不思議の海のナディア  
――ノーチラス号に乗り組んで以来、あたしはよく夢に魘される。  
それはサーカスにいた頃のものだった。  
 
ショーが終わってから、ナディアは団長に呼び出された。  
「なぜ、お前が今日の晩飯が抜きになった理由は解っているな?」  
「…はい」  
「サーカスはなぁ、誰か一人でもミスを犯せば、他の奴が上手くいっても悪評を叩かれるんだ!!  
お前があの時に余計なことをした為に、今日の稼ぎが減ったんだぞ!!」  
団長は物凄い剣幕でナディアを怒鳴りつける。ナディアは今日のショーで自分の出番で空中ブランコでバーを  
掴もうと飛んだ時にパンツの上に着せていた赤い布が離れて下へ落ちてしまった。それに気をとられてしまい、  
バーを掴み損ねてしまい、そのまま落下してしまった。  
気が付いた時にはステージで転んでいて、観客席からは罵声や野次が自分に降りかかっていた。  
 ショーが終わってからは先輩や仲間たちにも悪口を叩かれた。だが、キングだけは自分の失敗を怒ったりはせず、  
顔を足にこすりつけて慰めてくれた。  
 ナディアは団長の説教はこれだけで終わらないことを知っていた。鞭で叩かれることを覚悟していた。  
「まぁ、怒鳴った所で収入が増えるわけでもない…」  
 団長は俯いたままのナディアを見る。そして、どんな罰を与えようかと彼女の下着に近い衣装を見る。  
――こいつも、なかなかイイ身体になったな。今までとは違う罰を与えるとするか。  
「シャワーを浴びてくる。私が戻るまでここにいろよ」  
「はい」  
 団長は部屋を出ると、脱走しないように南京錠を掛けた。  
――まだ未熟だが、今のうちから調教を施すのも良かろう。  
 
 部屋に一人残されたナディアは床に座ってじっとしていた。  
 何か胸騒ぎがする。あの団長が鞭を一度も自分に振るうことが無く、シャワーを浴びに行った。  
――そう言えば、あたしと同じ部屋の先輩が時々団長さんに夜中に呼ばれて朝戻ってくることがあった。  
何をしていたかは解らないけど、凄く疲れてるみたいで息を切らしてたけど、もしかしてあたしをここで待たせるのは?  
 その直後、胸元のブルーウォーターが赤く光り始めた。警戒しろと言ってるようだった。  
――誰に?  
 
「待たせたな」  
 団長が寝巻き姿で入ってきた。ナディアの目の前に近寄ると、躊躇いも無くズボンとブリーフを一緒に下ろした。  
「ヒッ」  
 ナディアは突然目の前で男の秘部を見て悲鳴をあげた。  
「今日は違った罰を与える。私を喜ばせたら今日のことは許してやっても良い」  
「い、今から…な、何をするんですか?」  
口を右手で覆いながら少女は問う。  
「これを口に咥えろ」  
男は左手で少女の後頭部を押さえ、彼女の口に自分の棒をつけようとする。  
「イヤァ!!」  
ナディアは横に首を振り、目から涙を流して拒否するが、団長は自分の棒をナディアの頬に突ける。  
「別に拒否してもいいんだぞ、但し、明日からお前とキングの餌も、休みも与えないのと引き換えにな」  
「…わかりました」  
涙声返事をする。男の棒からイカが腐ったようなきつい臭いが鼻に入ってくる。  
――キングを飢死にさせるわけにはいかない、これは罰なのよ。  
そう自分の心に言い聞かせて、ナディアは団長の肉棒を口に入れた。  
舌先が包皮と先端部の間に触れる。  
「いいか、噛むんじゃないぞ。こいつが柔らかくなるまでアイスキャンディーのようにしゃぶり続けろ」  
男に言われるまま、ナディアは男の不味いキャンディーをしゃぶった。  
「手がお留守だな、両手でここを握れ」  
ナディアは意味がわからず恐る恐る団長の棒に手を触れる。  
「手でこれを前後に素早く動かすんだぞ」  
――いい格好だな。上手くやれば風俗にも使えそうだ。  
少女は両手で握った棒を前に後に動かしながら舌でしゃぶり続けた。  
舌先を包皮と先端部の間の溝に走らせ、そこに付着した恥垢を舐める。溝を舐められる度に団長が小さく呻く。  
両手の動きも慣れて来たせいか、動きが早くなってきた。  
「う、…ナディア、そろそろ出るぞ。全部飲み干すんだぞ」  
団長は両手でナディアの頭を押さえる。  
 
