「ほんとにありがとう! やっぱり九澄君って頼りになるよね!」  
「いや〜 それほどでも…」  
毎度お騒がせ事件てんこもりの私立聖凪高校で  
また九澄がやっかいごとを引き起こし… もとい、解決したらしい。  
大好きな愛花にほめちぎられてご満悦である。  
「大賀、すっごい嬉しそう…  
 もしかして、大賀ってあーゆー女の子が好きなのかな??」  
ルーシーはそれをふわふわと宙に浮かびながら見ていた。  
「そうだ! だったら…」  
なにか(ろくでもないことを)思いついたらしいルーシーは  
いつもの指定席である九澄の頭には戻らずに姿を消した。  
 
放課後、昼間の件で職員室に呼びだされた九澄は  
すっかり人気の絶えた校舎をぶらついていた。  
「大賀〜!」  
「ん? 誰だよ… って、柊!?」  
九澄はかるく自分の耳をうたがった  
そもそもこの学園で九澄のことを名前で呼ぶ人間など皆無だ。  
だというのに、絶賛片思い中の愛花が自分の名をさも親しげに呼び捨てにしている…  
 
「ど、どうしたんだよ柊、 そんな、いきなり親しげに…」  
セリフだけ見るといぶかしんでいるように聞こえるが  
九澄の顔はすっかりにやけきっていた。  
「親しげ? なにが? 大賀は大賀じゃない。  
 それよりこっちきてよ〜♪」  
愛花(?)は九澄の手をとると、すぐそこの教室に引っぱり込む。  
「いや、ちょ、柊? こんな誰もいないとこで何する気だよ!?」  
相変わらずセリフのわりに九澄の声には緊張感のかけらもない。  
「えへへ、大賀〜♪ ちゅっ(はぁと)」  
いきなりなんのまえぶれもなくキスをされた。  
「………はっ!! 」  
一瞬意識が飛んだらしい  
「大賀、うれしい? それともそんなでもなかった?」  
「いや! うれしいうれしいうれしい! うれしいにきまってるって!!」  
「やった! じゃあ、もっとしてあげるね〜♪  
 ちゅっ、ちゅっ、ちゅ〜っ(はぁと)」  
愛花(?)の連続攻撃にただでさえ  
たいした耐久力を持っていない九澄の理性は簡単に崩れ去った。  
「柊〜〜!!」  
「きゃんっ!」  
大賀は勢いよく愛花(?)に飛びつこうとしたが  
その瞬間に愛花の姿は消えさり、そのまま頭から壁に激突する。  
 
「大賀〜! 大丈夫!?」  
頭にこぶをつくって目を回す九澄にかけよったのは愛花ではなくルーシーだった。  
…もちろん、正確には“かけよって”はいないが  
「いてててて… って、あれ? ルーシー? 柊は…?」  
「ひーらぎってゆうの? あの娘?」  
「ああ。 どこいっちまったんだ?」  
「ごめ〜〜ん、さっきの私なの〜〜  
 指輪の力で幻覚を見せる能力もレベルアップしてたから…」  
(注:そんな設定あったっけ? などという無粋な突っ込みは一切受けつけておりませんw)  
「ほ〜… それで俺にいたずらしたってわけだ…」  
「ち、ちがうってば〜! 大賀があの娘のこと好きみたいだったから  
 よろこんでくれるかな… って思って…」  
ルーシーのしゅ〜ん、とうなだれた表情で  
九澄の怒りはほんの一瞬でおさまってしまった。  
「はぁ、気持ちはありがたいけどお前はお前のままで十分だからさ、  
 誰かのふりとかまねなんてすることないぜ 」  
「大賀… 怒ってないの?」  
「まあ、今回はおおさわぎにもなってねーしな。  
 悪気もなかったんだし、怒る理由がねえよ 」  
それに、たとえ幻覚であっても愛花のキスは  
天にも昇るほどに嬉しかったのだから、本当ならむしろ礼を言いたいくらいだった。  
「でも大賀、ケガしてるよ…」  
「あ? ああ、こんなのケガのうちには入んねーよ 」  
頭にできたたんこぶをさすりながら笑う。  
 
