ある日の放課後のC組の教室…一人の女性がある男を待っていた…
「よう、なんの用だ?」
その男が現れる。男の名は伊勢カオル。
エロいトラブルには必ず一枚噛んでくる学年一の変態。
「遅い!なにやってんのよ!」
女性が伊勢に対し怒りを露にする。彼女の名は出雲。
C組の風紀委員を担当している真面目で文武両道。
どう見てもこの組み合わせは犬猿関係に発展するものだが…この二人は違った。
「伊勢!あんたまたセクハラやったでしょ!
……あんたのおかげで風紀委員会で責められるのはいつも私なんだから…」
「お前はまだ男という生き物を知らないみたいだな。いいか?男っていうのはだな…」
「聞きたくない!なんであんたみたいなやつと同じクラスなんだか…」
「それよりさ、なんでこんなことやってんの」
伊勢の指摘は彼と出雲の間に浮かぶ「絶」の文字。
「あんたは何するかわかったもんじゃないから」
「ひでえな、まるで犯罪者扱いだな」
「実際やってるでしょ!!……全然悪びれないし、ほんと最低ね」
「ま、そんなの俺には効かないけどな」
そう言って伊勢は出雲の魔法を避け脱兎のごとく出雲の背後に廻る。
そして両手で彼女の腰に触れる。
「言ってる隙に触ってるし…一回殺さないとわからないみたいね」
「そうカッカすんなって。……つうか女ってほんと細いよなぁ。感心するわ」
そう言いながら伊勢は手をすうっと上に滑らせ、胸を下から支えた体勢になる。
制服の上からでも感じる柔らかな感触。
「まだお前は女になってないからそうやって怒るんだって。俺が教えてやるから」
「あんたに教わることなんて無い!いいから放してよ!」
「いいや駄目だ。絶対『た…たまんない…伊勢ェ…』って言わせてやる」
「あんたにはそういう下品で卑猥な知識しかないの!?」
口論しながらも伊勢は優しく出雲の胸をその両手で包み込む。
そして微かに指先で感じ取れる突起物に、触れては離すを繰り返す。
「!!ちょ…っと……んぅ…放して…よ……」
徐々に出雲の呼吸が乱れる。伊勢が耳元で囁く。
「身体は正直だ、頭では解ってても身体が反応する。出雲みたいな娘は特にね」
「解ったような事を……わたし…は……そんなんじゃ…無い…」
伊勢がマジックプレートを出す。
「金のガチョウ!!」
伊勢の魔法が発動する。
出雲の両手は教室の窓の下にある手摺にくっつけられ、出雲は四つん這いの体勢になる。
特徴的な長いツインテールの毛先が地面につく。
「ちょっと!何するのよ!」
「胸は度々触らしてもらってるからな、今日はこっち」
伊勢はそう言って出雲の左脚を掴む。
「俺は出雲の尻や脚に関しては、三国やF組の観月・桜庭に匹敵するくらい評価してるんだぜ」
「あんたに評価されても嬉しくない!いいからその手を放してよ!」
伊勢は出雲を無視して彼女の左脚の踵を舐める。
「きゃあ!!?何処舐めてんのよ変態!!」
「変態で結構結構」
「開き直るなよ!」
伊勢は白のニーハイソックスの上から舌を這わせる。踵から踝、そして足首。
舌にソックスの表面のザラザラした感触が伝わる。
「そんな汚いことしないで………ううんっ!……いやぁ…はぅう……」
最初はくすぐったがっていた出雲も既に態度が変化している。
伊勢の舌が膝へと上昇を始める。目指すは出雲の秘部。
細くて美しいラインの脹脛をゆっくりと上っていく……。
「あっっ……ふぁあっぁ……くうぅうん……」
出雲の口から喘ぎ声が零れる。必死で我慢しても紡いだ唇から甘美な声が漏れる。
じっくり出雲の脹脛を味わった伊勢の舌は、漸く五合目にあたる膝裏に着く。
出雲の膝裏ももちろん念入りに舐める。
白ハイソの触感がとても心地いい。
「ひゃあぁぁ………あん!ああぁぅぅう……」
いい反応だ、出雲は性感帯を攻められて感度も鋭くなっている。
「そこぉ……だめぇ……」
「いい感じだ。でもここからが本番だからな」
伊勢の舌は再び上昇を始め、出雲の左脚の大腿に入る。
白ハイソの終了点である七合目まで駆け上がる。
「うぐ……はぁぅ………んんぅ……」
白ハイソと肌の境界線に辿り着く。
其処から伊勢の舌は白ハイソの中にまで舌を這わせる。
白ハイソと肌に挟まれ、ジットリとした出雲の汗と匂いを愉しむ。
「いやぁあ!……そこっ…いいぃ…」
出雲も愉しんでるようだ。伊勢は征服感に満たされる。
目的地までもう少し……伊勢は秘部へと向きを替え、進んでいく。
白くて適度に締まった出雲の腿。舌で強く押してもプルンと跳ね返してくる。
伊勢は出雲の腿にチュっとキスをする。何度も。何度も。
そして純白の肌に淡い朱が染まっていく……
出雲は絶え間なく喘いでいる。時に強く激しく、時に弱く切なく。
そして……漸く出雲の尻に手が伸びる。目的地に到着。
焦らしていた伊勢も流石に我慢できずにギュっと両手で鷲掴む。
………伊勢の想像以上に柔らかい。
握ると指が肌に食い込むが、離すと元の整った桃型に戻る。
「すげえな、ますます気合いが入るな」
「何時までこんな恥ずかしい体勢でいればいいのよ…これじゃお嫁にいけない…」
「あれ?もう魔法はとっくに解除してたんだけどな。自らの意思で手摺握ってたのか…」
「えええぇ!!そんな……バカ伊勢!!!侮辱しないでよ!」
「いいんだよ、俺にだけ魅してくれれば…な?」
「『な?』じゃないわよ!
