ファーストコンタクト冬風 狐作 WILDHALF二次創作
 冬休み、ある程度の単位を取り溜めてすっかり暇であった吉康は特にやる事もなしにボーッとして自室で休んでいた。
"暇だなぁ・・・何かしたいけど、特に無いし・・・岩瀬君は実習で出てしまっているし。"
 年末であると言うのにタケトは実習で当分家には帰ってこない、また吉康の両親代わりのおじいさんとおはあさんは地域の医師会の忘年旅行により明後日までは家を空けている。実質的にこの広い家には今の所吉康しかいないのであった。
"仕方ない・・・本でも読んでいよ、何かあったかなぁ・・・。"
 そして机の傍らに捏ねてある本の山の中から一冊を抜き取ると、開いてしばし読むに耽った。

 ピーンポーン。
 玄関のチャイムの音が鳴ったのは読み出してから殆ど間もない時であった。読んでいた本から引き剥がされるのは辛かったが、もう何度も読んだよたくなり掛けていた物であったので机の上に畳んでおくと玄関へと向った。
「はい、どちら様ですか?」
 玄関脇に設けられた受話器で声をかける。本当はカメラ機能も付いていてくれるとありがたいのだが、一応これだけでも押し売り等に踏み込まれる心配が無いと言うだけは良いのであろう。吉康は押し売りか何かがやってきたのだと勝手に予想していた、しかし受話器から届いたのは覚えのあるそれでいて何処か遠い声だった。
「おっヨシヤス、ヨシヤスだなその声は。ウルフ、ウルフだ、暇だから遊びに来た!」
 それまでの自分とは余りにも際立って明るいその声に少々吉康は気後れした、しかし暇であるのは自分も同じ何だか楽しい事になりそうだ・・・。そう思うとすぐに開けると返して鍵を外した。すると瞬時にドアノブが回り勢い良くドアが開けられる、咄嗟に避けたから良かったものの下手をしたら額にたんこぶ位は出来ていただろう。  そう思うと背中に冷や汗が流れるのを感じている吉康の前に現れたウルフは、場違いの明るさを爆発させていた。
「よっ久し振りだな、ヨシヤス。元気にしていたか?」
「やぁこちらこそ・・・僕もだけど相変わらず元気だねウルフ君は。高橋君から時たま聞いているよ。」
「そうだ元気だ。何だタカハシと付き合いがあるのか、知らなかったな。とにかく上がらせてもらうぞ。」
「あぁどうぞ、じゃあ僕の部屋にでも。」
 そう言って吉康は自室へとウルフを招き入れた。考えてみればこれが転機であったのだろう、だがその時はそんな事は思わずに、スリッパを履いているウルフの姿が日頃思い描いていた物とは違い面白い。とだけしか考えていなかった。

「へーこれがヨシヤスの部屋か、タカハシのと変わりが無いな。」
 部屋に入り込んだウルフは吉康が飲み物を用意しに行っている間、ウルフは気ままに部屋の傍らに荷物を置くと中を物色し始めた。
「はい、お茶・・・って勝手に弄らないでよ、ウルフ君。」
「えーいいじゃないか。ケチだなぁヨシヤス。見損なったぞ。」
 お茶と菓子を載せてきたお盆を脇に置いて慌てて止めに入る吉康、それに対してウルフはさも不満を呈しているような顔を見せたがその口元は笑っていた。
「見損なったとかじゃないよ・・・まぁひとまずはお茶でも飲んで。」
「おっお茶だな、お茶。それに饅頭か、ウルフは好きだぞ。」
「そうなら良かった、丁度こんな物しかなくてね・・・もっと食べたかったら持ってくるけど・・・。」
 と声をかけた吉康は、折りしも袋を向く間も惜しむかの如く食べ始め飲み始めたウルフに圧倒される様に言葉を小さくした。良く見るまでも無くウルフのその目がそう訴えていたからだ、ワイルドハーフ同士が互いの心の匂いを嗅ぎ取れないと同様に人狼とワイルドハーフ同士も嗅ぎ取る事は出来ない。しかしこの時吉康は、まるでウルフの心の匂いが嗅ぎ取れたかのような錯覚に陥ってしまった。その時の感覚は何とも言いがたくまるで自分の視界にもやがかかった様な物で、不思議と何だかあったかく感じられた。
