「エボシ様、なんでございましょうや?」  
「ゴンザ、そなたを男と見込んで頼みたいことがあるのだ」  
 
ワラット衆の元頭目ゴンザ、大食漢の馬鹿力、  
このタタラの山へ来るより以前からエボシとは主従の関係にあり  
彼女の一の配下を自認する、最後の一人になろうともエボシを守り抜くことを  
誓う彼であったが、しかし残された糧食が少ないことに気をつかう日々でもあった  
 
「あら?あんたもう食わないのかい?  
 その図体じゃ持たなかろうね」  
「何をぉ? 武士は食わねど高楊枝じゃい  
 がっはは・・」  
 
村の女相手に強がりながらも湖の水をがぶ飲みしてる姿を何度も  
見かけられていた  
お陰でこの二月余りで頬はこけ、顔色がすこぶる悪い  
 
「あんたにここを出て行って欲しいのさ」  
「うぐ・・ そんな、わしにとうとう愛想がつきやしたか」  
「話は最後まで聞きな、それでやってもらいたいことがあるんだ」  
「は? なんでやしょう」  
「用事は三つ、特にその一つはちょいと手間と危険が大きい」  
「とんでもござんせん! このゴンザ、エボシ様の頼みとあらば  
 例え火の中、水の中でござんす」  
 
エボシは三つの用事について説明をはじめた  
 
 
 
「・・というわけだ、一応、書いたものを持たせるから  
 どうだい? やってくれるかい?」  
「もちろんでさ! 危ねえ仕事もまさにわしならでは!  
 やり遂げてみせますぞお・・」  
 
ぐっと腹に力を入れた瞬間、ぐぅ〜・・とゴンザの胃が鳴った  
エボシはくすっと笑うと背後から大盛り飯とおかずの載った盆を  
出してきた  
 
「においで気付いてただろ? ほらお食べ」  
「いや、しかし・・・貴重な飯で」  
「いいんだよ、腹が減っては戦は出来ぬと言うじゃないか  
 気にせず召し上がれ」  
「へ、へい・・それじゃ・・」  
 
息もつかずに久しぶりのまともな食事にがっつくゴンザ、  
瞬く間にたいらげ、げっぷを吐いた  
余りの食べっぷりに思わず呆れるエボシであった  
 
「さてゴンザ、食後の一服にちょいと揉んでやろ、もそっと傍へ」  
「・・・」  
 
ゴンザは勝手に意味を察し、聞こえない振りをして立ち退いた  
倭寇の頭目の女房だった過去を持つエボシ、その頃の配下の一人が  
ゴンザであった  
腕っ節ばかり強くて、海賊のくせに泳ぎも出来ず、うだつのあがらない彼に  
唯一優しく接してくれたのがエボシであった  
ゴンザはエボシに惚れていたが、あくまで自分の頭領としてであり  
凛として皆をまとめ、毅然と敵に立ち向かう彼女に惚れているのであって  
遊女のような彼女を見たくも知りたくもなかった  
 
彼は、エボシがアシタカに何をしてるか当然知っていた  
海賊あがりとは思えないほど根は純情で生真面目な男にとって、  
それでも尚認めたくない一面であった  
 
「エボシ様、わしは・・ エボシ様はわしのような者が抱ける女じゃありやせん」  
 
ぐっと口を結んで、両手拳を握ってそっぽ向いたまま、まんじりともしない  
ゴンザに言い聞かせるようなエボシの声が背後から降りかかる  
 
「何をわけのわからないことを言ってるんだい  
 いいからここへ来てお座りよ」  
「エボシ様・・」  
「あっはは!  
 何勘違いしてるんだい? 私にだって選ぶ権利てもんがあるんだよ  
 馬鹿言ってないで、ここにきて横になりな  
 推拿の技を披露してやろうって言ってるんだ」  
「・・へ? すいな?」  
「白拍子の頃、ちょいとかじったことがあるのさ  
 あんたときたら、ここのところ顔色は悪いし、猫背だし、  
 大仕事の前に調子整えてやろうと思ってね」  
「そうでやしたか わしとしたことが、とんだ大間抜けだ」  
 
ようやく強張った表情を崩し、摘まれたような顔で頭を掻きながら、  
エボシの指し示す位置に座り、横になろうとする  
 
「ほらほら、横になる前に脱ぎなよ」  
「え? 推拿は別に着たままでも・・」  
「口数の多い男だね   
 流儀というやつだよ、わかったら四の五のいわずにさっさとやる」  
「へえ・・・ 下もですかい?」  
「全部だよ、褌一丁になりな」  
 
