ある日、いつものように木陰で昼寝をしていたモリゾーのもとに  
キッコロが血相を変えてやってきました。  
「おじいちゃんおじいちゃん、た、大変だよ!」  
「うーん、どうしたんじゃキッコロ?」  
「うん、えっとね、ボク、この枝をしばらく触り続けてたらね、  
突然枝が大きく硬くなってきたの。  
ボク、どこか悪いのかなあ・・・」  
いつもの明るさがなく落ち込んだ様子のキッコロに、  
モリゾーはいつものどこかおっとりした調子で答えました。  
「なんじゃそんなことかあ。  
それはなあ、何もおかしくない普通のことでな、勃起というんじゃ」  
「ボッキ?」  
「そうじゃ、見ておれ」  
モリゾーが自分の枝を取り出して扱くこと数刻、  
雄雄しく天に向かってそそりたつとまではいかないまでも  
明らかに先ほどより大きくなってきました。  
「ホントだ、おじいちゃんもボクと一緒だ」  
モリゾーが自分と同じように勃起するのを見たキッコロの顔から先ほどまでの影は消え、  
いつもの明るさが戻ってきました。  
 
「でもおじいちゃん、なんで勃起なんてするの?」  
「それはじゃなあ、こういうわけだからじゃよ」  
言うなりキッコロの後ろに回ったモリゾーは、キッコロの枝を扱き始めました。  
「な、何するの、おじいちゃん?」  
「勃起するわけを知りたいんじゃろ、しばらくワシに身を委ねてみんしゃい」  
「う、うん・・・」  
キッコロは不安を抱きつつもモリゾーに身を委ねました。  
そして暫くするとキッコロの様子がソワソワしてきました。  
「お、おじいちゃん」  
「なんじゃキッコロ」  
「ボ、ボク、おしっこに行きたくなってきたんだけど・・・。  
それになんだか枝のあたりがとっても気持ちいいよお」  
「ふぉっふぉっふぉ、となるともうそろそろかのお」  
「え、何がもうそろそろなの?」  
モリゾーはキッコロの問には敢えて答えず、かわりに扱くスピードを更に早めました。  
「お、おじいちゃん、ダメだよ、お、おしっこが、おしっこが出ちゃうよ。  
あ、も、もうダメ、あ、あああ」  
一際大きな声を上げて、キッコロの枝から白く粘ついた液体が放出されました。  
 
「お、おしっこじゃなくて変な白いのが出てきたけど・・・。  
それに出る時凄い気持ちよかった」  
目の前にある自分の体から出てきた白いものを不思議な目で見ていたキッコロは、  
それを手に取り臭いを嗅いでみました。  
「うわ、変な臭い。ねえおじいちゃん、これって何なの?」  
「これか、これはなあ、花粉の一種じゃよ」  
「へえ、でも花粉って何のために出すの?」  
「花粉というのはな、ワシらが子供を作る時に必要なとても大切なものなんじゃよ」  
「へえへえへえ、おじいちゃんは何でも知ってて凄いや。  
でも、子供を作るって具体的にどうやるの?」  
「キッコロは好奇心旺盛じゃのお。  
どれ、試してみるかの」  
「え、試すってうわ、お、おじいちゃん、何するの?」  
キッコロを寝転がせたモリゾーは  
未だ雄雄しくそそり立っているキッコロの枝の下辺りを探り始めました。  
「く、くすぐったいよお」  
「お、あったあった。キッコロ、ここに穴があるじゃろ」  
「う、うん。あるけどおじいちゃん、そこを触られると  
なんだかさっきみたいにまた気持ちよくなってきちゃうよ」  
 
「ふむ、もうすっかり濡れておるから早速入れるかの」  
「え、何を入れるの?」  
キッコロの問いかけを無視して一応大きくなっている己の枝を取り出し、  
それをキッコロの穴にあてがうと一気に挿入しました。  
「い、痛い!痛いよおじいちゃん、何するの!  
は、早く抜いて、痛いよお・・・」  
息も絶え絶えに呟くキッコロに、モリゾーは相変わらずいつもの調子で答えました。  
「言ったじゃろ、試してみると。  
この穴の中に枝を入れてな、花粉を出すことが子供を作るということなんじゃよ。  
キッコロは初めてだから痛いかもしれんが、  
少し経てばようなってくるからそれまでは耐えるんじゃ」  
「そんなの無理だよお。痛すぎてボク死んじゃうよ。  
お願いおじいちゃん、早く抜いt、  
お、おじぃちゃん、い、痛い、動いちゃだ、ダメだよ・・・」  
キッコロの必死な哀願を無視してモリゾーは腰を前後に動かし始めました。  
「すまんのおキッコロ、わしも久しぶりなんでな、抑えが効かんのじゃ。  
なあに、痛いのは最初だけじゃから耐えるんじゃキッコロ」  
自分勝手な事を言いながら相変わらずモリゾーは腰を振り、  
その間もキッコロは痛い痛いと泣き喚いていましたが  
やがてそんなキッコロの様子が変わってきました。  
 
「ひっく、ひっく・・・。  
・・・、あれ、少し痛くなくなってきた感じがする。  
それになんだか中でおじいちゃんの枝がこすれると凄く気持ちいい・・・」  
「さっきワシが言ったとおりじゃったろ?  
ドレ、そろそろ激しくいこうかの」  
腰の動きを一段と激しくしてキッコロを攻め立てますが  
キッコロは先ほどのように泣き喚いたりせず、  
穴の辺りから沸きあがってくる快感の虜になっているのか  
いつの間にか恍惚の表情をうかべキッコロの枝はフルフルと震えていました。  
「おじいちゃん、ぼ、ボク、また花粉がでそう」  
「ワシもそろそろじゃ、行くぞーキッコロー!」  
モリゾーが叫んだ瞬間、モリゾーの枝から少量の花粉が放出されました。  
と当時に、キッコロの枝からは大量の花粉が放出されモリゾーの体に付着しました。  
 
「はあ、はあ、最初は痛かったけど凄い気持ちよかったよ、おじいちゃん」  
「ふう、ふう、ワシの、ぜえ、ぜえ、言ったとおりじゃったろ。  
はあ、はあ、やはり、年には勝てんのお・・・」  
キッコロの体から枝を抜いたモリゾーはその場に倒れこみました。  
「でもおじいちゃん、僕の体の中におじいちゃんの花粉が入っちゃったけど  
ボク、そのうち子供ができちゃうのかな・・・」  
「なあにキッコロはまだ子供じゃから、ふう、大丈夫じゃよ」  
「そうなんだ。ところでおじいちゃん、ボク、今度は花粉を出す側になってみたいんだけど」  
「な、なんじゃと?」  
「いいよね、おじいちゃん」  
「ま、待てキッコロ、ワシは、ぜい、ぜい、疲れとるから少し休まんと」  
「おじいちゃんもボクみたいにすぐに気持ちよくなってくるから大丈夫だよ」  
「違、そうじゃなくてのお、ま、待たんかキッコロ。お、おい、うおおおおお」  
 
(終)  
 

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