金曜日の夜、ひめのんは冬悟のいる管理人室でいつもの様にTVを見ていた。
柿の種をツマミにビールを飲みながら冬悟も見ている。
すると心霊特集をしていたテレビから幽霊の影が映った。
「キャアーッ!」思わず声を出す姫乃。
「なに今更怖がってんの?ひめのん。」
「だってぇ…エージ君とかガクリンなら怖くないけど
あれは本当の幽霊みたいで怖いよ〜」
「あはは!ひめのんらしいや。」
番組も終わりを迎え、夜の11時に差し掛かっていた。
「ひめのん、もうそろそろ寝なよ?」姫乃に気を使う冬悟。
すると姫乃は、もじもじしながら答えた。
「さっきのTV見てたら怖くなっちゃった…」
「大丈夫だよ、ホント怖がりだなぁ。」
すると姫乃から信じられない言葉を聞いた。
「あの…明神さんの部屋に布団ひいて一緒に寝てもいいですか?」
そう言われても、さすがに一緒に寝るのは色々マズい。
「あのな、大丈夫だから、俺がすぐ駆けつけるから。」
「嫌!一緒に寝てくれないと私アパートから出ていくよ?」
「うっ…そう来たか!仕方が無い、好きにしなさい…」
姫乃に押された冬悟は姫乃の部屋から管理人室に布団を運んで敷いた。
「はい。これでちゃんと寝るんだぞ?」
「ゴメンね、迷惑かけて…」
「なぁに、大切なアパートの住民の為ならなんだってするよ。」
電気を消し、布団にもぐり、隣に冬悟が寝てる事でまたドキドキする姫乃。
冬悟もまた、年頃の女の子が隣で無防備に寝ている事に鼓動が高鳴って寝れない。
せわしなく寝返りをうつ姫乃に気が付いた冬悟が心配そうに問いかけた。
「寝れないのか?ひめのん…」
「なんかね、隣に明神さんがいるとドキドキしちゃって…」
「あははっ思春期だねぇひめのん!」
「もう!からかわないで下さい!」
口ではからかってる冬悟も動揺は隠せない。
「あの…俺は何もしないから早く寝なさい。」
動揺からか、ワケの分からないセリフが漏れた。
「何かする予定だったんですか?」
鋭くツッコむ姫乃に、あたふたする冬悟。
「いやいや…そういうんじゃなくて…」
しばらく沈黙が続く…
「別に…私は明神さんなら…その…何が起きてもいいかなぁ」
沈黙が嫌になった姫乃はさらりと際どい発言をする。
「こらこら!女の子がそんな事言ったら駄目だろ。」
少し強い口調で諭す冬悟。
「だって…私、明神さんの事…好き…だから…」
暗闇で互いの顔が見えないからか、普通じゃ言えない様な事を話した。
「しかし、好きとか言われると照れるな…俺」
どう言い返して良いのか分からない冬悟。
「明神さんは私の事をどう見てるんですか?」
いきなりつきつけられたその質問がグサりと突き刺さる。
「その…まぁ、可愛い女の子で妹のような感じかな…」
その言葉を聞いた姫乃は「妹」と言う単語が切なかった。
「妹かぁ…」小さく呟く。
「それがどうかしたか?」
そうたずねた冬悟の手を姫乃が掴み自分の胸へと持って行く。
「おわっ!何してんのひめのん!!」その柔らかな感触に驚いた。
「だって私の事を女の子として見てないし…」
「だからってそんな自分を汚すような事をしなくても…」
「…嫌なの…妹に見られるの…女として見てほしいの…」
そんな姫乃に真面目に答える冬悟。
「あのな?思春期のその先走った感情で後悔するのはひめのん自身なんだよ。」
「明神さんなら何をされても後悔しない。後悔なんて出来ないよ。」
そして姫乃は勇気をだして最後の言葉を伝えた。
「私、好きな人とそういう行為とかする事も知ってるし、
私の好きな人は明神さんだけだから明神さんじゃないと嫌なの。」
もうその熱意に負けた冬悟は姫乃の布団に入り、姫乃に覆い被さる。
「後悔しないんだな?」最後に確認をする冬悟。
「うん…絶対に後悔しないから、抱いてください…」
そのまま冬悟は優しく姫乃に口付けした。
(女の子の唇ってこんなに柔らかいんだ…)
(私…明神さんとキスしてる)
月明かりと街灯が窓から室内を照らす。
暗がりに映る互いの顔が胸の高鳴りを緩やかにしている。