何となく合点がいかない気がしながらも、勢いに乗せられて裸になるゴンザ  
口で器用に片方しかない腕を捲くりあげるエボシの前に柄にもなく照れ臭そうに  
身を縮めてでかい体を横たえた  
 
「でかい図体してて、女みたいにしてんじゃないよみっともない  
 もっと堂々としてな」  
 
「あいっ!・・てててぇーー!!!」  
「ほら、我慢しな 痛みの先に喜びがあるんだよ」  
 
ゴンザが何やらごりごりエボシの掌で揉まれ悲鳴をあげている  
エボシ曰く姿勢が悪いので背骨が曲がってるとのたまう  
肩の筋肉のツボを掌で押され、円を描くようにぐりぐりごりごり  
激しい痛みであるにも関わらず、何故か抵抗できず、力も入らない  
まさにされるがまま  
 
「ん?・・ なんだか・・」  
「どうだい? 楽になってきたろう?」  
 
痛みが麻痺して妙な心地よい感覚に変わり、厳つい顔にのぼせた表情が浮かぶ  
が次の瞬間、肩甲骨の隙間に手指が押し刺さってきた  
 
「うっ!・・ごおおお!!」  
 
油断したゴンザがまた歯を食いしばる、エボシは構わずぐりぐり挿し捲くる  
一方が終わってもう片方、同じ目に合わせる  
 
「なんとも、虐め甲斐があるねえ」  
 
エボシは楽しげに口を歪めながら、ゴンザの太い腕の筋肉に沿ってぐりぐり  
坊主頭の頭蓋骨の線に沿ってぐりごり、馬乗りになって腰を、骨盤を、  
思い切りごりごり  
ゴンザは最初激痛に絶叫しきり、やがて沈静して心地よさを感じてぐったり  
 
「お・・ おぉ・・ どうなってんだ・・ 力がはいらねえ」  
 
すっかり腰が抜けたゴンザは、だらしなく陸にあがった鯨よろしく身動き  
取れずにうつ伏せのままエボシの眼下に転がっていた  
しゅるしゅる・・ 頭の後ろで帯を解く音、衣の擦れて落ちる音が続け様に響いた  
 
「さて、表にかえすよ」  
 
ごろりと仰向けにさせられるゴンザ、上を向いた瞬間、配下の男の眼は  
見開かれた状態で瞬きがとまった  
見慣れたいつものエボシの顔の下にいつもの衣はなく、かつて見たことも無い  
慕い続けてきた女主人の真実が余すことなく晒されていたのだ  
 
想像を超える大きさの二つの膨らみ、抉れたように細い腰、縦長の綺麗な臍、  
安産型の形のいい尻、すらりと長い脚  
そして、その付け根に広がる卑猥な森と微かに覗く女の花園  
極端な瓢箪体型を包む真っ白な肌に一点毒々しい色を添えていた  
 
「エ! エ! エ!・・ボシ様! こ!これは! 話がちが!・・」  
「何うろたえんだい、女の裸くらいで  
 もうあんたは俎板の鯉なんだから、全部私に任せときな」  
 
狼狽する配下男の脇にすとんとしゃがみ込むと、ばっと腰から褌を取り去った  
そこにはエボシでさえ眼をむくほどの巨大な男根が半立ち状態で  
ぶら下がっていた  
 
「すごい・・ まるでディダラボッチだね」  
「え・・エボシ様・・ やめてくだされ」  
 
口ではそう言いながらも、余りにも豊かなエボシの乳房からまったく眼が  
離せないゴンザ  
あの時・・シシ神を殺した直後、モロに腕を食いちぎられた彼女を背負い  
必死に山を駆け下りた  
走るたびに背中にぴたりと密着して揺れ摩る柔らかな感触  
衣越しとはいえ、首のすぐ脇から漂っていた彼女の芳香も手伝って  
思わず股間が熱くなっていたものだ  
その遮るもののない実体が今、目の前腕を伸ばせば届く位置で揺れていた  
 