どぴゅっ!!  
「ウッ!!」  
団長の精液が勢い良くナディアの口内で発射された。それの一部が気管に入ってしまいナディアは肉棒を強く噛んでしまった。  
「ぐわぁっ」  
団長は痛さのあまり、慌ててナディアの口から棒を外す。まだ全部出し切れていなかったので、残った液はナディアの  
顔中にぶっかかった。  
「ゲホッゲホッ…ゲホッ…」  
ナディアは顔中に白い液がついたまま咳き込む。目から涙が流れる。顔中についた液から悪臭が漂う。  
「ひ、酷いよ団長さん。こんなの酷いよ」  
「今のお前はそんなことが言える立場か?」  
団長は棒を押さえて、顔についた精液をぬぐっているナディアを睨む。  
「もっときつい罰を与えなくてはな…」  
ポケットに入っていた鈴を取り出して鳴らすと、一人のダンサーがパンツ一枚で入ってきた。  
「今日はこの子ですか?」  
「そうだ。手伝ってくれ」  
「解りました」  
ダンサーはナディアの腕を掴むと、縄で縛り始めた。縛り終えると、持っていたナイフで衣服を切り裂く。  
「いやっ、やめて!!」  
団長が腰布を脱がしてパンツに手を掛けようとすると、ナディアは両足をばたつかせて抵抗する。  
「動くとナイフが刺さるよ。それでもいいのかい?」  
ダンサーはナイフの刃先をナディアの露になった胸に突きつけた。  
抵抗が失せたので容易にパンツを剥ぎ取ることが出来た。  
団長の指が陰核に触れた。  
 
「ヒッ!!」  
「まだ、濡れてないな…」  
団長はナディアの股座に入り込むと、秘部を舐め始めた。  
「クッ…ウゥ…ン…クゥ」  
手馴れた舌使いで、ナディアは何度も呻いた。ダンサーも、団長が手をつけていない乳房を嬲り始めた。  
最初は右の乳の外郭から乳首へ渦巻き線香のように舐め、乳首に達すると、固くなるまで舐める。  
固くなると、チュゥっと音を立てて吸う。  
「あ…ああぁん…あぁ」  
カプッ!!  
乳首を噛む。  
「はうっ!!」  
陰唇に汁が漏れてきた。  
ダンサーは左の乳も、右と同じように嬲り始め、それと同時に柔らかくなった右の乳を揉んだ。  
両乳の乳首が男の唾液で満たされると、ダンサーはパンツを脱ぎ、ナディアを跨ぐ。  
「まだガキだから小さいけど、まぁいいか」  
ダンサーは溜息をつくと、肉棒をナディアの胸の谷間に挟み、両乳を掴んで前後に揉みながら肉棒に刺激を与え始めた。  
褐色の乳が粘り気のある男汁で汚れていく。  
団長は舌が疲れてきたので、指に切り替えた。人差し指と中指を蟲のように腔内に這わせる。  
「ひぁっ」  
汁が溢れてくる。  
「苛められて濡れてくるとはな、厭らしい娘だ」  
奥に指を突っ込む。  
「ひいぃっ!!」  
汁は量を増して漏れる。  
 
