麻帆良図書館……麻帆良学園都市という学術都市にあるふざけた規模の図書館でありそこには貴書
魔法書の類が地下に封印されており盗掘者を排除するための罠が仕掛けられていたりドラゴンが徘徊
していたりと凶悪極まりなく、実態を調査する中・高・大合同サークル「図書館探検部」なる部も
存在する非常識極まりない場所である。
その図書館探検部に所属する2−Aの「綾瀬夕映」なる割とロリっ子を触手で快楽落ちな話である。
図書館島地下入り口。そこから年若い少女が、川口探検隊のような装いで上がってきた。
「…あ」
3人からなる図書館探検部中学の部の三人、その最後尾を歩いていた夕映が立ち止まる。
「どうしたの、ゆえ」
「しまったです。今日は借りていた本を返すつもりでしたですが、すっかり忘れていました」
そういって鞄から一冊の本を取り出してみせる。
「あちゃー、そいつはミスったね。もどろっか」
「いえ、すぐそこですし、のどかとハルナは先に帰ってるです。木乃香が待ってるはずですから、私は
少し遅れると伝えて欲しいです」
そういってかなりオデ娘な夕映は一人踵を返し、図書館島地下一階に下りて行く。
「ゆえー、気をつけてねー」
そう声をかけるのどかに軽く手を上げながら…。
明かりのない暗闇の中、ヘッドライトを頼りに目的の本棚を見つけ出した夕映はほっと息をはいた。
「図書館なんですからせめて明かりぐらいはつけて欲しいのです…。本が読めないではないですか」
そう呟きつつ、本を返却する。次の本を物色したいのかしばしその手が彷徨うが、人を待たせているのを
思い出したのか結局なにもせずに帰途につくため、一歩足を踏み出した。
スカッ
「…はい?」
階段の一番下まで下りたと思ったらもう一段あった、あの感覚が一番わかりやすいか。踏み出した足は
地面を捉えることなく落下していく。当然支えを失った体もまた落ちていく。床に何の前触れも無く口を
開けた落とし穴に・・・。
「くっ」
夕映とて図書館探検部の一員であり、落とし穴に落ちたり、谷に転落したときにすばやくフックロープを
投げるぐらいのことは出来た。本来なら。
しかし落とし穴はほぼ夕映一人でぎりぎりの幅であり、そのような行動を起こすスペースなど無かった。
あとはなすすべも無く、暗闇の中スロープ状に傾いた落とし穴を滑り落ちていくだけである…。
(浅い階だからと油断したですか…、困りました。知っている場所に落ちてくれればいいのですが…。
さすがに夜になっても帰らなければハルナやのどかが捜索に来てくれるとは思うですが)
今までに体験したPITはどれも致死性のものが無かったため、割と余裕だった。落とし穴を抜けるまでは。
……落とし穴を抜けた先。果てしなく広がる空間と、ぼんやり赤く発光する天井、遠くに見える壁と柱。
それだけである。床はあるのかもしれないがまったく見えない。たとえ水面だったとしても確実に
死ねる高さである。
落とし穴の中でバンザイのポーズになっていた夕映はなすすべも無く中空へと投げだされ…
「きゃああああ、あ、あれ?」
投げ出されることは無く、自分の指ほどの何か柔らかいモノが両腕に絡み付いて夕映を宙吊りにしていた。
「た、助かった、のですか? というかこれは何なのですか?(汗」
肉色の天井から肉色のツタが伸びて自分を宙吊りにしている。さすがにこのような経験は割りと突拍子もない
ことが起こる麻帆良学園にあっても初めてのことである。
(というかかなり気持ち悪い光景なのです…(TT)
「って、動いてるですか!?あうぅ、くすぐったいというかちょっとちょっとどこに入ってきてるですか!待つです!」
(そもそもコレは生き物なんですかというかなんで袖口に入ってきてるですかというか増えてませんか!?)
ウネウネと今まで見たどの生物とも違う怪しげな動きで、自分の腕にそって這い進んでくる触手、そう
触手としか形容しようの無いそれは数を増やしつつ、袖口へと進入し、また天井からさらに複数の触手が
頭に、腕に触れ、ついには襟元から服の内側へと侵入してきた。肌触りがサリサリとやけに気持ち良いのが
逆に不気味である。
「な、なぁ?! やーめーるーでーす、このエロ触手!」
頭を振り、触手に絡められた腕を動かしてなんとか触手を追い出そうとする夕映。するとその言葉を
聴いたのか、逆に驚くほどあっさりと拘束を解いて夕映から触手が離れる。
(……はい?)
