家畜達に餌やりをするアシタカ、二頭の牛とアカシシが一頭  
タタリ神に焼かれた畑の整備や木材の切り出し、建物の建築と修繕、  
それに家畜の世話とけっこう忙しい日々を送っている  
餌をアカシシの前に持って来た  
 
「ほら、ヤックル、お前のぶんだ・・」  
 
餌を持って来たアシタカに悲しそうな表情を見せるヤックル  
エボシと関係して以来、跨ろうとするとヤックルは拒否するようになっていた  
伏目がちにアシタカは語りかける  
 
「・・おまえの気持ちはわかっているよ  
 変ってしまった私を許せとはいわぬ」  
 
もののけ姫が捕われて来てから二月以上が経っていた  
”私を信じて、もうしばし会うのは待って欲しい”  
この台詞をエボシから聞かされ続けて来た日々であった  
 
「相変わらずシシはご機嫌斜めかね」  
「これはジコ坊殿」  
 
赤鼻の唐傘を担いだ怪しげな僧侶が近づいてきた  
 
「最近、また豪勢に木を切り始めてるようだな」  
「邪魔するものがいなくなりましたので」  
「いよいよタタラを復活させるのか  
 うぅむ、今のままの村人の数を保ったまま、単なる山村としてなら  
 山の幸も維持出来ようが、タタラを復活させれば、何れ禿山としてしまう  
 結局エボシも師匠連とやることは同じか」  
「新たに松と栗を植えるのだとか、山は枯らさないとのこと」  
「んん? 何だそれは  
 しかしアシタカよ、お主はもっと反対するものと思っておったがな」  
「私に反対する資格などありませぬ」  
「ふふっ 師匠連の圧がいよいよ強まるの  
 お主はずっとここにおるつもりなのか?」  
「私は私の出来ることをするまで  
 戦う必要が生じるなら戦うまでのことです」  
 ((サンがここにいる限り・・・))  
 
その時、”うはあああ!!!”という娘の甲高い声が近くの小屋から漏れてきた  
 
「そうでした、エボシのところに昼飯を持っていくわけでした」  
「エボシは何やら顔が腫れておったが、少しは治ったかね?」  
「はい、だいぶ まだ痣は残っておりますが」  
「時にアシタカよ、あの娘に会うのは何時以来か?」  
 
アシタカは一瞬、嬉しそうな相を浮かべた  
 
「山で会ってより三ヶ月ほどになりましょうか・・ それでは失礼」  
 
「エボシ殿、食事を持って参った」  
「はぁ・・ おお、アシタカ、ご苦労さん」  
 
久しぶりのサンとの対面、例えどんな態度を示されようとも構わない  
やっと、やっと顔を見れる・・・  
 
鍵を開け中に入る、女の荒い息遣いが狭い部屋中に充満していた  
エボシとサンがつい今しがたまで熱い一戦を繰り広げていたのがありありと  
感じられる  
もたれかかり合う素っ裸の二人の女、あまりの艶かしい風情にアシタカは思わず  
ごくりと唾を呑み、目を伏せた  
エボシの努力の甲斐あり、サンはこの憎い女に対し、子供のような我侭を  
言うまでになっていた  
まさに驚異的な事だといえるだろう  
 
エボシの胸の横に頭をもたせてるサンが物音にちらりと目を向けた  
次の瞬間さっ!と飛び跳ね、脇に丸まっていた薄い布団を頭まで引っ被り蹲った  
アシタカに早く出て行け!と全身で訴えるかのよう  
((サン・・ 一瞬しか見えなかったが、思っていたより元気そうだ・・・))  
アシタカはそれだけでほっと安心した息をついた  
 
「ふぅ・・ サンよ、そんなアシタカを嫌うでない」  
「はは、だいぶエボシには慣れた様子、それでは私はこれで」  
「待て、アシタカ」  
「なんでしょう?」  
「今日はこれから、そなたにも手伝ってもらう」  
 
アシタカより傍で聞いているサンのほうが布団の中でびく!と震えた  
エボシは構わず、アシタカに上がるよう指示した  
アシタカは入り口の戸を閉め、ごそごそと言われた通り上がり込んで来た  
 
