時刻は22時。 ダイス : 目星(45) → 99(失敗・ファンブル)
蔵之介
ダイス : SAN(57) → 57(成功) ダイス : アイデア(70) → 95(失敗・ファンブル) →窓の外を見渡す ダイス : 目星(45) → 13(成功) ダイス : SAN(57) → 54(成功)
蔵之介
→非常ボタンを調べる
蔵之介
蔵之介
ダイス : SAN(57) → 85(失敗) →スマホをチェックする ダイス : 幸運(60) → 38(成功)
蔵之介
ダイス : 聞き耳(85) → 63(成功) ダイス : SAN(57) → 39(成功)
蔵之介
ダイス : POW対抗(48) → 21(成功)
蔵之介
ダイス : アイデア(70) → 30(成功)
蔵之介
ダイス : POW対抗(36) → 81(失敗) ダイス : SAN(57) → 4(成功・クリティカル)
蔵之介
→チラシをチェックする ダイス : 目星(45) → 3(成功・クリティカル)
蔵之介
ダイス : POW対抗(24) → 22(成功) ダイス : アイデア(70) → 30(成功)
蔵之介
蔵之介
ダイス : POW対抗(24) → 31(失敗) ダイス : SAN(57) → 60(失敗)
蔵之介
ダイス : SAN(54) → 70(失敗) ダイス : POW対抗(60) → 32(成功) ダイス : POW対抗(60) → 46(成功)
蔵之介
蔵之介
友達と食べ放題に行ってカラオケまで満喫したあなたは自宅に帰宅している最中だ。
非常に疲労困憊しており、何よりも今すぐ家に帰りたい気持ちでいっぱいだろう。
もはや見慣れた道を進み、ようやく目の前に見えてきたのはあなたの住む寮だ。
エントランスを抜け、郵便受けを確認する。
いつものようにチラシが数点入っている。
捨てるためにも手に取ることだろう。
蔵之介は特に何も目に入らず、疲労困憊のまま進んでいきます。
うっかり設置していた消火器に足をぶつけてめちゃくちゃ痛いです。
エレベーターの前に立つ。
ボタンを押して少し待てばエレベーターの扉が開くだろう。
中に入り、自分の家の階数ボタンを押す。
ぼんやりと自分の階数に着くまであなたはエレベーターの中で待つことになるだろう。
スマホを見るだろうか、チラシの類を軽くさらっていくだろうか。
しかし、少ししてあなたは違和感を感じる。
着かない。
いつまで待ってもエレベーターが目的の階に着かないのだ。
顔を上げてエレベーターの扉の窓を見るが、外は真っ暗だ。
ボタンのどこを押しても、ボタン自体は点灯するが反応しているようには思えない。
階数表示パネルはなにも映していない。
あなたは否が応でも理解するだろう。
エレベーターの中に閉じ込められたのだと。
何か思い付くかと思って考えてみたものの気怠い疲れで特に思いつくことなく。
なんでつかないんだろうな…としか思いませんでした。
階数は表示されてないけど電気はついたままなのでホッとはしています。
▼探索可能箇所
・扉の窓
・緊急用押しボタン
・EV椅子
・チラシ
・スマホ
また、EV椅子とは普段はエレベーターの休憩用の椅子として、非常時は物資供給や簡易トイレ等にもなる椅子のこと。
▼扉の窓
停電もしているのだろうか、外は真っ暗でなにも見えない。
自分の姿とエレベーター内の様子がうっすらと映り込んでいる。
よく目を凝らしてみると暗闇の奥で何かが動いた気がした。
▼緊急用押しボタン
『緊急時3秒間長押ししてください』と書いてある。
実際に押したことのある人は少ないだろう。
まさかその少数に自分が含まれることになるとは。
あなたは意を決してボタンを押す。
少し待てば、ザ、ザーというノイズの後に、音質の悪い声が聞こえる。
『……はい、……ち……管理…社……で……す』
『何か……でしょ…か』
『応答……さい』
随分と電波が悪いようで、相手の言葉は途切れ途切れにしか聞こえない。
あなたがなにを呼び掛けても相手はぶつ切りの声を繰り返す。
どうやらあなたの声は届いていないようだ。
『……ら、向かい……すので……』
途端、ブツッという音がして静寂が流れた。
最後まで聞き取れないまま、通信は途絶える。
こちらに向かうようなことは言っていたのだが、果たして本当に来てくれるのだろうか。
静まり返ったエレベーター内に不安が募る。
POW対抗(60) → 23(成功)
▼スマホ
ひとまずどこかへ連絡をしなければ、とあなたは地震の荷物からスマホを取り出す。
幸いなことに充電は十分残っているようだ。
蔵之介は親友の清嗣に電話します。
コール音が数度鳴ってからプツ、と電話の相手が出た音がする。
しかし何度声をかけても相手が答えることはない。
よく耳をすませば、かすかな荒い息遣いが聞こえる。
蔵之介はやることないので椅子引き出してチラシでも読もうとします。
▼EV椅子
椅子の蓋を開けてみるとさまざまな物資が袋にまとめられ入っているようだった。
簡易トイレにするための使い方の説明書も入っている。
▼EV椅子に入っているもの
・発電式多機能ラジオ
・ケミカルライト
・非常用食料
・非常用飲料水
・緊急用品セット
・ホイッスル
・ブランケット
・ビニール袋
・トイレットペーパー
・消臭剤
・便凝固材
荷物の中に白いチョークを見つける。使用されている形跡があるようだ。
どこからか強い視線を感じてあなたは顔を上げる。
ばち、とエレベーターの扉の窓に映る自分自身と目があった。
この場所にはあなたひとり。
当たり前だ。
しかし妙な視線はあなたの前から、後ろから、左から、右から、上から、下から、あなたに注がれているような気がする。
▼チラシ
無造作に持ってきていたチラシを眺める。
ほとんどが近所の店の宣伝や不動産屋の広告のようだ。
おそらく管理人が作ったのであろうチラシを見つける。
▼管理人が作ったのであろうチラシ
イタズラ被害にご注意ください最近、アパートの壁などにチョークによる落書きが増えています。
もし現行犯を見つけた場合、直ちに通報してください。非常に困っています。
蔵之介は探索箇所を概ね見終わりました。
まだ閉じ込められています。
開けるボタンを連打したり、上に脱出できるところがないか調べたりもしました。
どうしようもないので、スマホで今の状態から脱する方法をダメ元で検索してみます。
▼エレベーターに閉じ込められたら
よくありがちなコラム系記事だ。
・行き先階ボタンを全部押してみる
もしエレベーターが不穏な動きをしたらとりあえず近場の行き先階ボタンを押そう。
とにかくエレベーターから出ることが大切!
