「ニンテン!アナが!」  
ロイドの叫び声が聞こえる。  
アナのヤツ、また気絶したのかよ。  
「ニンテン!助けてあげて!」  
知らん。さっきから何度目だ?もうPSIは使えねぇんだよ。  
とにかく俺は目の前の敵を倒す事に必死だった。  
アナの事は心配してるが、こう何度も倒れられると、正直うんざりする。  
 
いや、うんざりしているのはアナにじゃなくて、いつも助けてあげられない自分になのかもしれない。  
 
必死の攻防戦についに敵は倒れ、俺はアナの元へ向かった。  
「ニンテン、最近アナに冷たいよ?」  
ロイドが俺の方を見ずに言う。  
「ごめん。」  
俺は一言だけそう言うと、アナを担いでバレンタインの街へテレポートをした。  
 
バレンタインの街は、テディがいなくなった事により、また治安が悪くなっていた様だった。  
 
「アナさん、良かったわね。」  
看護士の月並みなセリフを聞きながら、俺たちは街へ出た。  
BB団の奴らの目がどうもおかしい。  
どうやら、テディの負傷について、噂に尾ひれはひれついて、俺たちのせいでテディが死に掛けてる  
という事になっているらしい。  
・・・あながち間違いではないが。  
「ねぇニンテン、ホテルに泊まりましょ?」  
「そうだね、もうボクくたくただよ。」  
アナとロイドが疲れきった表情で俺に言う。  
「そうだな。」  
俺たちはホテルへと足を運ぶ。その間もBB団の目が気になったが、今の俺たちではやつらは  
ただの一般人にしか過ぎない。戦ったところで、傍から見れば弱いものいじめそのものだろう。  
ホテルへ着き、一休みしたところで、俺は回復道具の調達に出ようと、部屋のドアを開ける。  
 
「俺、ちょっと外に出てくる。」  
「分かった。早く帰ってきてね。」  
アナが笑顔で送り出してくれる。その笑顔に俺はズキっとした痛みを覚える。  
 
絶対俺が守ってやるからな。  
 
そう思いつつ旅を初め、何時しかそれを忘れ、何度もないがしろにしてきた。  
しかしアナはいつも笑顔で俺を見送ってくれる。しかも、待ってくれる。  
自分の情けないこころも、弱さも、すべて受け入れてくれる様な笑顔。  
守ってあげられないのが悔しくてたまらない。  
強く、強くなりたい。  
 
俺は引きつった笑顔を残し、ホテルを出た。  
今頃はロイドがさっきの顛末を話している事だろう。  
アナを助けてあげずに、果敢に敵に向かって行く勇者の様な俺の話を。  
 
 
その頃BB団本部では・・・。  
 
「おい。あいつら帰って来たぜ?」  
「あぁ、アニキを置いてよくもノコノコ戻ってきたな。」  
リーダー格の男と、テディの事を本当の兄だと慕っていた男たちが集まって話をしている。  
「なー、悔しくねぇか?アニキを連れまわした挙句に用が済んだらポイ、なんてよぅ。」  
「そうだよな。アニキはまだ目的を果たしてないんだろ?」  
「うっ・・・可哀想なアニキ・・・。」  
話はどんどん膨らんでいく。そこへ、リーダー格の男がわなわなと体を震わせ、ドン、と  
机を叩く。  
「こんなトコでいつまでもグチグチ言ってるからあいつらにナメられるんだよ!  
  オレ達は復讐をしてやるんだよ!アニキの弔い合戦だ!」  
その言葉に一同は黙り込む。  
「でも、あいつらには勝てないですよ・・・。」  
いつも「オレ、弱いけど。」と言っている男がぽつりとつぶやく。  
「当たり前じゃねぇか!」  
リーダー格の男は自慢げに言ってのける。  
周りは落胆の目で彼を見る。  
「なんて目してんだよお前ら!いいか、よく聞け?あいつらにはぜってぇ勝てねぇよ。  
 たとえ俺たちが束になってもな。  
  だけどよ、あの女人質に取りゃ、簡単な話になると思わねぇか?」  
一同はビクビクしながら男の話を聞いている。  
そんな事をすれば、もう、警察沙汰は免れないだろう。  
今までは子供のいたずら程度に見逃してもらった事も、もうマークされて出来なくなってしまう。  
それぞれの考えは、男の意見に賛成できない、というものしかなかった。しかし、  
「おいおい。テディアニキを見捨てる気かよ?!」  
リーダー格の男の一言により、一同の意見はまとまった。  
死ぬまでついて行きます、と誓ったアニキのために、復讐を決意したのだった。  
「よしよし。じゃぁ、さっそく今夜始めるぞ。明日にゃ出発されるからな。」  
もう、この男に従うしか、俺たちはそれしかないんだ。  
 
