2/14のバレンタインに、姫乃から手作りの本命チョコを貰い、  
しかも処女までもを貰った明神。  
頭を描きながら品定めをしている。  
 
「さて、ひめのんにはどれがいいのやら…」  
 
積み上げられたお菓子の山、ホワイトデーの特設コーナーの一角にその男はいた。  
 
「女の子がバレンタインでチョコを悩む理由がやっと分かって来たなぁ…」  
「しかし、ひめのんはお菓子全般が大好きだから、逆に余計に悩むわ。」  
 
何気なくふと手に取ったクッキーを見てみる。  
ホワイトチョコがラングドシャクッキーにサンドされた、一口タイプの見るからに美味しそうなクッキー。  
 
「おぉ!これは絶対においしいだろ、よくわかんないけど。」  
「値段もお手頃だし…これにしよ。うん。」  
 
レジを済ませると、ふとまた呟く。  
 
「でも、お菓子だけじゃ、ダメだよな…うーん。何か付加価値でも…」  
 
ブラブラ歩いていたら、アクセサリーショップの前を通る。  
 
「そうだ、ひめのんにネックレスでもあげようかな。」  
 
アクセサリーショップに入り、色々と見て回る。  
 
「お?これなんかシンプルで可愛いぞ。」  
 
小さなハートの形がアクセントになったネックレスを取り上げる。  
 
「よし、コレを買って行くかな。」  
 
レジを済ませ、軽い足取りで店を出て、アパートに向う。  
アパートに着くと、丁寧に包装されたお菓子は自分の部屋の冷蔵庫に入れ、ネックレスは冷蔵庫の上に置き一息つく。  
 
「あとはひめのんが、学校から帰って来るのを待つだけだな。」  
 
慣れない場所に混雑してた場所から帰還した明神は、横になり暫し休憩。  
 
「ただいまー。」  
 
何時もの元気で可愛い姫乃の声で目が覚め、足早に廊下に出た。  
 
「よ!お帰り。ひめのんに良いものあるから着なよ。」  
「え!?うん、わかった」  
 
なんの疑いもなく、明神と一緒に部屋に入る姫乃。  
 
「ちょっと待っててね」  
「うん。」  
 
明神は丁寧にラッピングされたプレゼントを姫乃に渡す。  
 
「ジャーン。はい、ひめのん。バレンタインのお返しだよ。」  
「え!?ホントに?」  
 
目を輝かせて、ラッピングを取る姫乃。  
 
(かわいいなぁー。あの無邪気な姿。)  
 
無邪気にワクワクしてる姿をニヤケて眺める。  
 
「わぁ!凄い!美味しそう。」  
「だろ!俺の直感が、ビビッと来たんだよね、コレ。」  
「それじゃ、お先に頂きます…何これ!すんごく美味しい!!」  
「マジで?良かったー。ひめのんに喜んで貰えてホっとしたよ。」  
「こっちの箱はなに?」  
「開けてみな?」  
「うわ!このネックレス可愛い!ホントに貰ってもいいの!?」  
「当たり前だろ。ひめのんの為に買って来たんだから。」  
「ホントにありがとう、明神さん!」  
「なぁに、まだお返しが足りないくらいだよ。」  
 
無邪気に喜ぶ姿を見てるだけで、疲れが飛びそうだ。  
 
(うーん。無邪気な可愛いひめのんの姿みてたら…ムラムラしてきたなぁ…)  
 
疲れが飛んだ代わりに性欲が沸いてきた。  
 
「えへへ、今度このネックレスしよ。」  
 
そんな明神の事はつゆしらず、プレゼントにニヤニヤしてる姫乃。  
 
(あーもう、マジで可愛い!しかも…セーラー服姿だし、辛抱たまらん!!)  
 