ナディアは自分を玩具のように弄ぶ二人に只喘いで、涙を流すしかなかった。  
抵抗すれば、キングの食事も、これからの生活も保障されない。  
心は二人の行為に拒否を示すが、身体は奇妙なことに悦んでいる。  
そんな自分自身が辛かった。  
「よぉし、最後の仕上げと行くか」  
団長は肉棒の痛みが治まり、勃起していることを確認する。  
「うっ、出る!!」  
ダンサーは乳から離して射精した。  
「ひっ!!」  
ナディアは液が目に入らないように瞼を覆う。  
精液は乳にかかった。褐色の胸に白い液が目立った。  
「今日は精力剤飲んだんでまだいけますよ」  
ダンサーはまだ固くなっている棒を団長に見せる。  
「そうか。で、どうする?今日は私が腔に出したいんだが、君は尻でいいかね?」  
ダンサーが頷く。  
「これで最後だ」  
ダンサーはナディアの身体を軽々と持ち上げ、肉棒を尻の穴に入れ、団長は腔内に突っ込む。  
「ハンッ、ハァッァン、アアァ!!」  
腰を動かしてナディアは喘ぐ。  
「ぐぅ、きついなぁお前の腔は」  
団長は早くも絶頂を迎えようとしていた。  
「いやぁっ!!腔に出さないでぇっ!!」  
ナディアは泣いて懇願する。  
「いいじゃないか、お前の義親は私なのだから…ウッ!!」  
「ああっ!!ああアアァァァッ!!」  
二人の男の精液が腸内、腔内に放たれてナディアは赤い花を撒き散らしながら魂が抜ける  
ような快感に襲われた。  
 
――これは夢ではなく本当にあったこと。だから今もこうして夢に現れあたしを苦しめる。  
 
 
朝食が終わって、ナディアとグランディスは皿の片付けをしていた。  
「グランディスさん、これ終わったら、相談したいことがあるんだけど」  
「相談?…ああ、別にいいよ、何かあったのかい?」  
「ここじゃ言えない事なの…」  
ナディアはコック長が近くにいるので、小声で話した。  
「ああ、それじゃぁ、あたしの部屋でしよう」  
食器洗い機にスイッチを入れて二人は調理室を出て行った。  
「で、何だい?話って…」  
グランディスは床に腰を下ろした。  
「あたし…最近、変な夢を見るの…」  
ナディアはグランディスに自分を悩ます悪夢について語り始めた。  
 
 
ジャンは廊下を歩いていると、前の方で誰かの部屋を覗いているサンソンがいた。  
「あれー、何してるのサンソン?」  
ジャンに声をかけられると、サンソンは一瞬固まり、呼んだ相手がジャンだとわかると、溜息をついた。  
「なんだ、おまえか。ビックリさせるなよ…」  
「こんな所で何やってるの?」  
「デケェー声出すな!!」  
自分の方の声が大きいことに気づかずにジャンを叱る。  
「おい、誰かいるんじゃないんですか?」  
「ハァ…ハァ、だ・大丈夫よ…防音だから聞こえるわけないわ……さぁ、続けましょう」  
ドアの中から声が漏れた。  
 
――イコリーナさんとエーコーさんの声だ。二人とも何してんだろう?  
サンソンに訊こうとする間もなく、彼はジャンを無理矢理覗き窓に近づけた。  
「ジャン、これも勉強だ。しっかりと目を開けて見ろよ…」  
ジャンが覗くと、部屋の中でイコリーナとエーコーが全裸の状態で抱き合っている。  
イコリーナは腰を震わせて喘いで、エーコーはイコリーナの小玉スイカほどの乳を揉む。  
ジャンは今までのイコリーナのイメージが音とともに崩れ落ちていくのを感じたが、同時に  
身体中が熱くなっていく気がした。  
――凄い、イコリーナさんの胸ってこんな大きかったんだぁ。  
ジャンは食い入るように二人の情事を見ていた。  
 
 
「そんなことはあたしに言うことじゃないと思うよナディア」  
ナディアは、顔を赤くしたまま俯く。  
「自分の過去だろうが妄想だろうが、そういう夢を見るというのはねぇ、あんたの体が  
大人へ成長していると言う事だよ…」  
「そうなの?」  
グランディスは頷く。  
「それに、ジャンもあんたと同じ年だし、そろそろソウイウ教育も必要って時期だね」  
「教育?」  
「まぁ、簡単に言えばヤラシイことを教えるって事だけど…今から教えてあげようか?」  
「そんなの知ってます!」  
ナディアは怒り口調でグランディスの性教育講座を拒否して、部屋を出て行った。  
「全く、自分から話し掛けて来たくせに……あら?」  
廊下の向こうへ消えていくナディアを見て愚痴った時、ショーツが冷たく感じるのに気づく。  
――あらヤダ、あたしったらあの娘の話し聴いて濡れちゃったみたい。  
反対側には覗き見を終えたジャンが歩いているのを発見する。  
 
