平和なMissing
まっつんこと摩津方は悩む。
「今は女だが…いや、しかしこのクマさんが描かれたパンツをはくのは…」
まっつんは悩む。悩む。
「だがブリーフやトランクスは今の体には不自然であり…むぅ…どうしたら良いのだ…」
まっつんは悩む。更に悩む。
「クマさんやウサギさんの描かれたパンツか…ブリーフorトランクス…おのれぇ………」
結果。
「お、おはようございます…」
基本的には圭子の意識を表面に出すことにした。
(男の体に移れば良かったかもしれん…むぅ………)
「ん? 今何か声が聞こえた?」
まぁ、結局バレる。でも圭子はそれは遊戯○のノリな自分の別人格だと思い込んで、そのうちに
「で、好きなんですけど…」
(恋愛はガツンといけ。早くしないと取られるぞ)
「でも私自信が…」
(あぁ、見えて近藤とやらはなかなかモテるからなぁ…早くしないとやばうぃっしゅ!)
「どうしよう…わ、私告白してみます!」
圭子の相談役になったりならなかったり、DAIGOの真似したり。
そんな平和なMissing―――