「俺と付き合ってくれ!!!」  
――― 今日俺は同じクラスの三国に告白した。正直自分でもこんな事になって驚いている。  
ただ何もしないままというのが嫌だっただけだ。そして今の状況にある・・・・  
 
――――あれは1週間前だ。自分が三国を好きになってると自覚したのは。  
「まさか俺が三国を好きになるなんて・・・」  
―――― 何度も言うが最初は俺も驚いたさ。でも考えれば考えるほど三国の顔が浮かぶ・・・  
「やっぱ歯切れ悪いし・・・よし。告白してみるか!」  
―――― 自分でも驚くほど単純だ。でもこれは一週間前。もちろんこの日俺は告白できなかった・・・  
「三国はどこだ?」  
―――― ふらふら三国を探していてある場面に遭遇した。  
 
「お願いします!付き合ってください!」  
 
―――― 目の前に告白する男子。相手は察しのとおり・・・三国だった。  
「あ〜・・・悪い。弱いやつに興味ないんだ」  
―――― そう断る三国。男子はそれを聞いてどこかへ行ってしまった。やはり落ち込んでいるようだ。  
「ふぅ〜・・・なにそこで突っ立ってんの。出てきたら?」  
――― !! 気付かれてた!?そう思って一歩前に出ようとした瞬間現れたのは柊と乾だった。  
「ご・ごめん・・・別に覗くつもりじゃあ・・・」  
――――俺じゃなかったみたいだ。 ホッとする俺。  
「別にいいって。分かってるから」  
「でも・・・別にあんな断り方しなくても・・・・」  
「そりゃ確かに気持ちは嬉しいけどさぁ・・・んなこと言うとまた来るかも知れないじゃん」  
「そうかな・・・?」  
「でも最近告白する男子多くない?」  
「そうなんだよ・・・・今月入って3回だよ?疲れるって」  
「もしかして皆あんな風に断ってるの?」  
「そうだよ?だって事実だし」  
そんなことを言いながら去っていく3人を見ていた。  
――――― あ〜・・・やっぱ考え直そう。そう決めた。  
 
「ふぅ〜・・・・やっぱ告白するならOK貰いたいよなぁ・・・」  
「なに落ち込んでんだよ津川?」  
――――― 九澄だった。ふと思う。こいつだったらOK貰えるのかな?強いし・・・  
「?」  
――――今、正直羨ましかった。俺が九澄だったら迷わず告白できるのに・・・  
弱いやつに興味ない・・・か・・・・・・あれ?だったら俺が強くなれば・・・って無理か。  
「なんか変だぞ?気分悪いのか?」  
「なぁ九澄。お前自分より強いやつにどうやって戦う?」  
「は?」  
―――― って九澄に言ってもしかたねぇよな。こいつより強いやつなんて・・・  
「そうだな・・・・やっぱ戦い方だろうな」  
――― 意外な返事。九澄は俺の相談にのってくれた。  
「戦い方?」  
「ああ。だってそうだろ?自分より強いんだろ。なら方法を変えればいい」  
「んな事いってもなぁ・・・」  
「ったく・・・いいか?自分より強いって言うのは純粋な喧嘩でだろ?正面がだめなら違うほうからすればいい」  
―――― なるほど。真っ当だ。相談して正解だったかも。  
「じゃあどうすればいいんだ?」  
「そうだな・・・相手にもよるけど・・・やっぱ喧嘩だろ?」  
「まぁ・・・似たようなもんだけど」  
「ならまず・・・・なぁ津川」  
「なんだ?」  
パァアアァァン!!!!!  
「!?」  
―――――でかい音と同時にビビる俺。  
「な・なにすんだよ!って・・・」  
―――― いつのまにか正面の九澄は俺の横でヘッドロックを・・・・  
「わかったか?まずは不意でもいいから隙をつくるんだ」  
ギリギリ・・・  
「な・なるほど・・・そうか」  
ギリギリ・・・・  
「あとはこういう風に敵が抵抗できないポジションをとるんだ」  
ギリギリ・・・・・  
「あとは・・・・・」  
「九澄?なに津川を殺そうとしてんの?」  
「伊勢?別に殺す・・・って!津川!?しっかりしろ!?」  
――――― お前に言われたかねぇよ・・・・  
 
「いや悪かったって」  
「はいはい・・・まぁ教えて貰ってんだから許すよ」  
―――――目が覚めて俺と九澄と今度は伊勢を加えたの3人で話をする  
「ふ〜ん・・・自分より強い相手ねぇ」  
「伊勢はどうするんだ?毎回女子にちょっかい出してるけど・・・」  
「こいつに聞いても仕方ないと思うけど・・・」  
「俺か?そうだなぁまずはスキンシップ取るフリして・・・・」  
―――― 確かにいらなかったかも・・・・そう思っていたが・・・  
「まぁ女だったら弱点は決まってんだろ」  
「別に女子じゃねえって」  
「ど・どこなんだよ?」  
「なんだよ?気に何のか?そりゃあ・・・・」  
「いいかげんにしろ!」  
スパアアァァァアン!!!  
――――― 見事な手刀・・・悲鳴もあげずに伊勢は崩れる。やっぱこいつは強い・・・  
 