「明神さん…」唇を離すと甘い声で鳴いた。
「ひめのん」枯れた声で囁く冬悟。
互いの手を握りしめてディープキスをする。
(ん…明神さんの舌が…)冬悟は姫乃の口の中に舌を忍び、口内を貪る。
冬悟の真似をしながらも必死に舌を絡めてくる姫乃。
姫乃の頬から互いの唾液が伝わって枕にシミを作る。
「ひめのん…大丈夫?」心配そうに伺う。
「うん…私は大丈夫だよ…」力の抜けた声色が色っぽい。
冬悟は姫乃の首筋を吸うようにキスをして、赤く痕を付ける。
「あぁ…はぁん…ん…」思わず自然と出るその甘い声が信じられない姫乃。
「可愛いねぇ、ひめのんの声。」
薄明かりに浮かんだ冬悟のにやついた顔に「バカッ!」と拗ねる姫乃。
「バカとかいったらもっとするぞ?」
そう言うとパジャマの上から激しく胸を揉み回す。
「ああぁッ…だめッ!イヤーッ!」思わず叫ぶような声が出る。
「感じやすいねぇ、ひめのん」
姫乃のパジャマのホックを一つずつゆっくり焦らすように外す。
やがて全てのホックを外すとブラジャーの上から激しく揉む。
「あぁああぁーんぅ…はあぁッ…ダメェ!」
冬悟はブラの上から乳首を人差し指で押し込んだり
つねりあげたり欲望のまま弄ぶ。
「うぁッアアァっ…はぁんぅ…あぁー!」
長い黒髪が蛇のように挑発的にうねり、
シーツを握り懸命に快楽に耐えるその仕草がまた冬悟に火をつける。
そんな姫乃の姿にいてもたってもいられない冬悟は無我夢中で姫乃の唇を貪りながら
姫乃の背中に手を回しブラのホックを外した。
プツンという音が布団に吸収される。
冬悟は唇を離し、乱雑に姫乃のブラを首にまくりあげた。
「あっ…」薄明かりに照された姫乃の胸は
重量を無視して冬悟を誘うかのように反り上がったピンクの突起と
小さいながらも弾力がありそうな白い乳房が目の前に広がる。
自分の胸をじっと眺める冬悟に恥ずかしさを感じた姫乃は手で顔を隠す。
「顔を隠すのだめ!」その手を無理どかされた。
「恥ずかしいよ…」
少女らしいその言葉が冬悟のイタズラ心に拍車をかける。
「ひめのん、もっと恥ずかしい事をするんだよ?」
そう言うと両手の親指と人差し指で姫乃の乳首を摘まんだ。
「あぁあああぁあー!いやぁぁああーッ!」
顔を左右にふり体験のしたことのない快楽に遊ばれる。
冬悟は片方の手で乳首をつまみ
もう片方のの乳首を強くすいあげた。
「ヒャアァッ!壊れちゃうよぉ!!」
涙を浮かべ快楽に鳴く姫乃。
「もっとひめのんを壊したい…」
そう呟くと明神の手は姫乃の秘部を強く押し上げた。
「ああぁーーッ!ソコは…もぅ…はぁッ…」
秘部にふれられた姫乃の腰は無意識に小刻みに震えている。
そんな姫乃をまたディープキスして、冬悟の唾液を大量に注ぎながら
執拗に秘部を弄び姫乃を追い詰める。
「むぅ…んぅ…はぁ…」
唇を閉ざされ思うように喘げない姫乃の目からは涙と
口からは唾液がこぼれ、先程の可愛らしい少女の面影は無い。
さすがに姫乃が可哀想になった冬悟は唇を離した。
「はぁ…ハァ…っハァ」苦しそうに肩で息をしていた。
冬悟は姫乃のパジャマのズボンとショーツを下ろした。
「ひめのん…凄い溢れてるよ。」
姫乃はたちまち顔を赤くして「嘘!」と強くいった。
「嘘じゃないよ。」そう呟くと人差し指と中指が姫乃の膣内に入り込み内部を弄ぶ。
グチュッ…っという粘液の音が部屋に響く。
「ほら、こんなにイヤらしい音がしてるぞ。」
「あぁん…ダメェー!ヘン…変な感じにぃ…」
冬悟の指は膣内から外側へ押す様に突き上げる。
「うわぁぁーっ!ダメェ…だめぇぇええー!」
もうここまで来たら、冬悟の暴走は止まらない。
膣内を掻き出す様に指を激しく出し入れを繰り返しながら
反対の手と口で姫乃の乳首を弄び同時に刺激する。
「あぁあああぁー!イヤァァァアー…あ…あぁんぅああーッ!!」
姫乃はシーツを握り、指をくわえた。
「アァアアアーッ!」短く叫ぶような喘ぎ声とともに体がガクガクしながら果てた。
