ぱん!
街中に乾いた音が響いた。
「痛ぁ・・・」
「仕事中に女をパトカーの中に連れ込んでイチャイチャしてるんなんて最低!!」
「だから・・・別れ話つけてたんだって」
「どうして仕事中にそんな話するのよ!」
ぷりぷりしながら朝来が大股で歩く。その後をさっき頬を思いっきりたたかれていた宗像が、ついて歩いている。
女子高生の後ろをガタイのいい警察の制服を来た男がついて歩いている。異様な光景だ。
なにやらケンカしているようなのだが、端から見れば恋人同士のじゃれあいにしか見えない。
「何が別れ話よ!!抱き合ってたクセに!!」
朝来がつぶやくように言った。その台詞を宗像は聞き逃さなかった。
「ほほう・・・抱き合う?」
「そうよ!抱き合ってたじゃない!」
朝来は後を振り向きもせずズンズン進んでいく。
「抱き合うって言うのは・・・」
そう言ったと同時に前を向いて歩いている朝来の肩をつかみ、ぺいっと後を振り向かせた。ポリスの宗像にとっては簡単なことだ。
「・・・こういう事を」
あっという間に朝来は宗像に抱き上げられ、ひっしと抱きしめられていた。
「・・・いうんだが?」
宗像の声が耳元で響いて、朝来は何が何だかわからない。顔が赤くなっているのは自覚できる。
「ちょっ!ちょっと!やめてよ!人が見てるじゃない!!」
とにかく恥ずかしくてしかたがない。朝来は耳元の宗像の声にクラクラしながらやっとのことで声を絞り出し、抵抗した。
「なんだよ。じゃあ人が見てなければいいんだな?」
そう言うと宗像は朝来を抱きかかえたまま、パトカーの中へと入っていった。
朝来を運転席から朝来を助手席に乗せる。朝来はやっと宗像の胸から開放されてホッとしたのも束の間、宗像が朝来に覆い被さってきた。
「ちょっ・・・何?・・・んっ!んんっ!・・・こんなっ・・・ふっん・・・ぁ」
「人に見られなきゃいいんだろ?」
耳元で宗像がささやいた。
「だからって・・・ふっぁ・・・ふうんっ・・・」
下で耳をいじられ、朝来は体がゾクゾクして何かが這い上がってくるような感覚を覚えた。
「やぁっ・・・あん・・・」
宗像はニヤリっと微笑むと、素早く自分の腰から何かを取り出した。そして
ガチャ!
という音がしたかと思うと朝来の手には手錠がかけられ、ヘッドレストまで持ち上げられ、動かないように固定されてしまった。
「ばか!何してんのよ!!早く解きなさいよ!んっ!・・・やぁっ」
抗議しようとする朝来の口を塞ぎながら宗像はこう言った。
「こうでもしないと逃げちまうからな」(ニヤリ)
抵抗しようとしても手が固定されていて動かせない。そんな朝来を見て宗像は満足そうにキスをしながら、しかも手早く朝来の服を脱がせていく。すべすべとした肌に吸い寄せされるように、手を伸ばし撫でる。唇を寄せ、ピンク色の突起を軽く吸い上げる。
「やっ!あんっ・・・んんっ・・・」
決して大きくはないが、形の良い胸を存分に弄ぶ。乳首の周りを舌でなぞる。
「ふぅん・・・んふっ・・・」
朝来は声をあげてしまうのが恥ずかしく、手の甲を唇に押し当てたいのだが、固定されているのでそれができない。仕方がないので唇を噛んでいるのだが、それももう限界だ。「
「我慢せずに、声を出せよ・・・」宗像はそう言うと朝来のシートを後へ倒した。
ガタンッ
という音と共に朝来はすっかり宗像に組敷かれてしまった。宗像は朝来を少し上の方へ押し上げた。そしてスカートへと手を伸ばした。
「ちょっ!こんなトコで!・・・バカ・・・はんっ」
抵抗した朝来だったが、宗像が下着の上から口づけたので抵抗できなくなってしまった。下着の上から敏感な部分に舌を這わせる。
「あんっ!あっ!はんっ・・・いやっん・・・ぅん・・・っあっあん」
朝来は上に逃げようとするのだが、宗像はそれを許さない。がっちりと腰を押さえ、足を開かせ、朝来の秘所に顔をうずめている。
「ずいぶん濡れたな。」
「・・・・・・!!!」
宗像はそう言うと朝来の下着をはぎとった。朝来の足を自身の肩にかける。
ピチャピチャ・・・と音を立てて濡れそぼった秘所を舐めあげる。花芽をさんざん捏ねまわし、花弁を両側に押し広げ、奥深くまで舌を進入させる。ざらっとした舌の感触に、朝来は声を我慢することができない。
「あ・・・やぁっ!・・・ぅんっあっ・・・はんっ・・・ふぅん・・・ぁはん・・・」
クチュクチュ・・・という音と共に奥からどんどん蜜が溢れてくる。宗像はその蜜を一滴でも漏らすまいと音を立ててすすった。
「ああぁん!!・・・」
執拗に舐められ、朝来はもう何が何だか判らない。
「そろそろいいか?」
その声で朝来は我に返った。
「ばか・・・そんなの事いちいち聞かないでよ・・・」
ダメっていったって聞かないくせに・・・そう心の中でつぶやきながら朝来は目を閉じた。そんな朝来のまぶたにキスを一つ落とすと宗像は朝来を四つんばいにさせた。そして思いっきり朝来を貫いた。
「あんっ!・・・あっあんっ!・・・んっんっんっぁあん!」
切なげに苦しげに声をあげる朝来の胸の突起を弄びながら、宗像は抽送を続ける。背後に感じる宗像の重みを幸せに感じながら、朝来は至上の喜びを噛み締めた。
「あん!っも・・・もう・・・ふぅんっ!」
朝来はもう達しそうになったその時
「まだだ・・・」
耳元で宗像の声がしたかと思うと、ヘッドレストにかけてあった腕をはずされた。
手が開放されてホッとしたのもつかの間、今度は宗像の上に座らされ、手を助手席の天井付近にある手すりを掴ませると、下から突き上げられる。
「やんっ!・・・あっはんっ!・・・ああぁぁんっ・・・ふぅん!あん!」
「かわいい声だすじゃねぇか」
そう言いながら宗像は、朝来の腕が上に上がっているのをいいことに存分に胸を弄ぶ。
「ばっ・・・か・・・あはぁんっ・・・うんっ!・・・・・・もっもう・・・」
下からの突き上げと胸への執拗な愛撫。そして時折、耳へと差し込まれる舌のざらざらとした感触に朝来は頂点に上り詰めた。
「ん・・・」
朝来が意識を取り戻すと、朝来は宗像に運転席で抱きかかえられていた。
「どうだ?満足したか?」
ニヤニヤしながら宗像が言う。
バチーン!
「バカ!もうっ知らない!」
真っ赤になってふくれる朝来を「これこれ、この反応」と心の中でつぶやく宗像なのだった