当然、「触手によって」宙吊りだった夕映は引力に引かれて落下する。
「きゃあああああああああああ!!」
軽く10メートルほど落ちたところで再び触手が夕映を捕まえるが、わずか14歳の少女にとっては十分な恐怖だったのだろう。
「あ、あぁあぁあぁぁああ……」
プシャアアアァァァァ……
両腕を拘束され、再びバンザイの姿勢をとらされた夕映はうつろな笑いをあげ、漏らしていた。
「あぁぁぁぁ…… あ、ひっ、い、嫌です……止めてくださいです」
再び服の中へと入り込んできた触手は、先ほどよりもゆっくりと、少女の肌を楽しむかのように前腕から二の腕へと
首筋から肩へと這い進んでいく。嫌悪感に震え、否定の言葉を発しつつも、もはや抵抗などほとんど出来ていない。
「ひぃ! や、止めるでs『ガクン』きひゃ!?」
触手が二の腕から、首筋から胸へと伸びたり、小器用にボタンをはずしだしたりしたときは、思い出したかのように
抵抗するが、そのたびに職種の拘束が緩められる。そうなると今度は落ちないように夕映自らがすり抜け離れていく
触手を抱き寄せるかのようにして縋りつくしかないのである。そうして上着を完全に脱がされ、可愛らしい下着が
露になる頃にはすっかり抵抗を止めてしまっていた。
「あははははこれは夢ですこれは夢これは夢……」
訂正。現実逃避しているようだ。しかし触手が次なる攻勢に出れば無視もしていられない。
「ふやひゃあああ!? な、何をするですか!」
ブラではなくスリップのようなかわいらしい下着に包まれた、ほとんどふくらみの無い胸を撫でさする様に触れる。
それでもかすかに膨らんだ胸を的確に、効果的に刺激していく。
「ひゃっ、ふあっ、ど、どこを触ってるですかこのエロ触手っ、何をするつもりですか!」
(ままままままさかいやでも、おおお落ち着くです夕映、この生き物、生き物? まぁ仮に生き物として、確かに
動きとしては変態チックですが、それはあくまで人間の目で見たからであって、この生き物からすれば
なんのこと、あんっ ってなんですかいまのは)かかかか感じてなどないです! あああああたり前ですこんな
得体の知れない生き物が偶然胸を触ったからといってひぅ、ちち、ちーがーうーでーすー!!)
混乱する思考に没頭する夕映を尻目に触手は幼い胸全体を撫でるように揉み、時にはその中心でひっそりと
息づく先端を軽く押さえたりそっと摘んだりして弄ぶ。自慰というものの知識はあっても、寮生活では実践する
機会の無かった少女にとってそれは初めての感覚である。
「はぅ、はぅっ、違うです違うです、感じてなどいないので……今度は何ですか」
いつの間にか眼前に、いまも自分の上半身を這い回るモノより太い触手が1本、ゆらゆらとぶら下がっていた。
その触手は、他のただ細くなっていく触手とは違い、先端部に丸いルビーのような突起がついた3角形の頭が
ついていた。ちょうど1つ目の蛇の頭のようである。
「これは…顔、っく、ですか? もしかして…むぐぅぅぅうう!?」
明らかに視線を感じて見つめていると、それは先端を4つに開き、今まで少女をまさぐっていた「乾いた」触手とは
違う、テラリと粘液にぬれた触手を撃ち出した。それは初めての性感にわなないていた夕映の唇を割り、口腔内へと
進入し、そのヌメった触手を舌へと絡める。
「むぐっ ぅぶっ ふゃんふぇうか!?」
(ここここれはもしかしてもしかして舌、舌ですか!? そしてそれが私の口の中に……、私は今、この生き物に、
キ、キスされているのですかー!?)
まぁ、舌を絡めあっていれば話すことは出来ないだろう。そしてここまできては逃避しきれるものではない。
こ の 生 き 物 は 自 分 を 犯 す つ も り で い る !
