事務所の黒いソファーに寿々子は座った。
借金が返せない以上、いつかはこうなると思っていた。
崎につれられてきた事務所に二人きり、「それじゃ、売り物になるか味見させろよ」
そう言うと先は躊躇なく寿々子をソファーに押し倒し、慣れた手つきで
無理やり服を脱がせていく。
覚悟していたものの、あまりに乱暴に押し倒され「やっ…崎君…!」と少し抵抗するが
次の瞬間腕を強く引っ張られ、崎は寿々子の上に覆いかぶさった。
「ちょ、ちょっとやだ……やっぱこんなのやだよ…」
「……金を返せないお前が悪いんだろが」
「崎くっ……」
言い終わらない内に抱きすくめられ、突然の事にパニックに陥る。
そのまま口を塞ぐようにキスをする崎。
「るせーな……おとなしくしてろや。これからは毎日ヤルことになんだぞ」
「…う…うん…」
寿々子は初めてのことに緊張し、体は小刻みにふるえていた。
「チッ…」めんどくさそうに崎は寿々子の体を撫で回し始めた。
普段兄を殴り飛ばしてるとは思えない 白くて華奢な女子高生の体。
それでいてふっくらした乳房を崎は弄んでいく。
触れ合う肌の感触は心地よく、寿々子の抵抗の力が失せる。
「…ん……崎くん…」 しだいに寿々子の体は熱をおびてきた。
「フッ どうした、嫌がって癖に」 ニヤニヤした笑みを浮かべながら崎は
しっとりと濡れてきた寿々子の秘部に指をすべらせていく。
「…あ…ハァ…」 指が深く入るたびに 寿々子はかすかな声をあげる。
「あー、どうよ?オマエ初めてだろ?痛いか?」
「…え…ううん…大丈夫…」 意外にも気を使ってくれているらしい崎に寿々子は少し不思議に思った。
崎は寿々子の身体の形を確かめるかの様に全身を撫でる。
普段乱暴な崎とはうってかわって その手は力づよくやさしい。
「崎くん…私…借金のカタに体売ることになったけど…
崎くんが初めての人でよかった…」いままでもやもやと寿々子の心の中にあった言葉がついとでた。
「…っ な、なんだよ…急に…そんなこと言いやがって…」
顔を赤らめる崎。
照れ隠しのように寿々子の濡れた部分に自分のものを突き立てた。
「いくぞ…」
そういうと崎は勢いをつけ一気に貫いた。
「あああっ…」寿々子は今までで一番大きな声をあげる。
崎はかまわず動かし続ける。
「やっ…ハァッ…ハァッ…あ…ああ…っ」
痛みが貫かれたその場所は くにゅくにゅと柔らかく、熱を持った汁がソファーに流れていく。
「ん……あ、あん……」
「はぁ…もうイクのか…?」
みっしりとした肉の壁が 崎を切なげに喰い締める。
崎はからみつく膣肉を押し上げてみる。
「く……っ、ふぅ……んはぁ……!」
寿々子の身体中を電気が駆け巡った。
迎える絶頂の瞬間。
「いやっ……ん、ああっ……あああっ」
ひとつ大きく息を吸うと両脚を引きつらせ、一瞬頭の中がフラッシュをたかれた様に白くなった。
心地よい気だるさがどっと押し寄せ、ソファーの縁に頭をがくりと預ける。
崎の口からも荒い息遣いが聞こえる。
「今月の返済はこれでチャラにしてやる…」
「えっ…!?なんで?崎くんいいの?」崎の言葉に驚く寿々子。
「うるせーな!オマエを売るのはもったいねえと思ったんだよ!」
「…え…?」
「来月も返済できなきゃまたヤルことになるからな!」
「…私 崎くん相手なら別にそれでいいよ…」
「えっ、な 何言ってんだテメー!ちゃんと金はらえって言ってんだ!」
「…崎くん ありがとう」
「な、なんでお礼言われなきゃなんねーんだよ!おいこら!」