人は揺れを感じないが、地震計では記録される。
屋内で静かにしている人の中には揺れを感じる人もいる。
屋内で静かにしている人の大半が揺れを感じる。
特に被害が出ることは無い。
屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる。
天井に吊ってある電灯などが揺れ、棚の中の食器等が音を立てる。
ほとんどの人は揺れに驚く。
電灯などは激しく揺れ、不安定な置物などが倒れることもある。
また、この震度4以上の揺れが予測される場合、緊急地震速報が発令される。
大半の人が揺れに恐怖を感じる。
棚の中のものが棚から落下することがあり、不安定な家具には転倒の危険がある。
物に掴まらないと歩行が困難な状況になる。
家具の転倒が多くなり、未補強のブロック塀が倒壊する危険性がある。
立つ事が困難な状況になる。
ドアは破損して開かなくなることがあり、窓ガラスなどが割れることも多い。
耐震性の低い木造家屋が倒壊することもある。
福岡県西方沖地震などがこれに該当する。
揺れに翻弄され、飛ばされることもある。
地割れや液状化、地滑りなど大規模な被害が発生することもある。
新潟中越地震などがこれに該当する。
耐震性の高い建物にも被害が出る。
地割れなどの発生が多くなり、甚大な被害がでる。
東日本大震災や阪神淡路大震災、熊本地震などがこれに該当する。
20cm未満の海面変動が予測される。
被害がでることは無いが、釣りや海水浴など
海の近くで活動する場合は留意する必要がある。
20cm~100cmの津波の発生が予測される。
養殖いかだや小型船は流される可能性がある。
津波は30cmでも人を流す力があるので、海岸にいる人は速やかに避難する必要がある。
100cm~300cmの津波の発生が予測される。
標高の低い場所や沿岸部、川沿いの地域では避難が必要。
速報等では高い津波と表記される。
500cm~1000cmを超える津波の発生が予測される。
木造の家屋や車などは容易に流される。
電信柱なども流される可能性があり、沿岸からの距離に関わらず避難が必要。
速報等では巨大な津波と表記される。
これらの指標はあくまでも基準であり、津波注意報でも1m以上の津波が発生する可能性もある。
土地の高さや警報の有無に関わらず、津波が発生すると予測する場合は
自主的な避難が必要である。
過去の地震 | 震源地 | 震度 | 津波 | マグニチュード |
東日本大震災(2011) | 宮城県 | 7 | 大津波警報 | 9.1 |
熊本地震(2016) | 熊本県 | 7 | 津波注意報* | 7.3 |
北海道胆振東部地震(2018) | 北海道 | 7 | なし | 6.7 |