――丁度良い、あの子を使うとするか。  
「ジャン!ちょっとおいで」  
「何?」  
ジャンは不意に声をかけられてドキッとした。  
――覗き見してたのがバレたのかな?  
「いいから入んな」  
無理矢理グランディスはジャンを部屋に連れ込んだ  
「何か用があるの?グランディスさん?」  
グランディスは何も言わずジャンを見ていた。  
――あら?起ってるじゃないこの子ったら  
クスッと一笑すると、ジャンに近づいた。  
「グランディスさん?」  
女の視線はジャンの股間に向けられていた。  
ズボンの上にバナナ状に浮き上がっている股間へ女の指が触れる。  
グランディスは膝をついてそこを見上げるような姿勢になってジャンの股間を愛撫する。  
「ぐ、グランディスさん!何をする気なの!?」  
ジャンが慌てている姿がグランディスには面白く見えた。  
「勉強よ。…あんたがナディアと上手くヤレる為にね」  
硬くなってることを確認すると、ズボンのボタンを外してファスナーを下ろし、トランクスを脱がす。  
14の男の子にしては太くて長い肉棒が姿を現した。  
「あんた、なかなかいいモノ持ってるじゃない?」  
棒の皮に掌が触れ、熱が伝わる。先端の小さな穴からはもう汁が出ていた。  
「触れただけでこんなに硬くしちゃって…」  
グランディスは先端部を軽く噛んだ。  
「ウッ!!」  
 
透明の汁がグランディスの下唇についた。舌で拭き取る。  
――今日のグランディスさん、なんだか変だ  
「さぁ、気持ち良くしてあげる」  
グランディスは両手で肉棒を握って前後に動かし始めた。  
「あたしがヤッてることを良く見て覚えるんだよ。これからあんたがナディアとヤル時に役に立つんだから」  
皮を強く引っ張られて痛くなる。汁は量を増し、ピストン運動をする女の手を汚す。  
「グ、…グランディスさん…い、痛くて…く、苦しいよ!!…そ、そんなに弄られると…僕変になっちゃう!!」  
「違うよジャン。これが気持ちいいことなんだよ…今は初めてだけどその内ナディアとヤッてる内に癖になるよ」  
ジャンの肉棒を何度も前後に動かしながら女は説明する。  
肉棒を口の中に入れ、舌で先を舐めながらも、ピストン運動を続けた。  
「うっ…くぅぅ…ぅっ…」  
ジャンは電気ショックを受けたようにビクビクと身体をそらせる。  
舌の動きが次第に激しくなる。その次の瞬間…。  
ドピュッ!!  
グランディスの口内にジャンの精液が長年沈黙していた火山噴火のように勢い良く噴射された。  
ジャンは射出した反動で意識が一瞬だけ遠退いていくのを感じた。  
グランディスは目を閉じたまま、上を向いている。暫くするとゴクンと、喉に何かが通る音が聞こえた。  
「ジャン、あんた出しすぎだよ。もう少しで吐き出すところだったよ…」  
グランディスは手に付いているジャンの汁を舐めながら言う。  
「さぁ、ジャン。今度はあたしが今やったのを今度はあたしにやるんだよ」  
 
「で、でもグランディスさんのは…」  
グランディスは着ていた服を脱ぎ始めた。ピンクのシャツを脱ぐと、さっき見たイコリーナのそれを上回る乳が姿を現す。  
彼女は更にベルトを外してズボンを脱ぎ、ショーツも脱いだ。  
「あんたが言いたいのは、ここが違うと言いたいんだろ?」  
「!!」  
ジャンは生まれて初めて女性器を見て驚いた。  
――凄い。女の人のはこんな形してるんだ。  
グランディスはジャンに下腹部をまじまじと見られ、思わず顔を赤く染めてしまった。  
「い、いつまで見てるんだい?」  
「あ、ごめんなさい」  
グランディスは床に腰を下ろし股を広げる。ジャンを近くに座らせた。  
「いいかいジャン。女の子の場合は指か舌を腔に蟲が蠢いているようにやるんだよ…特に舌でやるときはここを両手で押さえて」  
ジャンは女の恥毛に隠れた陰門に指を二本挿れると、くちゅっと蜜が音を立てる。  
「あぁ」  
成熟した女の声が吐息のようだった。  
両手の親指で陰門を開き、舌を入れて女の言われた通りに舌を動かす。ジャンはグランディスの秘部を舐めているうちに  
上の方が気になってきた。そっちの方に気が行ってしまうと、下の方は疎かになってきた。  
「ジャン!!何処見てるんだい!?下の方が先だよ!!」  
ジャンは叱咤されたので、仕方なく秘部のほうに目を移した。  
舌の動きを早くする。空いている中指で包皮を擦る。  
「ああっ」  
女は背を反らせると、蜜が流出し始めた。  
ジャンはさらに皮を広げ、そこの方も舐めた。  
「あぁ…くぁ…はあぁ…ジャン…くぅ、そう、そうよもっと弄めて…あぁっ」  
グランディスは壁にもたれて、身体を震わせ始めた。ジャンは女が震えている  
ことを無視して弄り続けた。  
「はぁ、ぁああっ…あぅ…はぁ、ああっ」  
喘ぎ声が激しくなる。  
陰核が舌に触れる。軽く噛み、そのまま引いた時。  
「ああ、ああアアァァぁっ…」  
女の汁が一気に溢れた。  
 
