[ソーマ×チョーク (鬼畜・注意)]  
 
 
 
「ほらっ、しっかりしろ!」  
「うあっ、あっ、そんなコト――!」  
 
 いつの間にか服を脱ぎ捨て、裸になったソーマが激しく腰を使い、チョークの膣内を  
荒々しく蹂躙していく。  
 初めの内は、さすがに抵抗を見せていたチョークであったが、最近人が変わったように  
強い力を放つ息子の瞳にじっと見据えられると、黙って股を開くことしか出来なかった。  
 
「もっと締めろ。交尾もまともにできないのか」  
 
 ソーマの言葉遣いは日々、高圧的で傲慢なものへと変わっていく。  
 こちら側へ来ることを望んだのは自分でもあるのだが、こうして変貌していく息子を見  
ていると、胸の奥でかすかに疼くものがあるのも否定できない。  
 
「ああ……もう、三度も休みなしで……お前も疲れてはいないの……?」  
「……ふん」  
 
 苦しげな息の下から心配そうに自分にかけられるチョークの声を、鼻で笑って一蹴する  
と、ソーマは一際強くペニスを押し込んだ。  
 
「うああっ!?」  
 
 子宮を圧迫する強烈な異物感と、息子のペニスに貫かれているという背徳が生む快楽が、  
チョークの心をかき乱す。だらしなく開いた口からは涎がひとすじこぼれ落ち、実の息子  
の手で容赦なく剥き出しにされた大きな乳房がぶるりと震えて汗を弾いた。  
 
「余計な事に気を回している余裕があるなら、その分こっちをしっかり締めろ、マヌケが」  
「あ……ああっ」  
 
 バシリ、とわざと音が立つようにソーマが母親の尻たぶを平手で打ち据える。  
 痕がつくほどに強く打たれても、既にしっかり調教済みの肉体には快楽としてしか響か  
ない。叩かれるほどに甘くなっていく自分の声に、一層羞恥が増していくチョークであっ  
た。  
 
「今はお前の肉体は俺を満足させる為だけにあるんだと、あれほど言っただろうが。それ  
ともあれか、母親のつもりで俺の心配でもしてくれたというのか?」  
 
 嘲るように唇を歪めてソーマはそう吐き捨てると、四つんばいにしたチョークの肉厚の  
尻を指が食い込むほどに強く掴み、肉の壺をかき回すように挿れたままのペニスをゆっく  
り回していく。  
 ぬちゃぬちゃといやらしい水音が耳の奥に響く度に、チョーク肉体は羞恥と新しい快楽  
に酔い痴れていく。  
 
「んあぁ……あ、ああぇ……あふぁ……」  
 
 半開きの口からは舌がこぼれ落ち、目は霞がかかったようにとろりと濁り、もはや自分  
の理性が限界に来ていることを他人事のように感じ取る。  
 
「愚か者め。どこの世界に息子のモノを醜い穴ぼこに咥え込んでよがり声をあげる母親が  
いるものか」  
「――っ!」  
 
 容赦の無い罵声に、チョークの瞳に一瞬だけはっきりと理性の色が戻る。しかし、それ  
はすぐに押し出されてくる涙と共に消え失せ、  
 
「うああっ、あっ、ふひゃっ、あはっ!」  
「そうだ、それでいい! お前なんか母親でもなんでもない! 交尾の事しか頭にないた  
だのメスだ!」  
 
 ソーマのペニスは子宮の中に入り込もうとするかのように、何度も何度もチョークの膣  
内を抉り続ける。どれだけ突き込もうとも、それは無理だと判っているのに、ソーマは動  
きを止めない。まるで、それのことしか頭に無くなってしまったかのように口からは悪罵  
を吐き、手指は肉の柔らかさを求めて蠢き、ペニスは実の母の胎内を責め立てる。  
 
「くそっ! くそっ! くそぅっ!」  
「ひあっ、あっ、あっ、あうあっ、あっ、ひゃっ、ひっ、あかっ!」  
 
 未成熟な少年の肉体が、熟した大人の女体を蹂躙する。  
 今度は先に限界を迎えたのは、ソーマの方だった。  
 
「くそっ、ちくしょうっ――!」  
(ソーマっ!)  
 
 泣きそうに崩れた表情から、実の息子の限界を感じ取ったチョークは、自ら膣を強く絞  
り上げる。  
 
「ああっ、セラン――!」  
 
 全身を覆う熱はそのままに、チョークの心は一瞬で凍り付く。  
 しかし、そのことを考える前に子宮めがけて吐き出された凶熱の塊がチョークの意識を  
灼き尽くそうとする。  
 
(お前はやはり――)  
 
 岩室の中に静寂が満ち、愛しい我が子の熱を子宮の奥で感じながら、チョークは静かに  
まぶたを閉じた。  
 
 
                                    了  
 
 

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