「おじいちゃんなにやっとるの?」
モリゾーはもじゃもじゃの中に手を突っ込んでひたすら上下させています。
「何って…ナニだがね」
モリゾーがもじゃもじゃをかき分けると、真ん中に固く太い枝が直立していました。
先端から透明の樹液を出しています。
「なにこれ?」
「これはおしべだがや。わしらはこれで子供を増やすんだわ。こうやってな」
言うが早いかモリゾーの体から緑の触手が伸びてキッコロの体を捕まえました。
「あっ、おじいちゃんなにするー!?ちょっと…やめてよー」
触手はキッコロの股の間に伸びて、その敏感なめしべを弄びはじめました。