「でも! こっちもすごくはれてるじゃない!」  
「へ?」  
ルーシーの視線は九澄の股間に注がれている。  
どうやら九澄譲りで血気盛んな暴れん坊だったらしいそれは  
幻覚の愛花とのキスだけでしっかりおおきくなってしまっていたようだ。  
「い、いや、それはちがっ 」  
大賀が手で隠そうとするが、それよりもルーシーの方が一歩早かった。  
「こんなになっちゃってるよ? ホントに平気なの?」  
その小さな手で、そっといたわるように九澄の股間を撫でさする。  
「うぅっ!」  
ズボンごしとはいえ、可愛らしい女の子(少なくとも九澄にはそう見える)に  
自分のモノをさわられる感触は圧倒的に気持ちよいようで、九澄は思わず声もらす。  
「!! 大賀っ! やっぱり痛いんだ… ごめんね、ごめんねっ…!」  
ルーシーは謝りながらさらに必死になって股間をさすり続ける。  
「うわっ! ルーシー、ヤメロって! うああっ! うっっ!! 」  
「きゃっ! なに? ビクンビクンしてる…」  
どうやらズボンごしの刺激だけであっさり射精してしまったらしい。  
「うわああ… マジかよ…」  
情けないやらみっともないやら、ズボンの中はなにやら気色悪いわで  
ほとんど半泣き状態で顔をしかめる九澄。  
だが、それとは対照的にさっきまで九澄の股間で  
半泣き気味に謝っていたルーシーの表情は一変していた。  
 
「なんだか、すごくいい匂いがする… これ、大賀の樹液の匂い? 」  
うっとりと頬を上気させたルーシーは器用にズボンのベルトを外していく  
「ちょ、ルーシー! なにやってんだよっ!」  
九澄の制止に耳を貸すことなく、ルーシーはズボンの中から性器を出してしまった。  
「あぁ… やっぱり、樹液だぁ… んん… 美味しそう… ぺろっ!」  
「うあぁっ!!」  
敏感な先端を舐め上げられる刺激は、ズボンごしの比ではない  
射精したことでいくらか萎えかけていた肉棒は一気に硬さを取り戻し、そそり立った。  
「きゃあっ!」  
その勢いに当てられて、ルーシーは軽くよろめく。  
「あ…、私… !! 大賀っ! ごめんっ! ごめんね、  
 私なんだかいい匂いがして、ボーっとなっちゃって…  
 大賀ケガしてるのに、ごめんね、痛かったでしょ!?」  
どうやらそれで正気が戻ったらしく、とたんに謝りたおしてくる。  
「いや、べつにそこはケガなんかしてねーし、痛くもないんだけど…」  
「え? でも、樹液でてるよ?」  
植物は傷ついた場所から樹液を分泌させる、  
だからルーシーは九澄がケガをしたと思ったのだろう。  
「それは樹液じゃなくて精液だ 」  
「…せいえき? 痛くないの?」  
「ああ、痛いどころかむしろ気持ちいいくら…」  
「ホント!? 大賀気持ちいいの!?」  
九澄の“気持ちいい”の言葉にルーシーは目を輝かせた。  
「じゃあもっとしてあげる!」  
 
そう言うと、もう一度剛直の先端に舌を這わせはじめる。  
「ぺろぺろ、あぁん、やっぱりすごくいい匂いがするよぉ…  
 それに、んっ、ちゅ、ちゅうぅっ! すごぉく美味しぃ…」  
そして、あっという間にうっとりと恍惚の表情を浮かべた。  
「う、うわ、ルーシー… くうぅっ!」  
「あぁ… 大賀ぁ… 気持ちいいの? 私も気持ちいいよぉ…  
 大賀のせいえき気持ちいいのぉ… 」  
最初にパンツの中ではじけたために性器全体をベタベタと濡らしていた精液を  
肌のすみずみまですり込むように、ルーシーは全身を九澄の肉棒に絡みつかせる。  
「ルーシー… それ、いいっ 」  
「え…? 精液でてるとこだけじゃなくて、腫れてるとこ全部いいの?」  
「腫れてんじゃなくて起ってるだけだって、チンポは気持ちいいとそうなるんだよ 」  
「ちんぽ? これ、ちんぽっていうの? 大賀のちんぽはこうすると気持ちいいの?」  
聞きながら、さっきよりしっかりと肉茎に抱きついて精いっぱいの力でしごきあげてきた。  
「うあっ! ああ、きもちいいぜ、すっげー…」  
「大賀、たいがぁ… もっときもちよくなって、私、もっとがんばるからぁ…」  
精いっぱいの力と言っても所詮は小さなマンドレイク、  
九澄にしてみればちょうどいい力加減だ。  
それに例の指輪の魔力でぷるぷるすべすべになったルーシーの肌の感触は  
自分のごつい指の何百倍も気持ちいい。  
「ふぁぁ… 大賀、ちんぽからお汁でてきたよぉ、せいえき?」  
「んあ? いやそれは… まあ似たようなもんだけどよ 」  
「そうだね、ちょっとちがうみたい… ちんぽ汁?」  
「おう、まあそれでいいんじゃねーか?」  
 
