生駒達人はモテない。
少し顔立ちがイカつめなのもあるが常に無表情。これがなかなか厳しい。
一方えす隊長はまあまあモテる。
いつもニコニコしていて男にも女にも優しい上に距離が近く、かわいいや好きなどの単語を自然に入れてくるからだ。
生駒達人は悩んでいた。
生駒「どうすればモテるんや…」
「うーむ」と考える生駒に、隠岐はこういった。
隠岐「ほんならえす隊長にきいてみたらええんとちゃいます?あの人モテますでしょ。」
生駒「ほんまやな!そうしてみるわ!隠岐!ありがとう!!」
こうして生駒はえす隊長の元へ行った。
生駒「おーい、えすたぁ〜ん?」
江須「なんですかぁ~?」
生駒「ちょっと聞きたいことあんねんけどさ、モテるためには何をしたらええんやろか?」
江須「はぁ~?なんじゃそりゃ~?」
生駒「だからモテるための秘訣みたいなもんを教えてほしいってことや。俺モテてみたいねん。」
江須「ふぅん……そんなにモテたいんですねぇ〜」ニヤリ
生駒「そっそうなんだよ!」
江須「それじゃあ私が教えてあげましょう!」
生駒「本当か!?頼む!」
江須「はい!それはですねぇ…………」
〜1時間後〜
生駒「わかったわ!ありがとな!」
江須「いえいえ!こちらこそ楽しかったですよ!」
生駒「また今度もよろしく頼むわ!」
江須「はい!わかりましたよ!ではさよなら〜」
こうして生駒は作戦室へと戻った。
するとそこには水上がいた。
水上「おかえりなさい、イコさん。何しに行ったんですか?」
生駒「おう!ただいま!俺のことまっててくれたんか?水上ちゃん(ニッコリ)」
江須「別にそういうわけじゃないんで……」
生駒「またまた照れちゃってぇ〜」
江須「はいはいそーですね。」
生駒「俺水上のそういうところ好きやで…」
江須「ええ?なんか気持ち悪いっすよ生駒さん…」
生駒「ひどぉい!!!」
こうしてその日は終わった。
次の日から、生駒隊の隊室には軟派な生駒達人をみようと男子隊員が来るようになったという……。
終