1-352さん/耕平×来夢
その倉庫にはありとあらゆるガラクタが山積みになっていた、
「なんだかすごいね、コーへイ兄ちゃん」
耕平の跡に続いて倉庫に入った来夢も驚いてあたりを見渡している
怪奇幻想文学博物館の裏手にある倉庫の整理を北本から頼まれたのは1週間前
力仕事だからと一人で片付けるつもりだったが、どこから聞きつけたのか博物館
へいってみると来夢が既に待っていた。博物館も休館日で職員も出払っている事だし
まあ一人より二人のほうが良いだろうと、来夢にも手伝ってもらう事にして倉庫
へとやって来たのだが・・・
埃っぽい倉庫の中は小学校の教室ほどの大きさで大小様々の箱、なんだか分からない
ガラス玉のような物、壷のようなもの、古い家具等で足の踏み場もない
「こりゃ大変だなあ、掃除も出来やしない」
「大丈夫だよ、コーへイ兄ちゃん、二人でがんばろっ」
来夢に励まされながらとりあえず二人はガラクタを外に運び出して床の掃除に取りかかる
外に古いテーブルを運び出し一息ついたとき、倉庫の中から物がひっくり返る音と小さな
悲鳴が同時に上がった
「大丈夫か!来夢!」
「ご・ごめんなさいコーへイ兄ちゃん、これ下ろそうとしたんだけど・・」
足元には大きめの木箱が転がっていた
「どこもケガしてないよな・・ちょっと見せてみろ」
「あ・・・うん」
耕平の手が額に触れる、来夢はじわりと体が火照るのを感じた
「どこもケガしてないよな・・・」
その声もなんだか遠く聞こえる、何処か体でもおかしいのかな・・私
「・・デショ」
「?!」
不意に頭の中で誰かが囁いた
「コウヘイ・・・ト・・・・シタインデショ」
今度はもっと大きな声で
「クスクス・・・(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」
地を這うその声は床に転がった箱の中から聞こえてきた
「ネエネエダシテヨ、コウヘイニイチャンガホシインデショ」
頭の中が赤く染まる、体の芯から蕩けそうだ、
何時の間にか━━━来夢は濡れていた
「ねえ・・耕平兄ちゃん、これ何かな?」
来夢が床に転がった箱を抱え上げた、30センチ四方のどこにでもありそうな木箱だ
「勝手に開けるわけにもいかないしな・・ん?何か書いてあるな」
箱の蓋には
「インジャノツボ、アケルベカラズ」
と書いてあった
「ねえねえ、中開けてみようよコーへイ兄ちゃん!」
来夢が何時になく興奮して言う、
「隠者・・・?タロットカードに関係あるのかな・・でも勝手に開けるのもなぁ」
まだ躊躇していた耕平だったが来夢にせっつかれて見るだけならと蓋を開けた
中には・・ねじくれた奇妙な形の黒いツボが入っていた
試しに手にとって見る・・
どくん
壷が脈打った
「うわっ!」
耕平は思わず壷を放り出す
「なんだよこの壷・・なあ来夢・・っ・・!?」
耕平は思わず後ずさった。
「ねえ・・・コーへイ兄ちゃん・・」
来夢の目に異常な光が満ちている、それはよく言えば大人の・・悪く言うなら欲情の色
その目は強い視線を放ってねっとりと耕平を絡め取るように迫ってくる
「来夢・・何を・・」
来夢が近づく、耕平はさらに後づさろうとしたが体が言う事を聞かない
目を逸らそうとするが視線が来夢の胸元から動かない、開いた胸元から膨らみかけの乳が見える
それに気付いたのか来夢がクスリと笑う
「・・コーへイ兄ちゃんは・・来夢としたい・・?」
その子悪魔的な笑みはとても少年と間違えられていた来夢のものとは思えなかった
「来夢ね・・コーへイ兄ちゃんにあげる」
その言葉が何を意味するのか理解するまで数秒を要した
気が付いた時には来夢が耕平の前で膝をつき、耕平の物を小さな掌で弄んでいた
「あ・・やめろ・・来・・」
小さな舌が生き物の様に絡みつき、先端を擽った後裏筋を一気に舐め上げる
来夢はアイスでも舐めるようにいかにも美味しそうに耕平の物をしゃぶり続ける
頭の中に靄がかかって行く、昨日までコウノトリを信じていた来夢が娼婦顔負けの痴技で
耕平を絶頂に導いていく
快感を必死で耐えている耕平をあざ笑うかのように来夢の舌がカリを擽った
「!!っ・・来夢・」
どちらが先だったか、耕平は来夢をソファに押し倒してしまっていた
来夢は顔に飛び散った白濁液を桃色の小さな舌で舐め取って耕平の耳に口を付ける
「コーへイ兄ちゃんに一杯エッチな事してあげるからね」
その声が耳から入って耕平の脳を溶かして行く
来夢の上着の中に手を入れ、ボタンを外す、膨らみかけた胸に桜色の乳首がある、自らも
上着を脱ぎ捨てた耕平は桜にむしゃぶりつき、何度も舐め上げる
「ひゃん・・コーへイ兄ちゃん・気持ち・いいよぉ・・」
来夢は秘部を耕平の太腿に擦り付けながら可愛らしい喘ぎ声をたてる
スパッツの上から、既に濡れた秘部にスパッツの上から指を立てた
「あんっ!」
布越しに来夢の幼い体では受け止められないような快感が体を突き動かす、下着ごとスパッツ
を脱がすとそこはクチュクチュと嫌らしい音を立て洪水の様に蜜が溢れ出す
耕平はバックから秘部に顔を近づけると一気に蜜の源泉へ舌を突き入れた、来夢の体が痙攣した
「コーへイ兄ちゃんだめぇ・・来夢・・だめぇ・・」
「おいおい・・もう終わりなのか?これはじゃあお預けだな・・」
来夢の小さな丸い尻に血管の浮き出た耕平の物を押し当てる
「あ・・やめちゃやだああ・・コーへイ兄ちゃん・・」
愛液でヌルヌルになった硬直を来夢が物欲しそうな目でおねだりする
「しかたないな・・ふふっ」」
耕平は散々焦らしておいてから恥じ入る来夢に股を広げさせる、その秘部に一気に男根を差し入れた
「あああああああああああああああああ!!!」
来夢が悦楽の叫びを上げる、来夢の中は幾段にも渡って耕平を締め上げ、擦りあげる
結合部から二人の淫らな愛液が床に滴り落ちる
的確に子宮を突き上げられ、快楽に溺れる来夢は耕平が腰を止めても自ら腰を振り、耕平の
物を迎え入れるかのように動きつづける
「コーへイにいちゃあん・・来夢いっちゃうよお!」
ひときわ強烈な締め付けと共に来夢の子宮に精液が叩きつけられる、同時に
「ひああああああああん!」
来夢がビクビクと体を震わせる
そして━━━━━━
二人は長い口付けを交わした
床に転がった壷・・・箱の蓋裏に刻まれた文字
「淫邪の壷」
誰かが「(゚∀゚)アヒャ」と笑った