アスベルは、岩陰にもたれかかり、ナウシカの下着の匂いをかぎながら左手で包皮をむきこすっていた。  
 ナウシカのシャツのような下着で顔を覆っていたのでナウシカが自分の近くに立っているのに気がつかなかった。  
 アスベルは顔を前へ向けると、ナウシカが全裸で立ち見つめていた。足元には青い彼女の服が落ちていた。  
 ナウシカはかすかに微笑んだ。アスベルは動転し、反り返る怒張を隠すことも忘れて立ちつくした。  
「アスベル、私あなたがしていること分かるの。」  
 微笑ながら豊満なメロンのような胸の辺りに付いた木の葉のかけらを振り払った。すると、アスベルを挑発するようにナウシカの乳房が揺れて弾んだ。アスベルは自分の股間がさらに充血するのを感じながら唾液をのみこんだ。  
 
「アスベル、あなたが頭の中で想像していた通りに私にしてもいいわ。 
 さあ、もっと近くにいらっしゃい」  
ナウシカは、アスベルを待たずに彼の方に身をよせて、アスベルの右手を自分の胸に導いた。  
「ほら、私の心臓がこんなにドキドキしているの。  
 どうしてだか分かる?」 
「胸にキスして!」  
ナウシカは、アスベルの頭を引き寄せ、自分の乳房で彼の口をふさいだ。アスベルは真っ赤に上気した顔で、貪るようにナウシカの乳房をつかみ乳首を口にふくんだ。  
「痛い、もっと優しくさわって。力任せにつかまないで。」  
アスベルはふとわれにかえり、ナウシカの体から少しはなれた。ナウシカは目をうるませて微笑んだ。そして彼女は、ふと膝をついてしゃがんだ。ナウシカの眼前にはアスベルの屹立して、すこし恐いほど猛々しい男根があった。彼女は、その怒張に手を添えて口付けした。そして、根元から先端に向かいネットリとゆっくり舌を這わせた。  
 アスベルは「ああふぁ!だめだ、ナウシカ」、たまらずうめき声をあげた。もう立っていられなくなりそうで、ナウシカの頭に手のひらを置いた。  
「ウフッ、やめてもいいのかしら。とても立派よアスベル」  
 ナウシカは、アスベルを見上げてささやいた。  
   
アスベルは、力なく座りこんだ。ナウシカは、今度はフルートを吹くように横に咥え、笠の先端から根元へと唇をすべらせた。アスベルの怒張の先端の切れ込みからは透明な粘液がにじんでいた。  
 やがて、ナウシカは竿の先の笠だけお口に含み、顔を上下させた。アスベルは足の裏から頭頂にまで電気がはしったような恍惚におそわれ、呻くようにナウシカの名をつぶやいた。  
 ナウシカは、ようやく口を離した。そして、脱ぎ捨てた青い飛行服の胸のものいれから、ちいさなアンプルをとりだした。  
「オウムの殻から精製したオイルよ。大丈夫、こわくない、ねっ、ほら」  
 ナウシカは、その液体を自分の胸に滴らせて、広く伸ばして塗った。そして、熱にうかれたように放心するアスベルに身を寄せて、自分の乳房の間にアスベルを挟みこんだ。そして両手で男根を押し挟み、上下にこすりつけた。両乳房から、笠が顔を出して赤黒く光っていた。  
「ああ!わけわかんないよ、ナウシカ。気持ちいい」  
「まだよ、アスベル。私がいいと言うまでは、我慢するのよ、いい?」  
 ナウシカは、続けて乳房でアスベルの竿を挟み絞めあげた。そして、今度はカサの先端を舌でつついては、先端を吸いあげた。  
 この世のものとは思えない快感がアスベルの脳髄を突き抜けて身をよじらせた。そして、アスベルのふぐりから、竿にかけて、しびれとも痙攣ともつかない熱い感覚が走りぬけた。  
「くふぁあ、ナウシカ、いい、アッ、アッああぁ〜」  
 アスベルの怒張の先の切れ込みから白濁した奔流がほとばしった。ナウシカの頬や、髪にアスベルのスペルマが飛び散った。ナウシカはかまわず彼のモノを吸い、先端に残る精液はなめつくした。  
「アスベル、まだ出してもいいって言わなかったわ。罰として今度はあなたが私をよくする番よ。」  
 