「あの時は感謝してるよ、今までろくに礼らしいこともしてやれなくて  
 本当にすまなかった」  
「お待ち下せえ、それを言うならアシタカはなぜ・・」  
「そなたは私を第一に考えてくれる、あやつは違う  
 本来ならね、好きにさせればいいんだろうけど、問題はもののけ姫だ  
 あの娘がこの山にいる限り、結局はアシタカと反目しあうことになる  
 放逐できないなら傍に縛り付けるしかないじゃないか」  
「エボシ様・・」  
「ひどい女だと思うか? 私は私なりのやり方、考え方で人の輪を築く  
 アシタカはそなたも思うように恩人でもある、殺すわけにはゆかぬ  
 この先、あやつは私を憎むだろうが、なるべく犠牲を少なくするには  
 これしかないのさ」  
   
エボシはゴンザの腰の上に跨り、ぐっ!と巨大な男根を握った  
思わず、”ぬお!”と声をあげ眼を細める、その顔をエボシが覗き込む  
 
「そなたとより強固な信頼関係を築きたい、その為に今、契りを結ぶ  
 先に私がそなたを擁こう、次にそなたが私を擁け」  
 
エボシは相手の返答を待たずに握った男根を扱き始めていた  
ゴンザは情けない声をあげるのが精一杯  
 
「うお! おぉ・・」  
「ふふ・・ 益々大きくなるねえ」  
 
エボシは握り込んだゴンザの男根に顔を寄せた  
女主人の紅い唇が左右に裂け、長い舌が配下の男の先端めがけて伸びる  
 
「あ!・・あぁ、エボシ様! そんな真似!・・したらいけねえ!!  
 したら、いけ・・ うほぉ!!」  
 
ゴンザの男根がエボシの口に捕えられた  
しっかりと手で握り込み、べろり・・ れろり・・と舌を縦横無尽に走らせる  
びくびく!ぎんぎん!握ったエボシの指を弾かんばかりに戦慄き、さらに肥大化  
していく  
 
「う!おおぉ・・」  
「ふふゴンザ・・どこまで大きくする気だい?」  
「ぐうぅ! えぼし・・様ぁ・・」  
「玉まで特大だね、この男は」  
 
女の手首ほどに肥大化したゴンザの男根、尚もエボシの舌が巻きつき  
竿から睾丸までまんべんなく唾液をまぶしていく  
両方の玉を唇で吸うように噛み解しながら、舌でころころと玩んだ  
 
いよいよ堅く太く、天を向いてびきびきと戦慄きだすゴンザの男根  
エボシの舌が陰嚢から膨らんだ青筋に沿うように亀頭目指して這い登る  
 
「ふうー! ふふぅー!」  
 
すさまじい鼻息を立てて快感に耐えてる配下の顔をちらりと流し見たのち  
女主人の真っ赤な唇は亀頭の先端にぷちゅっと口付けした  
そしてあんぐりと口を開けながら呑み込み始めた  
 
「お!があぁ!!」  
 
顎が外れそうなほど口を大きく開いて頭を振るゴンザ  
エボシも余りの太さに目一杯口を広げ、尚呼吸がしづらく眉間に皺が寄る  
端正なエボシの顔が、こちらも顎が外れんばかりに縦に伸びて、ぐぶぐぶと  
ゴンザの巨根を口に含んでいく  
 
「・・ふぅ とてもじゃないが・・ 全部は無理だわね・・」  
 
そんじょそこらでは拝めない見物に興味本位で咥えついてみたエボシだが  
喉奥まで呑んで、まだ余りあるのを確認すると、数度口腔で扱いて、  
ぐぽぉ・・と糸を何本も引きながら唾液で濡れ光る巨根を吐き出した  
早くも汗だくのゴンザの顔の上に影が差す、エボシが跨いだのだ  
ゴンザの目の前に歳相応に濃い森に囲まれたエボシの女の部分が晒される  
 
「さ、ゴンザ あんたの口でほぐしておくれ」  
 
ゴンザの顔がかぁーっとまるで茹でた蛸のように赤くなる  
山で彼女を背負っていた時にふんわりと漂っていた芳香どころではない  
におい立つ女の色香が否応なしに鼻を中を通って脳天までくすぐる  
 
「はぁ・・ はぁ・・ えぼしさま・・ ええにおいじゃぁ  
 ほ、ほんとに・・ 舐めちまって?・・」  
「今更、なんだい? さっさとやっとくんな」  
 
そういってエボシは、くいっと尻をひねって見せる  
ゴンザの頭の中で理性が弾ける、本能のままにおずおずと大口を開け舌を伸ばした  
剥き出しの女主人の股をべろりべろりと奉仕し始める配下の男  
 
