みつめてナイト  

王女プリシラの凌辱劇を見せつけられ、アナベル・ピクシスが帰路に着いたのは  
翌日の昼下がりであった。  
これまでドルファンを裏で取り仕切り、国のためならどんなに汚い事でもやってきた。  
「怪老」と異名され、怖れられてもきた。  
その自分が拘束もされずに一人で歩いているのは何とも不思議な気がする。  
敗戦が決まった際、憎きプロキア皇王フィンセンから言い渡されたのは、  
全財産の没収と既に壊滅状態にあったピクシス家私兵の完全解散である。  
アナベル自身については何もない。  
しかし、だからと言って今のアナベルには何も出来ない。  
今や裏で王国を動かしていた勢力はのきなみ滅び、金も力も奪われた。  
こうして一人で歩いていると自分が無力な老人に成り下がった事を尚更  
思い知らされる。フィンセンはどうせ何も出来ないとタカを括って自分を放置して  
いるのだろうか。あるいは、その無力さを噛み締めさせること自体が目的か…。  
「どちらにしても・・・お終いには変わりない」  
アナベルは呟く。愛するドルファン、愛すべき我が祖国は今や文字通り踏みにじられ  
その歴史を閉じようとしている。お国のためにと自分がしてきた事も水泡に帰した。  
昨晩から今朝方までの大広間での光景が脳裏に浮かぶ。男達に組み敷かれ次々に  
精を注がれる王女の姿。思えばプリシラ王女もまた、自分の非道の犠牲者と言える。  
そこで、ふと王女と年の近い孫娘、セーラの顔が浮かんだ。  
「あの子くらいは、何とかせねば・・・」  

病弱であと何年生きられるかも知れないが、せめてその時までは幸せに暮らさせて  
やりたい。自分はもう財産も失ってしまったが、長くピクシス家に仕える者の中には  
セーラの面倒を見てくれる者がいるかも知れない。  
「恥をしのんで・・・か」  
どうせ失うような体面などもう何も無い。  
(――プロキアの蛮族どもの手が伸びる前に・・・)  
アナベルは帰路を急いだ。  

「ただいま・・・」  
アナベルが帰り着くと、しばらくして屋敷の掃除をしていた男が出迎えてくれた。  
「お帰りなさいませ、旦那様。ちょうど今食事の支度が出来た所でございますよ。」  
「そうか」  
そういえば腹が減った。すぐに自分専用の食堂に向かおうとしたが、  
そこでふと思い立つ。  
「今日はお前達と同じ食堂に運んでくれないか。話したいことがある。  
全員を集めてくれ」  
セーラの事を頼まねばならない。  

アナベルが部屋着に着替え大食堂に入ると、既に十数人の者が席に着いていた。  
よく見知った者もいれば、この家に仕えて日が浅く、ろくに言葉を交わした事の  
無い者もいる。だが、女性の使用人がいない。またアナベルが最も信頼を置く古株の  
うちの何人かもいなかった。そして何より・・・  
「セーラはどうした?」  
また具合が悪くなって寝込んでしまっているのだろうか?  
「ご安心ください旦那様。セーラ様はすぐに参りますので。――おい、お料理を。」  
「はい。」  
料理長の合図で、手押し車に乗せられた料理が運ばれてくる。どれも流石に美味い。  
「次のものがメインディッシュでございます。」  
布をかぶされ運ばれてきたその料理は大きく、細長く、何の料理だかわからない。  
「?これは何の料理だね?」  
「お教えしましょう、旦那様。  
これは―――『ピクシス家令嬢の女体盛り』でございます。」  
バッ!という音と共に布が取り払われた時、テーブルの上に現れたのは  
――全裸で(但し、眼鏡だけはそのままだったが)拘束され、その細く柔らかな肢体に  
チーズからキャビアまで数々の珍味を盛り付けられたセーラであった。  
「ばっ……な…!?」  
セーラは後ろ手に縛られ、猿ぐつわを噛まされ、気を失っているようだった。  
「ね?すぐに参られたでしょう?」  
二の句が継げずにいるアナベルに料理長が囁きかける。  

