「うぐ……ぐ…大賀ぁ〜………き・・もちいよぉ〜……」  
どうして俺は今こうなってる?人間サイズ(それでも若干小さい)のルーシーと今俺はちょっとした事が原因でやっちまってる。  
俺は腰下の快感に意識を犯されながらも冷静になって朝のことを思い返した………  
 
――――― 朝。俺はいつもどおりに学校に登校した…………はず。  
学校について……柊に挨拶して……柊父に……「愛花に馴れ馴れしくするなと言っただろう?」低い声。その後ちょっとした地獄絵……  
―――― いやいやこれは違った……もっと後だったはず……え〜と……  
 
教室に入って伊勢がいつもみたいに挨拶しに来たな……で……女子が魔法をコーチしてくれといって……  
「よぉ〜!おはよう!今日もまた……」そう。今日もまたこんな感じで伊勢がクラスの女子にセクハラしようとして地獄絵が………  
―――― いいかげんにしろ俺。どうでもいいことばかり思い出す……下半身が犯されてるからだろうか?  
 
え〜と……そう!昼休みだ!朝からルーシーに会わなかったのに気付いて休憩の間にちょくちょく抜け出して………  
―――― 昼休み。  
「大賀〜!」  
声に振り返る。聞きなれた感じに少し高い。それでもクラスの中にはない声。  
「ルーシーか!?今日はどこに……心配してたんだ…て。な!?」  
そこにいたのはウチの制服を着ているルーシー(?)だった。  
なにに驚いたかって、制服を来ている点にも驚いたが何よりもパッとみて体が大きいことに驚く。  
「え?何?心配してくれてたの!?嬉しい〜!!」  
俺にいきなり抱きついてくるルーシー(?)は嬉しそうにそういった。いや。もうこれは完全にルーシーだ。  
「お…お前……それ…どうしたんだよ?」  
「え?これ?へへ〜ン似合う?かわいいでしょう?」  
「ア・・・あぁ…似合ってる……って!違う!!制服もだけどその体!!」  
「ふぁ! そんな大声出さないでよぅ〜……」  
少し消え入りそうなルーシーの声。こうしてみると普通の女の子だからばつが悪い。  
「あ!あぁ…悪い。それで…どうしたんだ?その体」  
「え〜とね……こないだ大賀が姿が消える薬欲しいって言ってたからまたつくってみたの。そしたら…」  
「……なるほど。それででかくなった訳か…で?その服は?」  
「あ。これ?校長室にあったから勝手にとってきちゃった」  
……はぁ〜…なるほど。そういうわけか……で。後で怒られるのは俺だろうな………  
「……大賀?どうしたのため息なんかつい………」  
そう言いかけてルーシーは黙り込む。なぜか泣いている様にも見える。  
「え?ルーシー!?どうしたんだよ!?」  
「うぅ……ヒック…だって……だって…また失敗しちゃったし…なんかまた大賀に迷惑かけちゃったみたいだし……」  
「ゴ…ゴメン。でも別に気にする事はないんだぞ?俺の為にしてくれたことだし」  
―――― 大賀は優しい。だから―――― 好き。  
「うぅ・・・だ…イが〜……ご…めん…なさい…・・ゴメン…な・・・さ」  
呪文のようにルーシーが「ごめん」という。こうしてみると今は本当に1人の女の子だ。俺はルーシーを優しく抱きしめる。  
「ふぇ……た…いが……ぐす」  
「馬鹿。だから謝らなくてもいいって。ほらせっかくのかわいい顔が台無しだぞ」  
――――― カワイイ。その言葉がどれだけきたのだろう?涙が止まらない。それと同時にもしも……という考えが過ぎる。  
どれだけ経ったか分からない。でもそれでも普段はあまり感じない大賀の温もりがたまらなく嬉しくて、心地よくて、切なかった………  
――― どうして?なんで?……人間になれなかったんだろう……こんなに温かいのに…こんなに満たされるのに……  
 
「……ルーシー。落ち着いたか?」  
「うん……ありがと大賀。さっきの言葉くさいけど嬉しかったよ」  
「さっき?……あぁ…そういえばルーシー、いつまでその体でいられるんだ?」  
ふとそう思った。なんてこともない。ただ気になったからそう言った。それがいけなかったのだろうか?  
「う…グスッ……えと…今日一日が限界だって」  
またルーシーが泣き出してしまった。本当に俺は鈍かった。なぜ気付かなかった?分かってやれなかった?  
「ご!ごめん!なんか俺悪いこと言ったか?すまんルーシー!」  
―――― 謝らないでよ。大賀が悪いんじゃない。勝手に自分が泣いただけ。  
―― でも……止められなかった。どうして止めたかったって?だって大賀は優しいから。絶対に困るって分かってたから。  
「大賀が悪いんじゃない!……だって…だって…なんで人間になれないんだろうって……」  
「ルーシー……」  
俺は鈍い。でも………これで分からないほど馬鹿ではなかった。愚かではなかった。  
 
