アキトの前で狂宴が繰り広げられる。  
木連兵の指を肛門に抽送され、嬉しそうに身悶えるユリカ。  
 
ヤマサキヨシオは乳首を軽く摘みながら、催淫剤の追加アンプルをユリカの股間目がけて打ち込んだ。  
濡れそぼった前後の穴が兵士たちの指に嬲られる湿った音とともに、ユリカの嬌声が火星の後継者のラボにに響き渡る。  
室内に配されたマイクは「グチョグチョグチョグチョ…」という愛液まみれのを2本の指が激しく出入りする音と、  
「ヌポッヌポッヌポッヌポッ…」という肛門を軍人の厳つい指が蹂躙する音を拾い、人体実験により精度の落ちた  
アキトの耳へと届ける。  
「ン…アハァ…ハァ…ンハァッ!」ユリカの甘い喘ぎに「ピチャピチャ…チュパチュパッ」という彼女の人並みはずれて大きな  
乳房が吸われる音が混じる。  
 
実験室に立ち会う兵士・研究者たちが、その音と弄ばれる乳房・性器を鑑賞しながら、目を血走らせ、息を荒げながらも、  
大人しく順番待ちをしている様はひどく滑稽だ。  
一方、ユリカは度重なる責め苦と催淫剤の過剰投与により、もうすっかり快楽に従順になってしまい、性器を責めている兵士と  
乳首を弄っている兵士のペニスをシコシコ愛おしそうにしごいていた。  
 
乳房を吸われ、クリトリスを摘まれ、たくさんの観客の前で嬲られるユリカの様子は、この研究所内での娯楽のひとつとして、  
ゲキガンガー等のプログラムとともに配信され、好評を博している。  
視力の落ちたアキトのために、わざわざ彼の眼前に用意されたモニタにも、主演テンカワユリカのポルノが映し出されている。  
顔を背けようにも体は動かない。目を閉じても、今度はユリカが陵辱される様子が脳の中に直接流れてくる。  
これは、ラボの中に配された各種センサーから得られた情報を、体内のナノマシンを通じて機械的にアキトに知覚させているためだ。  
随分と手の込んだ嫌がらせだが、ヤマサキ曰く、「障害者に優しい社会を作るための研究の一環♪」だそうだ。嘘をつけ!  
今も所内のいたる所でユリカの性器に指が出入りしている所をアップで映されている。  
そして、スピーカーからはいやらしいその音と彼女の喘ぎ声が…  
 
「う〜ん、本気汁がぐっちゃぐちゃで凄いことになってるね〜♪  
彼女は木連兵のフランクフルトが大好物になったと聞いていたけど、どうやら本当のようだね〜。  
いやぁ、木星は食べ物があまりおいしくないって言われるけど、食わず嫌いはいけないよぉ〜。  
ねぇ、あなたもそう思いませんか、ミスマルユリカさん?」  
 
その問いかけに、ユリカが反応し顔を上げると、ヤマサキヨシオがニヤついた下卑た表情で自分を見ていた。  
彼の背後には、犯されるユリカを見て涙を流しながら股間のイチモツを隆々とエレクトさせているアキトの姿が…  
 
―――…アキ…ト……――――  
 
ほら、ユリカさんのお好きなフランクフルトですよ♪」  
 
その言葉ともに前に歩み出た兵士と研究者のペニスが、ユリカの鼻先に突き付けられた。  
先ほどまでのユリカに愛撫されていたことで、2本とも亀頭の先端から先走りを吹き出してピクンピクンしている。  
ユリカはアキトの顔を見て、ほん一瞬躊躇したものの、すぐに目を閉じてそのうちの1本をパクッとくわえた。  
温かく、柔らかい粘液につつまれた男性器が喜びに脈打った。  
 
「ユリカさん、木連製のフランクフルトのお味はどうですかぁ?」  
ユリカは、2本のペニスを、交互にくわえながら答える。  
「お、おいしいです!パクッ…チュバッチュバッ…とってもおいしいですっ!!チュバッチュバッ…」  
ユリカのフェラ顔がモニタに大映しになる。  
 
夫の眼前で他の男のペニスをフェラチオする行為に異常に燃えてしまっていたユリカ。  
いよいよ兵士の性器と自身のヴァギナを結合させようと、自ら手を添えて股間のクレバスに導いていく。  
 
ピチャ…ピチャ…ヌプゥッ!!  
 
「はああぁぁん!うふううう…ん、いい〜いい〜〜〜〜!!いいの、いいの、いいのおおお・・・!!!」   
ユリカは仰向けの木連兵で中腰のウンコ座りになり、エラのはった凶悪なペニスを半ばまでハメ込まれただけで甘い声を上げた。  
脚はM字型に広げ、結合部はアキトの視点からもよく見える。  
アキトの周りにいる警備の兵士から、嘲笑と愉悦、そして夫の前で妻を犯しているという優越感の入り混じった  
濁った笑みが、囚われの夫に向けられる。  
 
「あははははっ…!ミスマルユリカさん、前はあんなに嫌だって言ってたのに、自分からこんなにくわえ込んで〜♪  
やっぱり本当は食わず嫌いだっただけなんですね?うわ〜!こんなに濡らしちゃって…。でも、今はとっても気に入っていただけた  
ようで光栄です。う〜ん、待てよ。もしかして、おちんちんなら何でもいいのかなぁ?う〜ん、新たな疑問が沸いてきたねぇ…」  
ヤマサキが結合部のすぐ上のリアトリス、いやクリトリスをペンの頭で弄りながら検体についてのコメントを  
コミュニケに書き込んでいく。  
ユリカはヤマサキが弄りやすいように、兵士の胸元に当てていた手を兵士の太股に置きかえ、のけ反りながら腰を  
激しく前後に振った。その仕草にアキトは悔しさで顔を歪め、周囲の男たちは邪な笑みを深くした。  
 
「で、本当の所はどうなんですか?」  
 その間に、ヤマサキは先ほどまで淫核を弄んでいたペンをマイクに見立て、さながら芸能レポーターのように、  
おどけてユリカにコメントを求める。  
ユリカは上の口と下の口からヨダレをダラダラ垂れ流しながら、  
「ごめんなさい!好きです!好きなんです!ユリカはおちんちんが好き!!大、大、だ〜い好き!!」  
と快楽に酔いしれ、霞がかった頭で精一杯の、しかし、だからこそ率直な今この瞬間の気持ちを暴露した。  
 

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