「おい、どうしたヨシヤス?具合でも悪いか、ヨシヤス?」
 はっと我に帰ったのは矢張りウルフの声によってであった。慌てて目をしっかりと開くとそこには、キョトンとした顔をしたウルフと自分のお茶の入ったカップ以外は全て空になった皿とカップが見えていた。
「あっいやちょっと考え事していただけだから・・・お茶もう少し飲む?」
「そうだな、もっと飲むか。頼んだぞ。」
「じゃあ少し待っててね、すぐ戻るから。」
 そう言うと何とかその場を取り繕い吉康は、ウルフのカップと皿だけをお盆に載せて部屋を後にした。
"何だったんだろう・・・あの感覚は・・・。"
 台所へ向いながら吉康はようやく落ち着いてきた気持ちの中でそう思った。何時もなら冷たいと感じる廊下の冷たさが心地よく感じられる。

「はい、入れてきたよ。」
 部屋に戻った吉康は今度は急須も盆に載せて戻って来た。こうすればしばらくは部屋から出なくて済み、これから先で話が弾んでいる最中に出る事も無くなるので失礼にはならない。そう考えての事だった。
「おっありがと、美味しいなこのお茶。タカハシの入れるのよりずっと上手いぞ。」
「そっそう?なら良かった。」
 かなり熱いお茶を次から次へと煽り菓子を食べ尽くしていくウルフ・・・先程よりも増したかのように感じられるそのペースには今尚圧倒されてはいたが、先程既に見ている事なので今はそうでもない。むしろ感心しつつ冷めた自分のカップにのこった茶を流し込んだ。その時なんだか何時もよりもまろやかな感じがしたが特に気にはしなかった。
 結局、次に部屋を後にしたのはまもなくの事でとうとう魔法瓶を一つ持ってくる羽目に至った。魔法瓶を傍らに置きお盆を挟んで胡坐をかいて座る2人、ようやくウルフのペースも落ち着き何時も通りの流れを取り戻した時間の中にて他愛も無い話に2人は花を咲かせ、時には笑いまでも起きるに至っていた。
「そう言えば、どうして今日ウルフ君は僕の所へ?初めてだと思うけど・・・。」
 そして中々に盛り上がった辺りで吉康はふと思った疑問をぶつけてみた。これまでにウルフと同居している高橋はタケトと共にここへ遊びに来た事が幾度と無くある、しかしウルフが来た事は全く覚えが無かった。
"多分、高橋君から場所を聞いたのだろうけど・・・。"
 と予想しての事であったが矢張りその通りであった。
「タカハシが実習でいないから、つまらないから来た。それだけ、何か悪いか?」
「いやそう言う事を行っているんじゃないから・・・。」
 どうもウルフとは話し難い、密かに吉康は思った。だからこれまでもそう付き合っては来なかったのかも知れない、勿論一緒になる機会はあったが大抵はタケトやサルサ、銀星の姿があり純粋に2人だけになったと言う事もまた覚えが無く、ある種の新鮮さを感じつつどうして行けば良いのかと戸惑ってもいたと言う事だろう。幸いにしてそう話す内容に差が無かった事も吉康にとっては有難かった。そして次第に深く話し込む様に至るのである。

「ちょっとトイレ借りるぞ。」
 ウルフがいきなり尋ねてきてから数時間後、それまでその場に腰を据え付けてしまったかの様に動かなかったウルフがようやく腰を上げた。とは言え帰ると言ったものではなく、尿意を催しての事だったので吉康はその場でトイレまでの道筋を教えると一人部屋に残った。