「大賀が好き!大好き!!愛してる!!!」  
 
――― 止まって……駄目。それ以上は……そう思った瞬間。体が浮いているような感じになった。  
「ルーシー……悪かった。本当に……俺は大馬鹿だった」  
――― どうして?なんで大賀が謝るの?大賀は悪くないのに………  
「ルーシー。俺お前にに謝る。役に立たないとか言って…お前の本気に気付かなくて…」  
「た・・・いが?」  
―――― 大賀はこんな自分を強く……ワガママな自分を優しく……人間じゃない自分を…抱きしめてくれた。  
「俺は……今まで気付かなかった。いや…気付こうとしなかった。お前を……好きになってる事に」  
――――― え?  
「俺はルーシーが好きだ」  
「――― !!」  
――― どうしよう…涙が止まらない。大賀がよりいっそう強く抱きしめる。心地よい苦しさ。  
―――― そのまま……そのままで………でも我慢できなかった。  
 
「ふぅむ!?む・・・・むーふぃ(ルーシー)!?」  
―――― そのまま…自分が抑えられなかった。たまらなくて…キスをした。  
「ふぁむ・・・ん…ちゅ……んふゅ…」  
――― もっと大河を感じたくて…舌が大賀の口に入る。  
「むぐ・・・ん…ふ・・・」  
―――― だんだん大河も舌をからめてくる。嬉しい。互いの唾液が口と口の間で混ざり…交換される。  
「ん・・・ふ…ちゅ……ん…ひゅ……」  
―――― どれだけ長い間口を交えたか分からない。でもずっと続いて欲しかった。  
「ん…………………ぷふぁ!」  
―――― やはりそう嬉しい時間は続かなかった。余韻を残しつつも呼吸のために離れる。  
「はぁ…はぁ……ルーシー?」  
――― 大賀は戸惑いの眼で見てくる。でも舌を絡めてくれたことが嬉しくてつっかえの取れた自分が続きを求めてしまう。  
「ん!?ふ…ちゅ……んむ…」  
――― 大賀からしてくれたことに戸惑った。でも今度は大賀からしてくれた。嬉しい。  
―――― それからずっとお互いキスをしていた。途中、鐘がなったけど大賀はルーシーの方が大事なんて言ってくれた。  
――――― 本当にくさい。でもそれでも嬉しいと思ってしまう。大賀の優しさに包まれる感じで体の異変に気付く。  
――― 体が熱い。どこか、もどかしくて…どこか、切ない。大賀とキスをしながらなぜかそこを弄ってしまう。  
チュク……クチュ…―――― 濡れてる。人間とはこういうものなのだろうか?  
「ルーシー……」  
――― 大賀がそんな自分に気付きそっと手を添えてくれる。変な感じ。でも嫌じゃない。  
「ふ……ふぅ…ん……」  
――― ?何で声が出てくるか分からない……それでもやっぱり大賀は気遣う様に優しく触れてくれる。  
「ふ…ふぁ!・・・・・あ!ひゃあ!」  
「ルーシー……かわいいよ」  
 
――――― 突然漏れた声に戸惑ってるのに大河はそんなこと言ってくれる。よけい熱くなった。  
クチュクチュ……グチュクチュ・・・・・  
「ふぁあ・・・・・・おかしいよぅ…フワフワするよ大賀ぁ・・・」  
 
―――― おそらくルーシーが作った薬は限りなく人間に近づく薬だったのだろう。本の知識と一致している。  
「ルーシー……好きだ」  
――――俺はルーシーを横にして人間の大切な所に口をつけた。十分湿っている。でももっとルーシーを感じたかった。  
ピチャ…クチュ・・・・チュルチュル・・・チュ  
「ふぁ!あ・・・やぁ!ふぁ!ひ!ひゃうぅぅぅ・・・・」  
「い・・・ひゃ!た・・・い・・がぁ・・・・あ!はぁ!」  
―――― もうルーシーは十分感じているだろう。でも俺は互いの限界まで責めてみた。最も敏感な所を。  
チュゥゥゥウウウウゥゥ  
「い・・・・ひゃああああああああああああ!!!!」  
ビクッびくっ・・・・・―――― ルーシーの痙攣は激しくなってやがて小さる。  
「ふぁああ・・・・あ・・・は・・・」  
「気持ちよかったか?」  
「ふぇ?キモチイイ?今のが・・・キモチイイ・・・」  
――――― ルーシーは虚ろのひとみでこっちを見てくれる。もう限界なぐらいに下半身が苦しかった。でも・・・  
ピチャ  
「ひゃあ!?」  
――――― まだ俺はルーシーを責める。目の前の女の子が・・・愛おしかったから。  
「たぁ!?い・・・・が・・・はぁ!は・・・げしいぃ・・・・・よぉ・・・」  
――――― イッたばかりは敏感というのは本当だったのだろうか?ルーシーはよりいっそう激しく悶える。  
―――――― そのまま時間が流れた。永遠にも感じた時間の中で精一杯愛し。何度もイカせた。  
 
