「少しぐらいご褒美をちょうだいよ・・・」  
 
寝てる万時の胸に手を置きそっとに口付ける。  
熟睡してる時は何をしたって起きない、だから大丈夫と離れようとした。  
 
がしっ  
 
凛の後頭部をごつごつとした無骨な手が押さえつけた。  
「んっん、んむむ…」  
口内に舌を這わせながら、じたばた暴れる手をひっつかむとあっという間に体勢を逆転させる。  
驚き固まる少女の上で男はにたりと笑う。  
「ガキだガキだと思っていたが、男の寝込みを襲うなんざお前も随分と」  
「子供じゃないわよ!アタシだって立派な大人なんだからっ」  
「…ほおーお」  
 
売り言葉に買い言葉、剣呑な様子の万時にしまったと思ったがもう遅い。  
襟元を大きくはだけられ首筋から耳朶に口付けられる。  
抵抗するもがっしりと抑え込まれいて身動きすら取れない。  
 
「まっ卍さん、卍さんっ!ちょっとちょっとってば!!」  
「…なんだうるせェな、褒美が欲しいんだろ?」  
「それは、だって、その…アレよ…」  
「ああ?なんだもうアレが欲しいってのか?・・・んなに急ぐこたあェだろ、褒美なんだしよ」  
 
するりと肌蹴た襟元から手を差し込み、乳房を弄る。  
熟す一歩手前のやや小ぶりなそれを揉み解すように、柔らかくこね回していく。  
 
「や、やだ卍さん・・・やめ・・・・あ、ああっ!」  
乳房の先端を指の腹で撫で擦り、弾き、摘む、男の行為に答えるかのように先端部が硬く突起していった。  
まるで、もっと触れてほしいと言っているかのようだ。  
卍は捕まえていた凛の両手を開放すると、空いた手を凛の頭の後ろに回しゆっくり起こしてやった。  
するりと襟元を落とすと目に入るのは、真っ白ですべらかな肌、くっきりと浮き出た鎖骨、なだらかな曲線を  
描く首筋から肩口。卍は僅かに目を細めた。  
あの加賀での苦行は、若く健康的な少女の体に何の遜色も与えなかったかのようだ。  
凛は黙ったまま卍の胸元に顔を寄せた、縋り付いた手が小刻みに震えてるのがわかる。  
 
 
(さてどうしたモンか…)  
卍としては、大人ぶった凛の行為をからかうつもりっだったはずである。  
体つきは発展途上だが肌の感触は中々に良いと言える。  
しかし花街の女たちの中には凛よりはるかに良い肢体の女や年若もいるだろう。  
女が欲しければそういった所に行けばよいだけだ。  
(なにやってんだ己は、こんな青くせェ小娘相手に…尻でも叩いて冗談だって言いやァ済むもんを)  
 
一方、凛はこの突然の状況にとまどい、混乱していた。  
こんなつもり無かったのにいぃーいっ!というのが正直のところだろう。  
卍の胸に縋り付き手の震えを自覚する。  
(もう子供扱いなんてイヤだ!何の為にこの人と離れて加賀まで行ったのかわからなくなる…)  
もう護られるだけの子供なんて真っ平だった。  
 
(よしっ!)  
 
震える手にぐっと力を込める。凛は顔を上げると卍の唇に自分の唇を押し付けた。  
かつん!と歯が当たる。  
不慣れな口付けに思わず卍は噴出した。  
「・・・・・」  
「クックックク・・・お前…本当に面白い女だな。まあ、お前の決意は分かった」  
 
凛の顔に手を添えると口付ける。  
ぶつけた歯で傷つけたのか凛の唇は少し血の味がした。  
ゆっくりと舐め取り舌を差し入れ、存分に唇を味わう。  
緊張でガチガチになった凛の体を抱き留めながら卍は帯を解いていった。  
衣擦れの音をさせながら、意外なほどの器用さで着物を剥ぐ。  
幾重もの布を取り払い現れた、白い裸身からは子供のような乳臭さも匂い立つ女の色香もなく  
その年齢独特の未完成の美しさと艶かしさがあった。  
白い小ぶりな乳房にある薄い桜色の突起が呼吸に合わせて揺れている。  
(思ったより細いな・・・こんなほそっこい体でよくもまあ無事に帰ってこれたモンだ・・・)  
しばし、凛の体を眺めていると恥らうように身を捩った。  
 
