不思議の海のナディア  
―――獣姦?―――  
キングは喉に渇きを覚えて起きてしまった。時刻は夜中の三時。  
外に出ようとするが、ドアは動物の力で開くような構造ではなかった。  
――やっぱ駄目か…。  
キングはナディアにドアを開けてもらおうと、起こすために彼女が寝ているベッドに飛び乗る。  
吼えてマリーが起きないように、頬を舐めた。  
「うぅ…ん」  
ナディアはキングが自分を起こそうとしているのに気づいてはいたが眠りたかったので無視した。  
鬱陶しいのでナディアが身体を横に向ける。  
キングは自分の方に背を向けて寝ているナディアの耳を舐めた。最初は耳朶、  
耳殻をペロペロと舐めあげると、次は耳の穴に舌を入れる。  
――キングは何をするつもりかしら。  
ナディアは背筋に悪寒を感じ耳を弄られて胸の鼓動が高まるのを感じた。  
「ちょ、ちょっとキングやめてよ…」  
ナディアはマリーに聞こえない程度の声でキングに呼びかける。  
キングは無視して耳を舐め続けた。熱い息が耳奥に伝わってくる。  
――やだ、変になっちゃう。  
下着がきつく感じてきた。褐色の胸を覆う白い下着に小豆大の点が浮き出る。  
ナディアはキングに顔を向ける。  
「お願いキング、これ以上舐められたらあたし、変になっちゃうよ…」  
瞼から涙を流しながら厭らしい行為自分にする子ライオンを両手で払おうとする。  
彼女が泣いているのを見ると、キングは小声で動物の声でごめんと言うかのように、ナディアの体に乗り、  
涙を舐めとろうした。キングの後足がナディアの両胸の乳首の上に乗ってしまった。  
 
「あっ…キング後足…どけてよ、い、痛いよ」  
ナディアが身を捩じらせる。キングはナディアが痛がっているので、後ろのほうに下がると、  
自分が後ろ足で踏んでいたものに気づいた。  
――これはなんだろう?  
キングがまじまじと乳首を見ているので、ナディアは顔一面を赤くした。  
「やっ!、キングそこ見ないでぇっ」  
――ああ思い出した。この突き出てるのを吸うと、ミルクが出るんだっけ。  
キングは自分の遠い記憶にあったことを思い出すと、早速、ナディアのを吸おうとした。  
下着の上から両足を右の乳房を押さえて口を乳首に加える。  
――キング、何であたしにこんなことを?もしかしてあたしに?  
ちゅうぅ、じゅちゅうぅ。  
キングは息が苦しくなるまで吸い続けた。が、一向に彼女から乳液が出ることは無かった。  
右が駄目なら左と、キングは左の方も吸い始めたがどんなに吸っても出なかった。  
「キング、どうして…あっどうしてこんな事するの?」  
ナディアは顔を赤くし、喘ぎながらキングに訊く。  
「ナディア、僕…喉がカラカラでしょうがないんだ…だから…ここからミルク出ると」  
キングはナディアの下着を前足でずり下ろしながら動物の声で答えた。  
「キング、あたし、…まだ子供だからどんなに…そこを…吸っても、出ないよ」  
ナディアは恥ずかしいのか、言葉がバラバラだった。  
「でも、喉が渇いてどうしようもないんだ…」  
「…」  
ナディアはキングに下着をずらされ、先程と同様に右の乳首を吸わされながら、考え込んでしまった。  
舌の方も濡れ始めていた。  
「わかったわキング、あたしがいいって言うまで続けて…」  
キングは一旦吸うのをやめると、ナディアが下着を外す。  
「…キング…さ、いいわよ…」  
ナディアはキングの顔を両手で自分の乳房に寄せる。キングは前足を乳房に押さえながら乳首を舐め始めた。  
ちゅっ、じゅちゅぅぅぅ、ちゅぅ。  
 
――ああ、柔らかくて気持ちいい、それにナディアのココ、もうこんなに固くなってる。  
ちょっと悪戯しようと思って乳首を噛む。  
「うっ」  
ビクンッと、ナディアは身体を反らせた。右の乳房は涎だらけになったので、キングは左の方にもした。  
ナディアはキングに左右の乳首を弄られながら、尻の下のシーツを退け下の赤い布を外し、  
パンツを脱ぎ、僅かに生えている恥毛に隠れた陰口を弄り始めた。  
「キング、はぁっ…も、ひっ!…もういいわ」  
キングは口を離すと、ナディアは自分の下の口の涎がついた手を見せた。  
「ねぇ、キング、これ舐めてみて。今のあたしにはこれしか出ないから…」  
キングは少女の手についた液を舐めた。  
 
「どう?美味しい?」  
キングはコクッと頷く。ナディアは自分が恥ずかしいことをしていることに気づいていてはいたが、  
今の自分は動物でも、誰でも構わないから恥部の疼きを解き放ってもらうことを要求していた。  
「もっと欲しい?」  
キングは頷く。  
「ここを舐めるともっと出るわ」  
ナディアは手を恥部に入れてキングに判らせた。  
キングは少女の両足の間に入ると、陰口から溢れ出た汁を舐めてから、口の中に舌を走らせた。  
「ひっ、あ、ああう。…いいわ、キング、ぁふっ…も、もっと…」  
舐められる度に電流が体内を駆け抜ける。ナディアは身体を震わせ喘ぎながら、自分の乳を揉む。  
陰口からは汁が漏れるが直ぐにキングが吸い取る。そしてまた口の中に舌を走らせる。  
次第に身体がさっきよりも熱くなる。ナディアがエクスタシーに達し始めたのだ。  
「キ…キング、あ・あたし…もう、我慢できないよ。中にあるミルクが全部出ちゃう!!」  
キングは聞き流して舐め続ける。  
キングがナディアの一番感じやすい部分を舐め、彼女が自分の固くなった乳首を強く摘んだ時、  
「あっあぁっ、も、もうあたしイッちゃう!!」  
ナディアの絶頂の喘ぎとともに陰口から大量のミルクが流出した。キングは彼女が身を激しく  
揺さぶった時に後ず去ったため、それがかかることは無かった。  
一時間後。  
「ナディア、美味しかったよ。また飲ませて」  
キングはベッドに溜まったナディアの汁を舐め終えると眠りに付いた。  
 
   完  
 

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