「その前に腹ごしらえだ、 アシタカ、サンの脇まで持っていってくれるか」  
 
アシタカは飯の乗った盆を布団の塊と化してる頭の部分に運んだ  
されど引っ被った布団の中から鼻をくんくんと鳴らす音はすれども、  
ちらりとも顔を覗かせようともしない  
 
「相当、私は嫌われてるな」  
「これ、サン、顔を出して飯を食わぬか 冷えてしまうぞ」  
 
ますます布団の中で身を固くするサン、アシタカは立ち上がろうとする  
 
「私は一旦外に出ましょう」  
「しょうのない子だ、アシタカ、飯を握ってやってくれぬか」  
 
アシタカは椀に盛った飯を握り飯にしてやった、そして布団の先をつんと突いて  
受け取るように促す  
 
「サン、握り飯だ、受け取られよ」  
 
一瞬間を置いて、布団の端からぬっと手が生えた  
アシタカは結び飯を渡してやると、さっと布団の中に手は引っ込む  
そしてむしゃむしゃ、頬張る音が布団の中から聞こえ出した  
 
「サンよ、よく聞くがよい  
 おまえの体に巣食うモノノケの瘴気が抜けぬ限り外に出すことは出来ぬ  
 それには、女とばかり愛であっておってはいかぬのだ」  
 
むしゃむしゃ・・布団の中から握り飯を食らう音が鳴る  
構わず続けるエボシ  
 
「女だけではなしに、人間の男の匂いをつける必要があるのだ  
 したがって、ただ今より、このアシタカと交わってもらう」  
 
ぶほっ! げほげほ・・ 布団の中で咽ぶ音がした  
さらに脇で聞いてるアシタカもまた、目を丸くする  
 
「ちょっと待たれよ!、何をわけのわからぬ・・」  
「嫌だ!!」  
 
アシタカとサン、同時に声を発する  
しかしエボシは敢えて取り付くしまのない態度を取り、きっぱりと宣言する  
 
「アシタカ!そなたの意思など関係ない  
 サン! これを嫌がるなら、永久に外に出すわけにはいかぬぞ」  
 
アシタカに暗示の発動する一言が発せられた  
一瞬にしてアシタカの目の色が変化する  
エボシの夢話を半ば真に受けてるサンは小屋の外に出して欲しくて相当  
駄々を捏ねていたような様子がエボシの言い様から容易に推測出来た  
こうなってしまうとアシタカとサンはまるっきりエボシに逆らえない  
 
ようやく、布団の中から、少女の頭の毛と額の赤い刺青が現れ、そろりそろりと  
目まで覗かせた  
どこか怯えたような気の強い視線、初見の時と変らぬ嫌悪と疑念に充ちた目で  
じっとアシタカを見据えた  
 
「・・・なぜ、この男と?」  
 
おずおずと尋ねるサン、捕縛初日に目の当たりにしたエボシとアシタカの様子  
一部始終が心の棘になっていた  
エボシがサンを埋めてる布団の山にゆっくりと近づいた  
 
「私が決めたのだサン、この私が見初めたおまえにふさわしい男としてな」  
 
強い口調のあとの優しげな諭し口調、何気ない行動だが、独特の間合い  
声の抑揚、人を手なづけるうえでの彼女の強力な武器であった  
すぅー・・とエボシの手が伸びてきてサンの額の刺青から頭の毛までを優しく  
撫ぜる  
 
「おまえを苛めるつもりで言ってるのじゃないのだよ  
 サン、恐がることはない、 私がずっと見守っていてやる  
 外の空気を吸いたいであろ?」  
 
相変わらず目だけ覗かせるサンは迷惑そうな戸惑う視線を床とエボシの顔と  
交互に行き来させていた  
待つこと数分、結局床に視線を落としたまま、小さく頷いたのだった  
 
「それではアシタカ、服を脱げ」  
 
すっかり無表情になってしまったアシタカがそそくさと着ている物を脱ぎ始めた  
その様子を相変わらず布団から目だけ覗かせたサンがじっと見守る  
 
((・・・あの時のアシタカの顔だ・・・さっき覗いた顔とは違う・・・))  
 
