格が出来た頃に開発された初期のMIDIシ−ケンサーです。規格初期に出来たせいか結構問題の多い機種です。
私が持ってる分は、説明書に使用法が書いているにも関わらず、実行しようとするとエラーになったりしてくれる、とっても
ワケのわからん機械です(私のはプロトタイプなのか? ^^;;)どうやら元から重大なバグがあったらしいっす...(汗)
本体にある音符キーと階名キーを組み合わせてステップで入力していくんですが、常時5インチ2DDフロッピィをセットして
おかないといけないのと、本体にメモリーを持ってないので何か処理させる時に必ずフロッピィに書き込んでから実行するので、
処理に時間かかったりして使いにくいんで最近は箱に入れてしまってあります。分解能(タイムベース)は384まで対応(!)
してます。8トラック仕様で、それぞれ別のMIDI−OUTから出力できるように8つのMIDI−OUT端子が装備されてます。
今となっては変わった機種です...(^^;;)



  ヤマハ  QY−10

VHSビデオテープとほぼ同じ大きさの音源内蔵シーケンサーです。音源内蔵なのでこれだけで打ち込み&演奏ができます。
全部で8トラック構成で、1〜4トラックまで演奏データの打ち込みに使用し、残りの5〜8トラックには自動伴奏関係の
データに使用されるので、実質演奏データを打ち込めるのは1〜4トラックまでです。プリセット音色30+リズム音色26/
28音ポリのAWM(PCM)音源が内蔵されてますが、ヘッドホンで聞くと少し貧弱な感じの音です。伴奏パターンが75種類
プリセットされてるので、とりあえずコードだけ指定すれば伴奏を作ってくれるような機能もあります。とりあえず必要最小限な
機能は揃ってて電池を入れれば外でも使えるのでちょっと便利です。ちなみに内蔵音源はGM非対応です。自動伴奏に使われる音
色がチープというか、なんとなく味があるような気がしてワタシは好きです(^^)



   ヤマハ  FB−01

ヤマハのマルチFM音源モジュール。発売当時、定価4万9千8百円という破格値で発売された音源。
時期的には86年発売なので上のローランドMKS−7と同時期の製品です。
8パート8音ポリ/プリセット240音色という性能で、一つ一つの音はショぼいのが多かったんですが、いくつかの
音を重ねて使うと、かなりゴツい音も出せます。内蔵のFM音源チップは同社のデジタルシンセ、DX−21/27/100
と同じ物を使っているのですが、音色データについては互換性がありません。当時はMSXパソコンでこの音源用の音色エデ
ィターやシーケンス(?)ソフトがヤマハから発売されてました。



  カシオ  MT−750

これもホームキーボードの雄、カシオトーンの一機種です。
音源はPCMで4パートまでマルチ受信できます。同時発音数は12しかありませんが、ピアノの音なんか、他の機種には見られない
ような太い音で、そういう音が使いたい時だけ引っ張り出して使ってます。普段はダンボール箱に入れてしまってあります。



 ソニー HR−MP5

録音時などのエフェクト処理に使うマルチエフェクター。楽器メーカーじゃなくてオーディオのメーカーであるソニーが
出してるエフェクターで、店で見つけた時も「ソニーってこんなのも作ってたのね...」程度にしか思って無かったの
ですが、新古品で半額以下で売られてたモノを見つけて購入。私自身、初めてマルチなエフェクターを買ったので、どんな
モノなのかイマイチわかってなかったんですが、使ってみて納得したというか、コレ、2系列のエフェクトを組み合わせ
て使うんですが、その組み合わせ方や各プログラムのエディット等がやりやすく、また、出せる音も面白いんで、コレは
買い物だったと思います。



 カワイ Mixas

5入力4チャンネル小型ステレオミキサー。買った時からツマミの目盛りが変だった(^^;;)実際はボリューム0なのにツマミの
目盛りが最大になってるという...しかも修正不可(汗)使用上に支障は無い(^^;)ので我慢して使ってますが...値段的にその
分引かれてたので文句は言うまい(汗)GMega/SC−88Pro/MU90B/MKS−7に接続。



以上の各機種からのオーディオ出力をビクターの6Chミキサー(MI-5000)に集めてスピーカーに出力、
あるいはTASCAMの4Trカセットマルチ(PORTASTUDIO 424)で多重録音するという使い方が中心です。

パソコン用シーケンスソフト


パソコンのシーケンスソフトでは、数値入力の老舗とも言える、カモンミュージックのレコンポーザーを
愛用してます。 MIDI は Windows 環境よりも DOS 環境(PC−98)の方が好きです。何よりも安定して
ますし、個人的にGUI的なシーケンスソフトの画面が嫌いなもので...ま、それは人それぞれ(^^;)


Windows版

 COME ON MUSIC  レコンポーザ for Windows95 (Rel.1)

日本橋でバルク販売されてたレコンポーザー、販売価格7800円(^^;;)。しかもSB用のMIDIケーブルも
付属してこの値段なのでソフト自体は5千円程でしょうか...(汗)ここに1万5千円払えば最新版のレコン
ポーザー(Rel.3)へアップグレードできます。Rel.3って、正規で買うと5万以上するのに、ここからアップ
グレードすれば約2万円で済んでしまう...正規ユーザーを馬鹿にしたようなこの価格設定(^^;)
私はアップグレードする気なんて毛頭ありませんけどね...(笑)
だいたい動作が不安定です。時々ちょこっと作業した所で「不正な処理をしました」って強制終了かかるし(汗)
あれでは恐くて作業できません。アップグレードすれば解決されてるのかも知れないけど、レコンって操作の
殆どをキーボードで行う為、わざわざWindowsで動かす必要も無いかなと...
でもメーカーのHPからアップデートモジュールを落としてきて書き換えはしましたけど...タダだし(^^;)



MS−DOS版

 COME ON MUSIC  レコンポーザ for PC98 (Ver.2.5)

一時期、ジャンクPC98のHDDに入れてあったレコン本体プログラム&データが丸ごと飛んでしまった事があった
のですが、最近なんとか復活。今はこれをメインに使ってます。DOSは非常に安定してます。但し、間違ってSTOP
キーを押してしまうと凍ってしまいます(笑)。DOS/VキーボードのESCキーの位置がPC−98ではSTOPキー
なので、たまに押し間違える事があるです。18トラック仕様になっていて、最近のシーケンスソフトと比べると多少見劣り
するスペックですが、ワタシが打ち込む分は18trで十分です(技量ないしね ^^;)。ただ、SMF(*.mid型式)データを直接
読み書き出来ないのがネックです。(ファイルコンバートしないといけないっす。タイムベースの値によってはまともに変換
されないし ^^;;)
ただ、安定性についてはピカイチです...(このバージョン以降のレコンポはかなり不安定デス ^^;)

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