「お召し上がりにならないのですか?では私たちで頂きましょう。  
おい旦那様はお召し上がりにならないそうだ。お前達、ありがたく頂きなさい。」  
料理長が言うが早いか、男たちは歓声を上げて手を伸ばす。セーラの身体の上を  
スプーンやフォークが滑り、料理が次々に無くなっていく。  
「やっ、やめんか!きさ、貴様ら一体どういうつもりだ!」  
アナベルが叫んでも男たちの手が止まる事は無い。料理長はもとより10年以上に渡り  
このピクシス家に仕えた者たちまでがセーラの周りに群がっている。  
「何をしている!やめさせろ!早くやめさせないか!」  
「・・・生憎ともう、あなたの命令を聞く気はありません。」  
「何だと!?」  
「そうでしょう?だってこのピクシス家は全財産没収――もうお仕えする意味が  
無いではありませんか。ですから――せめて、長年仕えた記念をと思いまして。  
女達は厄介そうなので実家に返しておきました。男でも何人か強硬に反対した者  
がいまして――あの執事とかですが――排除させて頂きました。」  
「ば、馬鹿な!そんなことが許されると思っているのか!この恩知ら…うっ…!?」  
掴み掛かろうとしたまさにその時、アナベルの全身から力が抜ける。  
「あなたの食事に薬品を混ぜました。しばらくは動けませんよ。」  
「ぐ・・・こ、の外道・・・が」  
「あなたにだけは言われたくありませんね。ドルファンで一番の外道には。  
――そうそう、昨夜プロキア側から知らせがあったのですが――傭兵達の慰み物が  
足りないのでセーラお嬢様を差し出せ、だそうです。」  

「だったら、子供の頃からお嬢様の面倒を見てきた我々が、退職の記念にでも先に  
頂いた方が良いでしょう?。どうせヤられてしまうなら――ヤった者勝ちですよ」  
「・・・・・ばかな・・・」  
「料理が無くなってしまったようですね。お前達、お皿を綺麗にして差し上げなさい」  
「はいよ。へへ・・・」  
セーラに盛られた料理を食べ尽くした十数人の男達が、今度は皿――セーラの肢体に  
舌を這わせ、所々に残ったソースなどを舐め取っていく。  
首筋から腕、腹部、太ももから爪先までを舐め回し、ある者は柔らかな乳房へと  
むしゃぶりつき、その頂点にある桜色の蕾を口に含んで美味そうに舌先で転がしている。  
そしてついに、男たちの一人がうっすらとした茂みに隠された秘所へと舌を伸ばす。  
「ん・・・んん!?ん?ん?」  
そこでとうとうセーラが目を覚ました。だがセーラにはまだ何が起きているのか、  
何故こんなことになっているのか当然、理解出来ない。  
「お前達、セーラお嬢様がお目覚めだ。早くお身体を綺麗にして差し上げろ。」  
混乱して暴れるセーラを押さえつけ、男たちは一層、活発に舌を動かす。  
一度に身体中の性感帯を刺激され、セーラの肢体がピクンと跳ねる。  
「んんっ・・・ん〜〜!ん〜〜!」  
「セーラお嬢様、わたしは昔、一度だけお嬢様のオムツを変えた事があるんです。  
今わたしがお嬢様の大事な部分を綺麗にしてやりますからね。」  
そう言った庭師の男は最初、セーラの割れ目に沿ってベロベロと舌を這わせ、  
やがて最も敏感な部分を探し当てる。  

