涙を流しているロリィ・コールウェルを、クラウザーは満足げに見下ろす。
「ロリィちゃんの涙は、本当に可愛いですね」
その言葉はまるで父親が娘に掛けるかのように慈愛に満ちていて、余計に非情だ。
ロリィは、クラウザーの手下に犯されながら、ぽろぽろと涙を流す。
激しくピストン運動をする男の下腹が、ロリィの尻部を打ち付けた。
「ひぃぃんっ・・・ああっ!!」
男のペニスが自分の胎内で律動するたびに、ロリィは振動で顔を上下させた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と湿った音がロリィの股間で恥ずかしい音を立てる。
「ひあっ!」
更に強く男から突き上げられ、ロリィは甘くいやらしい声を上げてしまう。
ロリィの目から涙が飛び散り、口からは唾が溢れる。
そんなロリィを見ていたクラウザーが、ふと思いついたように口を開く。
「どうですか、ロリィちゃん。『やめて欲しいですか?』」
そのセリフを聞いたロリィは、哀しみに満ちた瞳を見開いた。
どうせ許してはくれない癖にぃ、と思いつつもロリィは必死になって頷く。
頷いている間も、ロリィは男に突き上げられて、ひぃんと喘ぎ声を上げている。
クラウザーは、ロリィの上着の下の乳首を弄びながら微笑んだ。
「じゃあ『試験』をしましょうか」
まるで聖者のような慈愛に満ちた笑顔で、クラウザーは微笑みかける。
「これから、ペニスをロリィちゃんのあそこに入れた相手を当てて下さい」
クラウザーは洋服のポケットからハンカチを取り出すと、ロリィの目を塞ぐ。
「ちゃんと当ったら、ロリィちゃんを解放してあげましょう」
クラウザーの指示によって、今までロリィを犯していた男のペニスが抜かれる。
「・・・ぁふうっ」
ロリィは、自分の秘裂が惷動する感触に小さく息を吐く。
「じゃあ、行きますよ」
そして、ロリィの周囲にいた他の二人の男もロリィの足元に集まったようだ。
クラウザーの命令で、誰かのペニスがロリィの割れ目をこじ開ける。
「んん・・・くあぁぁっ!」
ロリィは、再び自分の胎内が満たされる感触に甘い吐息を漏らす。
目を塞がれて暗闇の中で犯されている事実は、ロリィの官能に火を点けた。
「ふぁぁああっ・・・はうぅ」
男はロリィからゆっくりとペニスを引き抜き、そして突き上げてくる。
「じゃあ、問題ですよ。今ロリちゃんを犯しているのはさっきと同じ人ですか?」
クラウザーの言葉が遠くから聞こえてくるようで、ロリィは戸惑う。
「あぐぅ・・・うう・・・ち、違う人ぉっ」
確信はなかったが、どこか自分のあそこに入れられている感触が違う気がする。
「『ハズレ』です」
クラウザーがどこか楽しげな口調で言い、またペニスが抜かれてから挿入された。
「・・・あぁ・・ふああぁっ!!」
ロリィは、なんとか相手のペニスの感触を確かめようと、膣の壁に力を入れた。
その事により、ロリィは男のペニスの動きと大きさを更に味わってしまう。
「・・・くぅぅううんっ」
「さあ、ロリィちゃん。今度はどうですか?」
クラウザーは、ロリィを労わるが如く優しい声を掛けてきた。
「はぁあああんっ・・・わかんないよぉおおっ」
ロリィは哀しげな吐息を漏らしながら言うが、クラウザーはそれを許さない。
「それじゃあ、だめですよ。ロリィちゃん」
クラウザーの命令だろう──ロリィを犯している男のペニスが強く突き上げられた。
「ひぃぃいんっ!」
ロリィは、自分の身体が突き刺される快感に舌足らずな悲鳴を上げる。
「さあ、ちゃんと答えないといけませんよ」
クラウザーのセリフはロリィを教え諭す先生のような口調である。
「・・・お、・・・おんなじぃ人ぉぉ・・・!」
「『ハズレ』です」
ロリィの必死な回答を簡単に切り捨てると、クラウザーは男に指示を出す。
またロリィからペニスが引き抜かれ、もう一度ペニスを挿入される。
「あーっ! ああああ・・・っ!」
ロリィは身体を震わせて喘ぐと、今度こそ当てなくてはと膣に力を入れる。
男がそれを見透かしたように、ぐいっとロリィの奥まで突き刺す。
強過ぎる刺激に、甲高い悲鳴のような声と共にロリィは涙を流した。
「きゃ・・・ふぅうんっ!!」
ロリィの秘裂からは濃い愛液が次から次へと湧き出し、男のペニスを包む。
それで、更に自分の中に挿入されているペニスの詳細が判らなくなるロリィだ。
「どうですか? 早く答えて下さいね」
クラウザーは、あくまで落ち着いた態度でロリィの乳首を弄びながら問い掛ける。
「ああっ! あー、はぅ、ううっ・・・っ!」
ロリィはもう息も絶え絶えで、男に突き上げられる度に全身を痙攣させた。
「こ、こんどはぁああ!・・・ち、ちがぅ人ぉ・・・あぅんっ!」
「また『ハズレ』です」
クラウザーはロリィにそう答えると、傍らにいる男に指示し更にロリィに挿入させる。
実はさっきからロリィの答えは当たっているのだが、それは知らされる事はない。
「くひぃいんっ!・・・お願いぃ・・・許してぇ・・・!」
「『当たるまで、やりますからね』」
クラウザーはにっこりと“絶対に当たらない試験”の続行を宣言した。