「ロイド、ニンテン遅いね?」  
あたしは窓の外を見ながらロイドに話し掛ける。  
「そうだね。ライブハウスにでも寄ってるのかな?」  
ロイドは読んでいた本を閉じて、あたしの問いに答える。  
「ん〜・・・。心配だなぁ。」  
窓から離れ、ベッドに向かっていると、内線電話が掛かってくる。  
「はい?」  
あたしはニンテンからの連絡が入ったと思って、急いで受話器を取った。  
「こちら、フロントでございますが、アナさまに伝言を預かっているのですが・・・。」  
「あ、はい。あたしがアナです!」  
きっとニンテンだわ。でも、伝言なんてしなくても、帰って言えばいいのに。  
「え〜っとですね、『今からライブハウスへ一人で来てください』との事ですが・・・。」  
「はい、分かりました!」  
あたしはそう言って電話を切った。  
ニンテンたら、ふたりきりになりたいからこんな演出じみた事やったのね!  
そう思うと嬉しくてたまらなかった。最近なんだか冷たいし、いつもロイドと喋ってるし。  
「誰からだったの?」  
ふいにロイドから話し掛けられる。  
「あ、えっと・・・。部屋の中で暴れてないか、ってフロントから・・・。」  
とっさのウソは苦手だ。しかしロイドは、あたしがウソをつくわけないと思っているのか、  
「どっかの部屋で暴れてる人がいるのかな?」  
と、笑いながら返してきた。  
「い・・・いるのかしらね?うふふ。」  
あたしは少し大げさに笑ってロイドの反応を覗った。  
ロイドは疑っていない様で、また本に目を向け、読み始めた。  
「あたし、外の風に当たってくるね。」  
ちょっとわざとらしかったかしら?でも、早く行かないとニンテンが・・・。  
ロイドはまた本を閉じてあたしを見つめると、  
「いってらっしゃい。」  
と、ニコっと笑って言った。  
やっぱり気付いたかしら?でも、構ってられない。  
「じゃ、行ってきます。」  
そう言うとあたしは急いでライブハウスへ向かった。  
ニンテンの待つ、ライブハウスへ。  
 
 
いつもバカだとかノロマだとか言われてるボクだけど、あのアナの態度を見て気付かない程、  
ボクは鈍感じゃない。  
ボクは出て行ったアナを見失わない様に後をつけて歩いた。  
行き先はライブハウス・・・。  
きっとニンテンからの電話だったんだろう。  
どうしてアナはアイツの事を慕っているんだろう。  
ボクの方がニンテンなんかより、ずっとアナの事想っているのに。  
 
ライブハウス手前で、一人の男がアナに話し掛けているのが見える。  
ダフ屋かなにかだろう。気にする様な事じゃない。  
ん?なにか様子がおかしい。  
あれ?アナが男に囲まれだした。まぁ、普通の人じゃ力ずくでアナをナンパしても無理だとは  
思うけど・・・。  
ボクは物陰に隠れて男たちが去るのを待った。  
5分くらい経っただろうか。ちらっとアナのいる方を見る。  
「!?」  
アナが男たちに抱えられ、連れさらわれようとしている。  
よく見ればあいつらBB団じゃないか!  
うかつだった。この街に着いてからあいつらの執拗な視線には気付いていたのに。  
ボクは勇気を振り絞って物陰から出ようとする。  
しかし、『がん!』と言う音が聞こえたと思ったら、ボクの意識は遠い闇の中へ放り込まれた・・・・・。  
 
