雷は気まぐれ 第二章 人生ははかないキロス作 ポケットモンスター二次創作
「はあ〜どうすりゃ良いんだ!」
 とライの体の正吾が肩を落としながら言った。
「とりあえず街に行って見よう! 何かわかるかもしれない!」
 とライは自信満々に言うと走り出した。
「うわっ!」
 ライは慣れない二足歩行にこけてしまった。同じく正吾の方も倒れてしまい、歩行練習をする羽目になった二人は本来その体が持つ特性に身を任せて上達していった。
「よし!気を取り直していこう!」
 ライは駆けていった。

〜街〜

 道行く人に尋ねてみた。
「あの〜図書館知りませんか?」
 とライが尋ねてみると、返事は簡単に帰って来たが、問題があった。
「ポケモンは入れないのか・・・」
 と肩を落とした二人。
「正吾! ボールの中に入って見る?」
 とライに聞かれた俺は、入るとしか言えなかった。
 ライはボールを取り出すと赤い閃光と共に風景が変わった、そこには、ポケモン五匹は入れる広さだった。
(以外と広いんだな)
 と関心して見ていた。

 そこで数時間いると辺りがまた街に変わった。
「どうだった?」
 と正吾が聞いてみるとライの返事は早かった。
「ごめん…俺、字を読めなかった」
 と普通に返してきて俺は驚いた。
「次のあてはあるのか?」
 と正吾は聞いてみた。
「とりあえず、どこかで休もうよ!」
 ライは元気なく答えた。


  続く
―終―

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