「ひゃ・・・・あ・・・は・・はぅぅ・・・・・」  
――――――何度も痙攣するルーシーに俺は・・・・・  
「た・・・いが?何・・・それ・・?」  
「入れていいか?ルーシー・・・」  
――――― 我慢できず俺は自分の分身を出す。  
「たい・・・が・・がしたいなら・・・いいよ?」  
「ありがとう。優しくする」  
グリュ・・・・ズチュ!  
「うぁう!」  
――――― 中は見た目どおり少し狭くでも温かかった。壊さないよう・・・ゆっくり入れる。  
「はぁはぁ・・・あ!いだ・・いぃ・・・」  
―――― 何かにぶつかった・・・気がする。ここまで忠実に薬は再現していた。  
「ご・・・ごめん!痛かったか!?」  
―――― もっと優しく・・・・・ゆっくり・・・そして入った。  
「うぐ・・・はぁ・・・はぁ・・・」  
「全部入ったぞルーシー・・・もう少ししたら動くけど・・・いいか?」  
「はぁ・・・うん。いいよぉ・・・いま・・・大賀と一つなんだよね?」  
「ああ。そうだ。ひとつだ」  
――――― しばらくゆっくりとしか動かなかった。途中理性が途切れそうにもなったがこらえる。  
 
「うぐ……ぐ…大賀ぁ〜………き・・もちいよぉ〜」  
――――そうだ俺は精一杯この娘を大事にしなくてはいけない。精一杯。  
「ルーシー・・・・動くぞ」  
「ふぅ・・・うぐぅ・・・・ん」  
――――― ゆっくりだが濡れた感覚が戻ると少しずつ動きを速める。  
「はぁ!はぅ!ふぅ!ひゃ!た・・・い・・がぁ!きもち・・・・いぃ・・いぁ!」  
「ルーシー!ルーシー!」  
「大賀!好き!好き!!」  
「俺もだ・・・大好きだ!」  
「ふぁう!あう!う・・れしい」  
「ルーシー・・限界かもしんねぇ・・・!」  
「あ・あぁ・・・あ!う・・・ん!もう・・限界・・・」  
ドピュッビュル!ビュルル〜〜〜!!  
「あ・・あぁ・・あはぁぁぁぁああ〜〜!!!」  
――――― お互い果ててそこに崩れこんだ。  
 
「大賀」  
「ん?」  
「大好き・・・・」  
チュ・・・・と軽いキスをしてきた・・・・・  
 
―――――― 夜。もう生徒はおろか教師すら帰ったように暗く静かだった。  
「大賀・・・・う・・うぅ・・」  
――――― またルーシーは泣き出す。そうだろう。だってこんな出来事はもう明日にはどこにもないのだから。  
「馬鹿。泣くな。たとえ人間じゃなくても俺はお前が好きだからな」  
「う・・ぐす・・・だって・・・大賀が落ち込んでるときに慰める事だって・・・」  
「はぁ・・・いいって別に。それともお前は俺が人間じゃないとお前を嫌いになるとでも思ってるのか?」  
「う・・・そんなことないけど・・・・でも・・・あっ!」  
―――― ルーシーの体が光る。薬の効果がきれるのだろう。  
「大賀ぁ・・・何で人間じゃなかったんだろう・・・?」  
――――― まだそんなこと・・・はぁしかたないな・・・・チュ。  
「んむ・・・ふぁ」  
「俺はお前そのものを愛してる」  
「へ・・・?」  
「だから・・・・な?」  
「うぅぅ・・・・グス・・・」  
―――――― ルーシーは涙をぬぐって・・・・  
「うん!」  
――――――― 最高の笑顔で返した。  
 
 
「大賀〜!!!」  
「ん?グハッ!!!」  
――――― 首に抱きつくルーシー。ってあれ?なんか違う・・・・振り返ると・・・  
「じゃ〜ん!!どう?」  
―――――― そこには人間サイズのルーシー。  
「ど・・どうしたんだよ?それ・・」  
「え?薬に必要な材料また栽培してたんだ〜えへへ」  
―――― なるほど。そういうことか。別にどっちのルーシーも好きだって言ったのに・・・ったく。  
「お・・・おい九澄・・・誰だよそのカワイイ子は!?」  
「伊勢か・・・・」  
―――― そうだな・・・・ここはどう言おうか・・・友達?恋人?よし!  
「こいつは・・・・」  
―――――― たとえ人間であろうとなかろうと俺は一生大事にする・・・・  
「俺が最も愛してるヤツだ!」  
 

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