閉じた瞼越しに微かに光を感じる。  
窓から降り注ぐ陽光が新しい朝の訪れを告げていた。  
わずかに瞼を開いて光に目を細める。  
「…眩しい」  
思わず呟いた。思考と視覚を光の刺激から慣れさせてゆっくりと覚醒させてゆく。  
と、そこで2つの違和感に気付く。  
一つは昨日一緒に寝ていた人物が居ない事。  
もう一つは鼻空をくすぐる良い香り。  
すぐに料理の匂いだとわかった。  
覚醒したばかりの思考で推理した結果、導き出された答えは一つだった。  
ゆっくりと起き上がり下着とズボンだけ穿いてキッチンへと向かう。  
そこには予想通りの人物が居た。  
乃木坂春香。世界に名だたるスーパーお嬢様。  
あらゆる分野で発揮されるその才能は料理に於いても惜しみなく発揮され、  
その腕前はプロ並み…いや、プロ以上だ。  
俺はそんな彼女と付き合っている。  
その原因には春香の趣味が多大に関係していたりもするのだが…。  
でもやっぱりお互いに好き合っているというのが一番の理由だった。  
 
そんな彼女が今キッチンで、恐らく俺の為であろう朝食を作ってくれている。  
とても嬉しい事だと思う。  
愛する恋人が作ってくれた料理を食べる事ができる。  
とても幸せな事だと思う。が。  
 
俺は春香の姿を見止めるなりその思考活動を停止し、その場に棒立ちになった。  
何故なら彼女の今の格好はエプロンがただ一枚のみ。  
それ以外の衣服は一切その身に纏っていなかった。  
(は…っ、裸エプロン…ッ!?)  
ドリーム・オブ・ドリームス。男…いや漢の永遠の夢がそこに存在していた。  
白く美しい肌が陽光に照らされ、きめ細かな産毛がキラキラと光を反射して輝いている。  
華奢な肩や腕、腰や背中。美しく扇情的な脚。どれもがこの世の全てを凌駕する美しさだった。  
形の良い美しいお尻は動く度にぷるぷると震えて、自らの弾力で自己を主張している。  
(春香のおしり…春香のおしり…春香のおしり…)  
脳内がアブナい感じになったところで春香がこちらに気付いた。  
「あっ、おはようございます」  
「ほえっ!?あ、ああ、えっと…、うん、お、おはよう」  
春香の言葉で我に帰りかろうじて挨拶を交わす。  
「あの…そ、その格好は…?」  
恐る恐る尋ねてみる。  
「あっ、…えっと、昨日あのまま寝ちゃったので、起きたら裸のままでして…」  
そりゃそうだろう。俺だって起きたら裸だったし。ていうか裸で抱き合って寝てたからな。  
 
「…それでですね、朝起きたら着る服が無かったもので…」  
あー。そういえば。  
そもそも春香がウチに泊まったのは昨日の急な雨が原因で、服は濡れててまだ乾いてないんだった。  
…下着は愛撫したりしてる間に汚しちゃったし。だが…。  
「それで…裸エプロン…?」  
春香が顔を赤らめ、恥ずかしそうにこくんと頷く。  
「…それに…あなたが喜んでくれるかと思ったので…」  
いつも思う。これはワザとやってるんじゃないかと。  
俺が喜ぶ言葉を的確に言ってくるし…。  
……。  
…いや、春香は素だな。  
「あ、あのっ、あと少しで朝食ができますんで少し待っていて下さいっ」  
話題を切り替えようとしたのか少し慌ててそう言う。  
(ってもなぁ…)  
下半身がすっかり元気になってしまって仕方がない。  
(ここは一つ…)  
後ろから春香にそっと近付き、そのままエプロン越しに胸を鷲掴みにする。  
「ひゃうっ!」  
春香がビクッと反応する。  
「あっ、あのっ…今お料理作ってますので…」  
「春香がこんなエッチな格好してるから収まりつかなくなっちゃった…」  
言ってエプロン越しに乳首を指で転がしてみる。  
「んんっ」  
春香が敏感に反応する。乳首を弄ると春香が気持ちよさそうに喘ぐ。それが激しく興奮を誘って堪らなかった。  
エプロンの両脇から手を入れて直接胸を揉みしだく。  
「んっ、ふぁっ、んんっ」  
春香の気持ちよさそうな声が俺を捕らえて離さない。  
もっと気持ち良くしてあげようと更に激しく揉んでみる。  
揉む度に手の中で形を変えるふくよかなおっぱいが気持ちいい。  
鮮やかな桃色の乳首への愛撫も忘れない。  
乳首の先端を時に優しく、時には激しく擦る。  
「ふぁっ…!気持ち…良い…っ」  
その刺激に耐えかねて、春香が甘い喘ぎを漏らす。  
もうそろそろかな?と思い股間に手を滑らせると、そこはもう大洪水になっていた。  
「これ…俺が来る前から…?」  
「だ、だって…恥ずかしくて…」  
「恥ずかしくて…興奮して濡れちゃったんだ?」  
「い、言わないで下さい…」  
春香が顔を真っ赤にして目の端に涙を浮かべつつ答える。  
「ごめん」  
長いキスを交わし続きを始める。  
春香にキッチンに座ってもらい脚を広げる。  
びしょ濡れになったソコはとても魅惑的で、俺は引き寄せられるかのようにソコにむしゃぶりついた。  
春香から溢れ出す蜜を啜るように味わう。  
 
