「はぁ…」  
これで今日22回目。最近溜め息が多いなぁ…。  
それにいつも真面目に受けている学校の授業にもからきし身が入らない。何故か常に体が火照っていて、頭から離れない事がある。でもそれが何かは朱莉にはわからない。  
 
そもそも、こんな事が始まったのは高坂潤平に出逢ってからであった。  
最初は琴音ちゃんに近づく只の変態狂か何かくらいにしか思って居なかった。  
しかし高坂潤平に出逢い、私を身を呈して助けてくれてから先輩の事が頭から離れなくなっている。  
何なのこれ?風邪にしては症状が曖昧だし、でも確かにふらふらしたりボーッとしたり…熱っぽいんだけど…。  
 
「朱莉ちゃん大丈夫?何だか顔が真っ赤だよ…?どこか具合悪かったり、する…?」  
私の様子を察してか右隣の琴音ちゃんが小さく声をかけてきた。  
「うぅん、大丈夫…。ちょっと寝不足なだけだから心配しないで。」  
何て優しい姉なんだろうか。やはり琴音ちゃんには色々な意味で勝てない気がする…。  
私は…ぶっきらぼうだし、乱暴だし、愛想良くないし…。  
 
…先輩は、やっぱり琴音ちゃんみたいな優しい女の子が良いのかなぁ…。  
 
っ!?バカバカバカッ!な、何考えてるのよ私はっ!?まるで私が先輩の事を好きみたいじゃないっ!  
「はぁぁ…」  
 
ダメだ…少し寝よう…色々考え過ぎて頭がくらくらする…  
もう授業を聞くのは諦めて、私は体ごと冷たい机に突っ伏した。  
今まで真面目に授業受けてたんだから、一回位…居眠り位……  
 
 
………  
 
 
「…りちゃん、朱莉ちゃんっ」「ふぇ!?あれ…琴音ちゃん…?あっ…」  
琴音ちゃんの柔らかい声音で暗の世界から目覚めて、ふと窓の外に目をやるともうすでに辺りはオレンジ一面に染まっていて、グラウンドからは複数の運動部員達の掛け声が聞こえていた。  
起き抜けだからだろうか、その声や景色がとても悲しく私の胸の内に溶け込んで、何とも言えない気持ちになってしまう。  
 
「珍しいね朱莉ちゃん、朱莉ちゃんが学校終わるまで居眠りなんて…やっぱりちょっと疲れてるんじゃない…?それにまだ顔赤いよ…?」  
思わず何故か感傷に浸っていると琴音ちゃんが私の顔を覗き込みながら、心配そうに私に声をかけてきた。  
「…うん…どしたんだろうね、私…」  
 
自分でもわからない。  
何なんだろう、このもやもや、むずむずした気持ちは…。  
嫌いなんだ。私をこんなに悩ませ、苦しませ、良く解らない気持ちにさせる高坂先輩の事なんか、嫌い、のはずなのに。  
少し想い馳せると浮かんでくるのは先輩の顔…それと同時に火照る体…  
心が締め付けられるくらい、苦しくて……いてもたっても居られなくなる。  
 
「…今日、やっぱりこのまま一緒に…」  
「ううん、良いよ。せっかく友達が誘ってくれたんだし行ってきなよ。琴音ちゃんも楽しみにしてたでしょ?」  
 
そう、今日琴音ちゃんは友達の家に泊まりに行く予定なのである。  
あまり友達を作るタイプでない琴音ちゃんに出来た友達なんだから、きっと良い子に違いない。だから。  
 
「大丈夫だよ琴音ちゃん。この位何ともないから、ね?心配しなくても家事もするし、ちゃんと寝るよ。だから楽しんできて?」  
「…わかった」  
私の思いが何とか通じたのか、琴音ちゃんは渋々ながらも首を縦に振った。  
「ん…ありがと。何かあったらちゃんと連絡するからね」  
 
その後のことである。  
学校からの帰路で琴音ちゃんと別れ、高坂先輩を見つけたのは。  
 
その瞬間、心臓が跳ね上がるのが手に取るようにはっきりと認識できた。  
後ろからでもわかる。あのツンツンした頭は高坂先輩だ。  
先輩は当然少し後ろを歩く私に気付くことはなく、のんびりと言った様子で歩いていた。  
 
どうしよう…いつもなら簡単に、強気に声をかけれるのに…  
 
(あぁっ!もう、何で私があんなバカな先輩にここまでどぎまぎしなきゃなんないのよ…!)  
 
