日が沈み、夏休みの最初の夜の帳が落ちる中、西野のマンションを出た相川は藍が丘で電車を降り唯笑を家まで送っていた。相川家もそれほど遠くない場所にあり、唯笑の監視、送迎には都合がいい。  
道中、電車に乗っている間も相川は心即理であるとか、心は体を包む等々理解しがたい話を延々と唯笑に説き続けていた。  
しゃべりながら数枚のポラロイド写真を見せ付ける。  
「よく撮れてます。表情がだんだんと理にかなったものになってきてますね」  
西野の部屋での『会議』の後唯笑を交えた4人で遊んだときに撮られた最新の写真だ。何をして遊んだのかは推して知るべし、だろう。  
「西山師に出会ってからは素晴らしく成長してますよ、明日から夏休み、日々精進です」  
毎日この悪鬼たちにおもちゃにされる・・・・唯笑は疲れ痺れきった頭でぼんやり想像した。だが女の悦びを覚えかけた肉体は理性を裏切り、甘美な反応をもたらすのだ。  
「あっ・・・!」  
くたくたになるまで嬲りぬかれ、足腰の力が抜けた唯笑は道端の小石に躓き大きくよろめいた。  
顔面から衝突する寸前に相川に片手一本で受け止められ、怪我をせずにすんだ。  
「今日はちと奮闘しすぎたかな?まあ、あまり深く考えず心法を練る一環と思えばよろしい。明日も頑張りましょうぞ」  
「は、はい・・・・」  
唯笑は酒に酔ったように赤い表情のまま体を支えられ、なんとか歩いていたが、近所の公園まで来たところで聞き覚えのある声に気付いた。  
「智ちゃんと、かおるちゃん・・・・?」  
 
かおると智也は放課後から一緒に遊び歩き、夕食時になって智也の栄養状態を心配したかおるが料理を作ると言い出し、二人で仲良く食材を買った後は三上家で過ごしていた。  
「今日はほんと助かったぜ、久々にうまい飯を食えたよ」  
かおるは顔をほころばせる。  
「ふふっ、そんなにおいしかった?だったらこれからも作りに来てあげようか?」  
「いいのか?」  
「ご両親は帰って来ないんでしょ?休み中放置してたら智也干からびてそう」  
「・・・・そうかもしれないな」  
「どうしたの?今日は随分素直じゃない」  
「ああ、うまい料理を食えていい気分になってるんだろうよ」  
(他にも色々と、な)  
口に出さないが智也は世話を焼いてくれるかおるに深く感謝していた。こんなに可愛い少女が楽しげに自分の面倒を見てくれる。男としてグッとこない訳がない。  
(ありがとうな、かおる)  
決心すると、脳裏に浮かんだ柑橘系の思い出を残したまま、かおるの手を握って歩き出した。  
「ど、どうしたの?智也」  
かおるは驚きと羞恥が入り混じった表情でうつむき加減になりながらも手を解こうとはしなかった。  
「駅までの近道を行こう、この先の公園を突っ切るけど街灯が壊れてるから、足下に気をつけて」  
「・・・・・うん・・・・」  
消え入りそうな声でつぶやくと智也の後についていった。  
 
公園の街灯が故障しているため表情まではうかがえなかったが、二人は親密そうな雰囲気で歩いていた。公園に入る前に智也がかおるの手を握りかおるは恥ずかしそうについていった。  
唯笑は凍りついたようにその光景を眺めていたが相川が肩を抱いてきた。  
「人心は移ろいやすいものです。ですが安心なさい。みどもの教えに従い、良知を我が物にすれば迷いは消えて三上の性根も治せるでしょう」  
そして携帯電話を取り出し誰かと話しはじめた。  
「今すぐに準備をして音羽家に向かってください、あなたの腕の見せ所です」  
スイッチを切ると何かいいたげな少女を引きずるようにして今坂家にたどり着き、相川は唯笑の目を覗き込んだ。  
「伊吹みなも様の件、しかと頼みましたよ迷いは何も生まない。ひたすら先人の教えのままに。では」唯笑の頭を撫でて去っていった。  
恥ずかしいポラロイドは唯笑に手渡されたままだった。これを見て自分の立場を自覚しろという教えだろう。  
体全体に秘密を抱えた少女は家に入った後も母親の声に応えず、自室に転がり込んだ。  
 