サンは改めてアシタカが二種類いることに感づいた  
エボシに操られるアシタカと、共にシシ神の首を返したアシタカ・・・  
なぜエボシはアシタカをいまだに操り人形にするのだろう  
ちらりとエボシを見るサン、すぐに視線を逸らし目を伏せた、  
何を尋ねても笑ってごまかす、今のエボシはそんな顔をしていた  
この女に触れられただけで幼少の頃の母親の愛撫を思い出し  
ぞくぞく感が走って腰から力が抜けてしまう  
悔しいながら、その後の快感、充足感の欲求は堪え難いものであった  
 
((・・・この女の愛撫が無いと耐えられない・・・))  
 
やるせない気持ちのサンをよそに、アシタカは素っ裸になって胡座をかいていた  
エボシは予め用意していた薬の詰まった袋を脱ぎ捨ててある己の服の中から  
引っ張り出してきた  
今日に限ってアシタカに食事を運ばせたことから、初めからこの予定であった  
ことは一目瞭然である  
エボシはアシタカに身体の表面に何やら軟膏のようなものを塗り始めた  
ちらりと覗き見るサン  
ぴっ!と背筋を伸ばして座るアシタカにエボシの手がねちゃねちゃと光沢のある  
物を塗りたくっている様がみえた、あたかも母親に息子が薬を塗られてるような  
風情である  
 
「・・・こんなものかね、  
 さてサン、何時まで布団を被ってるつもりだい?  
 さあ出ておいで」  
 
サンは布団にくるまったまま、わざとだらだら引き摺りながら、  
尺取虫のようにエボシ達に近づく、全身で嫌さ加減を表していた  
そこへ、さっ!とエボシの手が伸びて、巨大みの虫から布団を剥ぎ取った  
 
「あ!・・・」  
 
しゅるりと産まれたままの十四の生身がアシタカの面前に転がり出た  
じぃーーと表情の無い男の視線がサンの肢体に注がれる  
目は据わってるくせに、股間はみるみる逞しく屹立していく様にサンは  
ぎょっ!とした  
腕で胸を覆い、膝を折り曲げて身を固くするサンにエボシが近づく  
 
「さあ、それじゃ始めようか」  
「う・・」  
 
エボシの手が、サンの胸をきつく覆った腕に触れた  
あっさりと腕を引き剥がされ、体を開かれながら仰向けにされていくサンの身体  
アシタカの眼下に胸も腹も股の間も全て曝け出されてしまった  
エボシはサンの手を握り、身体から力を抜くように指示し、同時にアシタカにも  
目で合図した  
 
首から下、膝の上まで満遍なく媚薬を塗られたアシタカの影がサンの身の上を  
覆っていく  
完全に平行になって顔を見合わせる、サンのぱっちりとした瞳が自分を覆ってる  
男の身体を何度も上下しながら観察した  
 
「アシタカゆっくりとサンを抱き締めておやり」  
 
いよいよ自分めがけて降下してくる男の身体、サンは口をきっと締めて  
ごくりと唾を飲み込んだ  
サンの寝そべっても形が崩れない若い乳房の頂きにアシタカの胸板が触れた  
 
「う・・ くる」  
 
サンは目を瞑り、顔を横に背けた  
アシタカのしなやかで厳つい体が、サンの胸をむぬぅ・・と押し潰し  
少年の硬い腹筋と少女の柔らかい腹筋がみちっ・・と圧着した  
 
「く・・ 重い・・」  
 
アシタカのがしりとした体が、エボシより二回りも華奢な体を包み込んだ  
サンの背けた顔の目のすぐ下にアシタカの鎧のような肩が見えた  
短い髪がアシタカの鼻息を感じていた、サンの髪の匂いを嗅いでるのだ  
 