「あ、ん…。音…たてないで、下さい…。…恥ずかしい、です…っ」  
「だって、春香のスープが美味しすぎて…ついつい音を立てちゃうよ」  
「…今日のあなた…すごくえっちです…」  
「むっ。失礼な」  
ふと側に在った食材が目に入った。  
ソーセージ。恐らく調理の途中だったのだろう。  
「…そういう事を言う悪いコにはお仕置きをしないとな」  
言ってソーセージを1本手に取る。  
そして春香の濡れそぼった秘裂に押し当てた。  
「えっ?あっ!だ、ダメですっ、そんなの入れちゃ…!」  
言う春香を無視してソーセージをぐりぐりと捻りながらねじ込んでいく。  
「あっ、だっ、め…っ」  
愛液にまみれたソーセージを春香の秘所に出し入れする。  
(…というか春香のソコからソーセージが伸びているってのはエロいね!)  
などと考えていると、「あ、ふ…っ。た、食べ物で遊んじゃ…ダメです…」と春香が言う。  
……。確かに。  
でもここで止めるのも何か物足りないよなぁ。  
「遊んでるんじゃないよ。春香のエッチなおツユで味付けをしてるんだ」  
「そ、それならもっと普通に料理しましょうよぉ…」  
春香が困ったように言う。「あ。それとも春香は俺のソーセージの方が良いのかな?」  
下ネタかよ。しかもこんなベタベタなネタで…。ちょっと滑ったか?  
が、春香は実にマジメに、  
「あ…、はい…。下のお口であなたのソーセージ食べたいです…」  
…まさか春香が乗ってくるとは思わなかった。  
その意外な状況に黙っていると、  
「あ、あの…私何か変なことを言いましたか…?」  
と不安そうに見つめてくる。  
「いや…、春香が下ネタに乗ってくるとは思わなかったから、面食らったというか…」  
天下の乃木坂家のお嬢様が下ネタとは誰も考えもしまい。  
「でも俺以外の前でやっちゃダメだよ?」  
「あ、はい。それは大丈夫です」  
「ん。その言葉を聞いて安心したよ。  
さて、それじゃあ…」  
そう言って春香をキッチンから下ろし、キッチンに掴まるように後ろを向いてもらう。  
「あ、あの…」  
「ん?」  
「こ、この姿勢でするんですか…?」  
つまる話立ちバックというやつである。  
「うん♪正常位よりも奥まで入って気持ちいいらしいよ?」  
「で、でも…」  
春香はまだ何か言いたげだ。  
「…顔が見えないです…」  
「え?」  
 
