みつめてナイト  

「ただいまわはははははは」  
「帰ってきて早々、何を笑ってんのよ。それに、洗ってない手で触んないで!」  
「うむ」  
 急に笑いを止めたと思ったら、なんかちっちゃな棒っきれを出したの。  
 先端が黄色っていうか・・・・ブキミ色してる。ヘンなの。  
「何それ?」  
「これはメネシス殿からもらった、マッチ棒というものだ」  
「まっちぼー? ・・・・きゃっ!」  
 壁に擦りつけたら、棒が燃えたの!  
「くく・・・・クククカファファファファ!」  
「やめてよ! 危ないでしょ!」  
 近づけないでっ! 羽根が焦げたらどうすんのよっ!  
 あたしが怒鳴ったらあいつ、火を吹き消して、また新しいのを出してきたの。  
「はあはあ・・・・このリン酸化合物は、摩擦で熱く激しく燃え盛るのだ」  
「な・・・・! なな何を考えているのよ! この、フンドシバカスケベ!」  
 だいたいそんな危ない物で、あたしの胸をぐりぐりするんじゃないっ!  
 もう! 火がついたらどうするのよ。う、動かさないでってば!  
「しかし、いつ燃えるかもわからぬ危機感が、乳首をそそり立たせる刺激となった」  
「勝手にあたしのモノローグを読まな・・・・ひあっ!」  
 い、今・・・・コリッ、て。ちょっと・・・・すごいよ、これ。  

 胸の先が、ヒクヒクするほど固くなっちゃってる。こんなのはじめてだよ。  
 ひやあああ、ダメっ。あ、あたし、なんだかすごくエッチな娘になってるの。  
 うぅ。め、眼で犯されてるよぉ。そうじゃなくて、下に・・・・あっ!  
「だ、やめ、いや。そこダメ、ひいっ・・・・あ、あ、ひ、えうっ」  
「陰部を刺激され、足先が淫蟲の脚部を思わせる震えで、快楽の昂ぶりを訴える」  
 エッチなところ、広げようとしないでっ。太すぎるんだってば。  
 止めて、止めてよ。そっちはやめ、て・・・・か、回転すなーっ!  
「あう! や、やめ・・・・ちゃ、イヤなのぉ。して、ください。お願い。もっとぉ」  
 口から勝手にエッチ言葉が出ちゃう。あたし、マッチ棒で感じちゃってるよぅ。  
 ひいっ! こ、擦れて動いて、服の上から、つ、突いてるのようっ。  
 太くて固いの素敵っ! ほしいのっ、マッチ棒さんで奥まで火をつけてってばぁっ!  
「ふあ、うっく・・・・あっ、あっ、う、やぁぁっ!」  
「うひー、出た。盛大なお湿りじゃのう。こら足、閉じるな」  
「やぁぁぁん、ダメぇ。み、見ないで。広げちゃイヤなのよぉ」  
 あたしのおもらしで、マッチ棒が・・・・びしょびしょなの。  
「そこですかさず、もう一本。ピコの胸は高まる期待で、動悸を速めた」  
「ちょ、ちょっと! お、お尻ダメ! へ、ヘンになっ、あ、あ・・・・熱ぁー!」  
「あ。臀部の燃焼で、ピコは眼に涙を溜めて・・・・そんなに怒るなってば」  
 お、お尻が・・・・本当に火照っちゃったじゃないの! バカバカバカぁ!  

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