「きつくしたらだめだよアシタカ、あくまで優しくね  
 そのまましばらく、じっとしておいで」  
 
アシタカの表面に塗られた媚薬がサンの身体にも浸透していく  
自分にかけられてる体重がじんわりとした温かさへ徐々に変化していく  
みっちりと身体を預けあって動かない二人の肌がじとりと汗ばみはじめる  
 
「・・・エボシ殿とは違う・・サン殿の髪のにおい・・・」  
 
エボシが尋ねる  
 
「どんな匂いがする?」  
「・・・若葉のような香り・・・」  
 
サンがそれを聞いてきつかった表情をほんの僅か緩める  
つくづくキザな台詞に対する免疫がない  
やがて抱き合ってから幾ばくかの時が経ち、若者二人は交互に  
ふぅ・・という熱の篭った溜息をつき始めた  
 
((こんな・・ 肌がまるで・・ 溶けあわさってしまったよう・・  
  熱い・・ 芯から熱くなってきた・・・))  
 
サンは横目でエボシを見る、あきらかに彼女に抱擁を催促する目  
それをわかったうえでエボシはアシタカに合図を送る  
アシタカはむくりと顔を起すと横を向いてるサンの顔のほうに近づけてきた  
 
「ん!いやだ!いやだ!」  
 
サンは口付けされまいと余ってるほうの手で口を覆い  
迫ってくるアシタカの唇を頭を左右に振りながら拒否しまくる  
 
「アシタカ、あとにしな」  
 
エボシの指示に行動で示すアシタカ、  
狙う方向を変えると、逃れようのないサンの首筋をアシタカの口は捕らえた  
 
「ん!・・」  
 
ぴくん!と反応するサンの首筋をアシタカの口と舌がぬず〜と舐めながら  
鎖骨へと降りていく  
エボシに仕込まれた女を扱う技、その手順はまさしくエボシがサンにさんざん  
施してきたことそのままであった  
 
「う! うぅ!・・」  
 
エボシより荒削りながら早くもサンの身体はぴくぴくと反応させられるのだった  
サンの片方の手は相変わらずエボシに握られたまま、アシタカの手と口が  
サンの体に己の匂いをつけていく  
 
「うぅ!・・ん」  
 
一際大きく跳ねるサン、彼女の感度抜群の胸にアシタカの手が触れたのだ  
大きさだけは立派な幼い胸に最初柔らかく被せ、掌に当たる感触を  
確かめたあと強く鷲掴みにしてきた  
サンの乳房にアシタカの指が食い込み、エボシにするのと同様、搾るように  
むにむにと揉みしだく  
 
「んん!! いたぁ!!」  
「アシタカ! もっと優しくといったろ!」  
 
アシタカは手は一瞬止まり、まだ育ちかけの胸に相応しい揉み加減に変化した  
もみ・・もみ・・もみ・・もみ・・  
アシタカの手垢をなすりつけられるように揉まれるサンの胸  
 
「ん・・ ふぅ・・ うん・・」  
 
そっぽを向いて手で口を覆ったままサンは艶っぽい声を発してしまう  
そうしてるうちにサンの可憐の胸の頂きに、熱い鼻息がかかったと思うやいなや  
くぷりとアシタカの唇に摘み取られた  
 
「ん! ふぁ!!」  
 
上半身で一番敏感な個所への甘美な刺激にサンの若い身体はまた一段と大きく  
仰け反る、アシタカはエボシにするのと同じ要領をこの初々しい山頂に施す  
ちゅぱちゅぱ、むぐむぐ、ほどよい加減でしゃぶられ、  
サンもまたエボシにされてる時同様、アシタカの口の中で青い乳頭をびんびんに  
立ち上がらせて悦びを表した  
アシタカの指は乳首への刺激がどれほど下半身に伝わっているか、サンの股の  
付け根へ伸びていく  
これも毎度エボシにされてるのと同じ行動、そして普段ならここで軽く天国をみる  
 
