「ナウシカ・・」  
「アスベル・・」  
「ごめんよ、きつかったら、言って・・」  
「だい・・じょうぶ、よ・・・でも・・」  
「・・?」  
「・・アスベル、思っていた以上に、逞しいのね」  
「・・ナウシカを守れるようにっていつも考えて」  
「・・え?」  
「それなりに頑張ったんだよ、ユパ様のもとで、ね」  
「・・そんな、アスベル」  
「いいんだ、僕も男だからね。それに、ナウシカと一緒に  
 生きたいって、僕ははっきり思うようになって」  
「・・アスベ・・」  
「・・こうなれて、僕はすごく嬉しいんだ。ナウシカ」  
「あ・・」  
「好きだ。あの腐海の底で君といた時から」  
「・・」  
「僕と、いつまでも一緒にいてくれ」  
「・・アスベル」  
 
 
「・・く・・」  
「あっ・・」  
「ナウ・・シカ・・」  
「あ・・あ・・あっ・・」  
「ナウシカ、好きだ、好きだ、好きだ・・」  
「あっ、アスベル、あの・・あ・・たし・・」  
「くうっ」  
「!・・・っ!!」  
「・・はあっ」  
「あ・・」  
「ナ・・ウシカ」  
「アス・・ベ・・ル」  
 
 
 
 
 
 
 
「・・アスベル・・」  
「・・ん・・?」  
「・・・あたしも・・」  
「え?」  
「・・好きよ」  

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