事件が起きたのは今日の朝  
色々あって千棘にスリーサイズを聞き出すことになった  
しかし面と向かって聞くなど俺には少々リスクが高すぎる  
だから最悪の手段を選ぶしかなかったのだ  
俺が今何をしているかって?女子の身体測定を眺めているんだよ  
理由はわかっているだろう、千棘のスリーサイズを盗み聞きするん  
断じて小野寺のスリーサイズが気になってる訳じゃないぞ!  
 
「〇〇ちゃんB何センチだった〜?」  
 
「教えないもんね〜」  
 
 
ザワザワガヤガヤ  
 
しかし、やけにクラスの女子が多い気がするな  
うるさくてスリーサイズを聞き逃したらどうすんだ!  
 
 
「次は鶫ちゃんだね、スリーサイズ測るから来て〜」  
 
「あ、私の番か、」  
 
 
ガシッ  
 
「!?・・・お嬢!?一体何を・・・」ハッ  
 
 
クラスの女子全員が鶫のほうに目を向ける  
まるで獲物を見つけた狼のようなするどい目つきをしていた  
 
「あの・・・皆さん?」  
 
「あなたには申し訳ないけど、このクラスで一番の巨乳を持つあなたのバストを知らないわけにはいかない」  
 
「ごめんね鶫、あなたには後で好きなものおごってあげるから」  
 
「ヒィ・・・!?ちょっ・・・お待ちくださ・・・ア―――――――――――ッ!!!!!」  
 
 
保健室は静寂に包まれた  
気になるそのバストは・・・・  
 
「!!?・・・・おお、」  
 
 
「おお!」  
 
「・・おおおお!!」  
 
 
そして声援が響く  
しかし俺は鶫のバストを知ることは出来なかった、気にしてはいけないのだが気になってしまう  
 
「知ってる?大きいオッパイを触ると自分の胸も大きくなるって話・・・」  
 
「それほんと!?・・・・・・・・・・・・」  
 
二度目の静寂、そして鶫にむけられる視線  
今度はするどいというより命を欲するゾンビのような目をしていた  
 
「鶫ちゃん・・・その大きなお胸を触らせて、触らせてくれるだけでいいから・・・・」  
 
「ヒィィィィィィィィィィイイ!!目が怖いですっ!!」ピューン  
 
「待て゛ごらア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァッ!!!!!」ドドドドドドド  
 
 
女子は全員走り去って行った・・・・・  
あれ?俺は千棘のスリーサイズを知るためにここに居るんじゃ・・・  
って早く追いかけねーとじゃんか!  
 
俺は身を潜めていたダンボール箱を勢いよく投げ飛ばした  
 
「・・・・・・・楽様?」  
 
俺は硬直した  
なんでお前だけ残ってるんだよ!と心の中で叫び  
 
「あ・・・いや、これには深い事情があってだな・・・」  
 
「フフン、わかってますよ。女の子のスリーサイズが気になってるんでしょう?それなら私が教えて差し上げますけど?」  
 
やはりこうなるか  
くそ!俺は千棘を追いかけなきゃいけないのにマリーに捕まっちまうとは・・・  
 
「なんでしたら・・・触って確かめてくださっても構いませんよ?」  
 
 
ピクッ  
 
触って・・・確かめる・・だと!?  
 
アホか!  
触っていいわけないだろが!  
でも本人が許可してるんだから・・・いやだめだ!踏みとどまれ自分  
学校内でそんなことをしてしまうのは人間としての何かを失ってしまう  
 
 
「ごめんマリー、ちょっと急いでるから」  
 
よし!これでいいんだ、俺は死ぬまで紳士を貫き通す  
 
 
ギュッ  
 
後ろからジャージを掴まれた  
いい加減にしつこいと思い何の考えもなしに発言しそうになる言葉  
 
「あのなぁ、マリー・・・俺は急いで・・・ってマリー?」  
 
 
マリーは口を震わせ今にも泣きだしそうな表情だった  
俺はマリーが何でこんな顔をしているのかわからず何も言えなくなる  
 
「楽様は・・・楽様はもう私なんて眼中にありませんの?」  
「私がこの学校に転校してから楽様がまともに相手してくれたことなんて指で数えられるほどじゃありませんか」  
「我慢してきました・・・どんな扱いをされても私は楽様を愛し続けてきましたのに・・・あんまりじゃないですか・・・」  
 