「おぉ・・」  
 
ざらついた感触に思わず感嘆するエボシ  
より腰を落として、遂にゴンザの顎に腰掛けるまでにしゃがみこむ  
ゴンザの大口は待ってましたとばかり股座に咥えついてきた  
ぬぞぞぞぉ・・ 男の平べったい大きな舌が陰核から陰唇全体を舐めずり回す  
 
「んふぅ・・ そう、その調子  
 これから、おまえさんのこいつをここに収めんだから・・・」  
 
幅広の舌がすぼまって遂に膣の中まで潜り込んで来た  
くぅ!・・とエボシは鋭く唸って俯く  
エボシの眼下で唾を飛ばして己の股を入念に坊主頭が舐めほぐしている  
エボシの膣穴はじんわりと緩み、奥からじゅわじゅわ溢れさせはじめた  
ん・・ ん・・ んぐ・・んぐぅ・・  
ゴンザは喉を鳴らしてエボシの濃密な蜜を馳走になっていた  
 
「あ・・ふ・・・」  
 
男に啜られる快感にエボシの女にいよいよ火がつき始める  
 
エボシは坊主頭をさわさわと撫でてやり、股に咥えついた男の口から離れて  
立ち上がった  
膝立ちのまま後ずさりしながらゴンザの怒張が待ち受ける腰に移動する  
 
「エボシ様・・ ほんとに・・ ほんとに・・ やっちまうんですかい?  
 こ、こんな、拙者でよろしんですかい?・・・」  
 
エボシはにこりと温かい笑みをもらした  
 
「ゴンザ、長いつきあいじゃないか  
 何かというと、助平な面して私を閨に引き込もうとする輩ばかりの中で  
 あんただけだよ、それをしなかったのは」  
「エボシ様・・・」  
「私のほうから誘ってるんだ、据え膳食わぬは男の恥  
 この私に対しても恥をかかせるつもりかい」  
 
そこまで言うと、もはや問答無用とばかり、エボシはぐっと己の涎塗れの男根を  
掴み、ゴンザの唾塗れの己の女陰に宛がった  
共にだいぶ熱く、触れた先からその熱が互いに伝わる  
 
「うおぉ・・ エボシ様・・ 先があつう・・・ござる・・・」  
「ゴンザ、ひとつになるよ」  
 
そろりと腰を落とすエボシ、  
ゴンザの固い穂先がエボシの柔らかい口をめり・・とひしゃげるように広げ  
互いの熱の伝わりが一層強くなった、いよいよ繋がり始める女主人と配下の男  
 
「く!・・」  
 
あまりの太さに顔を顰めるエボシ  
しかしこれを全て体内に収め切った時の感覚を想像すると、旺盛な女の冒険心は  
さらに腰を落とすことを躊躇できない  
めりめり・・ずっ!ぷ と、大きく膨れたカリをどうにか呑み込む  
ゴンザの巨大な亀頭の幅に歪に広がったエボシの膣口、早くも互いにひしめきあう  
 
「うごぉ! わしの先っぽが! エボシ様に・・ はいったぁ!」  
「ふぬぅ・・ なんたる・・太さ・・ さ、さあ、まいるぞ!」  
 
痛さと心地よさを入り混じらせながら、エボシの腰はさらにさらに降下する  
ぬちぬちと抉り込むようにゴンザの男根はエボシの産道に呑み込まれていく  
 
「ふ!ごおお・・きっつい  
 わしのが・・ エボシ様にぃ・・ 食われて・・く」  
「か!・・ は!・・ いきが・・とまりそぉ・・」  
 
二人とも顎を反らし歯を食いしばりながらみしみしと繋がっていく  
エボシは少し腰を浮かせては、ぐぐっ!と思い切って沈み込ませ、太さに己の  
産道がなじむの待って、また浮き沈む  
これを繰り返しながら、互いの器は食い込みあうように奥へ先へと結合を  
深めていく  
 
「あと・・少し・・ もう一息で全部・・・はいる」  
 
エボシは苦しさと興奮の入り混じった息を鼻から吐きながら、豊かな尻を浮かせる  
ずるり・・と生々しい色の膣肉が巨大な肉の幹とともにはみ出す  
そして、ずぷぬぅ!・・と肉と肉の軋みあう音を立てて最後の沈み込み、  
はみ出していた膣肉と共に肉の幹は根元まで呑み込まれた  
恐ろしいことにこの異形の巨物を女の膣は一分残らず収め込んでしまったのだ  
 