「後ろからだと顔が見えないですから…前がいいです…」  
 
その言葉が嬉しかった。俺の顔を見ていたいという春香の気持ちが嬉しかった。  
「春香…」  
俺はそっと春香に囁きかけた。  
「ものは試しに1回やってみようよ」  
「えっ」  
「ではさっそく」  
抗議の視線を浮かべる春香を余所に、春香の秘所にモノをあてがう。  
「も、もう…」  
呆れたような、それでいて期待を含んだ声で春香が呟く。  
春香が受け入れてくれた事を確認し、安心して挿入しはじめる。  
「ぁ…んっ」  
さっきまでの行為ですっかり準備ができていたおかげで、  
いきなりの挿入でもすんなりと入ってくれた。  
相変わらず締め付けがキツいのは変わりなかったが。  
「春香…どう?」  
「ん…わかりません…。でも…いつもと違う所に当たって…気持ちいいかもです…」  
「動いても平気?」  
「はい…、大丈夫です…」  
春香の確認を取ってからピストン運動を開始する。  
「あっ、んんっ、あ、あっ!」  
春香の気持ちよさそうな喘ぎが響き渡る。  
「あっ、い、いつもと!違う所に当たって、気持ちいいです…っ!」  
嬉しくなってもう少し過激なプレイもしてみる。  
春香の左足を抱え上げ、片足で立つような体勢で春香を突き上げる。「ひゃっ、あっ、あ、いいっ、ですっ。気持ちいいですっ!!」  
そこで俺はさらにアホな事を考えた。  
いや、何であんなことしようと思ったのかね。  
そのおかげであんな目に遭うとはこの時は夢にも思わなかったが。  
春香の膣内を突き上げていたモノを引き抜く。  
一瞬春香が何だかわからないといった感じにこっちを見つめてきた。  
しかもどことなく残念そうというか物足りなさそうな顔で。  
そんな春香を余所に俺は春香のもう一つの穴にモノをあてがう。  
「えっ!?」  
そりゃ流石に驚くよなぁ。だってお尻の穴に挿入れようとしてるんだもん。  
「あ…あの…。そんなところに挿入れるんですか…?」  
「春香のおしりがあまりにも可愛すぎてこっちもしてみたくなっちゃった。それじゃ早速」  
春香の菊座にあてがったものを挿入していく。  
「あっ!まっ、待ってくださ…ひゃうっ!」  
できるだけ刺激を与えないようにゆっくりと進めていく。  
やがてモノが全部飲み込まれると、物凄い締め付けが襲ってきた。  
「う…。春香…痛く無い…?」  
「それは…大丈夫です、けど…変な感じです…」  
やっぱり慣れない事に多少の抵抗は在るようだ。  
 
「動くよ」  
「あっ、ひゃう!」  
春香は初めての肛姦に既に快感を覚えているようだった。  
「あっ!!いいです、おしり、気持ちいいですっ!!あぁっ、気持ちいいっ!!」  
春香のその言葉にさらに激しくペースを上げる。  
それに触発され、春香の締め付けもさらにキツくなっていく。  
「うぁ…春香、締め付けすぎ…。もう出そう…っ!」  
「えっ!?あ、おっ、おしりで出しちゃダメ…ですっ!お股に…あぁぁっ!!」  
高まってゆく射精欲に、絶頂へと上り詰めていく。  
「春香…っ、出るッ…!!」  
「あぁっ、だっ、ダメです…。おしりはダメぇぇぇぇっ!!」  
「うぁあ…ッ!!」  
俺は春香の肛内で大量の精液を撒き散らした。  
それと同時に春香の体がオーガズムに激しく跳ねた。  
そのまま二人で気だるい解放感に包まれながらその場に崩れ落ちたのだった。  
 
 
■エピローグ  
「…………」  
「本っ当にごめんっ!!」  
少しの後。俺はぷぅっと風船のように頬を膨らませ不満を露わにする春香に、土下座で平謝りしていた。  
(あぁ。男の土下座って安いなぁ)  
昔マンガで「男の土下座は安くない」とか言っていたが、好きな女の子の為ならこんなに簡単にできるとは…。  
「本当にごめん!春香のお尻に欲情しちゃってつい…」  
「…別におしりでしたのはイヤじゃないです…。気持ち良かったですし…」  
「え?じゃあ…」  
「おしりじゃなくてお股に出して欲しかったです…。赤ちゃんできるかもしれません…」  
あー…。なるほど…。  
「それだったらこれからもできるさ。  
言ったろ。俺も春香との赤ちゃん楽しみだって。」  
ていうか昨日(しつこいようだが春香は泊まり)あれだけ膣内出ししてあれじゃ不満か…。  
「じゃあ…今からして下さい。」  
「え?」  
マ、マジで…!?  
昨日からさっきまでで5回はやってるんだけど…?  
「赤ちゃんできるまで頑張って下さいね…?」  
「えっあっその…今からですか…?」  
「今からです」  
…こうしてまた俺の長い1日が始まろうとしていた――。  
 
余談であるが、この後春香の満足がいくまで搾り取られたことは言うまでもあるまい。  
 
END  
 

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