―――― なんか話がそれた気はするが一週間九澄からみっちり兵法を学んだ。  
そして俺は・・・三国を呼び出した・・・・  
「なんだよ?津川。あんたが呼び出すなんて珍しいな」  
「三国・・・言いたい事がある」  
―――― 俺は腹を括って・・・・想いの全てを言う。  
「俺はお前が好きだ!」  
――――― 九澄・・・俺はやるぞ・・・・  
 
「俺と付き合ってくれ!!!」  
「・・・え〜と・・あぁ・・・ゴメン弱いやつに・・」  
「興味ない・・・か?」  
「・・・ああ。悪いな。」  
「じゃあ・・・・どうやったら弱くないって証明できるんだ?」  
「え?・・・・そりゃあ・・・・」  
「お前に勝てば・・・証明できるか?」  
―――――― 正直今でも勝てる気はしない。でも・・・  
「・・・・・へぇ。津川にしてはでかい事いうね」  
――――― 三国の目つきが変わる。  
「・・・・」  
「いいよ。確かにそれなら証明できる。ただし・・・・勝てたら・・な?」  
―――――― 頭の中でシミュレーションしたとおり。ここからだ・・・!!  
 
―――― 腰を低くして・・・まずは隙を作る!  
スパァァアアアン!!  
「!!」  
一瞬怯む三国。俺は間合いをつめるが三国も怯みながら蹴りをとばす。  
「チッ!!」  
間合いをいったん離して距離をとる。  
「へぇ。結構やるね。でもそんなんじゃまだ甘いよ」  
―――― やっぱりこんなんじゃ駄目か。第一まだ近づく必要があった。だったら・・・  
「考える暇なんてないよ!」  
今度は三国が近づきヘアピンをおよそ2尺くらいに巨大化させる。  
「!!!」  
振り下ろすヘアピンを一歩下がり避ける。そのまま薙ぎ払うが津川は腰を低くして避ける  
さらに距離を離して周りを見渡し・・・・  
――――― そっちがそうくるなら・・・こっちだって!!  
「『GO!!!エスケープ』!!!」  
壁を走り三国に近づく。三国も慎重に周りを見回し・・・  
「ハァ!!!」  
思いっきりヘアピンを振り回した。  
―――― よし!兵法その2!敵の意表をつく!  
体勢を立て直し俺は・・・スケボーを降りる!  
「な!?」  
スケボーは三国に直進する。そして三国は怯んだ。  
「魔法解除!!」  
俺は三国の後ろに回り好位置へ・・・・ここまでは完璧だった・・・・そうだった。  
俺はバランスを崩して倒れる。  
――――――― やられる!ふと自分の状況を確認すると・・俺は三国の柔肌をつかんで倒れていた・・・  
 
「なぁ!?離せ!!」  
―――― 離すわけにはいかない。離すと負ける・・・・  
「んな事いわれても・・・・」  
ふと香ってくる三国の匂い。鼻につく良い香り。俺の中で何かが目覚めそうになった・・・  
「えと・・・」  
――――― これってセクハラだよな?でも・・・・あぁ伊勢!お前だったらどうすんのこれ!?  
 
「揉めーーーー!!!!」  
「・・・・・・い・伊勢・・・遂に壊れちまったのか?」  
「え?あれ?俺今なんか・・・」  
「なにが揉めだ!この変態!!」  
「いや!!これは違・・・・グハッ!!!」  
伊勢は崩れた・・・・  
 