その夜日付が変わるころになってもかおるは自室のベッドの中で眠れずにいた。  
原因は無論『あのこと』だ。  
(智也に手、握られちゃった・・・)  
ベッドから身を起こしたかおるは智也の手と長時間触れ合っていた右手を見つめ、人差し指を唇に触れさせた。  
智也に触れられているかのような感触に頭が霧に覆われていくような気がしてくる。  
嬉しさ、恥ずかしさと共に心の底にかすかな苦しみも走る。  
(私、どう思われてるのかな・・・もっと智也のこと、知りたい)  
ぶっきらぼうな中にも相手をおもいやる優しさを智也から感じ取って、つい嬉しくなりあれこれと世話を焼いたりしてきたが、今日は二人の距離がぐっと近づいたような気がした。  
「智也・・・」  
声に出して呼ぶと心身を覆うモヤモヤが更に濃くなった気がする。  
健康的な肉体は本能のまま生命体としての反応を示した。股間から腰にかけて甘い痺れが走り、思わず両腿を締め付ける。  
「は・・・・あ」  
無意識に右手がパジャマの上から股間にあてがわれた。ふくらみに食い込んだ指が弱く押し込まれる。  
(や、やだ、どうしよ?)  
勝手に動き出した手に混乱しつつも止めることはできなかった。  
(こんな気分になるなんて・・・私、どうかしてる)  
かおるはやがて全身を包み込む霧が深くなり抵抗が無駄だと悟っていたが、わずかに残った理性の力で正気のまま言葉を搾り出した。  
 
「智也、好き・・・・」  
(唯笑ちゃん、ごめんね)  
全身を上気させ、深く息を吐いて体をよじらせながら、パジャマのボタンを上からゆっくりと外していった。  
 
3つめのボタンが外れると、外から押さえられていた乳房が解放された。  
「はあ・・・・・」  
去年と比べ、明らかに大きくなった胸。転校後すぐ行われた身体測定時には81cmだったバストは最近個人的に測ったときには86cmにも達しており、気のせいか肩こりも以前より感じられるようになっていた。  
なにより憂鬱なのは、都心に遊びに行った際、満員電車の中で痴漢に遭い、電車を降りるまで胸とお尻を触られてしまったことだ。  
めったにすし詰めにならないシカ電ではおおっぴらに痴漢を働く者はいなかったが、それでも周囲から寄せられる胸と尻に注がれる視線には不快感を感じていた。  
その肉体の変化は女性ホルモンの活発な働きによるもの、つまり男性を意識して体がより女性らしく変わるとする作用が働いたのだが、その男性とは他ならぬ三上智也である。  
今までそのことをかおるの理性は認めようとしなかったが、今日の接触でかおるの意識の女としての部分が一気に目覚め、活発に活動し始めたのだ。  
好きな男に握られた右手は股間をゆっくりと撫で上げ、左手はよく実った乳房に添えられ、ふくらみに指を食い込ませた。  
(もっとよく見せてくれよ、かおる)  
頭の中に智也の声が響く。  
「やだ、恥ずかしい・・・んっ、はああっ」  
火照った体を刺激しながらかおるは目元をピンクに染め口を半開きにして、悩ましく息を吐いた。  
(かおるの綺麗な体を見たいんだよ、だめかい?)  
妄想の中で智也が優しく問いかける。  
「うん・・・・恥ずかしいけど、智也の見たいところ、見ていいよ」  
(全部見せてくれる?)  
「ああっ・・・・全部見て。好きにして、いい・・・・・」  
(それじゃいくよ、かおる)  
普段決して口にしない恥ずかしい言葉とともに智也の手が体に伸びてくる。その動きにあわせるようにかおるの指も動き始めた。  
 
