たとえばの世界
「おはよう、お母さん」
私はいつものようにみんなにあいさつをしながら歩く
「おはよう、お父さん」
ほほ笑みながらみんなにあいさつをし続ける
「おはよう、壁の影法師さん」
そしてヨハンと一緒に散歩に出ていき
「おはよう、監視者さん」
いつものようにチャイムをならす
「おはよう、武巳くん」
「おはよう、魔女のお姉ちゃん」
私はあるく、武巳君とヨハンと一緒に
「こんにちは小人さんたち」
「こんにちは〜」
私があいさつをすると武巳くんもあいさつをする
「こんにちは、かわいい魔女さんとお友達さん」
みんなも、私と武巳くんにあいさつをくれる
「そういえば土の中でおもしろいものをみたよ」
「どんなの?」
私とみんなが話している間、武巳くんは私の手を握りながらその話を聞いている
「こんど、二人でみにおいでよ」
「うん、そうするね」
話がおわり、私たちはまた歩き出す
散歩が長くなるように、知らない道へ
そうして、知らない森の知らない神社へきて
「あ」
「ん?」
私たちは、夜とであった