・緊急用非常ボタンを押して外部と通信しよう!
エレベーターについている非常ボタンで外部と連絡を取ろう。
仮に喋ることのできない状態だったとしても、非常ボタンが押された場合管理会社に通知がいくので押すだけでも押そう!
・スマホから誰かに連絡しよう
それでも不安な場合は警察や知り合いに連絡をしよう。対応が早くなるかも!
ヤッホー知恵袋や100ちゃんねるに『エレベーターに閉じ込められた』という投稿がここ最近で多く投稿されていることに気がつく。
皆一様に『何の前触れもなく突然エレベーターが止まった』『時間帯に関わらず外が真っ暗でなにも見えない』等の報告をしている。
一般的な脱出方法はすべて試していたので、蔵之介は暇つぶしに『エレベーター オカルト』『エレベーター 怪奇現象』等のワードで検索してみた。
【異世界エレベーター】
特定の順番にエレベーターのボタンを押すと異世界に行けるというネット上の都市伝説。
このエレベーターは10階建以上のエレベーターでなくてはならず、順番が指定されているようだ。
また、帰る場合は反対の順番で入力すると良いと言われている。
1→5→9→4→開けるボタン→1→5→9→8を2回
あなたの視界が一瞬点滅する。
エレベータ内を照らしていた電灯が点滅したのだと気づくだろう。
チカ、チカチカ、と点滅する電灯を見る。
しばらく待てば点滅もおさまり、元の明るさが保たれるだろう。
あなたは安堵する。
途端、バツンッという音と共に視界が闇に染まる。
電灯が切れたことに気づくまで時間は必要ないだろう。
完全な闇。
じっとあなたは息を潜める。
エレベーターの中にはあなたしかいないはずなのに、すぐそばで誰かの息遣いが聞こえるような気がする。
1d3の減少 → -3
しばらく手探りに過ごしていれば、何事もなかったかのように元の明るさを取り戻すだろう。
あなたはネットの書き込みに従い、エレベーターのボタンを押していく。
途端、エレベーターがガタン、と動いた。そのまま下に降りていく感覚が続く。
ようやく動いたのか、と安堵したのも束の間、窓の外は暗いままだ。
階数を表示するパネルはランダムな数字を繰り返し表示し続けている。
明らかに何かがおかしい。
エレベーターは確かに動いている。
しかしこのエレベーターはどこへ向かうのだろうか。
1d3の減少 → -3
どうにかしてこのエレベーターを止めなくてはならない。あなたはそう本能的に感じるだろう。
蔵之介は同じ階のボタン2回押し、一旦全部消そうとします。
しかし無反応です。
無反応なことに焦りながら、1→5→9→4→開けるボタン→1→5→9→8を押してみますが反応はありません。
何かの拍子に開かれたのかスマホの画面が煌々と光る。
胡散臭いオカルトサイトがヒットしているようだ
【異世界からの帰り方】
異世界に迷い込んでしまった君!大抵は行き方と逆のことをしたら帰れるが、それでも帰れないときは魔法陣を描いてみよう。
この魔法陣は割とどこでも使える万能なやつだぜ!
死ぬほど怪しいが、今は藁にもすがる思いだ。やるしかないと思うだろう。
これだぜ!真似してくれ!というコメントとともに貼られていた魔法陣の画像をもとに、エレベーター内にあったチョークを使ってたどたどしく描いていきます。
あなたは必死で床に魔法陣を描いた。
こんなので逃れられるのか半信半疑ではあったが、スマホの画面と睨めっこしながら描いていけばエレベーターの床には不恰好な魔法陣が出来上がるだろう。
あなたはその中心で祈るかもしれない。
震えるかもしれない。もうダメか、と思ったその瞬間、あなたの足元から暖かな光があなたを包んだ。
そうしてあなたの視界は白で塗りつぶされていく。
『……か、……ですか!』
『大丈夫ですか!』
ハッと気が付けば、警備会社の制服に身を包んだ男性数人に見下ろされていた。
その背景に広がるのは明け方の街並みだ。
エレベーターの中はあなたが乗った時と変わらず、EV椅子から出した荷物や床に描いた魔法陣は元通りになっている。
話を聞けば、明け方に緊急用ボタンが押されたが、ノイズのみで何も聞こえなかったらしい。
位置情報が送られたことで異常を感知した警備会社の職員が確認しにきたところ、エレベーターの中で倒れているのを発見したというのだ。
不思議と体にのしかかっていた疲労は消えていて、熟睡した後のような爽快感が身を包んでいる。
あの出来事は夢だったのだろうか。
しかし体に染み付いた恐怖は忘れようもなくあなたの記憶に刻まれている。
END:1 探索者生還
クリア報酬:SAN回復1d13 → 12 最終SAN値 62