姫「あぁ・・・もう・・・やめ・て・・・ぁっ・・・ぁぁっ」  
いったいどれほどの時間が経ったろうか。2体の陰魄の指が、人間のよりザラザラした獣特有の舌が、ひめのんの乳首や膣内を代わる代わる、または同時に嬲り、ひめのんの幼い子宮から蜜液を溢れさせていた  
姫(明神さん・・・明神さん・・・助けて・・・!)  
鳥の陰魄がひめのんの膣内を長く固い舌でつつくと、冷たいくちばしが丁度いい位置でクリトリスを刺激する  
狐の陰魄はひめのんの首すじをねっとりと舐め、体温の無い冷えた舌が首すじから小振りの乳房まで触手のようにゆっくりと這いまわった  
そこで本来ならその舌から生み出される唾液がべっとりとひめのんの肉体を汚すはずだが不思議と何も残さない  
どうやら霊は唾液とか性液とかは産出しないらしく、生殖能力もないため男性器も存在しないようだ。ゆえにどれほど陰魄が指や舌でひめのんを犯そうが夢の中で輪姦されるのと等しく、ひめのんの純潔は護られたままだった  
それでも現実には白い肌に噛みつかれた痕が赤く残り、得体の知れない霊に休む間もなく弄ばれ続ける恐怖がひめのんの心を犯し続けている  
霊ゆえに体力の衰えを知らない陰魄とは違い、ひめのんはもう限界だった  
 
姫「んぁっ!は・・・あ・あぁっふぁっ・・・ああぁぁーっ!!!」  
陰魄の執拗な責めに何度目かの恍惚に達したひめのんは全身を痙攣させて半ば失神した  
しかし鳥の陰魄がひめのんの肉体から離れるとすぐさま狐の陰魄がひめのんの股にむしゃぶりつき、意識朦朧とするひめのんを許すことなく刺激する  
姫「ふぁっ・・・っあ・・・いやあぁ・・・」  
コ「いい肉体だ。俺好みだよ、女!こんなに楽しいのは十数年ぶりだ!」  
姫「・・・っ・・・い、今のうちだけよ・・・今度は明神さんが・・・あんた達なんか・・・明神さんがきっとやっつけてくれるんだから・・・ぁ・・・ああっん!」  
ホ「ホハハ。で、その案内屋はいつ来るんだ?遅いな」  
姫「・・・。明神さん・・・っあ・・・ぁぁんっ」  
ジュルッとひめのんの蜜液を飲み干した狐の陰魄が何かの気配に気づく  
ホ「どうした?コモン?」  
コ「人間の匂いだ。お待ちかねの案内屋がご到着のようだぜお姫様。もっともこんな姿、恥ずかしくて見せれないけどなあ?」  
ひめのんはゾッとした。陰魄の言う通りだ。今、明神がここへ来たら、全裸で陰魄に弄ばれて・・・しかも何度も何度も絶頂に導かれ叫び声をあげる自分を見たらどう思うだろう?  
いやだ。見られたくない・・・!  
 
狐の陰魄はそんなひめのんの怯えを見透かしたように、膣内に乱暴に指を突き刺すとめちゃめちゃに掻き回した  
姫「ひぃっ!・・・んああーっ!いやあああぁぁっー!!!!」  
地下にひめのんの悲鳴が響く  
明神「ひめのん?!ひめのーん!!いるのかー?!」  
はっとしてひめのんは自分の両手で口をふさいだ  
が、狐の陰魄がひめのんの両手をひねりあげ、コンクリートにねじ伏せると膣内の指の動きを早めグチュグチュと音をたてて抜き差しした  
姫「!!!」  
コ「どうした女?悲鳴あげて案内屋呼べよ!」  
ひめのんは奥歯をくいしばって必死で陰魄の責めに耐えようとしたが、性交で敏感になっていた身体は心とはうらはらに陰魄の思い通りに昇りつめていく  
姫「・・・ぃゃ・・・あ・・・あ!あああー!!あああぁぁーーっっ!!」  
腰を浮かしてガクガクと震えながらひめのんは再び達した  
秘部から溢れた大量の蜜液を華奢な太ももにたらたらと流しながら、ひめのんは今度こそ本当に失神した・・・・・  
 