………遠回しにカッコいいこと言ったつもり?やってることは最低なのに」
「それはお互い様だって」
そういいながら伊勢は先ほど二人で話していた場所に出雲の筆を取りに行く。
「ちょっと借りるぜ」
「なに勝手に…!!!…いやぁ!!…あぅうぅ……ふぁあ…」
伊勢は出雲の筆先を使い彼女の下着に触れる。
ササっと巧みに操り、出雲の秘部をなぞる。
「んあっ!んぅうふう……そこいいぃ…きもちぃっぃ………」
出雲の下着が段々と秘部から漏れ出した蜜で滲む。
とても高貴で甘美な香り。
伊勢は下着の上から出雲の蜜を味わう。
トロリとした白濁液。汗と混じり濃厚な香り。
伊勢は出雲の下着を脱がす。そして彼の眼前に出雲の秘部が現れる。
グッショリと濡れ、未だに膣口から蜜が垂れ流しになっている。
伊勢はその膣口に下にある栗に触れる。
「!!!!や、いやあ!いいいぃ……ふわあぁ…」
出雲の脳が揺れる。泥酔したように視界が歪む。
出雲は必死で手摺を握り歯を食い縛る。
「やっぱここか。ここがいいのか?」
「うん……そこぉぉ…………きもちぃいぃ………」
普段聡明な出雲からは思いもつかないほどの淫乱な反応に伊勢は興奮する。
筆で栗の表皮を剥き、露わになった栗の周りを円を描くようになぞる。
円を描くたびに栗は肥大化し、真紅に染まり熟れていく。
出雲の口端から唾液が垂れる……限界は近い。
伊勢は筆を置き、出雲を正常位にして、栗を口に含む。
舌で丁寧に転がし、唇でチュウゥと吸い上げる。
「だっだめぇぇ!!いっちゃうぅよおぉ………あぁぁあんん!!」
出雲の体躯が激しく痙攣する。
涙を瞳に溜め、必死に自分に纏わりつく快楽に耐えながら……
その姿を見た伊勢は、ズボンを下ろし自分の陽物を出す。
「出雲。気持ちよかったら気持ちいいでいいんだよ」
そう言って伊勢は陽物を出雲の膣口に当てがった。
「うううぅぅ………伊勢ぇぇ……」
極度に興奮した伊勢には出雲が懇願してるしているようにしか見えなかった。
ゆっくりと出雲の「中」に入っていく伊勢の肉棒。
愛液が肉棒に絡まるため、侵入自体は困難ではなかった。
だが………伊勢が動かない……いや、動かせない。
出雲の膣壁が伊勢の動作を封じている。
ギュウウ…ぎゅっギュウうウ……
伊勢の陽物は呼吸困難になり鬱血する。
「くそ…まだ出すのは早いって…うひゃぁ!」
気力を絞り漸く伊勢は腰を動かせる。
しかし出雲の膣壁に亀頭が擦れ、快感で情けない声を上げる。
「ふぁぁあっ……伊勢の…伊勢のが私の中で擦れてるよおぅ…」
「くうっ!……そろそろやべえ…なあ、俺のこと下の名前で呼んでくれないか?」
「あぁんん!………いいよぉ……キモチいィよぉ……カオルぅ……」
「はぁあ…俺もすごくイイ……カオルって言われて嬉しいのはお前が初めてだ…」
「ふぅあぁ……じゃぁ…私の名前も呼んでぇ………」
「わかった……好きだ、出雲…こんな苦しそうな顔にしてごめんな」
伊勢は目の前に写る出雲の顔を見つめながら言った。
出雲の顔色は緋色に滲み、喘ぎながらも伊勢の瞳を凝視している。
「くううぅ……出雲…出すぞ……」
「ひゃあぅぅっ……出してぇぇ……カオルぅ……」
ドプュルゥ!プルビリュウゥ!!
「イクぅァゥ!!んんんあぅぁあ!!」
伊勢の精液と出雲の愛液が絡まり混ざる。
濃厚な汗とお互いの体液同士の匂いで辺りが満ちる。
伊勢が顔を上げ窓から外を眺める。
其処から差し込む深紅に燃え沈んでいく夕日の光。
二人はその光を浴びながら抱き合った。
「ちょっと伊勢!これで何回目だと思ってるの!?今日という今日は許さないからね!」
あれから数日が過ぎたが、二人の関係は未だ健在だった。
「おいおい、俺は何もしてないって!何でもかんでも俺のせいにすんなって!」
「あら、いいのかなそんな態度。
あなたが何時ぞや私にした破廉恥行為を校長先生に言ったら、あんたどうなるかわかってんの!?」
「ちょw汚ねえなぁ………そっちだってアンアン喘いでたくせに(ボソ)」
「なんだってえ!!?余裕で聞こえてんのよ!!バカ!変態!ヒトデナシ!包茎!」
「もうちっと普段通りの口調で喋ってくれたら可愛いのに(ボソ)」
「うるさい!とりあえず校長室にいくわよ!書家の魂『縛』!」
あっさりと縛られる変態でダメダメな伊勢。
「だっはーっマジかよ!?」
「マジです」
「お願い、もうしないから許してくれよ」
「だーめっ」
「可愛い可愛い出雲ちゃん…いや出雲さま」
「下の名前で呼んでくれなきゃだーめっ」
「だからまだ出てきてな…ぐはっ!」
「タブーを言いそうになったから連行決定ね」
☆『次週、伊勢カオル満を辞して退学!?聖凪女子狂喜乱舞??』☆