「は! ふ・・ぅ 入り・・きった  
 ごん・・ざ みるが・・よい 我ら・・ついに・・ひとつに・・・」  
「おおぉ・・ あつい・・ えぼし様の・・中 やける・・ようじゃぁ」  
「あぐ! まだ、動くでな・・い こなれるまで・・・ しばし・・  
 かぁ・・ すごい ゴンザと私の胎ん中・・ 勝手に食みあって・・るよ」  
 
肩で息を弾ませ、互いの脈打ちを感じながら慣れるのを待つ  
その間の余興として、エボシはぐぅぅと上体をゴンザの胸板の上に倒し込んできた  
驚いたように目を丸くするゴンザの頭を引き寄せ、エボシの真っ赤な唇が  
男の厳つい口に重ねられて来た  
 
「んん!・・ えぼ・・し・・しゃま」  
 
重ね合った口の中でエボシが囁く  
 
「・・・ごんざ・・ われらは本物のめおとよりも・・ ふかく・・あつい・・」  
 
エボシの長い舌がゴンザの幅広い舌にじゃれついて来た  
ねちねちと絡ませあい唾液を混ぜ合わす  
紅い大きな口と、厳つい大きな口がへばりつくように接吻を交わし続ける  
永遠に手に入れることなど出来ないと思っていたエボシの体と唇  
ゴンザにとってきつく締め付ける下半身も、甘い息を喉に吐き捲くる顔も想像で  
汚すことさえ憚られる神々しい存在であった  
他の男達とどれだけ関係を持って来たかなぞ関係ない  
 
((なんと! なんということじゃ! わしは・・わしは今!  
  えぼしさまと・・ えぼしさまと、交わっておるんじゃぁぁぁ!!!))  
 
ゴンザは夢中でエボシ御前の唇を吸った、白い歯をこれでもかとばかり歯茎まで  
舐め回し、ごくごくと喉を鳴らして唾液を馳走になる  
だらだらと溢れた涎が互いの顎から首筋を濡らしていた  
興奮の度を高める女主人と配下の男  
むっちりと圧着した豊かな乳房と分厚い胸板の隙間に汗の雫が溜まっていく  
につれ、痺れるように痛痒い繋がった下半身の奥が次第に馴染んでいくので  
あった  
 
ずず・・・ ずずぅ・・ 仰向けに寝る大男の腰の上で妖艶な女が乗り  
しきりに腰を上下左右に振っていた  
 
「う・・おおぉ・・ えぼしさま・・」  
「く・・ うふぅ・・」  
 
荒馬の腰に乗って揺れるエボシ、白い腹の奥を深々と下から貫き通された  
巨魔羅は手馴れた彼女にとってもこれまでで最も大きな熱の芯、  
ゴンザの巨物は主人の女の火戸を目一杯広げて占拠していた  
幾らか馴染んだとはいえ、動く度、かつてない圧力がエボシの全身を揺さぶる  
左右に振れば骨盤に響き、上下に振ってずずん!と打ち込まれると  
内臓が痺れ、脳天まで振動が届いた  
 
「うくぅ・・ なかなか・・・手ごわいよ・・これは」  
 
ゴンザにしても、実のところ、この大魔羅は花街でも持て余し続け  
見せただけで悲鳴を上げられて逃げられるか、豚か牛かも区別のつかぬような  
大柄の百貫醜女が相手となるのが精々であった  
これほどの器量の女とまぐわうのは、人生始まって以来のことであった  
しかもそれが、慕いに慕い続けたエボシ御前  
今まさに己の嫌われ者の大愚息をその身一杯に包み込んで、愛であげて  
くれてるのである  
じんじんと伝わる主人の胎中の温もりが心の底まで熱くする  
 
「お・・おぉ・・ えぼしさま・・ わしは・・わしは、かん、  
 感激ですじゃぁ!!」  
 
そうしてる間にも、一層二人の体が馴染んでいく  
一突き毎にゴンザの太さが苦しみから快感へと変化していく  
緩慢な動きでは、エボシのほうが先ず退屈になっていった  
 