 そして1人になると同時に何もする事が無くなった彼は、不意に自らの心の中に生じている昂りに気がついた。同時に全身の熱さにも・・・全く勝手が分からない物に。
"喉が渇いているからかな・・・とにかくお茶を一杯。"
 そしてお茶で喉を潤すも一向にその動悸等は治まる気配を見せなかった、むしろ先程よりもじわりじわりと高まっている気配すらする。
"妙だな・・・変だなぁ・・・。"
 まだ喉の渇きを癒しきれていないからだろうかと思い込んでいた吉康は、次から次へとお茶を熱いまま飲んでいく。だが期待していた効果は全く見出せず事態は悪化して行くのみ・・・気が付いた時には舌をわずかに開いた唇の間から突き出し、まるで本当の犬の様に垂らして短く呼吸をしている始末であった。気付いてすぐに戻すがそうすると再び熱と動悸が高まってくる、意識もなんだか霞がかかった様で手前にある机の脚がなんだか遠く感じられてきた。  一向に改善しない現状に苛立ちを募らせ焦る一方で、その内に無意識の方が領域を意識の中にて拡大しつつあった。そして発作的かつ断続的に訪れる無意識の間に手は自然と動き、シャツのボタンを外して素肌が露出されていく。何度か繰り返された時にはとうとうズボン以外の身に纏う物は全て脱ぎ捨てられていて、意識が戻ってもどこか遠くで以上が叫ばれる以外はただ見詰めるだけになり果てていた。

「おっ今戻ったぞ・・・ん?ヨシヤスどうしたんだ、服なんか脱いで。」
 ウルフが戻って来たのはそんな時であった。彼は扉を開けると共にそう驚き混じりの声を出して表へと回り興味深そうな表情をして吉康を眺めた。
「ちょっと熱くてね・・・ごめん、すぐに服着るから・・・。」
 今の意識を象徴するかのようなか細い頼り無い声、吉康らしかぬ声で言うと言った通りにしようと動きかけた。だがそれをウルフは肩に手を掛けて首を振り、そっと耳元で呟く。
「大丈夫だ、ヨシヤス。ウルフ全然気にして無いからな。それよりも熱いならズボンも脱いだらどうだ?涼しくなると思うぞ。」
 予想外の提案であった、普段の吉康なら間違いなく断って服を着るに違いない。しかし今日は普段の心ではない、初めての良く分からない熱に冒された吉康である。その冷静な頭はすっかり麻痺していて正確な判断を下す事が出来なくなっていたのだから。
「そう・・・ウルフ君がそう言うなら・・・。」
 図々しいとでも言えるのだろうか、とにかく普段とは別の顔をした吉康は熱い熱の入った息を吐きながら何とベルトを外しズボンを下ろしにかかるではないか。そしてその覚束ない手先を心配したのかウルフは無言のまま、自ら率先して手を掛けてそのズボンを引き摺り下ろす・・・ズボンの下にあるパンツをも同時に。素っ裸にされかけていると言うのに吉康は抗議する節すら見せなかった、なんだか次第に怪しげな笑いを浮かべるウルフに全てを委ねてしまっている調子である。
 そしてウルフは易々と躊躇う様子も無く足先に履いた靴下から全てを取り去った、残されたのは全裸となった吉康の体のみ・・・満足気に見詰めるとウルフはまるで言い訳でもするかのような口調で言葉を紡ぐ。
「なっすっきりしたか?熱いなら全部取り去ってしまった方がさっぱりするだろ、だから全部脱がした・・・気持ち良いか?」
「うん少しは涼しいけど・・・まだ熱くて・・・。」
 熱に熟れたある意味涙目とも言えなくは無い吉康の瞳、紅潮した頬・・・それはウルフへのある種のサインであった。ウルフは再びあの笑いを、口元を小さく歪ませた。
「そうか、まだ涼しくないか・・・もっと涼しくなるいい方法教えてやろうか?」
「あるの・・・?じゃあお願い・・・。」
「本当に良いのか?」
「あぁ・・・もうこれには・・・。」