(いくらなんでもそれは嫌ですー!!)
「むぐぐうぅっぅ!」
しかし今更いくら暴れようとも上半身は完全に固定され、下半身にも触手は絡みだしている。口に入り込んだ触手も
顔を振ったぐらいでは抜けようはずも無い。それではと舌で押し出そうにも、さらに2本3本と進入してきた指ほどの
触手にいいように弄ばれ、反撃はむしろ相手を喜ばせるだけである。そして……。
「ひうぅ!?」(いつの間にか他にも顔つきが一杯いるですー!?)
新たに現れた顔はスリップの中に進入すると、これまでの刺激でぷくりとその存在を誇張しだした桜色の頂に
襲い掛かった。濡れた触手は舌でありながら人の指よりも遥かに起用に動く。つまり乳房を、乳首を舐めねぶりながら
揉みしだき、つまみこねる事が可能な夢の器官である。
「むぐぅ! んぐっ んっ ふぁっ ひぅ、んっ」
口内を思う存分舐められ、「唾液」を注ぎ込まれれば呼吸のためにそれを飲み込まざるをえない。見た目からの想像を
裏切り、ほのかに甘く飲みやすくすらあるそれが、だんだん敏感になっていく胸が生み出す紛れも無い快感が。
夕映の抵抗を奪っていく。抵抗が薄くなればさらに触手の攻めは大胆になっていく。スカートが脱がされ、最後の砦で
あるはずの、幼い外見に似合わずアダルティな紐パンが取り払われたときなどははっきりと気持ちいいと感じていた。
(ふあぁぁぁ、だ、だめです、ゆえ、気をしっかりもつです! 付けていたのが気持ち悪かったからでなんでかというと
濡れていたか……ら、濡れて?えええええええええええ!?)
感じ始めていたとはいえいくらなんでもいきなりそこまでは濡れまい。実際は自分のお漏らしで濡れていただけである。
しかしテンパッてきた思考では聞きかじった情報と状況からの誤解をとめる事が出来ない。
(私は感じてしまっているですか!? こんな触手などにですか!?)
そして、その誤認は最後の抵抗をあきらめさせるに十分だった。
ニュルニュルと耳を首筋を唇を口腔を方を腋を胸を乳首を脇腹をお腹を。それはもう縦横無尽に舐めねぶりつつきつねり
かき回し撫でさすり。到底人間には不可能な愛撫。
そう、小水や汗とは明らかに違う潤みを見せはじめた秘所は、いまだに触れられてすらおらずぴっちりと閉じたままである。
「ふぁっ あっぁっ、こ、これは、っ、気持ちいいと言うことですか、ふぅぅっ んあんっ」
さらに新たな「顔」から伸ばされた舌触手が両ふとももの内側を舐めあげる。くすぐったさと、悪寒にも似たナニかが
ゾクゾクと背筋を這い上がれば、ソレを追うかのように背筋そのものまでが舐めあげられる。
「ふあぁっ、あっあっあっ! っあひうぅぅぅ!」
そしてついに、舌の一本が秘裂をこじ開けるようにゾロリと舐めあげた。
「ひぅっ くぅああぁぁぁぁぁ……」
突然襲った性器への直接的な刺激は、十分に高められた少女に初めてのアクメを体感させるに十分な衝撃であった。
「あっ、あっ、あふぅー ふぅー ふっ ふぅー」
(い、今のが業界用語で言う”イッた”というやつですか。こんな、こんな……)
こんな化け物に、と思うとすでにあきらめていたとしても、涙が止まらない。と、まるで慰めるかのように顔を寄せた
触手がペロリと涙を舐めとった。
「ふぁっ、な、なんですかいきなり…。慰めてるつもりですか! だ・れ・の・せ・い・だ・と・お・も・っ・て・る
で・す・か!」
むんず、と顔つきを捕まえてブンブン振る。そう、すでに夕映は抵抗をやめ、拘束していた触手も今は「落ちないように」
支えてるだけである。
(妙に人間クサイ動きをするですね。ところでこれで終わったですか…? パルの漫画によると男はセーエキを出さないと
終わらないとか…って何を考えてるですか! このまま終わったほうが良いに決まってるです!大体これがそういう機能を
持ってるとは限りませんし! まだちょっとアソコが疼いてるとかああああああああナニ考えてるですかそんなことは
無いのです!)
