朝っぱらから鶏の鳴き声が高らかに聴こえる  
…なんてアメリカンな鶏なんだ。  
我が家のインターホンの音だと気付くのに起きぬけの眠たい頭で時間を要したが玄関先まで出向く  
 
「…は〜い。今出ますよ」  
俺がドアをあけた先には  
 
「は〜い。おに〜…」  
 
ドアを閉めて目の前のツインテール娘の面影を綺麗さっぱり封印して寝に戻る  
―その瞬間  
 
鶏の鳴き声連打&闇金取り立て屋バリのドア蹴り連打が家に響き渡る。  
 
「わぁ〜!美夏ちゃんストップ」  
 
慌てて玄関にリバース&オープン  
笑顔の中に激烈な怒りを秘めた美夏がニコニコしながら  
 
「次やったらおに〜さん。………『戦乙女』から吊しちゃうよ?」  
 
…いや、全くリコが泊まりの仕事で家に居なくて助かった。朝っぱらからこんな騒いでたら俺は勿論、美夏と気付く前に騒いでた奴をヤッてしまう所だった  
 
取りあえず居間で寛ぐ美夏  
「でーと行くよ。おに〜さん」  
「今、朝の五時」  
「夏と言えば〜?」  
 
俺の意見を軽く無視して見えないマイクを握り、俺の口元に軽く握った小さい手を突き出してくる  
 
「今、朝の五時」  
 
「そうそ、夏と言えば朝の五時だよね〜。青い空、五月蝿い蝉、公園のラジオ体操……ってバカッ!」  
 
美夏のノリツッコミが華麗に炸裂したのが三時間前。  
八時現在―  
某南国雰囲気溢れる島の砂浜に  
ステルス戦闘機×1  
ツインテールの少女×1  
俺×1  
 
……あれ?  
何かツインテールの娘が戦闘機に手を振ってる。  
あっ…飛びたった  
 
「よし。南海の無人島に男女が二人きり」  
 
美夏の仕事をやり終えたすがすがしい笑顔が微妙に眩しかった  
 
「えっと…美夏ちゃん?ここは?」  
 
「無人島」  
 
「何で無人島?」  
 
「おに〜さんと二人きりで、で〜とがしたかったから(はぁと)」  
 
そう言うと美夏は着ている服を脱ぎ捨て、何時かの紅いビキニ姿に変身する  
…ん〜  
やっぱり可愛い。  
春香の事も好きだけど…  
美夏の事はなんかこう…  
何と言えば良いのか…  
 
「…ロリコン」  
 
うんうんと唸っていた俺のすぐ傍にいつの間にか居た美夏の衝撃的な一言  
ロリコン?  
自分の顔を指をさす  
頷く美夏  
否定という意味で首を横に振る俺  
それを否定する意味合いで首を横に振る美夏  
 
「お〜にさん。私はちょっとお姉ちゃんが羨ましくて軽い気持ちで、その…下着を見せました」  
 
「はい…憶えてます」  
 
数週間前の事だ  
 
「普通なら『何やってるんだ美夏ちゃん!僕には春香が居る』ってなる予定でした」  
 
「はい…。そうですね」  
 
「結果はどうなりましたか?…裕人さん?」  
 
「すいません。がっつり美夏ちゃんが失神するまで犯しちゃいました」  
 
まぁ、気が付いたらロリコンだったらしい…  
てか、美夏が可愛いすぎるからいけないんだ!  
…何か犯罪者の言い訳みたいなのでこれ以上は言わないが  
 
「と、言う訳で、おに〜さん。不束か者ですがよろしくお願いします」  
 
告白?をされた俺は美夏と一緒に海で遊んでいた。  
 
浜辺には俺の脱いだ服と美夏の脱いだ服と水着。  
お互い誰の視線も気にならない無人島で全裸になって泳ぐ  
 
「おに〜さん。だっこ」  
 
「美夏ちゃん。そんなにくっついたら」  
 
「エヘッ。チンチンおっきくなっちゃう?」  
 
全くもっての耳年増だ。  
ちょっと意地悪をしてやろうと思い、俺は美夏を抱き上げた。  
お父さんが子供にオシッコをさせる様に  
綺麗に光る太陽と海の元、全開M字開脚をするツインテール娘。  
あまりの恥ずかしさに顔を真っ赤にして美夏は暴れる  
「ち…ちょっと!おに〜さんヤバいよ。これ…恥ずかし過ぎる」  
 
俺は片手で美夏の両足と腰をひとまとめに抱え上げ(いつぞやの冬の工事現場バイトの土嚢より軽い)  
空いた片手で美夏の剥き出しになった女の子の部分を優しく刺激する。  
 
「美夏ちゃん。身体軟らかいね」  
 
「おに〜…さん…のへんたいっ!あっ…だめぇ…さわっちゃ……やぁ…なの」  
 
変態だって?俺は只のロリコンだッ!(美夏によれば)  
なので言われなき暴言を吐いたツインテール娘には、お仕置きをせねばならない  
「なぁ、美夏ちゃんのココ凄いヌルヌルなんだけど?海水ですかコレ?」  
 
「……(ぷいっ)」  
 
どこぞの絶対零度王女よろしく顔を真っ赤にして俺の質問を無視する。  
そうですか…お仕置き決定。  
 
ツインテール娘の歳の割にはほぐれた膣。俺は膣に入れていた指を先程の緩やかな動きから激しい動きに変える  
 
「あっ…あっあッ…おに〜さん……止めて……美夏ッ……でちゃうよ」  
 
無視されたお礼?に無視を返して、俺はまだ小さな皮冠りの突起を皮の上から親指でスリスリいじりながら膣に入れた指の動きを更に激しくする  
美夏は両腕を後ろに回して俺の首筋に絡める。観念した美夏は下半身から昇る淫らな刺激に身体をすべて俺に委ねてきた。  
 
「ひッ…ひぅぅ…イクぅ…おに〜……さん…あッあッ…ゆびぃきもちいぃ…あっ!」  
 
身体全体をビクッと震わし、空に向かって突き出された足先はピンと伸びきった。俺の手にパシャパシャと美夏の吹き出す潮がかかる  
「美夏?ごめん調子乗りすぎた」  
 
俺が美夏の身体を抱え直してお互い見合う様に抱くと  
舌を口元からだらりとしまりなくたらしながら快楽でとろけきっただらしないイキ顔を晒す美夏  
 
「美夏…中学生がそんな顔を覚えたら駄目だろ?」  
 
「おに〜…ゆうとがおぼえさしたのぉ…みか…えっちになっちゃったぁ。ゆうとおちんちんちょうらい…美夏…ね?もっときもちよくおしっこしたいの」  
 
今だ焦点の合わない眼を淫らにとろけさせ舌を突き出しながら俺の唇を求めてきた  
 
【終わり】  
 

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