「ねえ、ゴウメイ」
「オウ、コクテンどうした」
「グレイがね、いじめるの」
「なんだ、珍しいな。なにされたんだ、お前ぇ」
「スカトロプレイ」
「スゲェ!? ずいぶんマニアックだな、オイ!」
「縛られて、お漏らしするまで放置されたんだよ」
「そいつは災難だな、っつーか、ちゃんと着替えたのかお前」
「大丈夫、最初からパンツ履いて無いから」
「履けよ! 衣服で一番大事なトコじゃねーか! お前の尊厳、欠片もねーな!」
「だが断る!」
「いや、勝手にしろよ! なんでそこで本気レスしてんだよ!」
「だから、正確には『虐める』と書いて虐められたんだよ」
「知らねぇよ! エロゲでもやってんのかお前! 陰魄としての自覚も、これっぽっちもねーな!」
「それでね、ゴウメイに慰めてもらおうかなって思って」
「慰めるってなにすんだよ」
「エッチしよーよ」
「別に構わねぇが、ムリなんじゃねえか?」
「あの日なの?」
「どの日だよ! それはお前の都合だよ! オラ、見てみろよ」
「うわ、でかっ!」
「ギャッハッハ、お前のサイズには合わねぇだろうがよ」
「甘ったれるな!」
「なんでお前がキレてんだよ!」
「仕方ないなあ、とりあえず削ってみよーよ」
「削るって何すんの!? その言葉、ここに使うヤツ初めて聞いたぞ!」
「甘ったれるな!」
「無茶言うなァァァ! 何言ってんのお前!?」
「わかった、オロすほうでいいよ」
「何当たり前のように二択にしてんだよ! お前の選択肢めちゃくちゃ狭いな!」
「あれ、小っちゃくなったね」
「恐怖で縮こまってんだよ!」
「じゃあ、スジとたまたま舐めてあげるから、それで我慢して?」
「我慢っつーか、俺はなんでもいいんだけどよ」
「はむっ……ん、あむ……」
「おっ、上手いじゃねえか。いいぞ、そのまま続けろ」
「あ、はぁ……んむっ……おいしぃ……大っきい……」
「クク……小っちゃいお口で、うれしいこと言ってくれるねぇ。ますます昂奮するぜ。ほら、もっとタマ舐めろよ」
「ちなみにタマで思い出したけど、睾丸って血の下に幸せって覚えておくと忘れにくいよ」
「知らねェェェ! なんで今そんなこと言い出すんだよ、お前ェェェ!」
「あれ、また小っちゃくなった」
「萎えたんだよォォォ! どっから睾丸の話が出てきた!」
「うれしいこと言うと、昂奮するって言ったから……」
「お前の喜怒哀楽どーなってんの!? 嬉しさかすりもしねーぞ!」
「だって、テストに出たとき便利でしょ?」
「睾丸なんて漢字、保健体育でしか使わねえよ! っていうか、俺が学生に見えるお前の視力がガチで怖いわ!」
「殺戮解禁?」
「俺の精子が一億匹殺戮されたよ! いいから、黙ってやってくれ! 頼むからしゃべるな!」
「ふぁーい」
「ああ、クソ、黙ってりゃいいツラしてんのに、こいつは……」
「はむっ、あむっ、んむ、んー……」
「うおっ、いいぞ、いいぞぉ……! そのままなぞるように舌を這わせろ……!」
「ん、んむっ、ぷはっ……はむ、ん、んふぅ……」
「クック……そうだぁ……もっと、舌を動かせ……そうだ、そのまま続けろぉ……」
「んむ……んちゅっ、んっ、あふ……あむっ、むぐ……んぐっ」
「よし、咥えろ! 上のほうだけでもいいから咥えろ! お前のそのかわいらしい口で、俺のモノを咥えてみせろぉ……」
「ん、んん……お口に入りきらないよぉ……あむ、ん……! はっ、はっ、ん、んむっ! んむうっ……!」
「いいなぁ……お前のその、綺麗な顔にかけるのも悪くねえなあ……たっぷり汚してやるぞぉ……!」
「はふ……あむっ、ん、んちゅう……はっ、あふっ! ぷはっ……はむっ」
「おお、おおっ! クク……出る、もうすぐ出るぞぉ……! たっぷり出してやるからなぁ……!」
「うん、出して……あ、はむっ……ん、むぅ……気持ちいいの、いっぱい出して……」
「ぐうっ、出る! 出るぞぉ……! おい! 顔にぶっかけられるのと口の中に出すのと、どっちに出して欲しい……!?」
「うう……んむっ……はぁ、はぁっ……出して……ふあっ! 顔の中にいっぱい出してぇっ……!」
「出せるかァァァ! どんな頭蓋骨の構造してんだお前ェェェ!」
「あっ、大っきいっ……! 出るっ! 出ちゃうっ!」
「ぐうああっ! もういいっ! 出すぞぉ! お前の顔に出すぞぉぉぉっ!」
「かけてっ! いいよ……お顔にいっぱいかけていいよっ……!」
「ぐおおおおおっ!!!!!」
「かけてっ……! 青いの、青くて冷たいのいっぱいかけてぇっ……!」
「出せるかあああああああああ!!!!! どんなかき氷だコラアアアアアアァァァァッ!!!!!」
ドピュッ! ドピュ、ドピュッ!
「ひゃんっ! あふ……出てる、出てる、いっぱい出てる……」
「ぐおおっ……! 最悪だ、最悪の射精しちまったぁっ……!」
「あー、楽しかった♪ ……あれ、ゴウメイどーしたの?」
「お前……もう帰れ」
「なんで? 気持ちよくなかった?」
「ああ、最悪だ」
「そっかぁ……ゴメンね、下手くそで……」
「いや、原因はそこじゃねぇだろ」
「ワタシね、口でするの好きなんだあ。でも、あんまり喜んでもらえたことなくて……」
「ああ、そうかよ」
「女の子って受身が多いでしょ? だから、お口ならワタシがしてあげられるから、喜んでもらえるのが好きで……」
「…………」
「ゴメンね、次はもっと一人で練習してからするね。下手くそでゴメンね」
「いや、別に下手ってワケじゃねえよ」
「ホント!?」
「おう、まあ、その、なんだ……俺も嫌いじゃねえから、また気が向いたら俺んトコ来いや」
「うん! 上手にできたら誉めてね! ワタシ、次はがんばるよ! へへ……」
「あーったく、嬉しそうな顔しやがって……ほら、さっさと顔拭けよ」
「うん、ありがと! じゃあ、次はがんばるから、青いのいっぱい出してねーっ!」
「だから、そんなもん出せるかあああああああァァァァァァッ!!!!! やっぱお前もう来んなああああああああァァァァァァッ!!!!!」
※ギャグです(念のため)