「この子はまだ未通女だから、指は爪より深く入れたらだめだよ」  
 
アシタカのサンの股座で狙いをつける指が止まる  
ここで普段と異なる動きにサンのほうがもどかしさを募らせることになった  
 
アシタカの愛撫は続く、サンの柔らかい腹筋にことごとく唾液と手垢の線を引き  
呼吸で微かに収縮する臍をこちょこちょと穿る  
 
「ん・・ ひ・・」  
 
くすぐったげに腹をよじるサン、アシタカはそのよじれた腰の線伝いに舌を走らせ  
サンのまだまだ発達途上の骨盤を愛撫した  
さらにくすぐったげな表情と仕草を行うサンの太ももに手が掛かる  
がしりと捕まれ、よじれた身体をまっすぐに修正された挙句、軽く開かされる  
アシタカの眼下にサンの恥丘  
髪の毛と同じ深緑色の柔らかい恥毛がアシタカの鼻息でそよぐ  
((・・股を・・ 舐められる・・))  
顔を背けたままでも股間にかかる熱い息で、今まさに一番敏感な場所に  
食いつかれようとしている雰囲気がぞくぞくと伝わっていた  
やがて、ぴとりとアシタカの唇に覆われるサンの蕾  
ぴく!と肩を震わせたものの、嗚咽はどうにかこらえる  
アシタカの舌が伸びてきて陰唇をくすぐりだす  
 
「ん!・・ んん!・・」  
 
どっ!と汗を吹き始めるサンの肌、柔らかな花弁をざらついた感触にまさぐられる  
快感に太ももの内側がわなわなと震え、股の間に取り付いたアシタカの頭を  
どけようと無意識のうちに己の口を塞いでいた手を伸ばす  
頭に触れてるサンの手など気にもとめず、アシタカの舌はサンの豆を捕らえた  
 
「ん!! ああ!!」  
 
遂にこらえ切れず、大声をあげるサン  
ちゅぷ・・ぬぷ・・ アシタカに啄ばまれるサンの豆  
 
「んは!・・ いや!・・ あぅあ!・・ だめだぁ!!」  
 
青い身体をぴくぴくがくがくくねらせながら鼻水と涎を滲ませて善がるサン  
エボシの調教が染み渡った身体はもはや自分の意志ではどうにもならない  
湿り気を帯びていたサンの蕾がじんわり開きながら露を垂らし始めていた  
((・・・ああ・・ また・・これだ・・ また、おかしくされる・・  
  いつも・・いつも・・・ エボシに・・されて・・・))  
アシタカの舌がサンの薄く開いた蕾の中へ侵入した  
じゅる・・ちゅる・・じゅるる・・  
男の口に初めて試飲されるサン  
己の中から湧いた露とアシタカの唾液をその場で混ぜ合わされ  
サンの花弁から股の内側全体をびちゃびちゃに浸していく  
溶けそうなほどの快感にサンの目が空ろになりはじめ、切なげな息を口と鼻から  
頻繁に吐き捲くる、サンの全身がいよいよわなわな痙攣しだす  
((・・・くる! ・・・あれがくる!!  
  あ!・・ うあ! ・・だめ! ・・いや!   
  う!! うふ!! う!!・・・))  
べったりと咥えつかれて執拗に貪られるサンの身がぎくん!と大きく撓った  
 
「う!ふあああああ!!!!」 ぷっしゃぁ・・・  
 
アシタカの顔はサンの甘い噴水ででろでろに塗れた  
 
実に気持ちよさげな表情を浮かべたまま、ぴく・・・ぴく・・・とひくつくサン  
足元でぴちゃぴちゃ・・不審な水音がするので何げなく目をやる  
サンの潤んだ瞳に、アシタカの男根を口に含んで湿潤させるエボシの姿が映った  
視線を感じたエボシの目がサンと目を合わせる  
”ほんとうはおまえの役目だよ”・・・エボシの目がそう語っていた  
尺八を受けてるアシタカの顔、サンの噴出した潮水でべとべとにさせたまま  
実に気持ち良さそうな表情を浮かべている  
サンはいまだ余韻の抜けない空ろな目を横に逸らした  
 
「それじゃ、アシタカ  
 ゆっくりとサンを女にしてあげな」  
 
((・・・女になる・・ 牡と交尾する・・・))  
サンは横を向いたまま目を瞑った、すっかりいかされた体はもはや何も  
抵抗する力はない、その汗に塗れた身体の上をアシタカの体の影が今一度  
覆っていく  
最初と違うのは、男の手に脚を掴まれ、体を覆われると同時に左右に  
広げられていっていることであった  
 