―ぎゅうっ!―  
 
誘惑にまけた明神は、背後から思いきり抱き締めた。  
 
「え!何!?明神さん?」  
「ひめのんが可愛すぎて…ガマンできませんでした。」  
「…もう…明神さんのバカ。」  
 
頬を赤らめて、笑う。  
 
「ねぇ明神さん…あの…その…」  
「何、ひめのん?」  
「その…エッチしたかったら…私は…その、大丈夫だよ?」  
「…ホントにいいの?」  
 
明神は、背後から顔を伸ばして、姫乃の顔を見つめる。  
 
「うん。いいよ?」  
 
ゆっくりと目を閉じてキスを待つ。  
明神はゆっくりと唇を重ね合わせ、ゆっくりと舌を姫乃の口の中に忍び込ませる。  
 
「う…むぅ…はぁ」  
「ひめのん…はぁ」  
 
明神は背後からセーラー服のスカーフをほどき、胸当てを取り、真ん中のファスナーを下げる。  
ブラジャーのすき間から、右手を忍び込ませ、乳房を優しく揉む。  
 
「あぁあっ!」  
 
ビクビクとむず痒い淡い刺激が姫乃の体に走る。  
 
―クリッ―  
 
「あ!いぁあぁあ!!」  
「ひめのん、ホントに感じやすいんだね…」  
 
乳首を軽く摘まむだけで、艶っぽい声をあらげる。  
 
「ひめのん…もっと鳴いてもいいよ?」  
「ふぇ?ひゃああ!」  
 
下から首筋を舌でなぞり、耳を軽く噛む。  
耳元で呟かれる枯れた男性の色っぽいその声に、姫乃の鼓動が早くなる。  
 
「み…明神さん…あぁ」  
「ひめのん、かわいいよ…」  
 
耳をあまがみし、右手で乳房を刺激しながら、スカートの中に左手を忍び込ませた。  
 
「あぁ!ソコは…あぁん!」  
「まだ、何もさわってないのに、ひめのんは本当に敏感だな…」  
「だって…はぁ、明神さんの手が…いやらしい…あぁん!」  
 
ショーツの上から中指をスゥっと優しくなぞる。  
 
「ひぃあぁあ!はぁ…」  
 
無意識に腰を浮かして、悶える姫乃。  
 
「ひめのんはそんなに腰を浮かして、いやらしいなぁ…」  
「いや…ちがっ…明神さんの手が…あぁ!」  
「口では否定してても、こっちの口は正直だよ」  
「あぁ!バカぁ…ハァハァ」  
 
明神は、可愛らしい薄いピンクのショーツをスルスルと脱がし、  
秘部全体を手の平で包み込み、揉むように愛撫する。  
右手で乳首を軽くつまみ、左手の中指は姫乃の膣内に入って行く。  
 
「ふぁあー!明神さん…もっと…あぁ!」  
「もっと、どうして欲しいの?ひめのんのアソコのいやらしい音で聞こえないなぁ…」  
「いやぁ…イジワル言っちゃ…あぁー」  
「もぅ一本入れるからな?」  
「あぁあー!!」  
 
明神は人差し指と中指を使い、浅い所を引っ掻くように刺激し、  
さっきまで乳首を弄んでいた右手の中指と人差し指を、姫乃の口にしゃぶらせた。  
 
「いぁあぁ、みょーひんはん…あぁあー!」  
「何を言ってるか分からないよ…もっとしてほしいのかな?」  
 
膣内の浅い所を弄んでいた中指と人差し指を、一番奥まで入れてバラバラにうごかす。  
姫乃の口にしゃぶらせていた反対の手を抜くと、我を忘れて鳴き叫ぶ。  
 
「あ…あ…あっ!あぁああん、明神さん…もっとぉ!」  
「本当にイラヤシイ娘になったなぁ、ひめのん。」  
「だ…だってぇ…明神さんが…すきぃ…あん!大好きぃだもん…」  
「俺もひめのんが大好きだよ。無邪気な姿も、今のいやらしいひめのんも。」  
 