そうだ、いつもと同じで良いんだ。  
別に友達なんだから、普通に声を掛ければ良いだけのこと。  
 
私はそう思い直して先輩に追い付くために少し歩調を早めたが、未だふらふらと揺れる視界。火照る体。なかなか体が思うように動かないし、声を出そうとしてもいつのまにか声は出なくなっていて、代わりに息切れが早くなってきている。  
周りから見れば今の私は息を切らしながらよろよろ歩く、軽い不審者みたいになって居るだろうが、そんな事、今は気にしていられない。  
 
(先輩…高坂先輩……!)  
 
揺れる視界に逆らいながら必死に歩いているといつの間にか私と先輩の距離は後数歩までになっていた。  
そこで私の緊張の糸が切れ、そのまま先輩の背中目掛けてダイブした。  
そして私の意識はぷつと途切れた。最後に認識できたのは、高坂先輩のいつも着ているコートの柔らかさだけだった。その後の事は目覚めるまで覚えていない。  
 
 
昔、父にこんな話を聞いたことがある。  
 
『結ばれる者は結ばれるべくして生まれてくる』  
 
小さい頃の私はこの父の言葉を理解出来るだけの頭がなかった。というかほぼ聞き流していたような気もする。  
でも――今なら解る気がする。でも、わかっても…  
 
私と、高坂先輩は…  
 
 
 
 
 
瞼を、暖かい指が撫でる感触で私は薄く目を覚ました。  
目の前には安堵の表情を浮かべる高坂先輩。  
 
「え……?」  
高坂、先輩?  
 
「ど、どどどどどどうして先輩がこここに!?」  
「ぶごっ!」  
 
あまりの急展開に頭がついて行けず思わず体を起こすと私の頭が先輩の鼻に直撃した様子。ベッドの側で鼻を押さえ悶えている。  
 
「あ、ごめんなさい。というかここは…」  
落ち着いて一度辺りをグルって見回すと、見慣れた淡いピンク色のカーテン。枕の側の猫のぬいぐるみ。ここは確かに私の部屋であった。  
 
「ようやく起きたか。っと、まだ寝てろよ、熱あんだから。安静にしてねぇと…」  
いつの間にか復活していた高坂先輩が私の体を再びベッドに寝かせ、先輩は深くため息をつきながらベッドの側に腰を下ろした。  
 
「お前、熱が37.8℃もあったぞ。今日辛くなかったのか?」  
「ちょっと待って…まず私にいくつか質問させて」  
そう、この状況は明らかにおかしい。何なのよこれ。頭が混乱してるのだけれど。  
 
「一つ。先輩は何で私達の家を知ってるの?」  
確かに先輩はうちの寺の所在地は当たり前のように知ってるけど、私達の実家は知らないはず…教えてもないし。  
 
「お前をどこかに運ぼうとしてた時偶然桐島(姉)にはち合わせてな。ここまで案内して貰った。」  
 
…あ、そっか。私、あの時高坂先輩に抱きついてそのまま…  
 
「でも姉の方は友達の家に行くとかでこの家の鍵開けてからそのままどっか行っちまって…」  
「ふーん…ま、普通ならストーカーの罪を着せておしおきしてた所だけど、今日は琴音ちゃんに免じて許して上げるわ。感謝しなさいっ」  
本当は素直にお礼をいう状況なんだろうけど、恥ずかしくてとてもじゃないけど言えっこなかった。  
 