 
ホルトとコモンは何やら企みを含んだ笑いをすると、赤い痕と蜜液にまみれたひめのんを残し姿を消した  
意識を失ったひめのんには自分の元へかけつけてくる明神の足音は聞こえていなかった・・・  
 
 
明神「ひめ・・の・・・ん?」  
地下道中を走り回ってやっと見つけた愛しい少女が変わりはてた姿で明神の前に横たわっていた。セーラー服や白いパンティは無造作に周囲に投げ捨てられ、乳房や太ももなど局部に集中して残る無数の赤い痕が輪姦の激しさを物語っている  
明「ひめのん!ひめのん!!」  
明神は自分のコートで目の前の小さな少女をくるんでやると、必死で名前を呼んだ  
姫「・・・・みょ・・・」  
明「ひめのん!」  
姫「・・・明神さ・ん・・・明神さん・・・助け・・て・・・」  
明「ひめのん?!俺だ!しっかりしろ!!」  
姫「あんた達なん・か・・・明神さんが・・・きっとやっつけてくれる・・んだから・・・」  
明「ひめのん・・・!」  
延々と幼い肉体を嬲られ続けたショックがひめのんの意識を朦朧とさせていた  
明「ごめん・・・遅くなって・・・!」  
明神はひめのんを全身の力を込めて抱きしめた  
 
陰魄達が休む暇もなく陵辱をくわえる間、腕の中の少女はずっと俺の名を呼びながら助けを待っていたのか  
小さくて細い体。  
誰よりも守ってあげたいと思ってた相手  
普段からはっきりと恋愛感情を自覚しながらも明神はひめのんの前では表に出すことはしなかった  
まだあどけない少女にいきなり大人の男の欲情を押し付けて驚かせないように、ひめのんが大人になるまで待とう。と思ってた  
待てると思った。  
それまではひめのんが傷つかないように、汚れないように、大切に大事に成長を見守ろうと思ってた  
なのに  
目の前のひめのんはどうだ  
 
明神が守ろうとしてきたひめのんの聖なる沼からはタラタラと蜜液が溢れ、いまだヒクッピクッと痙攣している  
クリトリスは陰魄の刺激に真っ赤に充血し、未成熟な桜色の乳首には獣の歯型が付いている  
性交にはまだ早い華奢な身体に残る痕が痛々しかった  
明「ひめのん・・・!」  
実際にはひめのんの純潔は守られているのだが今の明神には気づくよしもない  
明「怖かったろ?ひめのん・・・こんなことになるなら・・・こんなことになるなら・・・!」  
こんなことになるなら  
いっそ  
・・・・・・俺が汚しておけばよかった  
たとえひめのんが嫌がっても泣き叫んでも、陰魄に輪姦されるくらいなら俺が・・・!  
そう思うとひめのんの肉体に残る赤い痕にむしょうに腹が立ってくる  
明「こんなもの・・・!」  
明神はひめのんの乳首に噛み付くように口づけをし、吸った  
陰魄が付けた陵辱の痕をひとつひとつ上書きし始める明神  
そんなことをしても何もならないのだが、そうすることでひめのんを清めてあげれると錯覚するほど、今の明神は正常な判断力を失っている  
遠く背後で狐の陰魄がその様子を余興でも見るように冷ややかに観察している気配にも気づかないほどに・・・  
 