とっさに正式名称を思い出せなかったこともあるが  
ルーシーの妖精そのものの可憐な声が  
“チンポ汁”なんてヒワイな単語を放つこと自体に九澄は興奮を感じた。  
「うん、ちんぽ汁… ぺろっ、大賀のちんぽ汁もおいしいよ、ちゅっ、れろれろ 」  
全身での奉仕を続けながら亀頭の先に吸いついてくる  
「大賀のちんぽ、かたくて… 熱くって… でも、かわいい…」  
ひとしきり舐めて亀頭がきれいになってくると、今度は頬ずりを始めた。  
「うっ、うおっ!!」  
その頬ずりがちょうどカリの辺りに当たって、九澄は悶えた。  
「大賀? こうするといいの? それとも… ここが気持ちいいとこなの?」  
肉形をしごくために身体をイヤらしくくねらせながら、  
その小さなぷにぷにの手でカリ首をやさしくなぞる。  
「おおうっ! そこ、スッゲー気持ちいいっ!」  
「ここがいいんだ! わかった!」  
九澄を気持ちよくさせることが心底嬉しいらしく、  
両手のほかにさっきやったほっぺたや舌まで使ってルーシーは一生懸命に奉仕した。  
「あっ、おぅ! ルーシー、さ、先の方もたのむ、うぅおっ!」  
「先っぽ? うん、わかった♪ んん、ぺろぺろ、ちゅっ、ちゅっ、」  
調子に乗って要求を出してくる九澄に、  
むしろそれが嬉しいといわんばかりのとろけた笑顔を見せて従う。  
「ん、ん、大賀のちんぽ、びくびくしてるぅ… ああ、あついよおっ!」  
「ルーシー! 俺、もうイきそうだっ!」  
「イク? なに? どこいくの?」  
「あうっ! 精液、でそうなんだ 」  
「せいえき!? うん、だしてっ! いっぱいだしてぇっ! 大賀のせいえき欲しいのぉ〜!!」  
 
最初から精液の匂いだけで発情していたルーシーは  
射精すると聞いて大喜びでそれまで以上の懸命さで大賀の性器を全身で刺激する。  
「んちゅぅ、ん、れろれろれろ… あぁん、すごいよぉ たいがぁ…  
 すき、すき、すきぃっ! ああっ! ちんぽ、あつくってぇ、いいのおぉっ!  
 んむぅ、ちゅ、ちゅぱぁっ、ぺろぺろ、ちゅ、ちゅむうぅぅっ!!」  
感極まって亀頭の先端に強く吸いついたその刺激がとどめになった。  
「うおおぉうぅぅっっ!!」  
九澄が獣のような声をあげると、ちょうどルーシーの吸いついているところから  
まさしくマグマのように熱い精液が火山が噴火するようにはじけた。  
「きゃうんっ! うぶ、むぐぅ! けほっ、けほっ、」  
精液をまともに顔面にあびたために少々むせながらも  
ルーシーの表情は恍惚としている。  
「あ、あはぁ… すごいよぉ… ふあっ、あっ、あっ…」  
断続的に噴出する精液が小さな顔に叩きつけられるたびに、  
ルーシーの全身に電気ショックのような激しい快感が走っていく。  
「あぁ、あ、あひ、ひっ、ひぃぃん…」  
全身を精液まみれにしながら、とぎれとぎれに訪れる絶頂の波にのまれて  
大量の精液を吐き出して萎えた肉棒に折り重なるようにゆっくりと倒れた。  
「はぁ、はぁ、はぁ、 …おい、ルーシー!? 大丈夫か?」  
「ふあぁぁ… せいえき、いっぱぁぁい… 」  
うっとりした顔で幸せそうにつぶやいている。  
「平気みたいだな… はぁ、つかれた 」  
 
 
九澄がぐったりと床に倒れこんだその時、突然教室のドアが開いた。  
「!! 九澄君!?」  
「柊!?」  
九澄にとっては最悪なことに、そこに立っていたのは愛花だった。  
「あ、いや、こ、これは…」  
あわてふためく九澄はズボンを半脱ぎにして股間をさらしている。  
愛花にとっては幸いなことに、  
その股間にあるはずの性器は一本のマンドレイクで隠されていた。  
「…マ、マンドレイクフェチ?」  
「は?」  
なんとなく口をついてでたその言葉だが  
愛花には今目の前に広がる光景以外にもいくつか心当たりがある。  
あれもこれもそういうことだとすれば納得できる。  
「あ、あの… 私っ! 誰にも言わないから〜〜っ!!」  
「え!? ちょ、柊ぃ〜〜!!」  
状況を考えれば、結構ありがたいほうのセリフを残して愛花は走り去った。  
もっとも、一番知られたくない相手に言われているのでは本末転倒ではあるが…  
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙〜〜〜 」  
九澄はとめどなく涙を流しながら絶望のうめきをあげた。  
「ん… 大賀? 泣いてるの? かわいそう…  
 じゃあ、私がなぐさめてあげるっ♪ ちゅっ、ちゅ、ぺろぺろぺろ…」  
「ルーシー!? いや、ちょっとまて! う、うわあぁぁ〜!」  
 …………  
 
数時間後、九澄はすっかりカサカサに、ルーシーはばっちりつやつやになっていた。  
 
 めでたしめでたし♪  
 

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