「うん、まあありがと…」  
 
高坂先輩は少し困惑した様子で頭をわしゃわしゃと掻いていた。  
 
その後も私が不明快な点はとことん聞き、結局。  
 
『帰宅中背後から抱き付かれたと思ったら私で、琴音ちゃんから「私を宜しくお願いします」と言われたらしく、今日は私の看病の為夜通し付き添ってくれる』  
 
らしい。  
 
高坂先輩曰わく「姉に頼まれたから途中で投げ出す訳にはいかない」  
 
らしい。  
 
 
 
 
 
 
ある程度状況が飲み込めたとこで私は少し引っかかるものを感じて、今の自分の服装を見た。  
 
 
「パジャマ……」  
 
上下服とも、まごうことなきパジャマだった。  
薄黄色の下地に水色の水玉模様をあしらった、私が布団に入るときはいつでも着ている寝間着だった。  
 
「あ、あの…先輩…」  
「ん、どうした?腹減ったのか?」  
 
「んーん…違うの…えっと…」あぁ、普通は怒って殴ってるところなんだけど、今はただただ羞恥の気持ちで胸がいっぱいだった。これは多分…先輩だから……?  
 
「何だよ」  
「琴音ちゃん、鍵開けたら…友達の所へ行っちゃったんだよね…?」  
 
高坂先輩がビクッと跳ね上がってそのまま硬直した。何を言われるかを察したのだろう。  
私はと言えば上手く言葉を紡げず、俯いて指遊びを絶えずしていた。  
 
「私の制服…先輩が、脱がした、の…?」  
 
もう、恥ずかしくてたまらなかった。  
体がいつもより熱い。多分私の顔は真っ赤に出来上がってしまってるんだろう。  
そして同時に、何故かこの時、自覚してしまった。  
もしかしたら、今までこの気持ちに気付かないふりをしてただけなのかもしれない。  
この気持ちを先輩に、自分に明かしてしまうと傷ついてしまうと思ったから。  
 
だけど――伝えなくちゃならない。そう思ったから。  
 
 
 
「私――先輩の事が好き」  
 
 
 
 
私――先輩の事が好き  
 
 
 
枕で顔を隠してるから解りにくかったが、桐島朱莉の顔は林檎のように赤みを帯びていて、辛うじて見えている目はうるうると潤み今にも泣き出しそうであった。  
後輩に真剣に告白されたからか、はたまたそんないつもとは違う、彼女の女の子らしさが不本意ながらも垣間見えてしまったことからか。多分俺は二つの事を含め彼女に見惚れてしまっていた。開いた口が塞がらないとは言わないが、まさに今の俺はそんな状態であった。  
 
しばらくの静寂の後、しびれを切らしたのか彼女が枕で顔を隠しうるうるした目、だがあくまで強気な目をしながら、ぶっきらぼうに口を開いた。  
「…何か、言いなさいよ」  
「いや…びっくりして…。それに、正直見惚れてた…」  
「何によ」  
「…今のお前に」  
 
彼女にとっては今の俺の発言が爆弾級だったのだろう、その言葉を聞いた途端彼女はあわあわしながら、沸騰するんじゃないかと心配するくらい真っ赤になった顔を枕にうずめて足をばたつかせた。  
「な、何でそんな恥ずかしいこといとも簡単にさらりと言えんのよっ!バカッ!」  
「お、お前が聞いてきたんだろ!?」  
 
 
 
「…さっきの、話だけどな」  
長い長い言い争いの後、またさっきのようにベッドの側に腰を下ろした俺は照れを隠すように、頬を掻きながら改まった感じで話を切り出した。  
「さっきの話って何よ?」  
「お前の…お前の、制服脱がした、っていう…」  
「っ!?」  
 
あ、今度は布団に潜りやがった…。  
 
「わ、悪かったわね!どうせペッタンコよっ!」  
「其処までは言ってねえよ!」  
 
いやまあ、実際はあれだったが、あまりなかったが。大きさが。  
 
「そうよ、先輩はどうせ胸の大きい方が良いんでしょっ!?私みたいに乱暴で、可愛くないやつなんて…  
本当は……」  
 
最初の威勢は次第に収まっていき何も言わなくなったと思うと、代わりに鼻を啜る音が布団の中から微かに聞こえてきた。  
 
「お、おい…」  
せめて彼女を泣かせまいと手を差し伸べようとすると、布団の中から細く白い手が伸びてきたかと思うと俺はその手に腕を捕まれそのまま引っ張られ布団の中へ引きずり込まれた。  
そして気がつくと、彼女の唇の感触が俺の唇に感じられた。  
 