「ゴンザ、あんた下から・・ 動けるかい?」  
「ふぅ・・ ふぅぅ・・ は!はいぃ! やって・・みやす」  
 
単純にエボシの中の濡れそぼって、熱く締められる感触だけで感無量の  
ゴンザであったが、主人の求めには応えないわけにはいかない  
配下の男は淫らな女主人の股のど真ん中めがけて、えいや!とばかり己の腰を  
打ちあげる  
 
「は!ひゃ!・・」  
 
力まかせの突入に、ずずん!!という烈震が体に走り、エボシは舌を噛みそうな  
声を発した  
やや辛げな表情を浮かべながらも目で続けるようゴンザに合図を送る  
 
「うお! ぬおぉ!」  
 
ずずん!! ずちゅうん!! ゴンザの腰が下から鐘をつくようにエボシの股を  
叩き、配下の肉金剛棒は柔襞の参道を一気に抉るように突き込まれ、  
奥の院に当たって主人の身ごと押し上げた  
思わず悲鳴混じりの甲高い声をあげてしまうエボシ  
 
「あわ!・・ ひは!・・」  
 
どすん!どすん!という床の抜けるような音を立てて、激しい男女の交合劇が  
繰り広げられる  
汗塗れになって必死の形相で浅黒い配下の男が下から腰を突き上げる  
その度やはり汗塗れの白い女主人の肌が波打ちながら、その体ごと浮き上がり  
汗の飛沫を飛び散らした  
 
騎乗位で烈しくまぐわうエボシとゴンザ、配下の男は上に乗る女主人に  
求められるままに荒れ馬を演じ、その白い体を捏ね上げる  
豊かな乳房が撓みながら揺れ飛び、長い黒髪も乱れ飛ぶ  
ゴンザの極太肉棒に体内を抉られ、内臓を掻き回され、その痺れるような感覚に  
半分白目を剥きながら、エボシは善がり捲くった  
 
「あ・・ はぁ・・ きく・・ きくよ、ごん・・ざ」  
 
完全に淫らな本性に火のついたエボシは、いよいよ女の本領を発揮  
しようとしていた  
ぐっ、と産道を絞り、柔らかい襞が中に入り込んでる太いやつに絡みつく  
 
「お!・・うぉ!」  
 
カリの裏まで熱い襞に絡みつかれ、ずんと増した味わいがゴンザの全身を  
駆け巡る  
あまりの気持ち良さにしばし動くことを忘れ、大口開けて涎をひったらすゴンザの  
上体にエボシの上体が倒れ込んできた  
むっちりと圧着する男の厚い胸板と女の豊かな乳房、乳首同士がくりっと  
噛み合うように接した  
 
「うふふぅ・・ ごんざ・・ 本気で愛しあうよ」  
 
エボシは妖艶な笑みを浮かべながら、ゴンザの巨躯の上で身をくねらせ始めた  
むにむにと揉み合う胸と胸、擦れ合う乳首同士、固い腹筋と柔らかい腹  
ゴンザの出臍がエボシの綺麗な臍にすぽっとはまり込む  
そしてエボシは繋がった当初とは比較にならぬほど尻を上下に振りたて、  
膣内のゴンザ自身を締め上げ、扱き上げた  
 
「うお! うおぉ!!」  
「ふ・・ ふふふ・・ ゴンザ、気持ちいいかい?  
 さぁ・・ あんたも、しっかり・・ 腰を使っておくれ」  
「おおおお!!」  
 
ゴンザもいまだ力の入らない腕はそのままだらり下げたまま、  
腰だけ必死に動かし包み込むエボシの中を抜き挿しし捲くる  
ずずん! ずずぅ! ずぷん! ずぅっぷ!  
抜く度、エボシの膣肉がゴンザの男根に絡みついたまま食み出し  
挿す度、仲良く女の胎の中へ消えて行く  
エボシの尻の肉がむっちむっち乱れ跳ねる勢いでそれが繰り返された  
 
「はぁ! ごんざぁ! こわれそぉ・・」  
「うがぉ! わしは・・もぉ! えぼしさまの一部じゃぁ!!」  
 
派手な肉の擦れ合う音を立てて、いよいよ二人が蕩け合っていく  
エボシの中から掻き溢れた蜜液は二人の縺れ合う陰毛をぐしょぐしょに濡らし  
二人の太ももから尻までねっとりと淫らな光を広げていた  
 