「ん!?んん〜〜〜!ん〜〜〜!」  
「へっへっ、感じるんですかいセーラお嬢様。」  
「しばらく見ないうちに、こんなに胸が育っていたんですねぇお嬢様。」  
「気持ちいいですかセーラお嬢様?」  
「俺、ずっとこうしたかったんだよセーラさまぁ」  
「んん〜!んっ・・・ぐす・・んうぅ〜」  
セーラは涙を流してブンブンと首を左右に振る。猿ぐつわを噛まされ、後ろ手に縛られた  
状態で出来る意思表示はそれ位しかなかった。  
古株の者、新顔の者、これまでピクシス家に仕えひとかどの信頼を置いてきた  
――中には家族のようにさえ思っていた者までが自分の身体を弄んでいる。  
俄かには信じられない思いだった。  
(いやです・・・なんで?・・・どうして?・・・)  
考えてもわからない。だが身体中を舌が這い回る嫌悪感の中に、知識としては  
知っていたが経験した事の無かった未知の感覚を覚え始め、セーラは戸惑っていた。  
(何コレ?何だかムズムズして・・・ああっ・・)  
「おお?だんだんと濡れてきましたよお嬢様。」  
「さすがセーラ様はこちらの方も優秀でいらっしゃる。」  
「・・・んん・・んっ、んふっ、・・・」  
「へへ、感じてる感じてる。」  
「もっとだ、もっと責めろ。」  
「なぁ俺にも乳首舐めさせろよ。」  
「んぅっ・・ん、んふ、んぁ・・・」  
男たちの執拗な責めに次第に感じてしまい、息を荒くする。  
だんだんと何も考えられなくなっていく頭の片隅で、これが性の快楽というものなのだと、  
セーラはぼんやり考えていた。  

「そろそろ挿れていいか?」  
「猿ぐつわ外そうぜ。フェラさせらんねえし。」  
「お嬢様、ヤってる最中に死んだらやだなぁ」  
唐突に聞こえた「挿れる」という言葉にセーラはハッと我に帰った。  
と、同時に抵抗する間もなく庭師の男が「何か」をセーラの膣に突き挿れた。  
「んっ!?んんんんんんん〜〜〜〜〜〜〜!!」  
突如、襲ってきた激痛にセーラは叫びを上げる。だが、それでどうなるわけでもなく  
テーブルの上のセーラのさらに上に覆い被さり、両足を抱え込んで、庭師は腰を激しく  
前後させ、セーラの膣でペニスをこすり、何度も子宮の奥深くを出入りさせる。  
セーラは何かが自分の股間からお尻の方へ流れているのを感じた――血だ。  
「セーラお嬢様、わかりますか?たった今わたしがお嬢様の初めての男になりましたよ。」  
「んんっ!んんっ!んぐ、んっ!んん〜〜」  
腰を打ち付けられる度、ペニスが胎内を出入りする度に身体が引き裂かれそうな激痛に  
苛まれ、セーラは涙した。やめて、もう許して、お願いだから「それ」を抜いてと  
眼で哀願する。だが庭師は腰を振り続け、周囲の男たちは下卑た笑みを浮かべて  
自分の犯されている姿を楽しそうに眺めているだけだった。  
と、しばらくして、意外にも庭師の動きが止まり口から猿ぐつわが外される。  
「やめて、待って、やめて下さい、皆さん何で、どうしてこんな事するのですか?  
何でこんな事になってるんです?いやです、いやなの、ねえ、皆さん、ねえ、お願い・・・」  
「いい声で鳴いて下さいね、お嬢様。」  

庭師はセーラの訴えを聞く様子も無く、再びペニスをセーラの秘孔の奥深くへと突き入れた。  
なら、何故猿ぐつわを外したのか――そんなことを考える間もなく再び激痛がセーラを襲う。  
「痛ぁ!いや、イタい!イタいです!ぬいてぇ、抜いてくださぁい!お願いです、抜いて!  
抜いてぇぇ!」  
「ああっそれだ!その声ですよお嬢様!それくらい泣き叫んでくれないと  
犯し甲斐がありませんからね!さあ、イキます!膣で出しますよぉ!」  
「だっ、だめぇ!膣はだめですぅ!外に、外に出してぇ!」  
「いい!そのセリフが聞きたかったんです!そんなこと言われたら――外に出すわけ  
にはいきませんね!」  
「い、いや、いやぁぁ!」  
「イキます、出しますよ!旦那様、ご覧下さい!わたしがたった今、  
あなたの孫娘に膣内出しします!」  
「ゲスが・・・・・・」  
「やめてぇぇぇぇぇっ!」  
「うおぉぉぉっ!」  
庭師が叫ぶと同時に、ドクンドクンと大量の精液がセーラの胎内に注ぎ込まれた。  
庭師は腰を細かく揺すり、最後の一滴まで子宮へと送り込んだ。  
そしてゆっくりと逆流して、血と混ざり合い股間を伝っていく。  

