しらじらと夜が明け、今日も憂鬱な朝が来た。  
 
ネスは寝不足のため、重たくなった頭を抱えながら起き上がった。  
ベッドに入ったまま着替えをする。ズボンを穿き、Tシャツを着ようとしたところで  
手が止まる。  
横ではまだ寝息をたてながら寝ているポーラの姿があった。  
「早く起きなきゃ襲っちゃうぞ〜・・・。」  
そんな勇気もないくせに、ネスはポーラの布団に潜り込もうとする。  
そこへ、朝食を持ってプーとジェフが部屋に入ってきた。  
「な・・・何をしているネス!お前がそのような奴だとは思わなかったぞ!」  
「うわネス!君ってやつは!」  
ふたりが大声でまくしたてる。  
「いや、待って!これは冗談で・・・。」  
ネスがポーラを起こさぬ様、小声で応じる。今ポーラが起きてしまったら  
ぼく怒られるどころじゃ済まないよ!と心の中で叫ぶ。  
「何が冗談だ!」  
プーがまた大声をあげる。  
「そうだよネス!これは裏切り行為だよ!」  
ジェフも負けじと声を張り上げる。  
さすがに部屋の中で大声を出し続けていたので、ポーラの目がうっすら開いた。  
「うわわ・・・!」  
ネスが慌てて『さいみんじゅつα』をポーラに掛ける。  
ポーラはすぐ眠りについた。  
「ネス、君いつもこんな風にPSIを使ってポーラを・・・。」  
「誤解だよジェフ!信じて!布団からはすぐ出るつもりだったんだよ!」  
「ええい!言い訳は聞きたくない!」  
もうふたりは聞く耳など持ち合わせていなかった。  
「で?」  
ジェフが小悪魔の様ににこりと笑う。  
「ネスってばいつからボクたちを裏切ってこんな事してたの?」  
ネスはジェフの言っている意味が分からなかった。  
「ちょっと待ってよ!裏切られたのはポーラの方じゃ・・・?」  
やってもいない事なのにネスは疑問を投げかける。  
「なに言ってるんだよネス。ボクたちにやらしてくれないのは  
  ぼくたちにとっての裏切り行為だろ?」  
 
ネスはようやくジェフの言っている意味を理解した。  
同時にふたりが怖くなった。  
「冗談はやめてよ・・・。ぼくはポーラとそんな関係になった事ないよ・・・。」  
「そのカッコでよく言えるね。」  
ポーラの布団の中に体半分潜り込ませ、上半身何も身に着けていないネスには  
もう何も言えなかった。  
「君がそんなに薄情なやつだとは思わなかったよ。ねぇプー?」  
「うむ。ネスは裏切らないと思っておれたちは出し抜かないようにしてきたのに。」  
「だからぼくは・・・!」  
「裏切り者が口を開くな!」  
プーが一喝すると、ネスはビクっとなり、言葉を飲み込んだ。  
「じゃ、ボクたちにも楽しませてね。ネス。」  
ジェフがまたにっこりと笑う。  
「パラライシスα!」  
プーがネスにPSIを掛ける。ネスは痺れて動けなくなってしまった。  
「こんな事もあろうかと、必死で覚えたのだ。自分にしか使えないからと思っていた  
  だろう?」  
プーが自慢げに言う。  
ジェフはポーラの掛けている布団をはがすと、ポーラの髪のにおいを嗅ぎ出した。  
「ボクね、ポーラのにおい大好きなんだ。女の子ってにおいするじゃん。」  
ジェフは肺にいっぱいにおいを吸い込んで言った。  
「やめようよ、ジェフ。こんなのポーラがかわいそうだよ。」  
ネスが懸命に説得する。  
しかし、ジェフにはその言葉は届かない。  
初めて触れる『女の子』に、心奪われていた。  
 
「ね、プー、服脱がすの手伝ってよ。」  
存分ににおいを楽しんだジェフがプーを呼ぶ。  
「女性の服を脱がすのは大変だぞ。特に起きていない状態では。」  
「そっか。プーってばランマの女の子とした事あるんだったよね。」  
ポーラの隣で痺れているネスをまったく気にしてないふたりは、楽しそうに  
ポーラの服を脱がし始めた。  
白い肌に華奢な体。その裸体が、男3人の前であらわになった。  
「ねぇ、プー。どうしたらいいの?」  
ジェフが嬉々とした表情でプーに問う。  
「そうだな。まずは濡れさせる事から始めなくてはな。」  
「そっか。じゃぁおっぱいから・・・。」  
ジェフはポーラの成長しきっていない胸に触れた。それは、ジェフにとって  
初めての感触だった。  
「こんなに柔らかいのって他にないよね?あぁ、なんだかボク、変な気持ちに  
 なってきちゃったよ〜。」  
ジェフの胸を揉む手が荒々しくなっていく。その手の中で、ポーラの小さな胸は  
痛々しく歪んでいく。  
「ジェフ!もういい加減にしろよ!それ以上ポーラに手を出したら許さないぞ!」  
ネスは痺れて動かない体を必死で動かそうとしていた。  
「ジェフ!プー!君たちはこんな事する様な人じゃなかったじゃないか!」  
声を張り上げ、ネスはふたりに言った。  
「・・・ネス、君だって寝ているポーラを犯していたんだろう?ボクたちと  
  なんら変わりないじゃないか。」  
ポーラの胸から手を離し、ジェフは冷たい目線をネスに送った。  
「だから!そんな事してないんだってば!・・・ぼく、ポーラのこと好きだから  
  そんな事出来ないよ・・・。さっきのだって冗談でしたんだ。  
  お願い!信じて欲しい!じゃないと・・・もうこのメンバーじゃギクシャク  
  しちゃいそうで冒険なんて出来なくなっちゃうよ!」  
いつの間にかネスの目には涙が溜まっていた。  
 