「揉めーーーー!!!1」  
―――― 揉む!?突然そんな声がしたきがした。も・揉むつったって・・・  
「離せ!この!!!」  
―――― す・するしかない!しないとやられる!これもある意味好位置だ!!  
「三国・・・・」  
「んな!?な・なに触ってる!離せ!!」  
―――― 悪い。天の声がやる方法教えてくれたから。  
「ふぅん!?」  
全体を優しく包み込むようにゆっくり優しく揉む。  
「ん・・はぁはぁ・・・ぐ・・・」  
―――― 少し息が乱れた・・・のか?俺は時々抵抗する三国に足をからめて動きを封じる  
「はぁ・・・やめろ・・・って・・ひゃあ!!」  
三国の服を胸の所だけはだけさせて下着を取る。  
「や・・やめろ!お願いだから・・・・」  
「ごめん・・・でも・・・三国感じてる」  
「そ・・・そんなことあるわけ!ひゃあ!!」  
――――― 俺はまだ強張っている三国の乳輪をなぞる。  
「あぁ・・・はぁ!ふぁ!!ひゃあぁ・・・」  
―――― 突起に触れないように焦らす。  
少しずつだが男のような口調の三国の口から艶やかな声が漏れる・・・・  
「はぁ・・・ふぅぅううぅ・・・・・」  
「もう・・抵抗しないんだな・・・」  
「!! そ・そんなこ・・ひゃあ!!!」  
―――― 俺は突起はついた。しこっていたそこを突いただけで三国は痙攣した気がした。  
「う・・・くぅ・・・ううぅぅ・・・」  
「イッたのか?」  
「ち・・・がう・・・ち・・が・・・」  
――――― 抵抗はもうしない。でも俺はもうギアが上がりっぱなしだった。  
「好きだ・・・」  
「!!・・・・は・・・やぁああ!!」  
――――― 突起をつまむ。双方交互に軽く引っ張るように。  
「ひゃあ!ひゃあ!!あぁああ!!」  
――――― また痙攣する。顔は位置的に見えないが唾液のようなものがつたっている。  
・・・・・次は下かな・・・・スカートをめくり上げ下着越しにそこをなぞる  
「ひゃ! や・・やめて・・・おかしく・・・」  
「なってるんじゃないか?三国」  
「そ・・そんな・・・こ・・・あぁああ!!!!」  
――――― 下着の中に手をいれそこを弄る。  
「ひゃあ!あひぃいい!!!だ・・・め・・だ!!!!」  
3度目の痙攣。三国は汗だくになって感じまくる。下半身はしきりに震える。  
「カワイイぞ三国・・・・」  
「あはぁふぁ・・・・むふぉ・・ひゃめ・・」  
―――― 呂律の回らなくなる三国の最も敏感なとこを指で優しくこすり付ける。  
「あぁぁぁああぁっぁああ!!!!」  
もう体は弄られる度に少し強張り、解放するとぐったりする。  
 
―――――どうしよう・・・次って何したら・・・・  
 
「入れたり出したり・・・・・!!!」  
ドゴォォォォォォォォ!!!!  
ドサ・・・・・腹に周りがひいてしまうほどの音が鳴り響き伊勢は崩れた・・・・  
「たく・・・・何が入れたりだ!!!!このド変態!!!」  
――――― まだ・・・なにも・・・何が・・なんだか・・・・・ガクッ。  
 
―――― !?『入れたり出したり』って・・・・いいのか!?  
「はぁはぁ・・・・・」  
「三国・・・・入れていいか?」  
首が・・・・縦に動いた気がした。お・オーケーなのか!?  
――――― といっても俺も限界だった。チャックを下げ・・・・突き入れた。  
「あぁっぁああああああ!!!!」  
一瞬理性がとんで一気に突き入れてしまった。何かにぶつかった気がしないでもない。  
「あがぁああぐぅ・・・・」  
「スマン!!しばらく動かないから・・・」  
三国はしばらく苦しそうな声を上げていたが・・・次第に薄くなる。  
「動いてもいいか?」  
―――― カクカクと縦に振る。自分の意思でかはわからない。でも・・・  
「あぁあああ!はぁう!!うぐ!!ひゃぁぁぁああ・・・」  
なんども・・・何度も・・・・・次第に限界が近づく・・・・  
「三国・・・限界だ・・・・」  
「はぁ!はぁ!!」  
―――― もう果てそうだった。でも・・・・一瞬ブレーキがかかった。  
ビュクビュクビュルッルルルーーーー!!!!  
「あはああぁぁぁあああはぁ!!!!!!」  
俺は自分の全てを出す・・・・外へ。  
――― しばらく・・・・いや多分ずっと時間が経っていたはずだ。俺と三国は・・・  
 
「ごめん。三国・・・・・」  
「許さないっていったらどうするんだ?」  
「もう・・・目の前に現れない」  
「はぁ・・・あんた仮にも初めてを奪っときながら責任取らない気?」  
「え?」  
「そりゃあ・・・・いきなりだったけどさ。最後はあんた・・・」  
――――― 多分中に入れなかったことだろう・・・  
「とにかく!責任は取れって事!!」  
「じゃ・・じゃあ・・・」  
「あ。でも付き合う気はないから」  
「んなぁ!?そんな・・・・」  
「あんたねぇ・・・・あんなことして絶交されないだけましだと思えよ」  
「くうぅぅぅ・・・」  
「まぁ・・・今は・・な」  
「え・・?」  
「なんでもないよ。そろそろ帰るとするか!」  
――――――――― そして・・・  
「三国!一緒に帰んないか?」  
「あぁ悪い。今日はちょっと無理なんだ」  
「おぅ!そうか!」  
「なんか明るくない?」  
「なんでもねぇよ。ただ無理なら校内をひとっ走りしようと思ってただけだ」  
「ふぅん・・・あ・明日なら・・・別に・・・」  
――――― 口ごもる三国。かわいいと思ってしまう・・・  
「じゃあ。明日な!」  
――――― 今は同じでもいつかは変わる。  
「『GO!!!エスケープ』!!!」  
「こらーーーー!!!危ないだろうが!!!」  
――――― 無理なら変えてみせる。  
「俺は簡単には止まんねぇぞ!!」  
――――――― 思いっきり突っ走って!  
「捕まえられるもんなら捕まえて見やがれ!!!」  
今日、学校中に風が吹いた。楽しそうに笑う少年とスケボーの音とともに・・・  
 
 

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