「ミサト! 頼まれものできたわよ」
「え!? ホント! さっすがリツコね。仕事が早い早い」
顔を輝かせながら、ミサトは返事した。
「褒めてもだめよ。そろそろ説明してくれたっていいんじゃない?」
「ああ、そ、そうね」
ミサトは、少しためらいながら、リツコに説明をした。
それは、先日シンジの部屋で見つけた「えろげ〜」を発端としたミサトと加持が考えた『シンジ君を救おう』という計画だった。だが実際は、ミサト、リツコ、加持の3人でシンジをおもちゃにして遊ぼうというものでしかなかった。
その計画は、ミサトが前回、シンジの部屋で見つけた「えろげー」をした後、加持の家に襲いに行ったときに、寝物語で話した会話が発端だった。
計画の内容は、ミサトをメインとした「えろげ〜」を作り、シンジにそれをプレイさせようというものだ。さらに、その「えろげ〜」には、素敵なおまけも付いているのだが、そのおまけに必要なものがリツコに頼んだ品物だった。
その計画をリツコが聞き終えると、
「ミサト、そんな楽しそうな計画どうして今まで教えてくれなかったの?
 私ならもっと素晴らしい作品を作れるわ! ホホホッ」
と、声高らかに宣言した。
「リツコはいやがるかな〜って思っちゃってさぁ」
「で、そのソフトはできてるの?」
「ん? ああ、まあ、一応加持がね、何とか形にしてくれたわよ」
「そう、私に改良させてみない? 最高の『えろげー』に仕上げてみせるわよ」
そして、リツコがこの計画に加わり、最高(?)の「えろげー」が完成した。

 

 

 

 

 

えろげ〜♪ 3

 新鷲のあ

 

 

 

 

 

そして、ミサトは再び、シンジたちが学校に行っている平日に有休を取り、シンジの部屋に侵入した。
「ふっ、ふっ、ふっ!
 きょうは、シンちゃんをたっぷり慰めてあ・げ・る♪
 アスカは今夜洞木さん家に泊まるはずだから、
 シンちゃん、た〜っぷり、楽しみましょ!」
楽しそうに笑いながら、ミサトは、リツコが仕上げた「えろげ〜」をシンジのパソコンに勝手にインストールしていく。そして、リツコが作った秘密兵器(?)をパソコンのテーブルの下にセットした。
「そういや、リツコったら、アタシに声までふきこまさせてさぁ、いったいどんなの作ったのかしら」
インストールが完了すると、ミサトは、自分でそのゲームをするために、再起動した。このゲームは、パソコンを立ち上げるたびに、勝手に起動するというすぐれもの(そうか?)だった。
ゲームをすすめていくミサト。ミサトの右手の中で、カチリカチリとマウスをクリックする音が聞こえていた。
「リツコったら、なかなかやるじゃないの。
 加持が作ったのより断然いいわね、それにこの秘密兵器も……」
そういいながら、ミサトは秘密兵器を撫でた。
「この感触、ほんっと、いい感じよね〜。これならシンジ君も大満足……てかっ?」
ミサトが考えてした秘密兵器は、大人のおもちゃ屋で購入したとある製品に、リツコに作らせた薬を垂らしただけという、単純なものであった。
だが、それもリツコが計画に加わることにより、本物そっくりな秘密兵器となった。これなら、シンジも大満足するだろうと、ミサトはほくそ笑む。
そして、最後に盗聴器とモニター用のカメラを数カ所に設置し、仕上げのスプレーをシュッと部屋にふりかけ、ミサトはシンジの部屋を後にした。
後はシンジが帰ってくるのを待つだけなのだが、ミサトはその夕方、シンジが帰ってくる前に書き置きを残し、ネルフへと戻った。シンジの様子をモニターするために。

 

 

 

 

 