「なんだこいつ。この子の後つけて来てたんだな。」  
棒を持った男がロイドの頭を棒で小突きながら言う。  
あたしは手を縛られ、口にはタオルを巻かれた情けない姿でBB団の人たちに抱えられていた。  
「とりあえずこいつも連れて行きますか?」  
「そうだな。流石にボウズふたり揃われたんじゃ俺たちに勝ち目はねぇからな。」  
「じゃ、こいつも連れて行きますね。」  
あたしは自分の弱さを憎んだ。こんな人たちに馬鹿にされるなんて・・・。  
「じゃ、戻るか。」  
あたしとロイドをを抱えたまま、BB団は倉庫の様な建物に入って行った。  
「さてと、どうしましょうか。ニンテンてガキ、何処にいるんスかね?」  
あたしはその一言で理解した。  
逆恨みして、あたしたちをやっつけようって魂胆ね。  
そうは行くモンですか。ニンテンが来てくれればアンタたちなんて・・・。  
ひとりの男がくるりとこちらを向く。  
「あの、この子、可愛いッスよね?もらっちゃっていいですか?」  
え?何?あたしは『もらっちゃって』の意味が分からずに困惑した。  
「お前マジにロリコンなんだな。いいよ。別に。」  
リーダーっぽい人が嘲笑いながら言う。  
「やった〜!オレ、みんなの分まで楽しんどきますね!」  
あたしは背筋に水を垂らされた気分になった。顔が真っ青になっていくのが自分でも分かった。  
「さてとアナちゃん、オレと楽しみましょうね〜。」  
男が顔を寄せてくる。あたしは気持ち悪くなって顔を背けた。  
しかし、男はむりやり顔を自分の方へ向き直させ、くちの巻いているタオルを外すと、あたしのくちびるを奪った。  
「ん〜。アナちゃんのくちびるは柔らかいねぇ〜。」  
あたしはあまりの出来事になんの反応も出来なかった。ただショックで目をぱちくりさせただけだった。  
呆然としていると男はあたしを押し倒してワンピースに手をかけて来た。  
 
あたしにだって、この状態からどうなって行くのかは分かる。  
男の手から必死に逃げようとする。しかし、手を縛られた状態ではあまり力はでない。  
男はあたしのワンピースを少しづつ上へ上げていく。  
「アナちゃんのパンツ、可愛い〜!」  
「やだ!やめてよ!」  
ちょうどワンピースが腰まで上がって来た所で男は手を止めた。  
あたしは恥ずかしさのあまり足をバタバタさせた。  
その行為は、あたしが男にパンツを見せている様な行為にしかならなかった。  
「アナちゃんって初めてだよね?お兄ちゃんが大人にしてあげるからねぇ。」  
薄気味悪い笑みをあたしに向けると、男は一気にワンピースを首まで捲し上げた。  
手が縛られているので当然脱げはしない。  
だが、男にとってそんな事はどうでもいい事の様だった。  
ハァハァと息をあたしの顔に吹きかけながら、男はまたあたしにキスをした。  
今度はくちびるをつけるだけのものではなく、あたしの口の中に舌を入れて来た。  
口の中を男の舌が縦横無尽に暴れまわる。ねちゃねちゃと音をさせて、男はあたしの口を味わっている。  
「はぁ・・・アナちゃんのお口、美味しいよ〜。」  
一気に鳥肌が全身に立った。気持ち悪い。あたしは急激に吐き気を催した。  
軽いキスならニンテンにもロイドともした事があったが、舌を入れられた事はなかった。  
そんな事を考えていると、悲しさと絶望感があたしを襲ってきた。  
ふいに涙がこぼれる。  
「あれ?アナちゃん、どうしたの?」  
泣いているあたしを気遣う様に、男が話し掛けてくる。  
お前のせいだ。  
「・・・あのね、アナちゃん、泣くのはまだ早いんだよ?」  
さっきまでとは全然違う、怖い口調で男が言う。  
「え?」  
泣き顔のまま顔を上げると、目の前に、見た事ない、その・・・おちんちんがあった。  
「きゃあぁっ!」  
おとうさんとお風呂に入った時に見た事があったが、それとは全く違う形をしていた。  
なんていうか・・・大きくて、上を向いてる・・・・・。  
「アナちゃん、その可愛いお口でこれ、舐めてよ。」  
「やだっ!いやよ!なんであたしが・・・!!!」  
叫んだ時の大きい口の中に、男は無理矢理おちんちんを入れて来た。  
「むぐっ!」  
いきなりの異物の侵入に、あたしはむせ返った。しかし、咳き込む事もできず、ただ涙が出てくるだけだった。  
「アナちゃん、咥えるだけじゃだめだよ〜。」  
男はそう言うと、あたしの頭を掴み、前後に動かし始めた。  
「んっ!んん〜〜っ!!」  
涙が次から次へと溢れてくる。気持ち悪い。苦しい。  
男は片手であたしの頭を動かしながら、もう一つの手であたしの胸を触ってきた。  
「んっ!ふぅっ!」  
とっさの事にあたしは声を出してしまった。  
 