姫乃の耳を軽く噛み、左手で膣内を弄びながら、右手は姫乃のクリトリスをそぉっと触る。  
 
「あぁあ!そこダメぇ!あぁああ!!」  
「本当にダメなの?もっとしてほしいと聞こえるけど…」  
 
やがて、包皮がムケて敏感な小粒が飛び出し、  
左手の中指と人差し指を膣壁の外側に圧迫させて、右手の中指の腹で、敏感な小粒を押し込む。  
 
「きゃあぁああぁああー!はぁあー!!」  
 
激しく体をのけぞらせ、叫び声にも似たその嬌声を張り上げながら、快楽に飲まれた  
それと同時に、明神の左手に暖かいものが、パシャッとかかる。  
潮まで噴き、気がぬけて、フワフワした姫乃は、背後の明神の胸板に寄り掛かる。  
 
「ひめのん、大丈夫?」  
「はぁ…はぁ…」  
 
姫乃の顔を覗きこむと、肩で息をして、顔は真っ赤に腫らし、潤んだ瞳で明神を見つめた。  
 
「はぁ…明神さん…」  
「ひめのん、すんごい、色っぽい…」  
「はぁ…明神さん…キスして。」  
「ちょっと待って」  
 
そういうと姫乃の腰を持ちクルッと反転させて、正面に向かい合うと激しく口付けを交わす。  
そのまま、ゆっくりと姫乃を押し倒し、夢中に互いを求め合う。  
 
「はぁ…ひめのん、キスうまくなったね?」  
「…そんな事ないよ…明神さんの真似してるだけだし」  
 
明神は姫乃の太ももを抱えM字にさせると、潮まで噴いたソコは妖しく光っている。  
 
「ひめのん、すんごい濡れてんな」  
「いや!知らない!そんなの…」  
「だったら、下のお口に聞いてみようかな。」  
「え?だ…ダメえ!あぁあー!」  
 
明神は右手の人差し指と中指を入れると、ネチャネチャと水音が響く。  
羞恥心が煽られ、恥ずかしさのあまりに、姫乃は顔を腕で隠す。  
 
「顔隠したら、ひめのんのいやらしい顔が見えないじゃん。」  
「いゃあ…見ないでぇ…見ちゃ…だめぇ…あぁーン」  
 
明神は、姫乃の華奢な両腕をガッシリと左手だけで掴み、頭上で押さえ込んで固定させた。  
 
「さぁ、これで存分にいやらしいひめのんをみながら出来るな。」  
「いやぁあ!ダメぇ!」  
「ダメが、もっとしてほしいに聞こえるよ?」  
 
左手で姫乃の両手首を押さえ、右手で膣内を奥から掻き出すように激しくピストンしながら、口で乳首を吸い上げた。  
 
「あぁあ!らめぇ!へんに…ぃいぁあああー!!」  
「ひめのんの中、またキュウっと締め付けて来たよ?」  
「はぁ…もうダメぇ!壊れちゃう!ひぃいいー!」  
「よし、これでラストな?」  
 
すでにイキっぱなしの姫乃に追い討ちをかけるかのように、  
人差し指と中指の腹を使って膣内から外側に押し上げ、親指の腹でクリトリスを挟み込むように姫乃の秘部を弄ぶ。  
 
 
「あっ!あぁあああー!もういゃあああぁあー!!見ちゃイャアァアッ!!」  
「すごい…指がちぎれそう…」  
 
膣内が激しく蠢き、明神の指をくわえて離さない。  
姫乃はガクンと痙攣し、自分の親指をくわえて、顔を左右に揺らし、長い髪の毛が畳の上で揺れる。  
もう、何回イかされただろうかと、朦朧とした意識で天井をぼやっと眺める。  
明神は押さえ込んでいた手を離して、姫乃の前髪をかき分けた。  
 
「うぅ…すっごく怖かったんだからぁ…ハァハァ…」  
「ごめんなさい…ひめのんが可愛すぎて、つい自分の中のSのスイッチが入るみたい…」  
 
そんな姫乃に今度は優しく、労るような甘いキスをする。  
 
「なぁ、ひめのん。もう入れてイイかな?」  
「うん…いいよ。来てぇ。」  
 
既にパンパンに腫れあがっていたジーンズのファスナーを下ろすと、勢いよくソレが飛び出した。  
 
「ほら見てみろよ。ひめのんのせいで、こんなに…」  
「そ…そんなの知らない!!」  
「赤くなって…可愛いなぁ」  
「うぅ…バカ…」  
「あー。バカとか言ったから、お仕置きな?」  
「え!?あぁああああー!!」  
 