「はぁ! あはぁ! いい! いいよ、ゴンザ!  
 いく・・ いきそぉだぁ・・」  
「お! おおお! えぼ! えぼしさま! でる!・・ でちまぁ!!」  
 
限界まで怒張したゴンザの男根がエボシの産道奥まで一際強く突き込まれ  
子宮の口をごりゅっ!と押して止まった  
”ぐおお!!”とゴンザは低く唸り、その次の瞬間、どぽぉっ!!という迸る  
感触がエボシの体の奥に走った  
 
「あ!ひあ!!!」  
 
エボシは鋭い嬌声をあげると、配下の男の射精を精一杯受け取るべく  
ぐんと身を反らした  
 
「ぐぉ! おぅ! えぼしぃ!さまぁぁ!・・」  
 
厳つい腕で女主人の腰を離さぬよう抱えてがっしりと己の腰に押し付け  
隙間無く密着したその奥で配下の男は何ら憚ることなく絶頂を味わった  
腰をがくがく震わせながら巨大な陰嚢の中身を存分に放つ  
配下の男が噴き上げる溶岩流のような灼熱のうねりが女主人の産道の奥で  
渦巻く  
 
「あ! あつ! すごぃ! あくぅ!!・・・」  
 
この最も熱の高まる瞬間を迎えエボシの体はぶるぶると震える  
 
「あぃ!!・・いひあああ!!!!!」  
 
すさまじい叫びを上げて、どっと力尽きるようにゴンザの上に倒れ込んだ  
うわ言を浮かべながら、ぴくぴくと小刻みに震えて絶頂の余韻に浸るエボシと  
ゴンザ  
精注を終えて萎えて尚、配下の男の男根は並以上に逞しく、女主人の産道に  
後戯の悦びを与えつづける  
 
「くふ・・・ ゴンザ・・  
 こんなことなら、もっと早く誘うのだった・・ はぁ・・・」  
 
配下の放った熱く粘った凄まじい量の液感が出口を塞がれ、己の胎奥で  
二人のけだるい鼓動に合わせてじんわりと過流する様に、空ろな視線で  
淫靡な舌鼓を打つ女主人であった  
 
幾ばくか時が経ちゴンザの腰からエボシはようやく立ち上がる  
どろどろ〜・・・ 解かれた結合の跡からすかさず主従の液の混合したものが  
大量に女の胎奥から溢れ落ちた  
 
ぽたぽた・・とゴンザの腹の上から脇の床までエボシの移動した通りに白い  
濁った道が出来ていた  
 
「ふぅ・・すごい量出してくれたもんだ」  
「エ・・エボシ様 申し訳ござんせん・・・」  
「全然、謝る事なんか無いよ  
 でも勘違いされたら困るよ、私は一生独りで所帯は持たない」  
「へい、わかっておりま」  
「さてゴンザ、それじゃゆっくり体を動かしてみな  
 もう動けると思うから」  
 
ゴンザは片腕から順番に動かしていった、そして遂によろよろと立ち上がった  
 
「どうだい?」  
「へい、何だか身が軽くなった感じがしやす」  
「それでは、ゴンザ約束だ  
 今度はそなたのほうから私を擁け」  
 
エボシはごろりと床に寝そべり、配下の男に身を投げ出した  
ゴンザはごくりと唾を呑み込むと、麗しの女主人をその太い腕で逞しく  
抱きすくめた  
最初の遠慮はどこへやら、痣になりそうなほど、両の乳房を弄び  
全身くまなく平べったい大きな舌で存分に堪能した挙句、主人の足を無様なほど  
腕で広げさせ、一気に深々と身を重ねた  
一度目の倍ほどの時間、肉の喜悦を共有し、女主人は配下の熱い情欲の再来を  
全身懸けて遂げさせたのだった  
 
 
 
「それじゃゴンザ、頼むよ そなただけが頼りだ  
 こんな無茶言っておきながら、くれぐれも無理はせぬよう  
 機会は一度きりじゃないのだから」  
 
ゴンザはがっくしと両膝を折って、深々と頭を下げた  
 
「エボシ様、このゴンザ今宵のこと一生涯胸に納め、この身枯れ果てるまで  
 ご奉公いたす所存!  
 此度のことも必ずや成功させてご覧にいれます!」  
 
翌朝、ゴンザはエボシが用意した大荷物を背負って村を出発して行った  
エボシは見えなくなるまでその背中を見送るのだった  
 
(つづく)  
 

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