 アスベルは額の汗をぬぐうのも忘れ、ナウシカの身体に吸い寄せられるように凝視していた。  
「で、でも、どうやったらいいか・・・、分からない」  
 アスベルはたった今はじめて女の肌に触れ、その身体に導かれて射精したのだった。しかも、それが密かに恋焦がれて、時には淫らな夢想にふけったこともあったナウシカだったのだ。今は、ただナウシカの白く豊満な肉体を自分が独占したいという熱望だけに支配されていた。  
「そう、いいわ。じゃあ、わたしの言う通りにして。いい。」  
「うん。するよ、何でもするよ。それに、きみの身体に触りたいんだ。」  
「ウフッ、それで私の下着を持ち出したりしたのね。  
 でも、他に女の子なんて幾らでもいるんでしょ。あなたの言うことをきいてくれるこが。」  
アスベルは、自分の痴態をナウシカに見られたことをようやく思い出し、羞恥心におそわれながら、彼女がこの場限りで自分から遠ざかるのではないかという恐怖に襲われた。そして、錯乱しながらナウシカを抱きしめた。  
「違うよッ。ナウシカ、君だけだよ絶対ほんとだよ。だからぼくだけのものになって!」  
 ナウシカはアスベルを完全に捕えたと確信して、自分の唇で、まだ叫ぼうとするアスベルの口をふさぎ、舌をさしいれた。ナウシカはアスベルの筋肉質の胸板の感触をあじわいながら、彼の耳や首筋に軽く接吻しながら手で身体を愛撫した。  
「まあ、アスベル。さっき出したばっかりなのに。もう、こんなになって。でも、今度はわたしの番よ。でも、あなたのてをきれいにしましょう。」  
ナウシカは、アスベルの10本の手の指を丹念に、口で愛撫しながらなめ上げていった。アスベルは狂おしいほどに、ナウシカを所有したい衝動におさわれたが、どうすればいいか分からず、ただ股間の充血をもてあますだけであった。やがて、アスベルはナウシカにみちびかれるままにしゃがみこんだ。彼の眼前には、ナウシカの髪よりも薄い色の恥毛におおわれた、亀裂の広がりがあった。  
 
 ナウシカは自分の亀裂の突起にアスベルの指を導いて、愛撫を促した。  
「ここをして、アスベル。ここにキスして、いい?」  
 アスベルは、花弁を押し分けるように、ナウシカの敏感な部分に唇を押し付け、舌の先端せ軽く転がした。アスベルは続けてナウシカの恥丘を丹念に愛撫した。彼の視界の上方にナウシカの胸の膨らみを見上げることができ、いっそうアスベルを欲情させた。  
 ナウシカは時折、うめき声をあげながら身体を震わせた。彼女は左手でアスベルの髪を掻き揚げながら、右手を彼の肩に添えた。ナウシカは恍惚の表情で言った。  
「アスベル、上手よ、ねえ、仰向けに寝て」  
 アスベルは、顔を離して仰向けに横たわった。ナウシカは、アスベルに身体を重ねて彼の唇に接吻した。そして、ひざを着いて立ち、アスベルの顔をまたぐ姿勢になった。  
「好きよ、アスベル、とってもすてきよ。」  
 アスベルは、ナウシカの股間を見上げながら、片手を彼女の蜜壺に指を差し入れ、片手で突起をつまみ転がした。ナウシカから、愉悦の蜜が滲み滴り落ちた。ナウシカは、もうはっきりとした言葉を話すことが出来ず、くぐもったような嬌声を、飲み込みかねて漏らせた。  
 やがて、やっとのことでナウシカはアスベルの顔から離れて、こんどは自分の顔をアスベルの股間の方に向けて、うつぶせに身体を重ねた。ちょうど数字の六と九を重ねた姿で二人は愛撫しあいながら身悶えた。  
 
「アスベル、すごい、頭の中が真っ白になってしまうわ。  
 すごくいいわ。お礼に、あなたの知らないところへ連れていってあげるわ。」  
 ナウシカの白い肌にうっすら赤みがさし、顔は湯上りのように上気していた。やがて、中腰でアスベルの股間のところに跨り、片手でアスベルの火柱のような幹に手を添えて、自分の蜜壺の口にあてがった。アスベルの笠が、ナウシカの中に没入した。そして、ナウシカはゆっくり腰を落とした。アスベルの怒張は、ナウシカの中に包まれていった。アスベルがナウシカを貫いた時、彼女は今までとは違う快感の叫びを上げた。  
「すぐに、出てしまうとつまらないから、ゆくり動くわ。 
 ウフッアスベル、疲れたのかしら、手を遊ばせないで」  
 アスベルは両手でナウシカの胸を撫で、指の間に隆起した乳首をはさんで弄んだ。ナウシカは、腰を上下させながらアスベルの幹をしめつけた。ナウシカが腰を上下させる度に、彼女の花弁がアスベルにから  
みついた。  
「ああっ〜、ナウシカ、気持ちいいよ、ナウシカの中、熱くてきもちいいよ、 
 かわいいいよナウシカッー、いい、いい、すごい」  
 ナウシカは、アスベルの様子を見てとり、彼をふりほどき腰をうかせた。そして、すかさずアスベルのものを咥えて包みこんだ。やがて、アスベルは、ウメきながらナウシカの口の中に沢山出した。  
 ナウシカは、亀頭を咥えしぼるように一滴残らず吸いあげた。そして、アスベルの樹液を唾にからめて飲み込んだ。  

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