「み、美夏を放してください」
春香の視線の先、そこには服を脱がされ、手足を椅子にくくりつけられて
男の手によって体中を弄ばれている美夏の姿があった。
美夏ののっている椅子には、処女を奪われたことを示す液体がつたっていた。
「お…ねぇ…ちゃん」
目尻に涙を浮かべ、姉の顔を見ようとする美夏だったがその焦点は定まっていなかった。
リーダらしき男が一人前へと進み出る。
「やっとお姉ちゃんのお出ましか。ずっと待ってたんだぜ。
まぁその間退屈はしなかったけどな」
「美夏を放してください!」
その声はいつもの控えめな声と違い、明らかに怒気のこもった声だった。
「おっと変なことはするなよ。妹がどうなっても知らないぜ」
そういって美夏の秘所へと手を伸ばす。
「あっ…いやッ…もう、やめ…」
美夏の言葉とは裏腹にその部分はなにかを求めるようにヒクヒクと動いている。
「お、お願いです。なんでもしますから…美夏を…美夏をこれ以上苦しめないで」
「なんでも…ねぇ。じゃぁまずここで素っ裸になってもらおうか」
「えっ、そ、それは」
「かわいい妹のために何でもするんだろ。はやくしな」
「わかり…ました」
次々と服を脱ぐ春香だが体を隠し者が下着だけとなり手が止まってしまう
「どうした?早く脱げよ。それとも妹よりも自分のことのほうが大事なのか」
(裕人さん。ごめんなさい)
春香は唇をかみ締めながら、自分を守る最後の砦に手をかけ、何一つまとわず生まれたままの姿へとなった。
「おぉ、さすがに白銀の星屑と呼ばれるだけのことはあるな」
今まで誰にも見せたことのないその体をみられ、春香の顔は羞恥の色に染まっている。
どれだけ手で隠そうとしても、隠しきれるものではない。
「そのままこっちまで来な。手は退かせ」
春香が男へと近づき、やっとの思いで手を退かしたその時、
カシャッ
男が懐からデジカメを取り出し、春香のその姿を撮る。
「や、やめ…」
驚き、体を隠すようにお男に背を向ける。
「これでお前はこれが有る限り俺には逆らえない」
「ひ、卑怯者」
「なんとでも言えばいいさ。いいからこっちへ来い」