「ただいま」
シンジは誰もいない部屋に、帰ってきた。靴を脱ぎ、リビングへと向かう。そこには、ミサトがさっき書いたメモが置いてあった。
『シンジ君へ
 今夜は多分帰れません。アスカも洞木さんところへ行くということなので、
 シンジ君1人で寂しいでしょうが、お留守番よろしくねん♪
                                      ネルフのお姉さんミサト』
「ミサトさんも、帰ってこないのか……」
シンジはがっくり肩を落とした、かのように見えたが、実は心の中には太陽が拡がっていた。これで心おきなく今夜は「えろげー」ができる、と。
いつもは、アスカがいる手前、なかなかできなかった。だが、今夜は違う。アスカはいない。更にミサトもいないとなると、ヘッドフォンを使わなくても思いっきり楽しめる。シンジはそう思っていた。
シンジは、買い物してきた材料を冷蔵庫にしまうと自分用に簡単な夕飯を作り、食べた。そして、お風呂に入って身体をさっぱりさせ、全ての準備を整えた上で、パソコンに向かった。
起動音がして、シンジのパソコンが立ち上がる。それと同時に妙なソフトが始まった。
『ミサトお姉さまに口づけ♪』
変なタイトルだが、ミサトはこれがいいと、ガンとして他の案を受け入れなかったため、こういうタイトルになった。
「み、ミサトさん!?」
シンジは突然現れた、ミサトの色っぽい顔にドキドキしながら、目はモニターに釘付けとなる。そして、シンジの身体には異変が現れた。リツコが作った薬、ミサトが最後部屋から出るときにふりまいた、怪しげな液体のせいだったが、そんなことシンジはわかるはずもなかった。
「ど、どうしちゃったんだろう、僕。ミサトさんの顔を見ただけで……」
そして、どんどん自動的にゲームが進み、とうとう、ミサトとのエッチの始まりというところまで来た。
『シンジ君、お願い……優しく揉んで』
ミサトは相変わらず鼻にかかった色っぽい声で、囁きながら、自分の乳房を持ち上げ、シンジに懇願する。シンジは、どぎまぎしながら、マウスでミサトの一番敏感な場所をクリックする。
『あっ、あんっ、シンジ君、もっと、お・ね・が・い』
「み、ミサトさん!」
薬のせいもあり、シンジはどんどんミサトを愛撫する。その度にいやらしい声が部屋中にこだました。
シンジは我慢できなくなり、ズボンと下着を一緒に引き下ろすと、おもむろに自分のそそり立つペニスをしごきだす。

 

 

リツコの執務室でシンジの様子をモニターしているミサトとリツコ。
彼女たちはシンジの行動をしっかりと見ていた。
「それにしても、リツコ。よくこんな上手にあたしの裸を手に入れたわねぇ」
「あら、何いってるの? これは、顔以外はどこかの女性のものよ」
そういうとリツコはフフフッと不敵な笑みをこぼした。
ミサトとリツコがモニターを見ているとシンジはおもむろに脱ぎだした。
「あら? シンジ君、意外といいもの持ってるじゃないの、
 アスカ鳴かせね〜、シンちゃんったら、やっるぅ〜♪」
「……(まだまだね)」
リツコは無言でその様子を見ていたが、誰かと比べているようだった。
そしてモニターの中ではシンジは、必死で右手を動かしていた。
「ああ! だめよ、シンジ君。下にいいものがあるのに!」
「若いわね」
カチャ。
執務室の扉が開き、中に加持が入ってきた。
「遅い、加持! もうシンジ君始めちゃってるわよ」
ミサトが加持に声をかけた。
加持は無言で、椅子をモニター前に運び座る。
「まだ、気付いてないのか?」
タバコに火をつけながら、加持は呟いた。

 


シンジは、左手でしごきながら、画面に向かってクリックする。
すると、画面が変わり、ミサトの背中があわられた。
『シンジ君、早く入れて♪』
「ミサトさん!!!!」
シンジはそういって右手でマウスを力強く握り、ミサトのお尻のあたりを撫でる。
『シンジ君、下よ、もっと下』
「下?」
シンジが、下の方に目をやると、そこには四つん這いになった体勢のミサトの白いお尻をかたどった物が置いてあった。もちろんパンティをはいている。
シンジはそっと、そのミサトのお尻を撫でる。本物そっくりのさわりごこち、弾力性もあり、胴体や太股が半分しかついていないことを除けば完璧に人間のそれだった。
『あんっ、早く、シンジ君』
「は、はい! ミサトさん」
シンジはそういうと、ミサトのパンティを脱がした。ミサトのお尻がシンジの目の前に露出する。
『シンジ君、ちょうだい』
「ああ、ミサトさん」
シンジの頭は噴火寸前だった。左手でしごくのをやめ、シンジは、ミサトの中へ挿入する。
ずぶっずぶっ。
ゆっくりと音を立てながら、それは奥まではいっていった。
『ああんっ、いいっ……あふっ』
「ミサトさん、ミサトさん、ミサトさん!」
ミサトの穴の中には、たっぷりとローションが仕込まれており、また、そのローションには、ミサトが最初リツコに作って欲しいと命じた、快感度をアップさせる薬も同時に混ぜ込まれていた。
シンジは今までに感じたことのない気持ちよさに我を忘れて腰を振った。
スピーカーからはミサトの激しい喘ぎ声が聞こえている。