お仕置きと称して、明神は赤黒く反り上がったモノを一気に奥まで叩き込ませた。  
すでにトロトロな蜜壷は明神をくわえ込み、とろけあうような感覚に、気を抜いたら直ぐに果ててしまいそうだ。  
 
「はぁ…いきなりそんな…奥まで…あぁん」  
「バカとか言うからさ、お仕置きだ。お仕置き。」  
 
二人は繋ぎあったまま、互いに唇を貪りあうように、激しくディープキスをする。  
互いに混ざり合った唾液が姫乃の頬を伝い、畳にシミが出来ていく。  
 
「よいしょっと!」  
「あぁ!」  
 
明神は姫乃を抱き起こし、対面座位にさせる。  
 
「いゃあ!これ深いよぉ…はぁ…」  
「愛するひめのんと深く繋がっていたいからさ。」  
 
明神は姫乃の尻を掴み、ギリギリの所まで引き抜くと、重力の力を借り、一気に奥深くまで叩き込ませた。  
 
「ひぃああぁあ!らめぇー深い!壊れちゃう!!」  
「もっと壊れちゃおうか?」  
 
明神は右手で乳房を激しく弄び、反対の乳房の乳首を吸い上げる。  
 
「いぁあぁあ!いいいー!気持ち…いいのぉ!!」  
「はぁ、やっと素直になったなひめのん…」  
 
気が付けば、姫乃自身が無意義に腰を振り明神を求めていた。  
 
「ひめのん、自分で腰を降っておねだりしてるな。」  
「だって…止まらないの!気持ちイイのとまらない…あぁあ!!」  
「俺もひめのんの中が最高に気持ち良くて、もう限界…」  
「明神さ…ん、はぁ…一緒に…イク…あぁあ!!」  
「ひめのん…イクときは一緒に…な?」  
「あぁん!大好きぃ!明神さぁん!愛してる!好きぃいいー!」  
「俺も…姫乃…愛してるから…!!」  
 
互いに絶頂に向かって獣のように腰を振らす。  
その瞬間、明神の肉棒をキュウっと締め付ける強い感覚が。  
 
「あぁあああー!いく!いっちゃう!あぁああー!!」  
「ごめん…出る…」  
 
―ドピュッドクン―  
 
膣内の急激な締め付けに堪えきれない明神は、己の欲望を姫乃の子宮の奥深くに注ぎ込んだ。  
 
「はぁ…みょうじん…さん…」  
「ひめのん…」  
 
力尽きた姫乃は明神の胸板に寄り掛かる。  
明神は華奢な姫乃を折れそうなほど強く抱き締めた。  
 
「明神さん…気持ちよかったですか?」  
「えぇ、そりゃもう…だけど…ゴメン…」  
「なんで、謝るんですか?」  
「だって、思いきり中に…」  
「え?」  
 
姫乃は腰を浮かし、引き抜くと、中から明神の精液が溢れ出す。  
 
「あっ!いやっ!明神さん、ティッシュ!」  
「お!おう!ガッテン承知!」  
 
急いでティッシュを差し出す。  
 
「あん!もう…キリがないよ…」  
「なんかさ、ひめのん。」  
「え!?何?」  
「そうやってティッシュあててると…一人エッチしてるみたい…」  
「え!?いやっ!明神さんのせいなのに!!」  
「ゴメン、悪い悪い。そうだ!今度、俺があげたネックレスをしてさ、デートでも行こうぜ?」  
「えぇ!?ホントに?」  
「あぁ、約束だ。」  
「わーい、やったぁ!」  
 
(つい弾みでデートの約束したけど…どこに行けば良いんだろ…?)  
 
そして、今度はデートコースに悩む明神であった。  
 
-終わり-  
 

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