俺はマリーのこんな顔を見るのは初めてである  
いつも笑顔で接してくれるマリーにそんな顔をされるとは思わなかった  
そしてこのマリーの言葉で自分の愚かさに気付く  
今までを振り返ってみると俺はいつも千棘を優先していた  
心の中では小野寺が好きと言っておきながら、この前の劇も小野寺を放置して走り去って行ってしまった  
マリーも今まで辛かったのを我慢してたのを今、知った  
あまり深く考えなかったけれど俺はマリーの恋人だ  
もし俺が小野寺に酷い扱いをされたら・・・そう考えると胸が苦しくなってくる  
 
マリーはずっと我慢していた  
最愛の人からどんな扱いを受けてもニコニコとしていた  
でも限界だったんだ  
だから今、溜まりに溜まっていた不満が爆発したんだろう  
 
俺が今マリーにしてやるべきことがわかった  
 
 
ギュッ  
 
「!?・・・あっ、楽・・様?」  
 
「ごめん、ごめんなマリー。本当は謝るだけで許してもらえることじゃないことはわかってる。でも俺が今お前にしてやれる最良の選択がこれだから」  
 
 
マリーを強く抱きしめ頭を撫でてあげる  
俺は女の子をこんなに強く抱きしめるのは初めてだ  
こんなにも温かくて安心するなんて  
 
 
「・・・・・・楽様、これからは私も愛してくださいますか?」  
 
「あたり前だろ、愛してるよ・・・マリー」  
 
俺達は無意識に近くに会ったベッドに倒れ込む  
もう千棘のスリーサイズなんてどうでもいい、あんなゴリラとはもともとやっていける気もしなかったしな  
俺はマリーと愛し合うことにするよ  
 
「はぁ・・・はぁ・・・楽様、キスしてください・・・」  
 
返事もせず俺はマリーの口を塞いだ  
 
 
「んっ・・・ふぅ・・・」  
 
 
チャッ チャッ  
 
舌と舌が絡み合い独特の音が鳴る  
なんの味も無いマリーの唾液、それが今まで飲んできたどの液体よりも美味しく感じる  
理性は時間と比例してだんだん薄れてゆく  
マリーの小振りの胸が当たって気持ち良い  
ほのかに香るローズの優しい香り  
俺は我慢できなくなりマリーの上着を脱がす  
 
「あん、・・・楽様ったら大胆・・・・」  
 
マリーは少し恥じらうも自身の着衣を脱がされることに抵抗はしない  
マリーの身を守るものは白色のパンツと生地の薄い体操服だけだ  
胸の柔らかさからしてどうやらブラは付けてないらしい  
全体重を掛けて小さな体にのしかかる  
そしてまた口を密着させる  
 
ゆっくりと体操服の中に手を忍ばせる  
 
「なあマリー、触っていいか?」  
 
「今更躊躇することなんて何もありません・・・私の体を全て楽様に委ねます」  
 
体操服の中・・・なんつーか温かいな、マリーの体温が伝わってくる  
さらに奥へと手を動かすと少し膨らんだものに当たった  
多分Bカップくらいだ  
その膨らみを撫でるように・・・優しく触る  
するとマリーが俺の手を押さえつけてきた  
今まで体験したことのない感触が手のひら全体に伝わる  
 
「なな、ちょ・・・マリー!?」  
 
「はぁん・・・はぁ・・・気持ち良いですか?・・・楽様ぁ」  
 
「お、おう・・・柔らかくて温かくてすげー気持ち良い・・・」  
 
「私もですわ・・・・・楽様・・・」  
 
俺はマリーに手を押さえつけられたまま次は何をすればいいのかわからない  
手のひらに柔らかい感触と小さく勃起した乳首の感触を感じ時間が過ぎてゆく  
 
「あの・・・言いにくいのですけど・・楽様のものを見せてくださいませんか?」  
 
先に言葉を発したのはマリー  
どうやら俺の息子を見せてほしいようだ  
しかし異性の前で性器を見せるというのは想像以上に恥ずかしい  
 
「どうしてもみたいか?見ても気持ち悪いとか思わないよな?」  
 
「はい、楽様のことを気持ち悪いだなんて思うはずがありません」  
 
少し抵抗感はあったがゆっくりズボンを下ろす  
するとズボンの上からでは分かりにくかったが自分でも驚くほどに膨張していた  
 
「うわ、大きい・・・男の方ってそんなに大きくなるのですか・・」  
 
この言葉がとてつもなく恥ずかしかった  
俺はまた何も言えなくなった  
 
「最近覚えたのですが・・・これを口にくわえると気持ちいいのですよね?」  
 
股間にザラザラとしたものが当たる、それだけで俺は全身に電流が流れるような感覚だった  
俺は思わずベッドに倒れ込んでしまう  
気持ちよさとくすぐったさの波が押し寄せてくる  
俺がただただ悶えてるところで顔面に何かが乗っかってきた  
 