「何か感想はありますか、お嬢様?」  
「ひ、ひどいです・・・赤ちゃんが・・・う・・えぐ・・・ぐす・・・」  
「泣いたって駄目ですよ。さあ、まだまだ後が控えてますからね。」  
「どうして・・・どうしてこんな事・・・」  
「教えてあげましょうか?あなたはプロキア軍の性奴隷になる事が決まったんです。  
だから、その前に我々がご指南差し上げようと――そういう訳ですよ。」  
「何言って・・・!?そんなの、ウソです・・・」  
「信じないのは勝手ですがね。まあ、どうせあとちょっとで死ぬんですから、最期ぐらい  
我々にも楽しませてください。」  
「そんな!・・・ひどい・・・あんまりです・・うう・・・」  
庭師の心無い一言は完全にセーラの心を打ちのめした。一縷の希望を持っていた心が  
絶望に侵食されていく――この部屋には絶望しかないのは確かだったが。  
「さあ、次です。お嬢様。」  
その言葉と共に、かつてこの家で門番をしていた男と経理を担当していた男が同時に  
セーラへと襲い掛かり、テーブルから引きずりおろす。  
「やぁ・・・」  
もはや抵抗の声も弱々しい。門番の男はまず、膝を突いたセーラの腰を両手で高く掲げさせ、  
すぐさまバックから突き挿れる。そして、前のめりになったセーラの後ろ手に縛られた腕を  
きつく掴んで上体を引っ張り上げた。そのセーラの口に経理の男が自らのペニスを  
咥えさせ、セーラは前後から、上と下の口の両方からペニスを突き込まれる体勢になった。  

「うぐ、おぐ・・・」  
「噛んだら殺しますからね、セーラお嬢様。」  
「すげえ、良く締まりますよお嬢様。」  
前の男に喉の奥深くを貫かれ、何度も咳き込みそうになる度に心臓が痛む――すると、  
今度は後ろの男が子宮の奥深くを貫き続けながらも、その厳つい腕で左の乳房を乱暴に  
鷲掴みにする。そこでまた、心臓が跳ねる。  
(わたしはこのまま死んでしまうのかも・・・)  
あるいは、その方がいいかも知れない――どうせ、すぐに死んでしまうのだから。  
生きていたって辛い運命しかないのだから。  
門番がペニスを突き込むたび、先ほど庭師の男が膣内に放った精液がかき混ぜられ、  
どろどろと泡立ってペニスと秘孔の隙間からぼたぼたとこぼれ落ちる。  
すると門番が体位を変えた。挿れっぱなしのまま、自分が仰向けに寝そべり下から突き上げる  
――前の経理の男もセーラの頭を両手で抱え込み、前後に揺すって奉仕を強要した。  
「あむ・・・んっ、あっ・・むぐ・・・」  
「イキますよ・・・!」  
「俺もだ・・・!」  
「らめ・・・・・」  
男たちが唸り声を上げると同時にペニスが勢い良く爆ぜ、その精を放出した。  
門番は最後に大きく腰を突き上げ子宮の奥深くへと注ぎ込み、経理は口内で出すかと思いきや  
、直前で抜き出し顔射した。セーラの顔が大量の白濁まみれになり、  
眼鏡も前が見えないほどに汚される。  