 相当来ている事を切実に言葉短く伝える吉康、確認をしっかりと取ったウルフは無言で近付くと静かに吉康の頬に口付けをする。ひんやりとした柔らかい唇の感触、そして唾液・・・普段なら絶対嫌がる筈だが、今は素直に受け入れどこか不思議そうな顔をするのみだ。
「気持ち良いだろ。でもまだこれからもっと良い事してやる。」
 それにもただ頷くばかり、そこからは完全にウルフの独壇場であった。手始めに頬へ口付けたウルフは次はうなじを舌で念入りに嘗め回し、そしてとうとう唇同士を重ね口腔内へと自らの舌を突入させた。流石にこれには不快そうに眉間にシワを寄せた吉康だが、意に介さないと見えるウルフの行動の前に無視されてそのまま萎み消えた所で唇が離れた。一筋の涎の架け橋が2人の間に掛かりそして切れる。
「何だか・・・さっきよりも熱い・・・様な気がする・・・けど・・・。」
「気にするな、すぐに冷たくなるから・・・じゃ次行くぞ。」
「えっ・・・あっうん・・・。」
 言葉を聞いた限りでは乗り気では無く見える吉康だが、その瞳は先程までとは異なってある種の輝きを放っており、顔全体により某かの期待感が強く浮かび上がっていた。それを見取ったウルフはそのまま自らの手を再び伸ばし、吉康の股間にてその存在を強く主張しているペニスを掴んだ。その形は人と獣の双方を合わせた様な形・・・ワイルドハーフであるが故なのであろう。
 シュッシュッシュッシュッ・・・
「えっ・・・ウルフ君、それ・・・やめ・・・あっあぅっ・・・。」
 流石にそこまで来ると吉康もとうとうウルフが何をしようとするのか、そのぼやけた頭ではっきりと感じた。そして止めようとするが既に扱き出されて感じ始めた感覚の波により、一層思考能力が損なわれていく。
 呂律も回りにくくなりつつある・・・吉康とて大学生である身、人一倍知識欲のある彼がその様な事を知らない訳ではない。ただ彼はこの年に至るまで一度として自ら慰めた事もなかった、確かに夢精として寝ている間に出た事はあるがその程度であり、本格的な感覚はあくまでも知識としてしか知らない。
 かなりの気持ちよさを生ずる・・・頭の片隅で何らかの本にて読んだ知識が反復されていたが、その知識もまたそれに対する知識であるのに翻弄され白い快感の波に揉まれて砕け消えた。
「あっ・・・あはぁ・・・っ。」
 それまでリズム良く刻まれていた呼吸に乱れが生じ、何かが彼のペニスの先端より吹き出した。濃い黄色かかった精液、初めて夢精と言う無意識の内に出された物とは異なった形での射精であった。勢い良く吹き出したそれはわざとその射線上に置いてあったウルフの顔を白く汚し、床の上を、茶と黒の毛並みを白く染める・・・。

「中々の量だな、ヨシヤス!見直したぞ。」
 自らの口元に付着した精液を舐め取りながら嬉しそうに言うウルフ、だが初めての事で事態を把握できていない・・・ただ極めて気持ちよかった事だけを理解している吉康は静かに頷いた。
「で・・・ウルフの顔に付いたのを舐め取ってもらおうか。ウルフだけでは取りきれないからな。舐めてたらもっと気持ち良くして熱を冷ましてやる。」
「うん・・・わかった。」
 と自ら顔を動かすとその舌をウルフの顔に這わせる吉康。それをさせながらウルフは自らの計画が首尾よくうまく行っている事に喜んでいた、ウルフは吉康が台所へ行っている間にある物を残されたカップの中へと仕込ませていた。それはある野草を元にウルフ自身が作った強力な遅効性の媚薬。勿論ウルフ自身が製法を見付けたのではなく、高橋を探して彷徨っている間に知り合ったワイルドハーフから教わってのものだが、今ではすっかり作り方を会得し放浪時代には1人でそれを自らに含ませては慰める等したものであった。