 

 

「ねえ、リツコ。あたし、こんな声まで録音してないんだけど?」
ミサトは、自分の口からでてくる喘ぎに不審な表情を見せながら、リツコに問いただす。
「あ、ああ、それはとあるルートから入手したのよ」
「とある、ルート?」
ミサトは、くるっと振り返り、後ろに座っていた加持に目を向ける。
「まさか、加持、あんた……!」
「さぁ、なんのことだかな」
すっとぼけた様子で加持は答える。
「まあ、まあ、ミサト、続きを見ましょうよ。シンジ君もうすぐ逝くわよ」
「な、何でわかるのよ、リツコ」
「フフッ、あのミサトの膣にはね、センサーが仕込んであるの」
リツコはそういうと、シンジの部屋をモニターしているのとは別の機械を見せた。
「リツコ、アンタいつの間に」
「あら、こんなチャンスなかなかなくってよ。うふふっ」

 

 

『あんっ……あふっ……ああ〜ん』
相変わらずスピーカーからはミサトの乱れた喘ぎ声が響いていた。
その声にあわすようにシンジは一心不乱に腰を振る。その度に結合部分からはいやらしい音が漏れ聞こえていた。その音はシンジをますます興奮させる。
「ああ、ミサトさん、僕、僕」
シンジがいよいよ発射、というその時だった。
スパァーン!
勢いよく、シンジの部屋の扉が開く。
その音にびっくりして、シンジは後ろを振り返った。