卍はその仕草に口の端で笑うと再び凛に口付ける。  
大きな無骨な掌が柔らかな肌を撫で廻し、首筋から鎖骨にかけて口付け吸い付いた。  
鮮やかに付いた赤い痕が、まるで新雪に落とした鮮血のようだ。  
卍はぎくりと一瞬体が強張った。  
まるで、凛を斬り付けたかのような錯覚に陥ったのだ。  
強張った顔のまま、ゆっくりと凛の顔を見下ろした。  
見下ろされた少女は、ほんのり頬を染めながら照れたように笑い返した。  
ふっと卍の表情が和らぎ、凛の胸元に顔を埋める。  
一つしかない瞳を閉じると、柔らかな腕にきゅっと抱きしめられた。  
 
抱きしめられたまま凛の腕をゆっくりと撫でる。  
撫で上げられる感触にうっとりと目をつぶりながら凛が云う。  
「卍さん私ね、加賀でずっと卍さんの事考えてたよ。教えた貰った食料確保の仕方とか、  
こんな時どうするんだろーうとか。ふふ、勝手に一人で行ったくせに随分だよね。」  
「・・・・・・・どうせまたぴいぴい泣いてたんだろう」  
「えへへっ」  
 
(・・・まいった・・・・・。バカでガキで無鉄砲で甘ちゃんで、すぐぴいぴい泣きやがる・・・  
その癖になんか妙に強ェえんだよコイツ・・・・仇討ちなんつー血生癖ェことやってんのに、  
ああも無邪気に笑えるなんざ反則だよな・・・・)  
傷つけ奪うのではなく与えようと思った。  
(こいつも褒美が欲しいって言ってたんだしな)  
 
つつつと指先で乳房の周りを滑らし乳房を揉み解すように持ち上げる。  
柔らかくすべらかな感触を楽しむように―先端に触れぬよう―揉みしだく。  
乳房を掴み、薄い桜色の乳輪そって舌先を這わした。  
がっしりと乳房を掌で包み込み、指先でぶっくりと膨れ上がった先端を弾く。  
「ああぁん!」  
自分の声に驚いたのか凛は、ばっと勢い良く口元を押さえる。  
「何やってんだ?誰もこんなとこなんざ来やしねェよ」  
「・・・だって、変・・・じゃない?」  
「何がだよ」  
「こ、声が・・・」  
「・・・・・・・・・・・」  
真っ赤な頬で困り顔の凛を見下ろすと、万時はニヤリと意地悪そうに笑った。  
「ま、いつまで抑えられるかね〜」  
きゅっと乳首と摘むとビクンと面白いくらいに凛は反応した。  
 
「ま、卍さん・・・意地悪だ・・・絶対楽しんでるうーぅ」  
「ああ? お前そんな当たり前の事訊くな、楽しいに決まってるだろうが」  
半笑いで言い切ると、万次は両手で乳房を優しく揉みしだく。  
掌にすっぽり入る、やわらかな張りのある乳房が万次の意思で形を変える。  
つんと尖った突起に触れると凛の篭った声が聞こえる。  
そのまま指先で乳首を押しつぶし、クリクリと回すように撫で回す。  
唇で乳首を挟み舌で転がすように思う存分舐め回し、軽く吸い上げた。  
左右同時の攻めに、凛の押さえ込んだ手の隙間から嬌声が漏れ、殊更万次の行為を煽った。  
 