と、今まで振り回されるだけだった触手に力がみなぎると、夕映の力ではビクともしなくなる。それに続いて、他の
動きを止めていた顔たちもいっせいに再起動した。
「ひゃああああああ!? あっ、あうっ、そ、そこ駄目ですそこはっ、ひぅぅっ、むぐっ、んぐーーー!!」
先ほどの一舐めで”イって”しまうほどの衝撃だったものが、今度はそこを重点的に攻められてはたまったものではない。
瞬く間に秘裂は押し広げられ、その頂点で震えるクリトリスは暴かれ、自身の粘液と自在に動く器用さでもって、誰も
入ったことの無い処女地の奥、子宮口まであっさり到達する。
(ふあああああ!? 中にっ、中がっ、ひあああああ、何ですかコレはああああああ!?)
痛みは無い。幼く狭く硬いその穴は徹頭徹尾快感だけを感じさせる触手によって解され、花開いていく。
そしてその後ろ、まるで隠れる小動物のようにひっそりと震えていた肛門も、触手の攻撃から逃れることは出来ない。
「んひっぃぃいぃいイィい!? 違う、そこは違うですー!? 人間はそこは使わないですー!」
でもそんなの関係ねぇと、その細長い身をくねらせて奥へ奥へと、膣をかき回す触手と、薄肉を挟んで直腸を這い進む
触手、その動きが脳内で映像となって結べるほど鮮烈に感じられる。
「あひぃー! ひぃぃ!? うあああああああああー!!」
先ほどのとは比べ物にならない高い絶頂。視界が白く染まり、一瞬気を失いそうになる衝撃。完全に解され開ききった
秘裂は最初のお漏らしに匹敵するかのような愛液を吐き流し、柔らかく口をあける肛門は呼吸に合わせてヒクヒクと
震えている。
「あふぁ…… またイかされたです……ふぁ? や、こんな格好はずかしいです、よ……」
絶頂の余韻を感じていた夕映を抱きすくめるように触手が絡みつき、子供にしっこをさせるような姿勢をとらせる。
そしてその目の前には、今までの触手とは明らかに違う太い触手が口を開け、その中から這い出てくる、粘液に濡れて
光る夕映の握りこぶしよりも大きな頭を持つ触手。胴体は小指の先ほどの突起が無数に蠢き、結合の期待に打ち震えている。
「いや、ソレはさすがに無理です! 絶対に入らないですから! というかなんで2本もあるですか! 無理ですー!」
ズルズルと這い出てくる生殖触手は少女の秘裂と菊穴を目指し、ソレにあわせて舌触手がくぱぁ、と広げる。だが
明らかにオーバーサイズ、細い舌触手ですら2本できつい穴に6倍以上の太さである。処女膜どころか胴体から真っ二つに
なりそうな勢いである。
「ひっ、無理です無理です無理ムリ、む、うぎいいいい!!!」
ブツン、という音が激痛と共に自分の体の中に響くのを少女はハッキリと聞いた。
(いぎぃぃぃいいいい! 痛いイタイイタイ!裂けたですー!?)