姫(・・・・?)  
ひめのんはぼんやりとした意識の中でまた性の地獄が始まったのかと思った  
だが体温の無い冷たい陰魄とは違い、明らかに体温のある者がひめのんを舐め回しているようだ  
ゆっくりと瞳を開けたひめのんが見たものは白い髪の生者がひめのんの肉体にむしゃぶりつく姿だった  
姫「みょ・・・じ・・・さ・・」  
明「ひめのん?気がついたのか?!」  
そう言ってひめのんのほほにふれる手のひらは温かく、目の前の明神が幻でないことをひめのんは理解する  
姫「・・・明神さん!明神さんっ・・・!」  
ひめのんは細い両腕を伸ばし、残された体力をふりしぼって明神に抱きついた  
姫「怖かった・・・っ!」  
明神にしがみついて泣きじゃくるひめのん  
しかし、ひめのんにとってそんな当たり前の仕草が、愛しい少女を犯され、その痕を上書きするという行為に走りはじめていた男の思考を更に狂わせた  
明「大丈夫だよ・・・ひめのん。大丈夫。俺が・・・俺が全部きれいにしてやるからな」  
姫「・・・?・・・え?!・・・ん・んんっ!」  
少女の涙をぬぐってやることもなく、いきなり唇を奪い、あごをつかんで舌をねじ入れる  
姫「んんっ!?ふ・・・ぁ・・・んんんーっ!」  
くちゅくちゅと一方的に口内を掻き回す明神の肩越しに先程の狐の陰魄が冷笑しているのを遠目に見たひめのんは明神に訴えようとするが、明神の腕力はひめのんにしゃべることすら許さない  
ようやく明神の舌が抜かれる頃には粘着した唾液がひめのんの唇からぬらぬらと尾を引いていた  
明神の瞳はひめのんを輪姦した陰魄達と同じ、いや、それよりももっとゾッとするような光を放っている  
ずっと助けを信じて待っていたこの男こそが今からひめのんに何をするのか、幼いひめのんには想像することもできなかった  
 
姫乃「明神さん?!な・何するの?!・・・やっ・・・いやぁ!やめてぇっ!!」  
明神「大丈夫だよひめのん。俺が・・・俺が全部きれいにしてやるから・・・俺が・・・!」  
明神はうわ言のように「きれいにしようね、きれいにしようね」と低い声で繰り返しながら、嫌がるひめのんを無視して性交を続けてゆく  
姫(こんな・・・陰魄と同じことしないで・・・!)  
陰魄にどんなに輪姦されても、きっと明神が助けに来てくれる。自分を陵辱の地獄から救ってくれる。そう信じていた  
なのにその明神こそが今、自分の身体を狂ったようにむさぼっている  
ひめのんの幼い心はもう何を信じて誰に助けを求めていいのかわからなくなってしまっていた  
とっくに陰魄の痕を上書きしつくした明神は尚もひめのんの肉体に喰らいつき、唇から、乳房から、わき腹から、全身を舐めまわした  
ぬらぬらと光る唾液の跡が文字通りひめのんの体を汚していく  
姫「あぁ・・・いや・・・ぁっ・・・お願い・・・やめて・・・っ」  
少女の懇願の声など聞こえもしないかのような明神はひめのんの下腹部から股へ舌をはわせ、そこにまだ残る蜜液をペチャペチャと舐めとる  
 
姫「あっ・・・ぁあ・・・っ」  
何度も味わった絶頂の波が再びひめのんに忍び寄ってきた頃、明神の遠くの背後に先程まで自分を嬲っていた狐の陰魄が楽しそうに明神とひめのんを観察しているのに気づいた  
姫「い!いや!ハセがっ!!」  
明「は?」  
姫「ハセが見てる!やめて!!」  
明神がひめのんの指差す方を振り返っても何もいない。第一、ハセはとっくに倒したはずだ  
姫「さっきいたの!前とは服が変わってて・・・狐になってて・・・あたし・・・ひどいことされたの!!」  
ハセではなくコモンなのだがひめのんにはそんなことはわかっていない。明神もひめのんの訴える内容が支離滅裂でまったく把握できない  
明「輪姦のショックで気が動転してるんだな。かわいそうにひめのん。大丈夫だよ・・・大丈夫だからね」  
姫「いや・・・信じて・・・ぁぁっ」  
再び始まる明神の愛撫に腕力のないひめのんは逆らうすべなどなかった  
そんな2人をコンクリートの影から冷ややかに見つめるコモン。その手にはひめのんの生徒手帖がある  
コ「ククク。まさかあの女が桶川雪乃の娘とはな!どうりでいい肉体だった。ちょうどいい。そのまま案内屋に犯されて処女の血を流すがいい。その血は全て俺が飲み干してやる!ククク!はーはっはっははは!!」  
(つづく)  
 

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