サンの柔軟な脚が目一杯広げられ、露でしとどに濡れた処女の蕾が余すところ  
無くアシタカの眼下に晒される  
その薄桃色の柔らかい花弁の真ん中に、これまでサンの知らない感触が  
びと・・と当てられた  
((・・・固くて・・少し熱い・・))  
何気なくサンは顔の向きを180度変えてエボシのほうをみた  
エボシはサンの手をしっかりと握り、目で安心するように呼びかけていた  
 
「サン殿・・ では参る」  
 
頭の上から声が降ってきた途端、固くて少し熱い物がぐっ・・とめり込んできた  
股にかかる圧力に、”ん・・”と声を絞り出し、サンの呼吸が止まった  
同時に固い圧力は鋭い痛みをサンの神経に伝えはじめた  
 
「ぐぅ!!・・・」  
 
処女痛に顔を顰めるサン、エボシが合図してアシタカの体は一旦抜け出る  
そして再び挿入、アシタカの男根はぐぐぅ・・とサンの体をもう一段深く割る  
 
「ひ! ぐぅぅ!!」  
 
さっきよりさらに眉間に皺をよせるサン、処女膜を貫かれたのだ  
またアシタカの体は抜け出ていき、サンの体からも力が抜け、  
ほぉ〜と溜息を吐く  
抜き出されたアシタカの男根は血を巻きつけており、サンの目にいくらか涙が  
滲んでいた  
”もお、いやだ・・”エボシに目で訴えるサン  
エボシの優しげな視線と断固とした口許が変化することはなかった  
 
「もう少しだよサン さあアシタカおやり」  
 
はあ・・はあ・・と荒い息を吐くサンの体の上をまたしてもアシタカがずり上がる  
((・・また、体に入られる!・・・ う!!))  
固い圧力にずる!と体を抉られる感触がまたサンに来た  
息が止まるサン  
興奮した息を吐くアシタカの身体がサンの体を一気に割っていく  
 
「う!! ぎぃぃぃ!!!」  
 
歯を食いしばり、エボシの手を握り返すサン、体を反らせ上に乗ってる者を  
跳ね飛ばそうとする、しかしアシタカの腕はびくともしない  
がしり!と組み敷かれ、サンの体の穢れない柔らかな部分を、  
アシタカの体の血走った固い部分がことごとくその形に抉り、貫いていく  
 
「つ!・・ は!・・ぁぁ・・」  
 
やがて、サンの産道は子宮の手前までアシタカの陰茎の形が彫り込まれ  
アシタカの陰嚢とサンの陰唇がぺとりと接着した  
遂に肉体の深い結合に至ったサンとアシタカ  
どく!どく!とアシタカの牡の脈打ちがサンの牝の内部をも震わせていた  
 
「おめでとうサン、これでおまえも一人前の女だよ  
 さあ、存分に愛し合うんだおまえ達」  
 
かつてあれほど嫌っていた人間の男ととうとう番いとなって、交尾の  
状態に入った  
・・・心は山犬、体はしょせん人間・・・  
エボシに身を可愛がられても密かに必死に己に言い聞かせてきた  
余り深く考えず、今回も外に出たい一心で引き受けてしまった  
・・・私の体などどうなっても関係ない、  
  外にさえ出られれば、出られさえすれば・・・  
 
甘かった  
そんな考えなど吹き飛びそうなほど、男の体は固く熱かったのだ  
己の体内での雄々しい脈打ちがズキズキと全身から心まで震わす  
心根まで人間に染められそうな予感にサンの心は打ち震えた  
((・・く・・やしい・・・))  
ぎゅう〜とエボシの手を力一杯握りながらサンは大きな瞳に涙が滲みそうに  
なるのを堪える  
しかし、ひっくひっく・・と歯の間から嗚咽を漏らすのは止められなかった  
 