一瞬早く差し込まれた触手が無ければ自分の舌を噛み千切っていたかもしれない。そして窒腔を満たして動きを止めた
巨大な生殖触手を伝って破瓜の血が流れ落ちる。
そう、いかなる奇跡か明らかにオーバーサイズの触手を飲み込み、限界以上に引き伸ばされながらもその幼い窒孔は
裂けることなく受け止めきったのだ。
「ほ、ホントに入ったですか、っつつ、痛い、ですが、ふあっ、あふ、あっ はぁ」
やはり触手の纏う粘液に何らかの効果があったのだろう、引き裂かれた処女膜と、その傷跡はあっさりと「修復」された。
「はふ、ふっ、ぁんっ、んあっ こ、んな、すぐに痛みが、あっ、引いてっ、や、や、まだ動くと、きゃふぅ!」
下腹部がぼっこりと膨らむほどの質量がゆっくりと抜き取られ、ぎりぎりまで引き出されると、またゆっくりと
突き込まれる。
「ひううぅー、 っうぐっ、くぅー、はひっ、ふあぁぁぁ、っくぅんっ」
「あっ、あっ、だんだん、きつ、くっ、くはっ、あひ!? いやだからそこはちがうですつかわないですまってやめて
やめてやめてむりむりいいいいいいい!」
所在無げにゆれていたもう一本の生殖触手が、遂に最後の孔へと新入を開始した。
「うあっ、おあっ うぎいいいいいい!」
サイズ的にはフィストファックに近いものがある触手、ソレも2本同時では孔の大きさよりももはや腰骨の容量が心配に
なってくるが、ギシギシと骨格そのものを震わせながらも奥へ奥へともぐりこんで行く。
「おうっ うあっ おあぃひっ ひぐっ おあああああああ」
もはや人語ではない、ただ空気が押し出されているような声を漏らす少女。しかしその声にはまぎれも無い愉悦が
混じっている。
(あああああああああおなかがおなかがうそうそどこまでうそですそんなはいるわけないのですうあうあうあうあナカで
ナカで曲がってひいいいいいいいいでていくぬけるぬけるぬけて)
思考回路はショート寸前、本来人間が感じれるはずの無い内臓の感触がなぜかリアルに感じられる。
(あああああああああしぬおなかがかきまぜられてそこはあああしぬしぬむねがむねがむねがみみかまないで
したにしたがのどなめられ)
「!? ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
ズドン、とひときわ強く膣奥へと打ち込まれた触手が、胎内でグネリ、と曲がり、子宮口をこじ開けてその中へとめり込んだ。
「あっ、かはっ、しょ、しょこ、は、あかひゃんの…… こん、な わ、らし、ひんじゃう、れす……」
盲腸から直腸まで、はらわたを一周して蠢き一気にとまらぬ排泄感を味あわされ。
子宮内部をとぐろを巻くようにかき回し、妊娠と出産を繰り返すような非現実的な交合を味あわされ。
両胸を、両耳を、全ての指を、背中を尻を性器を太ももを足を脇腹を。およそ全ての敏感な部分をいっせいに刺激され。
「人間が本来感じることの出来ない感覚」を受けた脳はそれらを全て「快感」と認識した。
「あーー おあーー おあいひーー ひーー」
いつからイっていたのか。何度イったのか。そんなことはもはや夕映本人にすらわからない。全身から襲い来る快感に精神の
全てを焼き尽くされ、粉みじんに粉砕され、そして次の波が自分のカタチ……人の体としてどこにどんな快感が走ってるのかを
思い出させられることによって強制的に再構成される。そんなセックス。
(おなか が まわって むねが おしり わたし イって
ひ か り が)
ウネウネと中で蠢く触手にあわせてボコリボコリと形を変えていた臨月のようなお腹が、さらに一回りまるくボコン!と膨らみ。
ドッブウウウウウウウウウウウ!!!
一瞬で体内を満たした精液が一気に両の孔から逆流して噴出した。
「ひぎイィおおああああああああ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ !!!!!!」
熱く重い流動体が胎内を体内をかき回し逆流し吹き出る感触。ようやく夕映の脳は「気絶できる」ことを思い出した。
「あ あ、あ、あぁぁぁあぁぁぁはぁぁぁぁ」
ため息のような吐息にあわせて、いまだ触手が緩々とかき混ぜる孔からはぼってりと重い白濁液がビュー、ビュー、と
断続的に噴き出し、底の見えない空間に消えていった
「えー?落とし穴に落ちたー? もー鈍いなバカゆえー」
「部室のシャワー浴びてくる? なんで?濡れた?ヤな落とし穴だね(笑」
「ゆえっちなんか帰り道で落とし穴にはまったってさ」
「えええええ!? だ、大丈夫なの!?」
「あーもうあがって来てるってさ。ただ水張ってあったらしくて濡れたからあっちでシャワー浴びてくるってさ」
「ほえー、初めて聞くわなやね。うちそんなん見たことあらへんし」
「ま、ゆえが帰ってきたら詳しく聞こうじゃないの!」
(うーん…、なんかゆえの声が疲れてたような…? そんなひどい落とし穴だった…ら帰ってこれないか)
「ま、次の探検のときに確かめてみますか!」
つづく?