「アナちゃんもしかして感じてるの〜?」  
違う!触らないで!  
「ん〜!ひゃめてぇ・・・。」  
必死に言葉にしようとすればするほど間抜けな言葉になってしまう。  
男はあたしの胸をいやらしい手つきで触る。優しく、時には強く。  
「あれ?乳首が立ってきたよぉ?」  
「やはっ!」  
恥ずかしさに顔が真っ赤になってゆく。そんなことない!無理矢理やられてるのに!  
「あっ、アナちゃん出そう!」  
そう言うと男はおちんちんをあたしの口から抜いた。  
「ゲホっ!ごほごほっ・・・。」  
「あ〜。危ない。出すのは中、って決めてたのにお口で出しちゃうトコだったよ〜。」  
男は照れくさそうに頭を掻いている。  
もういや・・・逃げなくちゃ・・・。  
「どこ行くんだよ?」  
後ろを振り返ると、縄でぐるぐるに縛られたロイドを担いだ男が立っていた。  
「ひとりで逃げちゃう気?こいつ可哀想になぁ。」  
にやにやと笑いながらあたしを見る。  
あたしはいいなりになるしかないの?  
ニンテン、助けてよ・・・・・・。  
 
 
ん?なんかアナが呼んだような・・・。  
俺はふと足を止める。  
ホテルまで後少し。帰ってから話そう。テレパシー使うのも労力は必要だしな。  
そういえばBB団の奴らいなくなったな。どこ行ったんだ?  
ま。俺の気にする事じゃない。  
そう思いながらホテルに着くとふたりがいない。  
「ちっ。どこほっつき歩いてんだか。」  
ロイドの気持ちには前から気付いていた。俺がいない間に口説くつもりなんだろう。  
「・・・ちぇっ。」  
俺は面白くねぇな、と思いながらベッドに入った。  
・・・気になりだしたら止まらない。  
「からかいに行くか。」  
俺はベッドを抜け出し、ひとり夜道を歩き始めた。  
 