「はぁ、はぁ、…ジャ、ジャン、…最初にしては上出来じゃないか…はぁ、はぁそのくらいなら  
ナディアも簡単にイッちゃうよ…でもね…」  
「でも?」  
「最終的にはあんたのそれであの娘の腔を引っ掻き回すんだよ。それも只挿れるんじゃなくて、腰を何度  
も動かさないと満足しないよ」  
ジャンはグランディスの乳を見ながら聴いていた。あの乳を揉みたいという欲望がジャンを支配しようとしてた。  
女が座って顔をジャンの顔に近づける。ジャンの手がグランディスの乳に触れる。  
「ちょ、ちょっとジャン!!」  
触り心地のよさにジャンは我も忘れて揉み始めた。ジャンは29の女を床の上に押し倒した。  
――ああ、気持ちいい。なんて柔らかいんだろう!!  
両乳の間に顔をうずめる。勃起した乳首に人差し指を乗せてクリクリと指腹で弄ぶ。頬に乳が触れ、柔らかい感触が  
ジャンを悦ばせた。そしてジャンは何を思ったのか、グランディスの左の乳首を咥えて吸い始めた。  
ちゅぅぅ、じゅちゅぅぅ…ちゅぅっ  
「あぁっ…はぁ…あっはあぁぁん!!」  
右の乳首を指で挟んで乳房を揉む。そして硬くなった左乳首を噛んだ。  
「はあぅっ!!」  
グランディスはビクッと背を反らせた。だが、彼女はいつまでも14の子供に弄ばれる女ではなかった。ジャンの  
肉棒が硬くなって女の陰唇に触れた時だった。  
「そこは駄目だよ!!」  
ジャンを理性の力で押しのけた。  
「ここは、あんたが挿れる穴じゃないよ。大事なネモ様専用なんだから」  
ジャンの肉棒を掴む。  
 
「まだ、満足してないようだねぇ、ここは」  
「痛っ」  
強く握られたのでジャンは声をあげた。  
「安心おし、もう一つ教えてあげるから。それをあたしの胸の間に挟んでごらん」  
ジャンは女の身体を跨ぎ、臍の上に尻を置いた。  
「こ、これでいいの?」  
女は頷く。  
「じゃぁ、いくよぉ?」  
グランディスは自分の乳を掴んでジャンの肉棒を締め付けてさっきと同じように前後に動かした。  
さっきよりも強い刺激がジャンを襲い、身体が激しく震える。  
「あぁっ、グランディスさん!!さっきよりも痛いけど…でも…凄く気持ちいいよ!!」  
ジャンの柔らかい乳に挟まれた肉棒からさっき排出した精液と一緒になった汁が白く泡立ちながら出てきた。  
電流が体内を駆け巡り、精子100%の液が棒の先端部へ集中する。  
「ぁあああっあああっ!!」  
ジャンの喘ぎ声とともに精液が女の顔に降りかかった。  
 
