「オマエ、自分で触ってみろよ」
そういうとセイジ君は、私の―本物の私のパジャマの前をはだけ、乳房に私の体を押し付けました。
湿った、柔らかな感触。どこまでも沈み込むクッションの様なこの感触が自分の胸だなんて、どうにも
実感が湧きません。
鼻をつく、甘酸っぱくて少し生臭い香りは、汗をかいた私の体臭なんでしょうか。
多分私が小さいからだろうけど、部屋に充満している様な気がして…恥ずかしい。
と、急に体を持ち上げられて、乳首が目の前にあらわれました。
驚いてセイジ君の方を見上げるとセイジ君はどこか怒ったような、ううん、こういう顔をする時はいつも
エッチな気分になってる時だから、きっとそういう…とにかく、いつもとは違う表情で私を見つめていました。
その目は、私に乳首を触れと命じています。
仕方なく、私は自分の顔ほどもある突起を掴みます。
まずは尖った乳首の横を擦ってみたら、案の定自分の胸にも刺激が伝わって来て、鳥肌が立ちそうです。
虫が這い回るような、こそばゆい感覚。でも…少し心地良い。擦るたびにピンクの突起がぴくぴくと痙攣するのが見えます。
自分の胸もそうなっている事を頭に浮かべながら、いつしか私は春日野美鳥という少女の体を弄ることに夢中になっていました。
擦るだけじゃ物足りなくて、揉んだり、腕を使って締めてみたりする度に、突起が大きく、固くなっていくのが面白くって。
一番凄いのは、先っぽの穴の空いてる部分に舌を入れて舐めてみた時でした。
何も考えられなくなります。たしかそこは、赤ちゃんの為に母乳を出す場所…でも今は、触ると気持ち良い場所でしかありません。
自分で慰めてた時とは比べ物にならない快感の中で、この体になって良かったと思うのは2回目だなぁ、なんてぼんやり考えていました。
―終―