 
「いやぁぁっ!」  
アナの声がする。僕はゆっくり目を開ける。  
なんで僕寝てたんだっけ?そうだ。後ろから殴られて・・・・・。  
ハッとして顔を上げると、アナが全裸に近い状態で男に迫られているのが見えた。  
「な・・・何してるんだ!!」  
僕は叫んだ。そして立ち上がろうとしてまたドサっと倒れる。−縛られてる!  
「あら、お目覚めかよ。」  
周りを見ると、何人かの男がアナと男を囲むようにして座っていた。  
「早く縄をほどけ!さもないと・・・!」  
「さもないと、どうすんだよ?」  
ひとりの男がニヤニヤしながら近づき、僕の頭を蹴る。  
「イタっ!」  
「お前何にも出来ないんだからじっとしとけよ。そしたら蹴られねぇぞ。」  
僕は悔しかった。確かに僕は縛られたままじゃなにも出来ない。  
・・・縛られてなくてもなにも出来ないかもしれない。  
僕は自分の情けなさに涙が出そうだった。  
「アナちゃん、挿れちゃうよ。」  
「やだぁっ!やめて!やめてよぉ・・・。うっ・・・あ・・・。」  
アナが涙で顔をくしゃくしゃにしながら男に懇願している。  
男はアナの腰を掴むと、股間をアナに近づけた。  
「やめろよっ!待て!お願いだから・・・。」  
僕は必死に叫ぶ。しかし男には一切届いていない。  
「アナちゃん濡れてるよ〜。フェラで濡れちゃったんだね。Hだなぁ。」  
「違うのっ!見ないで!!」  
「アナっ!!!!!」  
ぐい、と男が腰を前に出す。  
僕は非力だ。好きな女の子ひとり守れやしない。そんな僕に地球なんて守れやしないよ・・・。  
「やぁぁぁっ!!!」  
「まだ入り口だよ。痛いのはこれからだよ・・・。」  
 
バターン。  
倉庫の入り口の扉を開け、俺はみんなの視線を浴びる。  
「なにやってんだよ、お前ら。」  
「ニンテン!」  
「おいっ!なんであのガキが・・・!?」  
怒りの余りわなわなと震える俺を見て、BB団の奴らは恐ろしくなったのか、全員外へ逃げ出そうとした。  
しかし、出口はここひとつ。逃げ場を失った奴らは、  
「す・・・すいません!許してくださいーっ!」  
と泣き言を言い始めた。  
俺は何も言わず、ひとりひとりバットで殴った。バットがへこもうとも気にせず殴った。  
「ニンテン・・・。やめて・・・。」  
アナが弱弱しく声を出す。俺は手を止めると、アナの方へ走った。  
「大丈夫か?」  
「うん。大丈夫。だからもう止めて。」  
またあの笑顔で俺を諭す。  
「ニンテン・・・ごめん・・・僕がついていながら・・・。」  
ロイドが泣きながら俺に言う。  
「分かってるよ。悪いのはお前じゃない。」  
俺はロイドに縄を解くと、アナを犯していたヤツの所へ歩いた。  
「ひっ!許して・・・くださ・・・」  
俺はバットを投げ捨てると、渾身の力で男を殴った。  
「あぶぁっ!」  
「お前は2度死んでも足りないくらいだ。」  
泡を吹きながら倒れている男にもう一度拳を振り下ろす。  
「ごふぅっ!」  
俺たちは倉庫を出ると、ホテルへと歩き始めた。  
 
「ねぇ、ニンテン。なんであたしたちがあそこにいるのが分かったの?」  
あの事件から数日後、俺たちは前と変わらない生活をしていた。  
「あぁ、あれ?」  
俺は口ごもる。  
「そうだよニンテン。すごいよね。愛の力ってやつ?」  
ロイドが口を挟む。馬鹿。言えねぇよ。  
「まぁ、そんな事いいじゃないか。」  
俺は逃げる様に早足で歩いた。  
「教えてよニンテーン!」  
「参考にさせてよ!ニンテンの愛の力をさ!」  
ふたりも早足でついてくる。  
絶対言えない。  
ふたりの居場所が分からなくて街の人に聞きまくってたなんて。  
「ばーか!ふたりを守るのが俺の使命だろ!分かって当然なの!」  
俺はそう言うと、全速力で走った。  
 
 
アナやロイドは二度とあの苦痛を忘れる事は出来ないだろう。  
そうだとしても、俺がこの先忘れさせてやる。  
そう、そして守り抜いてやるんだ・・・・・・。  
 

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