全部見たいという智也のずうずうしい頼み(妄想の中だが)にかおるは羞恥に耐えながらもパジャマを脱いでいった。豊かな乳房は丸見えになり、ぷるん、と揺れて谷間を形作った。ズボンを脱ぎ、腰を上げてショーツを下ろす。  
丸まったショーツを足首に絡ませたまま、かおるの右手は智也のイメージのまま柔らかく茂った恥毛をかき分け、奥の割れ目をまさぐりにかかった。  
早熟な秘裂は体内から分泌された蜜で濡れ光っていた。人差し指と中指は何の抵抗もなく、ぬちゃりとした感触を伝え、奥に飲み込まれていく。  
かおるは特に性欲の強い少女ではないが、恋しい智也を想うあまり体が一途に燃え上がっていた。  
「は・・・・んッ!!」  
何かが体内で開き、快感を求めて二本の指が膣内を出入りして敏感な襞をこすりあげる。手のひらは莢を押し退けて顔を覗かせた陰核を刺激する。  
(もっと、触って・・・・・)  
左手は左右の乳房を下から揉み上げ、こね回し、また乳房の芯に届くようにと、根を絞りあげて押しつぶすようにする。  
綺麗な桃色の乳頭も指でつままれ、弱く強く揉みつぶされた。  
かおるは自意識以上に発達した肉体をもてあまし、時々自分の体を愛撫したい衝動にかられたことが度々あったが、今日その原因を見出し、性欲のままに豊かな肢体を慰めていた。  
たわわに実った胸と、濡れきった秘所からは絶えず弱い電流が流れ、腰骨を通じて脳に刺激を伝え、その甘い衝撃に肉体は痙攣し悦びを堪能した。  
 
「はあ、はあ・・・智也、顔、見せて」  
愛しい男の顔を見たくなったかおるは、はしたない自慰を中断し、机の引き出しを開けて写真を取り出し、電気スタンドを点けて智也の顔を見つめた。  
「好き、好きなの・・・・・」  
左手で写真を持ち、右手はかおるの一番恥ずかしい処に添えられ、いやらしく動いている。  
恐る恐る右の親指と人差し指が裂け目の上端にある敏感な突起に触れ、芽を覆う莢の上からゆるゆると撫でさすっていった。  
「智也、気持ちいいよ・・・!」  
智也の顔を見ながらかおるの右手は休むことなく動き、突起を強く揉みつぶすと、性感は天井まで跳ね上がったかのようだった。  
愛撫する右手を挟むかのように両腿はきゅっと閉じられ腰は小刻みに、指とシンクロするように動いていた。  
「はあっ、あっあっ、だ、ダメェッ!」  
写真は放り出され、左手の指は濡れまみれた下の口を刺激し、指は大切な仕切りを傷つけないように浅瀬で出入りを繰り返した。  
(もう、ダメ・・・・)  
左の中指が膣内の敏感な箇所をつつき、右手が弱点の突起を多い潰した瞬間、  
 
「いや、恥ずかしいっ、はあっ!んああああああああぁっ!!!」  
 
体をピーンと突っ張らせ、白い、強烈な衝撃が腰から頭にかけてほとばしった。ショックのあまり、少量の透明な液体もお漏らししてしまった。  
「ハァ、ハァ・・・・・・・・・・んんっ」  
全身の力が抜けたかおるはよろよろと身を起こし、ティッシュで濡れた股間を拭いた。  
(どうしよう・・・・私こんなにいやらしいこと考えたことなかったのに。智也、ごめんなさい・・・・・・でも、好きなの)  
勝手に妄想した相手に詫びた後、急に襲ってきた眠気に耐えられずに、裸のままのかおるは眠りに落ちていった。  
 