 
グランディスは顔に付いたジャンの善がり汁を手で拭って舐め取る。  
「どうだいジャン?気持ち良かったかい?」  
「うん」  
短時間で2回も射精したジャンは疲れているのか少しやつれた顔で答えた。  
「もし今日あの娘とヤルんならあたしが手助けしてあげようか?」  
「え?」  
「ナディアはあたしにさっきね、こんな話をしたんだよ」  
グランディスはジャンの耳に手をあててひそひそ話でジャンにナディアが話したことを語った。  
「そ、そうなの?」  
ジャンは困惑気味にグランディスに問う。女は首を縦に振る。  
「でも、グランディスさん。ナディアはそう簡単にはヤラせてくれないよ。だってちょっと胸元  
覗いたぐらいで凄く怒るんだよ。あれをナディアにしようとしたら僕は永久に嫌われちゃうよ」  
「大丈夫さ、あたしが裏で工作しとくから、今日はナディアの部屋で寝なさい」  
 
その日の夜。  
ジャンはグランディスに言われた通りにナディアの部屋に入った。  
「あれ?ナディアだけ?」  
部屋にはナディア一人がベッドに座っていた。  
「うん。マリーとキングはサンソンと寝るって」  
「そう、それなら良かった」  
「え?」  
ナディアが不審そうにジャンを見る。  
「いやぁなんでも無いんだ。隣、座って良い?」  
「うん」  
ジャンがナディアの隣に座ると、ナディアはジュースが入った瓶をジャンに渡した」  
 
「なにこれ?」  
「部屋においてあったの。飲んでみたら美味しかったから」  
ジャンはキャップを開けて飲んだ。甘味があまりしないが味は悪くなかった。  
二人とも何も会話せずに一時間が過ぎた時だった。  
“本船はこれより速度を上げます。揺れるので注意してください”  
スピーカーからエレクトラの声が響いた。戦闘配置ではなかったので二人は顔を見合わせて互いにほっと  
溜息をついた直後、船が横に揺れ、ナディアは枕のほうへ仰向けに倒れると、ジャンはナディアの上に覆い  
被さる様に倒れた。その時、ジャンはナディアの胸に両手が触れてしまった。  
「あっ」  
「ご、ごめん」  
ジャンはナディアの胸に手をかけたまま謝った。  
――きっと怒ってるだろうなぁ。  
ナディアは沈黙したままジャンを見ていた。その顔は怒っているようには見えなかった。  
「いいよ、ジャンなら……」  
「えっ?」  
ナディアは顔を赤くしてジャンを見て言った。彼女は唖然とするジャンの顔を両手で自分の方に寄せる。  
「お願いジャン。あたし、最近怖い夢を見るの…。サーカスにいたときに団長さんや他の人に弄められた夢を…」  
ジャンは無言で頷く。  
「だからジャン、あなたの力でそれを忘れさせて…」  
――グランディスさんが何かやってくれたのかな?こうも簡単にヤルことになるなんて。  
二人は気づいていなかったが、二人が飲んだジュースには媚薬が盛られていたのだ。それを持ってきたのは  
他ならぬグランディスだった。  
ナディアは身体が熱く、疼いてしょうがなかった。  
――あの時と同じだわ。これから厭らしいことをするというのにあたしの身体はそれを望んでいる。  
ナディアの手がジャンの股間に触れる。  
「ジャンのここ、凄く大きい…」  
ファスナーに手をかける。  
 
「ねぇナディア、服を脱いでからにしない?」  
「う、うん」  
ナディアは脱がずにジャンの服が脱ぐのを見ていた。Yシャツを脱ぎ、その下のシャツを脱ぎ、ズボンを脱いで  
最後のトランクスを脱ぐ。太い肉棒にナディアの視線は釘付けになった。  
ジャンは脱がずに自分の秘部ばかり見ているナディアの肩を優しく掴む。  
「僕が脱がしちゃうよ。いい?」  
ナディアはジャンの人形にでもなったかのようにじっと立ってジャンに衣服を脱がされていた。  
女のいい香りがジャンの鼻を優しくつく。ブラを外し、赤い腰布を外し、パンツだけになる。  
「いい?」  
ナディアは小さく頷くと、ジャンはゆっくりとパンツを下ろした。露になった二人にもはや誰も邪魔するもの  
はいなかった。  
「ジャン、そこの壁に寄りかかって」  
「うん」  
ジャンは壁に背中をつけると、ナディアはジャンの肉棒を両手で握り、口に先端を入れた。舌が触れる。  
「うぅっ、…くぅ…」  
ナディアの舌使い、ピストン運動にジャンは身体をビクビク動かす。  
ジャンの肉棒からは最初に射精した時と同じ透明の汁が漏れ始めていた。ナディアが口から棒を放す。  
「ねぇジャン、ここ気持ちいい?」  
ナディアのピストン運動がさらに激しくなる。  
「う、うん。ナディアの手が柔らかくてとっても気持ちいいよ!!…あっ」  
「どうしたの?」  
ナディアはのんびりと問う。  
「ああ!!…も、もう直ぐ出ちゃう!!」  
ジャンの肉棒の小さな穴へ精液が向かっているのを感じた。  
再びナディアが口の中に入れて、右手だけでコキ始めた。片方の方が素早く動かせるからだ。  
「ああっ出るぅっ!!」  
ナディアの口内へジャンの精液が発射される。濃密な白い粘り気のある液がナディアの口内を満たす。  
 
