ロイエンタール×エルフリーデ/821さん




ロイエンタールは疲れていた。元帥とは肉体的、精神的にかなり激務な仕事だ。並の人間では務まらない。
しかしロイエンタールほどの男でもかなり疲れるのは否めないのだ。
帰宅して門の前まできたとき、殺気を感じた

(暗殺者か…!?しかし殺気を消せないなんて暗殺者も慣れてないようだな…)
気配はどんどん近づいてくる。ロイエンタールは気づかないフリをして門をくぐろうとしていた。
気配がすぐ背後でしたそのとき!ロイエンタールはよけて暗殺者の方を振り向いた。

暗殺者はなんと!オンナだった!右手にナイフを持っていた。
「おのれ!リヒテンラーデ公爵の敵!」ロイエンタールの心臓めがけてナイフをさしてこようとした。
だが…
動きが鈍い。ロイエンタールは右手の手首を握ってナイフを捨てさせた。

そして地面に落ちたナイフを拾って、たった今自分を殺そうとした暗殺者をよく見た。
暗殺者のオンナはロイエンタールを刺すような目で睨んでいた(まだ幼さは残っているが美しいオンナだな)と彼は思った。
彼の中で何かが沸き上がってきた

(すぐ殺すこともできるが殺すには惜しいな…、まぁ話しでも聞いてやるか…)ナイフを暗殺者の首筋に当てて暗殺者に言った
「ホントはこのまま警察に突き出すのだが俺が自ら尋問してやる。家の中におとなしく入れ」
女はおとなしくそれに従った…。

家の中に入る間も女はずっとロイエンタールを刺すような目で睨んでいたサロンにつくと、
ロイエンタールはナイフを暗殺者の首筋から外しソファに座った。
「おまえはさっきリヒテンラーデ公爵の仇と言っていたがリヒテンラーデとはどんなつながりだ?」




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