 この媚薬は少量では人もワイルドハーフもただ気分を良くさせるだけだが、ある一定の量を服用すると量に応じた時間を経て効果を発揮。そして最低でも半日は興奮し続けるという代物であった、正直ウルフも自分とその件のワイルドハーフ以外での効果を見た事が無かった為効くかどうか不安だったが、吉康のこの様を見てすっかり安心した。そしてその脳裏ではその瞬間に次なる相手の姿が浮かび上がっている。
「舐め終わったよ・・・ウルフ君・・・。」
「おっそうだな、全部舐めたな。エライぞヨシヤス・・・まだ篭っているか?」
「うん・・・まだ熱い・・・。」
「そうか、じゃあもっと気持ちよくさせてやるからな。いくぞ。」
"ここまで効いてしまうとは・・・ウルフ凄いかも。"
 そう思いながらまだ勢いが先程と殆ど代わらずに存在を主張し、精液の残滓と共に先走りが流れているペニスの根元を手で支えるとその長いペニスを口に含む。幾度と無く人のペニスを含んできたウルフだが十分に満足の行く長さを吉康は持っており、その事はウルフの気持ちを余計に刺激燃え上がらせる事となった。そして始まる口のピストン運動・・・舌で巻き取る様に嘗め回し刺激を竿全体に与え絞り上げるように唇に力を入れた。
「あっ・・・うぁっ・・・ああぁっ・・・うっ・・・。」
 快感に悶える吉康、口の中に流れ込むわずかな苦味を持つ先走りを飲むウルフ。片方は始めての、もう片方は久々の感覚に酔いそして果てた。口の中に先程以上に濃厚で量の多い精液が注がれるも、それを全て受け止め飲み干した。ここまで来ると一応名目としてあげていた所期の題目、吉康の火照る体を冷やすと言う物は双方とも忘れ去っていた。

 体は最初以上に熱に染まっていた、もう言葉は交わされない目の合図で2人はやり取りしている。当然吉康にとっては初めての事だが彼の体は男であるにもかかわらず、男の体を既に欲していた。そして初めてである事を何処かからか知っていたウルフが、分からないだろうとふざけてアナルを見せ付けた瞬間、それまでカタで息をしていた吉康がふらっと立ち上がると自らのペニスをそこ目掛けて突撃させたではないか。それこそ何の事前の準備もなしに・・・。
「あ・・・こっこら!ヨシヤス、駄目だ、まだ準備が・・・あっくあっ・・・。」
 予想だにしなかったと言えば嘘になるが、殆ど想定外の事としていたいきなりの吉康の攻めにウルフは思わず息を飲み悶えそして何とか外そうとした。しかし闇雲に突っ込んだ吉康は加減する素振りも、従う素振りも無く一心に腰を打ち付ける。加えて尻尾の付け根に時折触れる手が別の新たな刺激を尻尾に生じさせ、2つの快感に神経がショートしてしまいそうだ。洗練されていないその荒い攻めをウルフはやがては受け入れていく、彼は思い出したのだかつてこの様な事を教えたワイルドハーフと過ごした日々を、そしてその最初の頃の自分を・・・。
 彼らしかぬ事だがウルフは郷愁を感じていたのである、そして吉康はそのまま果て中に勢い良く出すと抜いた所で意識を失った。そんな吉康を気遣うウルフ、彼とて久し振りである上にシナリオ外の出来事で消耗している。
 慣れた自分がこれなのだから初めてである相手に今この状態では、とても攻め返そうとは思えども出来ない。それは後にする事としてウルフは吉康を抱えて廊下へと出た、先程トイレに行った際に家の中の様子は大体把握してあり吉康以外の家人が明後日まで帰宅しないことは把握している。だから心を大にして静かに風呂場へと足を向けた・・・。


 完
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