短いキスのあと、俺と彼女は離れた。  
布団の中に高校生2人と密室間だというせいもあって顔の真っ赤な彼女は、俺の胸ぐらを震える手で掴みながら、絞り出すように声を出した。  
 
「好き…なの…」  
「……」  
「先輩の事が、好き…大好き…素直になろうとしても…変に強がって…でも、もうダメ……」  
「桐島…」  
「先輩…今だけ…今日だけで、良いから…私を先輩の一番にして…」  
そうか…彼女は、気付いている。  
俺が彼女を一番として見れないことを。俺が好きなのは自分じゃないという事を。  
でも、それを覚悟の上でいつもの自分を押し込めてまで俺の事を好きだと言ってくれている彼女に、俺が出すべき答えは。  
「…わかった」  
 
 
 
 
「ん…ちゅ…ふ…」  
舌と舌が絡み合い、淫靡な音を奏でている。  
そこに彼女の吐息も混じり合い自らの欲が目覚めるのが手にとるようにわかった。  
「桐島、脱がすぞ…?」  
「わ、わざわざ聞かなくて良いからっ…それと」  
 
絶妙に色気づいた顔をしながらも、またツン気味な彼女に少し笑ってしまう。  
「ん?」  
「…桐島は嫌……朱莉って呼んで…」  
 
そこで俺は自発的に彼女の唇を思い切り貪り、彼女を強く抱き締めた。  
素直に可愛いと思ってしまった。何故こんなに一途なのに、俺は彼女の気持ちに応えてあげられないのか。  
 
「ちゅ…はちゅ…は…んっ…ひゃんっ!」  
深く深く愛するようにキスをしながら可愛らしいパジャマの上から乳首の辺りを指で抓ると、また可愛い喘ぎ声をあげた。途端に上から罵声が飛んでくる。  
「い、いいいきなりさわったりしないでよっ!変な声出しちゃったじゃないっ…」  
「ごめん、でも凄く色っぽくて可愛いよ、朱莉」  
「っ〜…」  
性懲りもなく顔を真っ赤にする朱莉はもう諦めたように、全身の力を抜いた。  
その合図で、俺はさっき着せた容量で彼女のパジャマのボタンを外すと、彼女の白くすべすべした肌が露わになった。  
やっぱり小さい、けど。  
「…あっ」  
今は朱莉の何もかもが愛しく思えて、考えるよりも先に彼女の乳首にしゃぶりついていた。  
 
「んっ…はぅ…あんっ!」  
舌で突起を愛撫した後、少し柔らかめに噛むと彼女が苦しそうに眉を潜めて声をあげた。  
金のツインテールが少し乱れていた。  
「い…いじわる…」  
 
本当に、どこまでも可愛い奴である。  
 
「触るぞ…?」  
 
朱莉の秘部を下着越しに弄びながら聞くと朱莉は恥ずかしそうに顔を一段と赤くして小さく頷いた。  
下着の中に指を入れるとそこはもうすでに朱莉の愛液で一杯だった。そしてそのまま彼女の中へと指を一本入れると朱莉はビクッと震え上がり、甘くとろけるような声をあげた。  
「んぁっ!」  
「朱莉…すごい、濡れてる…」「ば、ばかぁ…言わないで…」  
このとろけるような表情、声をもっと見て聞きたいという衝動に駆られた俺はそのまま指二本を彼女の中に入れゆっくりかき回し、そのまま彼女にキスをした。  
 
「んっ、ひゃっ…あ、あん…はむ…ちゅ…くちゅ…ふぁぁ…」  
弄ればイジるほど彼女のそこから溢れ出てくる愛液に俺の手はなまめかしく光り、もっと感じて欲しいという気持ちから彼女の唇から離れ指の動きを速めると、彼女の喘ぎ声が益々大きくなった。  
 