音羽かおるがはしたなくオナニーにふける少し前の時間。  
相川から急報を受けた西野は愛用の道具を準備し、音羽家へ向かっていた。  
「音羽かおるが三上との距離を縮めたようです。おそらく今夜中に動きがあるでしょう。その映像を見逃してはなりません」  
(まったく、人使いが荒いったらありゃしない)  
門前に着き、なんのためらいもなく中に入っていく。  
そしてかおるの部屋がある壁面に張り付き配水管を伝って器用に壁を登り始めた。軽量で身のこなしが軽い西野の特技だ。  
するするとましらのように壁を登りきり、部屋の様子を確かめたがかおるは不在だった。  
(好都合です。今のうちに・・・・)  
西野は部屋上部の換気扇の排気口に細工し、無線式の超小型のカメラを仕掛けた。感度は素晴らしく、光量の少ない場所でもその性能を発揮できる。  
映像美にこだわる西野は、それが犯罪的なアングラに関わるものであれば興奮を掻き立てられ、出費を惜しまないのだ。  
レンズがベッドを向くように調節し、手元のモニターで映像を確認してまたしゅるしゅると壁を滑り降りた。  
そのまま物置の傍の茂みに身を隠して室内の様子をうかがう。  
(バッテリーは長時間持ちますからね、根比べです)  
 
30分ほどしてかおるが部屋に戻ってきたので、西野の目は輝きだした。  
(パジャマに着替えてるってことはも、もうお風呂はすませたのかな?)  
視線はいやでも胸のふくらみに行ってしまう。  
(あんなに、胸のあたりが締め付けられて・・・よっぽど大きいんだろうね?)  
しばらくかおるはベッドの中で寝返りを打っていたが、ため息をつくと上半身を起こした。  
右手の人差し指で唇をなぞり、うつむいて何か考えているようだったが、急に体を縮こませて苦しそうにしだした。  
部屋の中は非常灯のみの薄明かりだったが、かおるの切なげな表情は良く分かった。  
(何をもじもじしてるんだろ、おしっこにでも行きたいのか。いっそここでしてくれないかな)  
変態の思考のまま、西野はかおるが下着をおろして排泄する姿を妄想しかけたが、目の前の光景にあわてて思考を切り替えた。  
(お、おおおっ・・・)  
眉根を寄せた苦しそうな表情をしたかおるは右手で自らの股間をゆっくりと押し揉み始めたのだ。  
可愛らしい口は開かれ熱い吐息を漏らしているようだ。  
「はぁ、はぁ・・・智也、好き・・・・」  
(な、何!?)  
早熟な肉体は性のうずきに耐えかねているらしく、かおるの痴態は止まらない。  
パジャマのボタンが上から外され、とうとうふっくらとした乳房がこぼれでた。  
(か、かおるちゃんの、おっぱいが、み、見え)  
更に行為はエスカレートし、とうとう着衣を脱ぎ捨てかおるは生まれたままの姿になった。  
たまらずカメラをズームさせ、画面いっぱいにスレンダーな、しかし乳や尻の張ったいやらしい肢体が映し出された。  
上着を脱いだときにぷるんっと揺れた乳房も、先端の乳頭も余すところなく覗き魔の目に、カメラに記録されていく。  
胸乳に目を奪われていたが、はっと気付いた時、ちょうど下着がおろされるところだった。  
いつか目にした緑と白の縞パンではなくレースの縁取りの付いたお洒落なものだ。そのまま足首まで下ろされて、絡みつく。  
裏返しになった大切な部分を覆う下布は、秘部から溢れた蜜で薄っすらと濡れ光っていた。  
 