「はぁっ…ハァ…もう…限界…」
涎を垂らし淫らに呆然と天井を眺めている姫乃。
秘部近くのシーツはほとばしる愛液で染みになっている。
愛液まみれになってる所を冬悟が舌を使い
太ももから秘部へと這う様に舐める。
「それ以上…ソコは…ダメェ…」
姫乃の忠告を受ける理性は今の冬悟には無い。
冬悟の舌は膣内にネジ込まれた。
「ふぅうあぁあー!汚いってばぁ…!」
姫乃の膣内を堪能したあとはクリトリスを吸い上げた。
「きゃああぁあああぁッ!もう壊れちゃうー!!」
姫乃は腰をガクガク降り限界の限界まで来ている。
冬悟もまたこれ以上前技をする余裕もない。
ズボンのファスナーを下げ、赤黒く反り上がったソレを姫乃にあてがった。
「いい?行くよ、ひめのん」
「…うん…はやく来て…みょう…じん…さん」
赤黒く反ったソレは一気に姫乃の膣内を貫いた。
「あぁあああぁああぁんッ!はぁっ…」
姫乃の中は火傷しそうな程に熱く、冬悟のソレをキツく包み込んだ。
「大丈夫?ひめのん。」「うん…明神さんのでお腹があったかいよ。」
内部が完全に癒着したのを確認した冬悟はゆっくり動いた。
「あぁあ…はぁ…んぅ」
姫乃に気を使って優しく内部をかき混ぜる。
「あ…ん…明神さん…もっと動いて…」「大丈夫なのか?」
すると姫乃は腕を冬悟に回して笑顔で答えた。
「私を…もっと…愛してください、大好き…明神さん…」
かすれた声でソレを聞いた冬悟は獣の様に激しく姫乃の膣内を暴れた。
ギシギシと古ぼけた床が軋む音と、鳴き叫ぶ姫乃の声が管理人室を響かせる。
「あぁあっ!明神さぁんっ…スゴいよぉっ…あんっ…ぁぁあッ」
興奮しきっている冬悟は姫乃の片足を持ち上げ激しく内部を貫いた。
「イヤァァッ!ダメっだめぇえぇえー!壊れるぅぅうぅ!」
冬悟はそのまま姫乃を抱き起こし、対面座位しながら腰を振る。
「あぁあーッ奥までどどいてるっ!こんなの初めて…いぁああー」
姫乃は冬悟の肩に手をかけて、無意識に腰をふる。
数時間前まで、可憐だったあの少女が
いまは快楽に酔い悶えているそのギャップに冬悟はもう限界だった。
「ゴメン…ひめのん…出る」「私も…もう…死んじゃいそう…」
互いが頂点にむけて狂った獣のように腰をぶつけ合う。
「ひめ…の…」「みょう…じんさん…」
その時、ドピュッっと勢いよく姫乃の膣内に白濁液が叩き込まれた。
「あぁああーッ…イクゥーッ!イっちゃうぅう…あつい…よぉ…!」
声を張り上げ、鳴き叫ぶように喘ぎ体全身を痙攣させ果てた姫乃。
互いは余韻を楽しむかのようにキスを交わす。
「はぁ…これで満足した?ひめのん…」
「う…ん、おかげでじっくり眠れそうです…」
そのまま結合部を抜き離すと姫乃の幼い膣内じゃ収まりきらない白濁液が逆流した。
「拭いてあげるよ、ひめのん…」
「いい!自分で拭くから。」
恥ずかしくなりながら冬悟に背を向け拭き取る。
冬悟もニヤニヤしながら拭き取る。
「いゃあ…まさかひめのんがあんな悶えるなんて…」
そんな軽口を叩いた冬悟の髪を引っ張った。
「いたい!ごめん!ひめのん。すみません!」
「なら、よろしい。」満足した笑顔で手を離した姫乃。
「そろそろ寝よっか?」姫乃に問いかける。
「明神さんの隣で寝たい。」
そういうと冬悟の布団にもぐりこんだ。
「やっぱりひめのんは可愛いな。」
「えへへ…」素直に喜んだ。
翌朝、目を覚ますと姫乃が隣にいない。
「ひめの〜ん」寝惚けながら情けなく名前を呼ぶ。
数分後、出来立ての朝食を抱えながら管理人室にやってきた。
「はい、朝ごはんだよ。」
「ひめのんの手作りか!美味そうだな。」
「それじゃ、食べよっか?」
「そうだな。」
二人は手を合わせ「頂きます!」と元気よく挨拶をした。
「ひめのんの玉子焼きうめぇー!」「えへへ…ありがと。」
「ひめのんが俺の嫁さんになったら最高だよ!」「そんな…大げさな…」
自分の作った朝食を美味しそうにガツガツ食べる冬悟に
(明神さんと結婚してもいいかなぁ…)と思う姫乃だった。
終わり。