トルメキアとの古い盟約に従って辺境の小国が動員され、  
風の谷では病気の族長の代わりに城オジたちがドルクの  
前線へと出発することとなった。  
自分も連れて行けと志願するナウシカ。  
 
「面白い。お前も戦場に連れて行けとな」  
「西で今なにかが起きてる・・・行ってこの目で確かめたいの」  
「ククク・・・女は戦場にでるものではない」  
「あなたも女でしょ」  
「私はとうに女を捨てておる!・・・以下略」  
 
「それほどまでに言うならば覚悟をみせてもらおうか」  
「何をすれば良いっていうの?」  
「戦場に出る女の役割は一つしかなかろう」  
「それなら大丈夫。こう見えても掃除だって料理だって得意なんだから!」  
 
「はっ。田舎育ちはこれだからな。さぞ能天気に暮らしてきたのだろ 
 クロトワ! 蟲使いを呼べ。例のモノを持たせてな」  
「いったい何をするつもり?」  
蟲使い現る  
 
「先日、ドルクの地から面白いモノが届いた。」  
・・・不気味にうごめく巨大なナメクジのような生き物。  
(これは一体なに・・・蟲のようだけどフカイでもみたこともない)  
「あの地では、貴族階級の女性たちが好んで使用するものらしい  
 宿主に巨大な快楽と永遠の美を与えてくれるという変種の寄生虫だそうだ  
 ただ問題はな。こいつは子宮に巣つい、餌は男子の精だそうだ  
 その為宿主は週に一度、男子の精を子宮一杯に受け止めなければならなくなる  
 城オジに聞いたが、蟲好きだそうだな。きっとこれも気に入るだろうよ」  
 
いまいち内容が出来ないナウシカであったが、変種の蟲ということで興味津々(笑  
その後どうなるかも知らずに・・・  
 
おわり  

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