そこには、今夜は帰らないはずのアスカが、何やら小さな箱を手に持って立っていた。
こめかみをピクピクさせながら。
「こぉの、バカシンジぃ!」
アスカの強烈なビンタがシンジの頬にはいった。
その拍子にシンジは横に倒れ、ペニスはミサトの秘密兵器から抜け落ちた。
「何してんのよ、アンタはぁぁぁぁぁ!!!!」
ドカッ、バキッ、どごぉ〜ん。
今までにないくらい激しい怒りがアスカを襲っていた。その怒りにまかせて、アスカはシンジをぼっこぼこにする。
「あ、アスカ、あの……」
シンジに言い訳の隙など与えない攻撃、それほどアスカは怒っていた。
そして、しばらくして、アスカも殴ることに疲れてきたのか息を荒げながら、モニターを見た。
『シンジ君、早くぅ』
ミサトの色っぽい声でシンジを求める声がスピーカーから響いていた。
「なんなのよぉ、これはぁ!!!」
アスカはそういうと、モニターを床に投げつけた。モニターはガッシャ〜ンと音を立てて壊れた。だが、スピーカーからは、まだミサトのエッチな声が聞こえている。アスカはすかさず、パソコンのコンセントを引っこ抜いた。
プツン。
「あ、あの、アスカ……」
「シンジ、これは、どういうこと?
 アタシというものがありながら、何てことするのよ!」
「ご、ごめん、アスカ、その、僕」
アスカの前に正座をしながら、しゅぅーんとしてしまっているシンジ。よく見るとアスカの頬には涙が伝っていた。
「あ、アスカ?」
その涙にシンジは気付き、オロオロする。だが、薬のせいでシンジのペニスは元気よく今もなおそそり立っていた。
「前にも言ったのに……。
 どうしてアタシ以外の女で勃つのよぉ〜」
アスカの大きなブルーの瞳から、ぽろぽろと大粒の涙が溢れ出る。よく見るとアスカの手には、コンドームの箱が握られていた。
「アスカ? それは?」
シンジが話をそらそうとアスカの手に握られている箱を指さす。
「ヒカリが明日、必要になるかもしれないっていうから、あげようと思って取りに戻ってきたのよ。
 そしたら、何かアンタの部屋から変な声聞こえてるし……」
「ご、ごめん」
アスカはシンジのはちきれんばかりに大きくなっているペニスを目にすると、
「そんなに、したかったの?」
と悲しそうな表情でポツリと聞いた。
「え? ち、違うよ、アスカ。これは、その……」
シンジはいいわけをしようとしたがこんなに腫れあがったペニスを前にしてはどんなことを言っても嘘に聞こえるだろうと、口ごもってしまった。
アスカはゆっくり正座しているシンジに近づき、ふわっと彼の身体を抱きしめるとそっとペニスを握った。
ひんやりとした感触がシンジを心地よさを誘う。
「逝きそうだったんでしょ?」
「え? そ、その……うん」
シンジの頷くのを聞くとアスカは、すっと立ち上がり、着ていた服を脱ぎだした。
「あ、あの、アスカ?」
アスカは身につけていたもの全てを取り去ると生まれたままの姿をシンジの前にさらけ出した。
「シンジ、アタシ以外の女で逝かないで」
そういうとアスカは正座しているシンジの膝の上に座り、キスをした。
シンジはそっと、アスカの乳房を揉みながら、ゆっくり、彼女の唇から離れ、首筋を舌でたどる。
「あんっ……シンジぃ」
「アスカ」
シンジは名前を愛おしそうに囁くと、アスカの乳首をつまみ指ではじく。そして、アスカの腰を抱くと、そのままアスカを床に押し倒し、かわいらしいアスカの全身を愛撫していく。
「しんじぃ……あふっ……ああんっ……しんじぃ、もういいよ、きても」
「え? でも、アスカも、もっと気持ちよく」
「だって……ああっ……逝きそうだったんでしょ?
 だ…あんっ……から、きて、アタシ……あふっ、大丈夫だから……」
「アスカ……ありがとう」
シンジは、アスカの足を両腕で支え、アスカの花園にキスをしたあと、一気に貫いた。
「あんっ……シンジぃ、おおきい」
くちゅっ、くちゅっと、シンジが腰を動かすたびに、いやらしい音が聞こえる。逝く寸前だったシンジのそれは、アスカの中で激しく暴れる。
アスカもまた、シンジのペニスをくにゅ、きゅっと締め付ける。シンジにはそれがたまらない快感だった。気を紛らわせるため、アスカの乳房を口に頬張って、その中で固くとがった突起をコロコロと転がす。
「ああ〜ん……あんっ、しんじぃ」
ずぶっ、くちゅっ。
「あ、アスカ、僕、もう……」
「あふっ、しんじぃ、アタシ……あんっ……ああ〜ん」
シンジはアスカの中で激しく出し入れし、それにあわせるかのようにアスカの腰も動く。
ずぶっ、くちゅっ、ずぶっ、くちゅっ。
部屋にはアスカの鼻から漏れ出るような喘ぎ声とシンジのペニスが動くたびに聞こえるいやらしい音だけが響く。
「アスカぁぁぁぁ」
「あ、あふっ……し、しんじぃ〜、はあああああああ〜ん」
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ。
アスカが頂点まで上りつめた瞬間、シンジもまた、アスカの中に何度も何度も放出した。

 

 

固唾を呑みながら、その様子を3人は見守っていた。
そして、リツコが一番に席から立ち上がった。
「ミサト……、司令との用事を思い出したの、これで失礼するわね」
リツコはそれだけ言うとそわそわしながら、執務室から出ていった。
パタン。
扉が閉まると、2人にきりなるのを待ち構えていたかのように
加持は後ろからミサトを抱きしめ、
「俺達もしないか?」
と、耳元で囁いた。

 

 

 

おわり

 

−後書き−
シンジはやっぱり、「おもちゃ」。ミサトは真剣にシンジのためにと思って考えたのですが、リツコはとある研究のため、加持に至っては、ただの冷やかしというところで、どう見ても「おもちゃ」でしたね。
それにしてもやっぱり、エロくならないですね、勉強不足がまる分かり。
でも、まあ、こんな話でも最後までお読みくださってありがとうございました。今夜は彼女(彼氏?)と……という気分にでもなって頂けたなら書いたかいもあるというものですが、どうでしょうか。

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