媚薬の所為か、サンが感じやすいからか、結合したアシタカの体と馴染んで  
いくのが異様に早い  
鋭い処女痛は、じ〜んとした熱い痺れに変化していった  
 
やがてアシタカの体はサンの体を愛しはじめた  
サンの肉体はアシタカの肉体と繋がった状態で揺れ動きはじめる  
横を向いたまま悔しげにしゃくりあげるサンの体からエボシとしていたのと  
同じ要領で、ずっずっ・・と肉の擦れ会う湿った音を立てさせる  
 
「どうだアシタカ? この子の体」  
「・・・異様に・・せまい・・・」  
 
サンの体はエボシに比べ、固くきつかった  
道を通されたばかりの未熟な襞がアシタカの怒張した粘膜と噛みあう  
 
「ゆっくりと開墾してあげな あんたのものだから」  
 
平行に向かい合うアシタカの体とサンの体が律動よく揺れる  
ぱん! ぱん! ぱん! ずぅぷ ずぅぷ ずぷぅ・・・  
威勢良く打ち合う十代の瑞々しい肌、一人前に交接の水音を立てる早熟な性器  
サンの意思とは関係なく湧き出る愛露が、中を我が物顔で行き来するアシタカの  
男根を潤わし二つの肉体の摩合を助けていた  
 
片方の手をエボシに握られ、そっぽを向いたままサンの体はアシタカの体と  
性交を行っていた  
ひしゃげた蛙のように広げられたサンの脚の間をひたすらアシタカの腰が  
打ち込み続ける  
・・ん・・ ん・・  
押し殺したような溜息が時折二人の口から漏れる  
いつしか汗びっしょりになるアシタカの体、元より汗だくのサンの胸の上に  
ぴちゃぴちゃと飛び落ち、揺れ弾む乳房がそれを跳ね返して霧にする  
むせ返るような若々しい汗の匂いが狭い部屋に充満していった  
 
ぱぁん! ぱぁん! ぱぁん!   
二つの肉体の交接する律動の間隔が次第に速く狭くなって行く  
アシタカの体がサンの体を折れそうな勢いで打ち抜く  
初めての性体験であるサンは苦しそうな表情を浮かべ、エボシの手を  
またきつく握る  
 
ずずぅ ずずぅ ずずぅ・・  
「ん! ん! ん!・・」   
 
一段と激しさを増す水音とくぐもった熱い吐息  
サンは、自分の中を蹂躙するものがより固く太く熱していくのを感じていた  
それが自分の胎の奥を突き上げる度に息の根を止められる  
横を向いているサンの顔、耳のすぐ上で聞こえるアシタカの息吹はまさに獣  
そのもの  
 
「うっぐ! あがぅ! はぐぅ!」  
 
舌を噛みそうになるほど揺らされるサン、もう疲れきって痛みに耐える気力も失せ  
がくんがくん肌を波打たされながら意識が白くなりはじめた次の瞬間、  
アシタカの腕がサンの腰のくびれをがしり!と掴んで持ち上げ、同時に己の腰を  
逸らせてこれまでで最高にきつく突き上げた  
めり込むように圧着するアシタカとサンの腰、”んぬ!!”というアシタカの  
低い唸りと共に、縺れ合う縮れ毛の奥で隙間なく密着された性器がぶるぶると  
戦慄きはじめた  
アシタカの体がサンの体に精を射ち始めたのだ  
どくん! どく! どく・・  
サンの、子を宿す場所めがけて威勢良く放つ脈打ちが彼女の精神に伝わる  
((・・・あつい・・・))  
今まさに人間の牡の種を受けてることをひしひしと感じとっていた  
 
アシタカの体は陰嚢の中身を存分にサンの膣内に放出すると、  
力尽き崩れ落ちるように、半ば放心しているサンの体から退いた  
交尾を解かれても脚を閉じることも出来ぬサンの体の中に残る熱い疼きと熱い滾り  
疼きはじわりと忘れられぬ思い出となり、滾りはどろりと白く泡立つ涎となって  
女となったばかりの膣口から溢れ落ちた  
 
(つづく)  
 

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル