「うぅん……」  
どの位寝ていたのだろうか…ポーラは静かに目を覚ました。  
「…え…?何?」  
ポーラは今、全裸でお尻を突き出す様にうつ伏せに拘束されていた。  
体勢を変えようとしても、がっちりと固定されているのでどうにもならない。  
そんな時、部屋の扉が開いた。  
「おはよう、ポーラ。」  
部屋に入って来たのはモノトリーだ。  
「昨日は随分な乱れ様だったじゃないか…」  
「そ…それはあなたが…」  
モノトリーの言葉を聞いて思い出したのか、顔を真っ赤にして反論するポーラ。  
「元気そうでなによりだ…まあ、一日中寝ていたんだから元気でなければ困るが…」  
そう言って、ハハハ…と、笑うモノトリー。どうやら、あれから一日経っていた様だ。  
モノトリーはポーラに近づくと、彼女の綺麗に形の整ったお尻を、後ろから撫で上げる。  
「や…止めて下さい!」  
ますます顔を赤くして、静止をを求めるポーラ。だが、そんな彼女の声を無視して、今度はお尻の穴に手を這わす。  
「だ、だめっ!そんなとこ…汚い…」  
「そんな事はない…とても綺麗だよポーラ…」  
「うぅ……」  
ポーラは恥辱に耐えていた。と、そこへキャタピラの音を響かせながらロボットが近づいて来る。  
ロボットは何かを持っていた。それを受け取り、モノトリーはポーラにそれを見せ付ける。  
「これがなんだか分かるかね?」  
 
「え…それは…?」  
モノトリーが手にしているのはガラス製の大きな注射器の様な物…。  
ポーラにはそれが何だか分からなかったが、自分にとって何か悪い物だという事は、何となく雰囲気で分かる…今から自分の身に起こる事を想像して、不安そうな表情を浮かべていた。  
「これはシリンダー式浣腸器でね…今日の調教はこれを使う事にした。」  
浣腸と聞き、顔から血の気が引いていくポーラ。悪い予感は的中した様だ。  
「まずはよく解さないとな…」  
ローションを手に垂らし、その指をポーラのお尻の穴に伸ばす。  
「ひゃう…や…やめて!」  
お尻の穴を弄られ、ポーラはビクッ…と体をのけぞらせ、指から逃れようとする。だが、あまりにも強固な拘束のため、ポーラのお尻は左右に振られるだけに終わった。  
モノトリーの食指が、ポーラのアナルを蹂躙する。  
初めこそは固く閉じられていたアナルも、ローションの効果で徐々に進入を許し、第一関節まで飲み込んでしまった。  
モノトリーは更にローションを追加し、指を抜き差ししながら括約筋を解していく。  
「あぁぁ…いやぁ…」  
恥ずかしさと、アナルを強引に弄られる苦痛にポーラは、顔を顰めながら弱々しい声を上げる。だが、モノトリーはそんなポーラの様子に構わず、指を動かし続ける。  
熱く湿った感触が指にまとわり付いてくる。  
ヌチャヌチャ…と音を立てながらモノトリーはその感触を楽しんだ。  
 
暫くは抜き差しのみを繰り返していたが、今度はアナルを広げる様に指を曲げ、弧を描くようにグリグリと指を動かし始めた。  
「いっ!…痛い!やめ…」  
あまりの苦痛にポーラは悲鳴の様な声を上げる。  
「力を抜きなさい…そうしないと括約筋が切れてしまうよ…」  
そう言いながら、モノトリーは尚も指を動かし続けた…。  
「ふむ…この位解れれば問題ないだろう…」  
ズルズルと指を引き抜くと、今度は浣腸器にグリセリン溶液を満たしていく。  
そして、小指ほどにポッカリと門の開いたアナルへ、浣腸器の先端を挿入した。  
「くぅ…あぁぁっ…いやぁ…ひゃうぅ…」  
徐々にポーラの腸内を満たしていく浣腸液。その冷たい感触に、ポーラは嬌声を上げる。  
浣腸液を全て注ぎ込み、浣腸器を抜き取るモノトリー。  
ポーラはそれが逆流しない様、必死に耐える。だが、  
―グルルルゥゥゥ……  
「い、いやぁ…お腹が…」  
「さあ…どこまで耐えれるかな?」  
モノトリーは、ポーラの横に置かれているソファに腰掛けると、その時を待った。  
「うぅぅ……お願いです……お…おトイレに…行かせて下さい…」  
込み上げて来る便意に耐え、ポーラはモノトリーに懇願する。  
「私の牝奴隷になると誓うなら……トイレに行かせてあげよう…」  
「そ…そんな…」  
 
ポーラは心の中で葛藤していた。  
「どうする?ここで漏らすかい?」  
「そ…それは…」  
一瞬モノトリーの言葉に従おうと考えるが、思い直す。  
(だ…駄目よ…私は…ネス達と…)  
だが、徐々に強まってくる便意…ポーラは次第に何も考えられなってくる。  
「あぁぁ…うぅ…」  
潮の満ち干きの様に、波になって襲い掛かってくる便意。それまで体を硬直させ、下腹に力を入れない様、肛門に力を入れ必死に耐えていたポーラだったが、もう限界が近い様だ。  
「あぁ!駄目ぇ!あぁぁぁぁぁっ!!」  
一際甲高い、悲鳴の様な声を上げるポーラ。それと同時にアナルから溢れ出る浣腸液。  
―ピュゥゥゥ…パチャパチャ…  
浣腸液は弧を描き、一直線に床へと叩きつけられ音を立てながら弾けた。  
「あぁ!いやぁ…でちゃ…ぅぅ…」  
止め処なく溢れていた浣腸液だったが、次第に黄色く色づいてきた…。  
「いやぁっ!!見ないでぇ!!」  
肛門からムリュッ…と、顔を覗かせたのは、こげ茶色の便秘便だった…水気のないそれはすぐに折れ、拘束台の上に転がり落ちる。だが、それだけでは止まらず、徐々に産み落とされていく茶色い塊。  
肛門が限界まで押し広げられ、こげ茶色のウンチがムリムリとひねり出されていく…徐々に勢いを加速させ、楔となっていた便秘便が噴出されると、今度は柔らかいおおど色のウンチが堰をきって溢れ出した。  
―ブリュゥゥゥッ!!ブビィィッッ…  
汚らしい音を発しながら、汚物が噴出していく…  
 
「うぅぅ……だめぇ……聞かないでぇ…」  
ポーラは泣きながら、弱々しく呟いた。  
モノトリーは無言で、彼女の様子をジッと見続ける。  
不意に、ポーラがガクッ…と、項垂れる…気を失った様だ。  
たかだか12歳の少女がこんな恥辱に耐えれるはずが無かった…。  
モノトリーはポーラの姿を見て興奮していた。  
美しい少女の排泄行為…汚物に塗れたポーラの姿から目が離せなかった。  
「やはり君は素晴らしい…」  
恍惚な表情を浮かべ、モノトリーはポーラの拘束を外していく。  
「汚物に塗れた君の姿も…とても美しい…」  
部屋の後始末をロボット達に任せ、モノトリーはポーラを連れて部屋を跡にした。  
 
―――――――――――――――――――――――――  
 
「ん…ここは…」  
真っ白な天井を見上げながらネスは小さく呟いた。  
「ネス!」  
ジェフの声が聞こえる。  
「あれ…ジェフ…ここは…?」  
「フォーサイドの病院だよ…良かった…もう二日も眠りっぱなしだったんだぞ…」  
ネスの目が覚めた事に、安堵の表情を浮かべるジェフ。  
「二日…」  
ネスは過去の記憶を手繰り寄せる。  
「……!!」  
突然、バッと起き上がるネス。  
 
「ポーラは!?」  
それを聞いてジェフは思いつめた顔をして答える。  
「いや、まだ戻ってきていない…。」  
「……そうか…」  
ネスは落胆の表情を浮かべる。  
「でも、分かった事がいくつかある…」  
ジェフはネスが気を失っていた間に調べた事を詳細に話した。  
デパートでであった不気味な生物が今際の時に発した言葉…  
(今ごろポーラはモノトリーの…)  
そこからジェフはモノトリーについて調べ上げた。  
元は風采のあがらないただのとうふ屋だったが、ある日を境に豹変した。勤めていた会社を乗っ取り、そこから着実に土地や資金を蓄え、今ではフォーサイドの市長に納まっている。  
今やフォーサイドの都市は完全に彼の手に落ちたと言っても過言ではない。  
警察や病院、デパート…それらの関係者は既にモノトリーの言いなりだ…。  
ジェフの話を静かに聞いていたネスが呟く。  
「モノトリーについては分かった…それで、どうすればいい?」  
「直接乗り込むって方法も考えた…ただ、リスクが大き過ぎる…」  
モノトリービル…おそらくそこにポーラはいる。  
だが、モノトリービルの警備体制には隙が無い…。  
各階に配備された警備員。モノトリーを守るSP達。48階にある、モノトリーのオフィスに行く通路には無人で動くガードロボが配置されている。そこは、彼のSPでさえ立ち入る事が出来ない聖域と化していおり、入れるのは彼専属のメイドのみだ。  
 
「八方塞か…」  
ネスが忌々しげに呟く。  
「いや、そうでもないぞ。」  
ジェフの話では、ボルヘスの酒場でモノトリーの目撃情報があるとの事。その時の彼はSPを付けずに、一人で来るらしい。  
「そうか…そこでモノトリーに接触出来れば…」  
「そう言う事だ。」  
「行こう…ボルヘスの酒場へ。」  
「ああ。」  
そうして彼らはボルヘスの酒場へと向かった…。  
 
 
 
(三章へ続く…)  
 

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