ナディアは目を閉じて上を向き、ゆっくりと液を飲み込む。  
ゴクンと音を立てて全部飲み干す。  
「ジャンの濃くって美味しい!!」  
「あ、ありがとう。それじゃぁ今度は僕の番だね。ベッドに横になって」  
「う、うん」  
ナディアはベッドに仰向けになると、ジャンが上に重なってきた。  
「も、もう挿れるの?」  
「違うよ」  
「あっ」  
褐色の乳を白い手が掴む。ジャンは乳を揉まずに、右乳首を舐め始めた。首頭を擽るように舐める。  
「あぁんっ。ジャン擽ったいよぉぅ」  
ナディアは身をよじる。乳首が刺激を加えられることで硬くなっていった。もう片方の乳首も同じように舐め、  
硬くなっている乳首が柔らかくならないように指で摘む。  
「ぅうん」  
ナディアは身をジャンに任せて快感に酔いし入れていた。ジャンが乳を弄っている内に下の口が湿ってきた。  
硬くなった乳首をジャンは吸い始めた。  
ちゅうう、じゅうちゅうぅ  
「はぁっあぁん!!」  
ジャンは自分に弄られて悦んで喘ぐ恋人に満足していた。性格がきつくて、食べ物のことですぐ怒ったりする娘。  
それが今、自分の思い通りの人形になっているのだ。  
――ナディア、今日の君は今までで一番可愛いよ。  
ジャンは吸いながら左手でナディアの片方の乳を揉む。乳首をゆっくりと挟むように噛む。  
「んうぅぅん!!」  
歯と歯に挟まれている乳首を舌先で擽る。  
「んン!!」  
右手で、ナディアの臍に触れる。奥の方へ向けて虫のように臍を弄くる。  
「はぁあん、あ、ジャ、ジャン…あぁぁん…おへそが変になっちゃう」  
ナディアの秘部は蜜浸しになった。ジャンもまたナディアの乳と臍を嬲るうちに肉棒が起って来た。  
陰核に男根の先が僅かに入る。  
 
「ああっ」  
ナディアは下からの別の刺激を受けて身体を反らせた。乳首がジャンの口から離れる。  
「ジャン、い、挿れるの?」  
「あ」  
ジャンは肉棒が入らないように腰を浮かす。  
「まだ物足りないでしょ、ナディア?」  
「うん」  
ジャンはナディアの股座に顔をうずめる。その時、ナディアの顔が一瞬だけ怯えたように見えた。  
――だ、団長さん?  
ジャンと団長の顔が重なって見えたのだ。  
「どうしたのナディア?」  
 
――あのお仕置きの後、あたしは一週間に何回か団長に呼ばれ、身体のあちこちを嬲られた。  
あたしの身体はあの男によって汚されてしまった。  
景色が団長の部屋に変わる。股座にいるのは団長。ナディアはキングと自分の生活の全てを握られて抵抗  
出来ないことを武器に団長はおもちゃ同然に扱った。酷い時は観客の前でストリップをさせられ、高い給料  
を払う客には一定時間その客に犯され、嬲り者にされることがあった。金は全て団長のもので、自分に  
与えられるものはチーズや脱脂粉乳を水で溶いたものだった。客を怒らせたり、満足させられなかった時は、厳しい罰が待っていた。全裸で両手を縛られたまま猛獣使いの人に鞭で背中を何回も叩かれ、蝋燭の蝋を身体につけられ、ゴム棒を尻の穴と腔に詰められることもあった。背中にはまだ鞭の傷が幾つか残っている。  
 