(あ、あんなに糸を引くくらいいやらしい液で濡らして・・・・なんてことだ)  
焦点を見えそうで見えなかった股の部分にあて、更に映像を拡大する。  
初めて目にするかおるの下腹部。柔らかそうな陰毛は女らしさを表すかのようになかなかに濃い生えぶりだ。女の匂いが伝わってきそうなほど  
だが、限られた光源のせいで肝心の細部がつかめない。  
少し引いたアングルに戻した。早熟な少女は撮られているとも知らず、大きく柔らかそうな乳房をつかんでゆさゆさと揺さぶったり、毛叢の下の割れ目を弄ったりと大胆に火照った体を慰めている。  
西野にとって音羽かおるとは可愛らしく、清純なアイドル的存在であったが、目前のオナニーシーンを目にして自分の思い込みが打ち砕かれたことを知った。  
これまでと変わり、かおるが生々しくて直接的な性欲の対象として認識されたのだ。  
唐突に明かりが灯り、光に照らされたかおるの白い肉体が浮かび上がった。  
写真を手にさらにはしたない姿を晒すかおる。西野は全身の血が頭と股間に集中し、極度の興奮状態になりながらも、リモコン操作を怠らない。  
引き締まりながらも、女らしく優美な曲線を描く腰、下腹に焦点を移し、ついに念願の一番恥ずかしい処をカメラは捕らえた。  
秘毛はかおるの快活な性格を表すようにふんわりと放射状に広がり、割れ目の左右を覆っている。  
素直な生えぶりの恥毛は右手指の出入りによって蜜液にまみれ、べたべたと縺れ合っていた。  
そして男の目を引きつける肝心の秘部には左手の人差し指、中指が浅く、小刻みに出入りし、右手指は割れ目の上にある固く膨らんだ肉莢をつまんで擦りたてた。  
西野は興奮のあまり、半ばカメラと一体化し、澄空アイドルの淫猥な姿を逃さず記録し続ける。  
そして・・・・、秘所を弄くる両手の動きが早くなり、両腿がきゅっと締められた瞬間、かおるは腰をぶるっと震わせ生々しい女の声を上げ、ぐったりと脱力した。  
緩んだ股間からは何やら透明の液体がゆっくりと溢れ出ていた。  
はしたない姿を晒してしまったかおるは、泣きそうな表情で自分の秘所から漏らした蜜汁をティッシュで拭っていた。  
やがて荒い息使いのまま裸身を横たえていたが、そのまま眠りに落ちたようだった。  
 
(か、かおるッ!ああ、糞ッ!)  
普段決して見ることのできない音羽かおるという少女の制服に隠された肉体、いやらしい自慰行為、それを一度に目にして、西野の興奮は極度に高まっていた。  
(あ、あの女、あれほどスケベな、いい体しやがって・・・・!僕にはそれを見せてもくれない!!)  
妄想が暴走を始めた。  
このまま窓から部屋に押し入って無防備なかおるに襲い掛かりたい!可愛くてあどけない寝顔をディープキスで奪って甘い唾を飲みたい!  
な、なによりもあの大きくて柔らかそうなおっぱい!めちゃくちゃに揉んで、吸いたてて、乳頭だけじゃなく、乳房全体にキスマークを刻み付けてやりたい!  
力任せに乳肉を握り締めて可愛い悲鳴をあげさせたい!いっそ僕の×××を挟んで、お、おっぱいで射精したい!あのお口から全部飲ませたいよ!  
それから、それから、恥ずかしい毛に覆われたお×××・・・・。あんなに蜜を垂れ流してよっぽどオナニーが好きなんだね!?  
録画されてるとも知らずにしたい放題だったね!ピンクの割れ目を開いて舌で隅から隅まで味わいたい!ク×××スの包皮も強引に剥いてやって芯を擦り上げて、そ、それで・・・・!  
極限まで勃起した逸物を濡れきった秘肉に挿入して擦りたて、かおるの子宮に大量に射精して孕ませる!妊娠させるしかない!!  
西野は思わず逸物を取り出し、擦りたてることでかおるを強姦したい、凶悪な欲望を抑えようとしたが、肝心のカメラを回収する使命を思い出し、  
性欲と戦いながら壁をよじ登った。  
欲望と緊張に打ち勝ちカメラを回収して、何とか音羽家を脱出した。  
(あれほど男を刺激する女を放ってはおけないな!あの体で僕達を挑発して、おあずけを食わせて楽しんでいるに決まってるんだ。本番で捕まえた時はもう容赦しないからね!)  
西野は帰り道に固く誓った。かおるにとって致命的な映像は、悪鬼が彼女を手に入れて嬲る時に有効な手段として活用されることは間違いないだろう。  
そしてこれ以後かおるの運命は坂を転げ落ちるように暗転していくことになる。  
 

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