口にくっきりとした割れ目の感触がする  
甘酸っぱい匂いが鼻の奥へ入り込み俺の脳を刺激する  
普段なら臭いと感じるはずの匂いがフローラルのように感じる  
ここで俺の理性は崩壊する  
俺はためらうことなくマリーのパンツを脱がせた  
女子高生にしては少し薄めの陰毛が膣穴を隠す  
「んん・・・んぅ・・・エッチですね、楽様は」  
 
いつもと違う、女の子らしい声が俺の性欲をさらに向上させる  
膣穴を僅かに開き舌をいれる  
自分の舌の短さを始めて実感した  
舌にトロトロとした愛液が絡みつく  
できるだけ奥の方に刺し込もうと顔を膣に密着させる  
 
「あう、駄目ですよぅ・・・・ふぁ・・んっ、あっ」  
 
快感のあまりマリーは口を動かすことも出来なくなる  
俺がふぅーーっと息を吹きこむとマリーは全身をビクッと震わせた  
 
「マリー、口動かしてほしいんだけど」  
 
マリーの反応が可愛くてドSな発言が口をついて出てしまう  
 
「ひぁ・・・ん、すみません・・気持ち良くてつい・・」  
 
マリーがゆっくりと口を動かす、小刻みに震えているのがわかった  
しばらくこの行為を続け俺の射精欲が高まっていく  
 
「なぁ・・マリー、俺もう限界なんだが・・・」  
 
「出したいのですか?・・・私はいつ出されても構いません・・・」  
 
いけないことだとわかってはいるが己の欲には勝てず、勢いよく口内に射精した  
俺は今まで味わったことのない快感に放心した  
 
 
「はぁ・・・はぁ・・・美味しいです、楽様の精液・・」ニコッ  
 
 
罪悪感はあったものの、マリーが優しくほほ笑んでくれて気が楽になった  
俺はもう疲れてこのまま寝てしまいそうになる  
 
 
「あら、まだ寝てはいけませんよ?メインが残ってますから・・・」  
 
 
ぐったりと寝込む俺にマリーが跨ってくる  
これが俗に言う騎乗位というものか  
萎れたはずの俺の性器が再び反応する  
 
「ん・・やぁ、入っちゃいますよぅ・・・・」  
 
 
性器と性器を交えないように擦り合わせる  
しだいに俺はじれったくなりマリーの腰を固定する  
 
 
「あ、・・・楽様・・・・」  
 
マリーが痛くないよう慎重に挿入していく  
 
 
「あぅぁっ!・・・痛っ・・・・」  
 
どうやら処女膜を貫通したらしい  
一瞬焦ったがマリーは幸せそうだ  
 
 
「・・・私の処女・・・・楽様にあげれてよかったです・・これで私の夢は叶いました」  
 
そして、俺の性器がマリーに納められた  
マリーの中はとても温かくて・・・安心できる  
 
 
「動かしても平気か?・・・痛かったら我慢すんなよ?」  
 
「大丈夫ですよ。楽様・・そんなに心配なさらず私の体を弄んでください」  
 
はじめはゆっくりと・・マリーが痛くないように腰を動かす  
一突き、二突き、三突きと比例するようにスピードを上げてゆく  
俺もマリーも快感に包まれ喘ぎ声も大きくなっていく  
腰の動きは限界にまで激しくなり絶頂に達した  
 
 
「んんぅっ!・・・楽様ぁ、私もう・・おかしくなっちゃうぅ・・・」  
 
 
「はぁ・・はぁ・・・・俺も、いきそう・・・」  
 
 
これ以上我慢する必要もない、マリーの膣内に俺の精液を流し込む  
溜まったものを一気に放出する感覚  
 
 
「あ、はぁん・・・幸せです、楽様・・・」  
 
 
「ふぅ・・ああ、俺も幸せだよ。・・・・・なあマリー、鍵の相手が誰かはわからないけど・・俺はマリーと結婚するよ」  
 
 
 
こうして二人の永遠の愛が約束されたのであった  
 
 
お・し・ま・い デンデン  
 

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