もう音緒の大学受験も近い  
今日は勉強を教える、と言う事で正午の家に二人はいた  
 
横にいる長い髪の女の子とは付き合い始めて一年以上になる  
ずっと見ていてもその女の子の横顔がやっぱりかわいくて、だからやっぱりずっと見ていた  
「私に見とれちゃった?」  
そういって音緒は俺に笑いかけてくる  
「ん…まぁな…」  
正午がそう言うと彼女は少し頬を赤らめた  
(ホントにこいつはかわいいな…)  
もう夏は過ぎて秋が来たとはいえまだ暑さは残る  
暑さとさっきの言葉で赤みをおびている音緒の頬が正午を刺激する  
 
「なぁ、音緒」  
そう言うと、ん?と言って音緒がこっちを向いた  
音緒の澄んだ瞳を見つめた正午は彼女の唇をふさいだ  
「ん…んっ……」  
音緒が予想外の自体に少し混乱したようだがすぐに正午の絡めた舌に応じてくれる  
一回目のキスを済ませると二人は勉強机から離れてベットに移動した  
正午はもう一度、唇をふさぐ  
今日は勉強しに来たはずなのに、という音緒もキスを受け入れそれに応える  
何度もキスをしながら音緒の服を少しづつ脱がしてゆく  
 
「音緒……」  
そう言って彼女の名前を口にした後、正午は彼女の首筋を濡らす  
「あっ…んっ……」  
音緒は首筋に感じる正午の舌に過敏に反応する  
そんな音緒のちょっとした動きがさらに正午を加速させた  
 
大きくは無いが形の良い胸が正午の手の中で形を変える  
人一倍強い性感帯である胸と乳首を攻められた音緒から甘い声が漏れる  
正午はさらにピンと張った桃色のモノを責めたてる  
「あっ……んんっ…んっ」  
音緒の目が溶けたようになると同時に彼女の理性も少しづつ溶けて行った  
さらに正午の右手は彼女の下腹部へと伸びて茂みの中にある小さな突起に触れる  
「んんっ…んはぁっ……ふっ……」  
恍惚とした彼女の顔を少し確認したあと正午は顔をその茂みの中へとうずめた  
舌と少し粘性のある液体の触れ合う音がする  
「あっ……しょうご…んんあっ」  
音緒は肩を振るわせたとながら今日一回目の絶頂を迎えた  
 
「音緒、俺にもしてよ」  
そう言うと彼女の控えめな返事とともに正午の熱くなった肉棒はぬるっとした粘膜に包まれた  
「くちゅ……ぬちゅ……きもちいい?」  
「ああ、音緒の口、最高だよ。もっと続けてくれ」  
そういうとさっきより深く、肉棒が音緒の口の中へと含まれていく  
 
「ぬちゅ……くちゅっ…しょうご…ぬちゅ……もっと舌も使うね」  
始めはテクニックも何もなかったが正午と交わりの回数が増えるにつれて最初のフェ初ラチオとは比べ物にならない感覚が襲ってきた  
そして触れている音緒の指先がさらにその感覚を敏感にする  
「くっ……音緒…もう出る」  
それから少しの間があって、正午の粘膜を焼くような青臭い精液が音緒の口内に溢れて、満たしていった  
音緒は喉を鳴らしながら、その液体を夢中で飲み込んだ  
 
正午は開いた足のあいだに体を滑り込ませる  
そして押し込むように音緒に男であると言う証を挿入していく  
しかしその先の音緒の穴はまるで拒絶するかのようにキツク閉じられていた  
「音緒……力を抜いて」  
正午は自分の欲望をかろうじて抑えつつ優しく声を掛ける  
音緒から甘い声が漏れる  
正午は今、確かに音緒という女を感じていた  
「……あっ…んんっ…」  
正午が腰を動かすとそれとリンクするように音緒の声と愛液が結合部から溢れてくる  
さらに滑りの良くなった事に比例して動く速さもあがっていく  
「んあっ…ああっ……んっ」  
突き上げる肉棒に正午はだんだんと熱いものが湧き上がってくる事を感じた  
「音緒…いきそう?」  
少しずつ震え始めたことがそうである事を物語っていた  
ぐちゅぐちゅという淫らな音が部屋に響き渡る  
さらに肉棒を膣壁へと擦りつける  
「んんっ……あっ…いっちゃうよぉ…」  
正午は最後のスパートと言わんばかりに音緒を激しく突き上げた  
「くっ…音緒っ……だすよっ…」  
最後の一突きは音緒の膣内を奥まで突き上げ、そしてそれは音緒を満足させるのに十分なものだった  
もちろん正午を満足させる事にも  
 
「はぁっ……はぁっ……」  
お互いの息切れの音しか聞こえない中で正午は音緒の耳元でそっと呟くように言った  
「やっぱり駄目だな……俺がいると音緒の邪魔になっちまう…。今、お前が一番大切な時期だってのに…」  
そんなことない、と言う音緒をよそに正午は言うべき言葉を探している  
「音緒は大学に行くためにこんなに頑張って勉強してるって言うのに俺は邪魔してばっかだ。なんか自分がわかんなくなってきたよ…」  
そういう正午の目から涙が溢れては落ちていった  
音緒はたまらず正午に抱きついた  
「そんなことないっ!私は正午がいたからがんばってこれた。それを邪魔だなんて言わないでっ!正午がいてくれたら私は何にだってなれるから」  
 
そう言って音緒は正午の唇をふさいだ  
二人は何度もお互いを感じあった  
 

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