3.講師になるには
(1)臨時採用の仕組み
臨時採用は、補充を希望する学校の校長が適任者を探し、
教育委員会に採用を申請するという手続きを取ることになっています。
しかし、ほとんどの自治体では、任用希望者が教育委員会へ登録する制度を採っています。
(2)応募資格
教員免許状が必要です。
(3)応募するには
@栃木県の県採用の場合
まず、自分が勤務を希望する市町村がある教育事務所に電話をします。
(採用試験の1次試験結果に同封されている紙にもかかれています。)
その後、履歴書持参で面接に来るよう言われます。
<面接の流れ>
教育事務所に行く
↓
面接の前に、栃木県の採用試験の願書と全く同じものを渡され、記入する。
↓
その教育事務所で1番偉い方と簡単な面接をする。
↓
自分の希望する勤務条件などについて臨採担当の方と話をする。
↓
あとは、採用の電話がかかってくるのをひたすら待つ・・・
申込みは随時行われています。
しかし、臨採希望であればできるだけ早いうちに申し込んでおいたほうがよさそうです。
注:都道府県によっては、受付期間を設けているところがあります。
A栃木県の市町村採用の場合
だいたい、12〜2月にその市町村で発行される広報紙などに募集要項が載っています。
また、よぉ〜く探すと下野新聞や各市町村のホームページにも載っています。
市町村採用では、教育事務所に行くことはありません。
その代わりに、市町村教育委員会に行くことになります。
<X市の採用の流れ>
履歴書・志望動機を書いた作文を教育委員会に提出
↓
後日、面接(X市の教育長・指導主事)
↓
採用
実は、今年はいろいろな諸事情のために、市町村採用の非常勤講師の面接を、とあるX市で受けました。
しかし、希望者が多かったために、その市での採用とはなりませんでした。
ですが、皮肉なことに今は県採用でX市に勤務しています。
よっぽどX市に縁があるんですね^_^;
(4)臨採になるための裏ワザ!?
一.登録は早めにする。 一.教育事務所からの連絡がなければ、こちらから連絡して様子を伺う。 一.学校に勤務しているなら、校長先生にお願いする。 一.あらゆるネットワークを使って、情報収集をする。 |
これを全部やったからといって、必ずしも臨採が決まるとは限りません。
ですが、私の経験談として、教育事務所から電話が来ない時こちらから電話をしてみると、
その場で仕事が決まったことが何度かあるので、
「臨採をやりたい!」っていう気持ちを出すのもいいのでは・・・と思います。
また、学校に勤務しているなら、校長先生に臨採がしたいということをお話しておいた方がいいです。
教育長にいろいろ聞いてくださったり、資料を集めてくださったり、絶対力になってくれるはずです。
4つめの「あらゆるネットワーク」とは・・・
学校に勤務している方なら同じ講師の方、教職を目指す友達、インターネットなど、結構情報は集まります。
そのネットワークやつながりを大切にし、お互いに情報交換していきましょう。