「あ・・・ああっ・・・・・」  
再び胎内で味わう残酷な感触と初めて味わう顔射の恥辱――まだ繋がったまま門番が言う  
「ああ、良かった。素晴らしい具合でしたよお嬢様。」  
続いて経理の男が満足げに語る  
「わたしも一度、お嬢様の眼鏡に掛けてみたかったんです。  
こんな事ならもっと早くやってしまえばよかった。」  
「めが・・・ね・・・?」  
「おっと、こんな言い方はお嬢様に失礼でしたね。ですがご安心ください。  
この後には眼鏡だけじゃなく、きっと膣内にも出して差し上げましょう。」  
「そうですとも。まだプロキア側に引き渡すまでには時間がありますので、ね。」  
「そう・・・ですか・・・・・」  
答えるセーラの顔はもう、虚ろだった。  

その後、経理の男は言葉通りセーラの膣内に三度、射精した。他の男達も料理長をはじめ、  
庭師も門番も、小間使いも給仕係も皆、唇を奪い、乳首をつまみ、秘唇をまさぐり  
――そして、それぞれにセーラの膣、アヌス、顔、胸など身体中のあらゆる所に幾度となく  
精を放ち、退職の記念を存分に堪能した。  
今や、セーラの身体は中も外も白濁にまみれ、立っているだけで股間からぼたぼたと  
溢れ返る大量の精液で水たまりが出来るほどであった。  

 

そして――  
「では最後に我々から旦那様へのプレゼントです。」  
「・・・この上、何を辱める事がある。」  
かつての使用人たちを精一杯の憎悪を込めて睨み付ける。今出来るのはそれだけだ。  
「我々は旦那様を見くびっていたようです。まさか――その歳でお勃ちになるとは。」  
「なっ・・・・!?」  
そう、孫娘セーラが男達に――それも自分を裏切った下賎の者たちに――次々に犯され、  
いいように弄ばれる姿を見て、いつしかアナベルの「モノ」は――勃っていたのだった。  
「可愛い孫が蹂躙されるのを見て奮起なさるとは、さすがは『怪老』。  
やはり、あなたこそがドルファンで一番の外道ですよ。  
では、その望みをかなえようではありませんか。」  
料理長がそう告げると庭師の男がセーラの手を引いてやってくる。  
「まさか・・・貴様、まさか・・・!?」  
「そのまさかです。正直、あなただってヤリたい、と思ってたでしょう?」  
「や、やめろ・・・」  
男たちがアナベルの部屋着を剥ぎ取り、仰向けに寝かせる。  
「さあ、セーラお嬢様。おじい様を悦ばせてあげなさい。」  
「・・はい・・・」  
最早、セーラには逆らえるはずもない。  

「やめなさい・・・セーラ・・・・・」  
「ごめんなさい、おじい様・・・」  
セーラはアナベルに馬乗りになり、祖父のペニスを自らの秘所にあてがうと――ゆっくりと  
腰を落とした。ヌルリ、という感触と共にアナベルはセーラの中へ飲み込まれていく。  
「うぅ、おぉ・・セーラ・・・」  
「あぁ・・・んふ・・・あは、ん・・・・」  
微かな喘ぎ声と共にセーラが腰を振り始める。これは先程、男たちに教え込まれたものだ。  
最初はゆっくりと、徐々に激しくなる腰使いにアナベルはたちまち上り詰めていく。  
「セ、セーラぁ・・・もうやめ・・・うおぉ」  
「イって、イっていいんです。おじい様・・・」  
「うう・・・おおぁぁ・・・!」  
その瞬間、アナベルは無意識に腰を突き上げ、セーラの膣内に――射精した。  

その後、セーラ・ピクシスは命令どおりプロキア側へと引き渡さる。  
後に妊娠・堕胎を行う事となるが、彼女を同時期に抱いた男の数が余りに多く、  
その父親は特定できない。  
また、ピクシス家当主、アナベルについては行方・生死共に不明となっている。  

 

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