「・・・そうだったか。すまない、ネス。」  
少しの静寂のあと、プーが口を開いた。  
「そうだよね。ネスがポーラを襲うなんてしそうにないもんね。  
  ごめんね。」  
ジェフも、さっきまでとは打って変わった表情でネスに言う。  
「ふたりとも・・・分かってくれたんだね。」  
ネスは溜まっていた涙をぽろぽろ流した。  
「わかったよ。じゃ、最初はネスに譲るね。」  
「へっ?」  
ジェフがにこっと笑う。ネスはジェフの発言の意図がつかめず、眉をしかめる。  
「だからさ、もう、ここまできたんだから、やっちゃおうよ!」  
「ポーラなら男のサガをわかってくれるだろう。もうおれたちが  
  我慢の限界だと言う事を。」  
ジェフとプーは悪びれる様子も無く言ってのける。  
「それに、処女膜ならヒーリングでどうにかなっちゃうんじゃない?」  
ジェフが勝手なことを言う。  
「で、一番はネスがやりなよ。それなら文句ないでしょ?」  
あまりの馬鹿げたふたりの意見にネスはなにも言えなかった。  
「ほら、ネスだってこんなになってるじゃない!」  
と、ジェフがネスのズボンを脱がす。ネスのソコは、ポーラの裸体を前に、すでに  
硬くなっていた。  
「わっ!やめてよジェフ!」  
ネスがパニックになりながらまた半べそになっている。  
好きな女の子の体を見て勃起している事が、ネスには耐えられなかった。  
羞恥よりも罪悪感の方が募る。  
「ね?いいでしょ?ボクホントに我慢できないんだ。」  
ジェフが服を脱ぎ捨てる。やはり、ネス同様、ジェフのペニスは硬くなっている。  
プーは日頃の鍛錬のお陰か、はたまた女を知っているからなのか、ズボンの上から  
見る限り、膨らんでいる様には見えなかった。  
「ネス、もしここでボクたちの誘いを断ったなら、君に構う事無くポーラを  
  犯すからね。」  
ジェフは先程の冷たい目でネスを見ている。  
ネスはどうして良いのか分からなかった。が、みんなでまた仲良く冒険を続けるには  
ここはジェフに従うべきなのだろう、と自分に言い聞かす。  
 
「ポーラ、ごめんね。ヒーリングでちゃんと治してあげるからね。」  
ネスはポーラに向かい、そうつぶやくと、  
「わかった。ジェフたちの言うとおりにするよ。」  
とふたりに言った。  
「そうこなっくちゃ!あ、でもポーラには内緒にしておこうね。  
  男だけの秘密だよ。」  
ジェフはそう言うと、いそいそとポーラの体に近付いた。  
「あ!最初はネスだったね。ごめんごめん!ほら、どうぞ!」  
「え?あ・・・うん。」  
ネスはなるべくポーラの顔を見ない様に、ポーラの体に触れた。  
ポーラの体は、3人の口論の最中そのまま放っておかれていたので少し冷たくなっていた。  
ネスはこれ以上ポーラを冷たくさせまいと、ぎゅっと抱きしめた。  
ポーラの体温を感じつつ、ネスはポーラにくちづけた。3度目のキスは、なぜか  
悲しい味がした。  
「ねぇ、ネスってまさかケーケンあったりするの?」  
ジェフが目を爛々させてネスに問う。  
「なっ・・・ないよ!」  
ポーラの小さな胸の間に顔をうずませ、恥ずかしそうに答える。  
「ふーん。やり方とかプーに聞かなくていいの?」  
「平気だよ!・・・多分。」  
改めて言われると不安になってきたようで、ネスは「できるはずだもん・・・。」  
と小声でつぶやいた。  
そして、ポーラのやわらかな胸の膨らみの頂上を口に含み、舌を動かし始めた。途端、  
「ん・・・。」  
ポーラが声を出す。起きたのかとネスは焦ったが、そうではないらしかった。  
安心したネスは、続けて舌を動かし、もう片方の頂上を指でいじり始めた。  
「んっ!うんっ・・・。」  
先程より大きな声をポーラは出した。さすがに驚いてネスはポーラから離れる。  
「ネス、ポーラは感じているんだ。」  
プーが助言する。  
 