ゆっくりと万次の舌が動き胸部から下降し下腹部で止まる。  
「!」  
凛の下腹にある治りかけた傷跡を確認するように掌で撫でる。  
「おまえ、これ刀傷か?」  
万次の硬い声が聞こえ、凛は口を塞いでいた手を離し答えた。  
「え? ああ・・・ちょっと関所越えの時に必要で付けたの」  
「・・・・・・・・・・・関所越えに必要だってのか? これがか・・・?」  
「うん、あのね・・・」  
「いや、いい。あとで訊く」  
凛の話を強引に終わらせると、凛の下腹に付いた傷跡をゆっくりと舐めはじめた。  
万次の体を修復する蟲のように傷跡の上で舌が蠢く。  
白い肌の上に付いた傷跡に唾液がぬらぬらと白く光かる。中々に艶かしい有様だ。  
「はうっ・・・は、はあああん」  
万次に肩に掴っていた凛の手に次第に力が篭る。  
するりと万次の手が下腹部の茂みに潜った。  
しっとりと濡れたそこに触れると、ビクっと凛の体が跳ね上がった。  
「ああっ!」  
ゆっくり弄り、溢れ出る蜜壷に指をそっと差し込んだ。  
「い、いたっ!痛い」  
第一間接程しか差し入れていないのに、凛の痛みの訴えに慌てて指を抜く。  
突然の痛みに緊張した体を解きほぐすように凛の腰を抱きしめる。  
太股を撫でつつ下腹に口付けた。  
太股の外側から内側に、足の付け根へと揉むように撫で付ける。  
掌全体でなだらかな丘を擦りながら、ゆっくりと茂みに下りていく。  
中心部を避け、柔らかなひだに触れる。  
ひくひくと生き物のように震えるそこを力をいれず繊細な力加減で弄った。  
「どうだ、痛ェか?」  
「あ、あふぅん・・・そ、こは・・・だ、だい、じょう、ぶ・・・・ああ」  
凛は以前、名前も忘れたいけ好かない侍に、足で面白半分にそこを嬲られた事もあった。  
あの時は怒りと胸糞悪い気分でしかなかったが、今は心も体も甘美な痺れに十二分に酔い  
喜びで溢れていた。  
(やっぱり私、卍さんが好きなんだ)  
途端に胸に熱いものが込み上げて、瞼から一筋の透明な雫が溢れて落ちた。  
 
万次は、凛の淡い叢を掻き分け、小さな芽を捕らえた。  
傷つけないよう指先で優しく触れる。  
「んん・・・あああっ・・・・・卍さん、そこは・・・だめ、だよ」  
「何云ってんだ・・・ここがイイんだろ?」  
「ええ?・・・だって、ちょっと・・・うう」  
溢れ出る蜜を指に絡ませ、ゆっくりと柔らかなひだや小さな芽を掻き回していく。  
行為に反応してびくびく震える体が、波に揺れる頼りげな小船のようだ  
でかい波も巧く舵取りをして越えさせてやろうと万次は思う。  
 
ぴちゃぴちゃと音をさせながら次第に激しさを増す行為に、凛の呼吸も更に荒くなる。  
下半身がとろける様な感覚に万次に縋り付いた。  
片手で抱きしめつつ、唇や舌先で乳房を嬲る。  
どろどろに溶けた下半身からは、とめどなく溢れ出る液体が万時の掌に流れ出ていた。  
「ううん・・ああ・・・・ああぁあん・・・卍さん卍さぁん・・・」  
「大丈夫だ・・・怖いならしがみついてろ。」  
思う存分弄られ赤く色づいた乳首を軽く歯を立て舌先で突付く。  
同時に秘所を指二本で円を描くように撫で回わした。  
跳ね上がる腰を押さえつけ、掌でしこって来た部分を重点的にかき回す。  
右の乳房を掴み揉み上げ、左側の乳首を強く吸い上げた途端に凛の体が大きくうねり、悲鳴のような声を上げた。  
びくびくと痙攣する体を抱きしめ、ゆっくりとあやす様に背中をポンポンと叩いた。  
 
頬や体が薄く桃色に染まり、唇には鮮やかに紅い花が咲く。  
苦しげに吐く息は熱く、閉じられた長い睫は涙で潤んでいた。  
ふん、こいつもこんな顔するんだな、などと思いながら万次が見ていると、ぱっと凛は顔をそらした。  
「・・・顔、見ないでよぉ・・・恥ずかしい」  
「見るなってお前・・・今更なに云ってんだ」  
がりがりと頭をかきながら万次が云う。  
 
「なあ、凛・・・」  
凛が万次に顔を向けた。  
「確認しておきてェんだが・・・・このまんま最後まで続けるつもりなら、これから先はお前には  
ちっと辛ェ事になると思う。 おまえがイヤならここで止めてやってもいいが・・・」  
万次は座りなおして凛の顔を見据え云った。  
「・・・で、どうする? 」  
凛は黙ってコクンと頷いた。  
 
 
 

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