「あぁんっ!やっ、気、持ちいいよぉ!あぅ、にゃう!」  
くちゅくちゅと淫らな水音が部屋に響くのを聞いた俺は更に手に力を込め、さっきより速く手を動かした。  
 
「いやんっ!なに、コレ、何かキちゃうっ!んぁ、ああああぁああああんっ!!」  
 
彼女が人一倍声を大にした瞬間、彼女の秘部から愛液が吹き出した。  
 
「はっ…はぁ…先輩、の…いじわる……急に、速く…しないでよ…」  
「朱莉が可愛い声出すから、思わず…  
 
あのさ…朱莉」  
 
正直彼女のこんな綺麗な一糸纏わぬ姿を目の当たりにして、欲情しない男は多分いないだろう…というか、あれ。  
…俺、朱莉の感じてる顔見たとき…  
俺が頭の中でさっき感じた事を思い返そうとすると、朱莉は俺の様子を察したのだろう、俺の下半身に手を伸ばしトランクスの上から俺のものを優しく撫でた。  
正直、それだけでもかなりの快感が俺の全身を襲う訳で。だが当然それでは満足なんか出来るわけもなく。  
 
「…先輩と、一つになりたい…」  
 
真っ赤になった顔で、彼女は小さくポツリと呟いた。  
 
「いっ…たぁぁ…!」  
 
俗に言う正常位という形で彼女の秘部に俺のものを入れ始めると、彼女は今まて味わった事のないであろう痛みに顔を歪めた。  
「だ、大丈夫か…?」  
気を遣ったつもりだったが正直、俺の方が大丈夫ではなかった。  
彼女の中はさっきの愛液でぬるぬるで暖かく、締め付けがきつく、今までに感じた事のない快感が電気のように全身を走った。  
 
「だ…いじょうぶ…だから…痛みより…今、は…嬉しさの方が…大きいの…だから…心配しないで…最後まで、入れて…!」  
「…あぁ、わかった」  
 
ちゃんと繋がる為に、彼女を認識できるように俺は彼女のくびれを掴み自分のものをそのまま奥まで突き刺した。  
 
「ああああっ!…はっ、はぁ…は…入った…の…?」  
「あぁ…正直、このままでもイキそうだ、てか、朱莉、もしかして…」  
 
俺が口ごもりながら結合部付近に目をやると、彼女の秘部からは赤い液体が一筋流れて、シーツに赤いシミを生み出していた。  
 
「…そ、そうよ…私、可愛くないし…経験なんか一度も…悪かったわねっ…」  
精一杯強がっているつもりなのだろうが、言葉に今までのような荒さが全くと言って良いほどなかった。  
それにしても、こんな純粋で綺麗な女の子に目をつけなかった男達を情けなく思う。まあ俺もそのうちの一人になるのだろうが。  
そして急に強がっている彼女が物凄く愛おしく思えて、出来るだけ優しく彼女の頭を撫でて口を開いた。  
「朱莉」  
「…何よ」  
「今の朱莉、今までで一番可愛い」  
 
その途端彼女の顔は上から下まで一気に赤くなり、何かを言おうと口を開いたが、その言葉を阻むように俺は腰を動かし始めた。  
 
「あんっ!あっ、んっ、やんっ!」  
ヤバい、入れただけでもイキそうだったのに動いたら…  
あまり自分が長持ちしない事を悟った俺は、一気に腰の動きを速めた。  
 
「あっあっ、あんっ!あぅっ!んぁあ、あ、あああんっ!やだっ、奥、に…当、たってるっ!気持ち、良いよぅっ!」  
「う…あ…朱莉…朱莉…!」  
絶頂が押し寄せてくるのがわかった俺はラストスパートをかけた。  
「せんぱ、先輩…!好き…んっ…大、好きっ!ああ、ちゅく、はむ…んああ、イクよぅ!あああああああああんっ!!」  
「朱莉…出すぞ…!」  
 
手を握り、指を絡ませながら俺達は同時に果て、二人裸のまま短く長い夜を明かした。  
 
 
 

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