「大丈夫。寝ている状態でも感じる事はあるんだ。」  
自信満々にプーは言う。  
ネスは、ポーラの寝息を確認すると、またポーラの体に抱きついた。  
そして、未だかつて見たこともない、ポーラの下腹部へ、顔を近づける。  
「あ。」  
すでにそこは少し湿っていた。  
ネスは、女のにおいにつられ、ポーラの大事な所に口をつける。  
「ひんっ!」  
ポーラが切ないような声を出す。ネスはもう構う事無く舌を延ばし、  
クリトリスを舐める。しょっぱいような甘いような、そんな味がネスの口内に  
広がっていく。たまらずネスは舐め続けた。  
ポーラが切なげに「あん・・・。」と喘ぐ。  
「・・・もうだめだ!ポーラ、挿れるよ!」  
ネスは、体を起こすと、ポーラの脚を開いた。  
ネスに舐められぐしょぐしょになったポーラの蕾に、ネスはペニスをあてがう。  
「んっ!」  
思い切りネスは自分の体を前に出した。先端が入った所で動きが止まる。  
「きつくて・・・入らないよ・・。」  
ネスはゆっくりゆっくりペニスをポーラの膣内へ埋め込ませる。  
「あっ・・・やっ・・・。」  
ポーラが呻いて涙を一筋流す。  
その涙を舐めとり、ネスはペニスを全てポーラの膣内におさめた。  
「はっ・・・あ・・・ポーラ・・・。ポーラ・・・。」  
あまりの気持ちの良さに、ネスはポーラの膣内に精を放った。  
びくっとポーラの体が弓なりに反る。  
「でちゃった・・・。」  
半ば放心気味にネスはつぶやいた。  
 
しかし、ネスのペニスは勢いが落ちる所か、ますます膨れ上がっていく。  
ネスは、快楽の為に腰を振った。ポーラがその動きに合わせて「あん・・・やぁ・・・。」  
と、いやらしく喘ぐ。  
「ポーラ、大好きだよっ!大好きだよ!」  
と、繰り返しながらネスは腰を打ち付ける。  
「や・・・きもちいい・・・ネス・・・んん・・・。」  
ポーラの言葉に驚きつつ、ネスは嬉しくなっていく。  
ポーラの夢の中でも、きっとぼくたちは結ばれているんだ、とネスは思った。  
「ん・・・あ・・・ネス・・・。」  
「ポーラ、ぼくまたイッちゃうよぉ・・・。」  
ネスの2度目の限界が近付いてきた。  
「ポーラ!」  
ドクドクと、ネスはポーラの膣内に大量の精を注ぎ込んだ。  
「んはぁっ!」  
ポーラもビクビクっと体を震わせ、大きく息を吐いた。  
ぬぽっとペニスを引き抜くと、ポーラの膣内から白濁液が溢れてくる。  
「お〜!ネス、よかったね!」  
ジェフがからかいの声をあげる。  
「次、ボクだからね!」  
「なにを言っている?次はおれだろう?」  
初めてふたりが仲間割れをしている。だが、今のネスにとってはなにもかもが  
楽しく見えていた。  
「ポーラ、次はふたりでお互い起きてる時にしようね。」  
ネスはそうつぶやくと、ポーラにくちづけをした。  
「もーいいよ!プーの馬鹿!」  
「なにを!?そもそもジェフが・・・」  
ふたりの口論は止みそうにない。ネスは、ポーラに服を着させ、ヒーリングを2ヶ所  
かけた。ひとつは『さいみんじゅつ』を解くため、体全体に。そしてもうひとつはポーラの  
蕾に。多少出血をしていたのでライフアップもかけて、優しく起こした。  
「ポーラ、朝だよ。」  
「ん〜・・・?」  
眠たそうに目をこすりながらポーラは目を覚ました。  
「おはよう、ポーラ・・・。」  
「あ、ネスおはよう!」  
ネスの顔を見て、満面の笑顔でポーラは言った。  
 
 
 
 「ったくも〜!なんでボクたちしてないのに勝手におこしたの?」  
ジェフが不満を前面にだしてネスにグチグチ言っている。  
「そうだぞ!やはり裏切るつもりだったんだな!」  
プーも怒りをあらわにしている。  
「いや、その、もう起こさなきゃまずいかな〜なんて思って。」  
ネスは楽しそうに言った。  
「まぁまぁ、次があるさ!」  
ジェフとプーにそう告げると、ネスはポーラの元へ走って行った。  
 
「な〜んて調子の良い事言ったけど、絶対ポーラには手を出させないもんね!」  
そんな事を考えながら・・・。  
 

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