「どうしたのナディア?ボーっとして」  
景色が元に戻る。  
「な、なんでもないわ。さ、続けて」  
 
少年はまだ毛も生え揃わぬ少女の恥毛を指で掻き分けて陰核を露にした。  
包皮を指で押さえて、舌で舐める。  
「ひぁ!!」  
ナディアは腰を動かして喘いだ。  
ジャンは始めはゆっくりと上下を舐め回し、次第に中心へと舌を早く走らせる。  
「あっあっあぁっあぁぁん」  
陰唇に汁が溢れ始める。  
そこでジャンは舌を動かすのをやめて、指をナディアの腔へ挿れる。  
「うぅぅん」  
腔からゆっくりと指を出すと、ねっとりと汁が手首の方まで伝ってきていた。  
「準備OKだね」  
ジャンは肉棒を陰門に当てた。  
「ナディア…挿れるよ?いい?」  
「いいわ」  
柔らかい手でジャンの腕を掴む。ジャンの暖かい肉棒がゆっくりと腔に入る。  
「あ、ぁああっ…い、痛い…」  
激痛がナディアの身体の蝕む。過去に団長に何度も挿れられて痛がったことはあったが、ジャンの肉棒  
は団長や今まで自分を犯した男に比べて遥かに大きかった。ミシミシと体が軋むような気がした。  
「くぅ、な、ナディアの腔とても熱くてキツイよ!!」  
ジャンは苦しそうに声を出す。  
 
「ジャ、ジャンのも硬くて、熱いよぉ」  
二人とも、息を切らしていた。  
「い、いくよ」  
ジャンは腰を動かす。  
肉と肉が擦れ合う。二人はまだ子供。彼らの睦みあいを止める者はいない。  
「あ、あぁっはああん!!」  
二人の息使いが激しくなる。肉棒に精液が再び集中する。  
「ナディア、そ、そろそろ出るよ…いい?」  
「はっはあんっい、いいわ…も、もっと突いてぇ!!」  
――そうよジャン、壊れちゃっても構わないわ!あたしの過去の悪夢が消えるようにもっと突いて!!  
「ウッ!!くぅ…」  
「あ、ああアアア!!あっはああん!!」  
精液が腔内に飛び散る。二人とも絶頂し、ぐったりと倒れる。  
――あれからどのくらい経ったんだろう?  
ジャンとナディアは裸でシーツ一枚で寝ていた。  
ジャンが目を覚ますと、自分の方を背にしてナディアは寝ていた。  
消し忘れていたのか、ベッドの電気が点いたままだった。オレンジの明かりが彼女の背を映す。  
ジャンはナディアの背中を見てウッとなった。それに気づくナディア。  
「どうしたのジャン?」  
「ナ、ナディアこの傷は?」  
「見ちゃったの?」  
ナディアは悲しそうに言う。  
「誰にこんな事されたの?」  
「あたしがサーカスにいた時、いつも失敗をすると、団長さんや他の人に鞭で叩かれた傷よ。  
…この傷を見る度に痛むの…」  
ジャンは不意にナディアの背中を抱いた。  
「ちょっ、ジャン、何を?」  
「ナディア知らなかったよ。君がこんな傷を受けてるなんて。でも、もう安心してこれからは僕が  
君を守ってあげる」  
「…ありがとう、ジャン」  
ナディアは小声で答えた。  
 
 
―数日後、  
「ナディアー!今日もサンソンと一緒に寝ていい?」  
「ええ、いいわよ」  
マリーがキングを連れて部屋を出て行くのを見届けるジャン。  
「ジャン、今日も…やる?」  
「ナディアが良いなら、僕は構わないけど」  
ナディアが無言で頷くと、ジャンは部屋に鍵を掛け明かりを消した。  
 
―その日以来、あたしは悪夢に苛まれる事は無くなった。そしてあたしは  
この人と初めて睦みあう時に気づいた。睦みあう事でジャンはあたしの  
傷ついた身体を癒すのだと。  
 
     完。  

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