女は鷹乃の唇を奪った。それは愛情でも慈しみでもなく、貪り蹂躙するための  
ものであった。  
「むぐぅぅぅ・・・」  
 女は鷹乃の口の中に舌を入れる。女の舌は鷹乃の舌に絡みつき、歯を舐め、  
口腔に這わせる。まるで鷹乃の口を味わいつくすかのように。  
「ふぅあっ・・・ふぅあっ・・・」  
 女は一旦、鷹乃の口から自らの唇を離す。女と鷹乃の口の間にはお互いの  
ものが混ざり合った唾の架け橋ができていた。鷹乃は今まで誰にも唇を許した  
ことはなかった。もとより男に唇を許すつもりなどなかったが、このような悲惨な  
形で奪われることまでは予想していなかった。  
「うぶっ!」  
 女は再度、鷹乃を貪る。唇を舐め、舌をねぶり、口腔を弄ぶ。  
「んーっ!ん、んーっ!!」  
 鷹乃は女の舌を自らの舌で押し返そうとする。しかし、それは却って女の舌に  
よって絡めとられ、楽しませる結果にしかならなかった。  
 女はまた鷹乃の口から自分の唇を離す。女は自分のものと混ざり合った  
鷹乃の唾を舐め集める。そして、それを自らの舌の上に乗せて鷹乃に見せ付けた。  
 女は鷹乃が女の行動に嫌悪感を示しているのを確認すると追い討ちを  
掛けるかのように鷹乃の唾を美味そうに飲み干した。  
「うっ!」  
 鷹乃は女の行動に嘔吐しそうになった。いや、もし彼女の胃の中に少しでも  
食料が入っていたなら間違いなく戻していただろう。鷹乃は女の変質的な  
嗜好に怖気を覚え、その矛先が自分に向いていることに恐怖を覚え、それが  
自らになされようとしていることに戦慄し、それに抵抗する術が既にないことに  
絶望した。  
「美味しいわ、鷹乃ちゃん・・・」  
 鷹乃は女の法悦した表情から目を背ける。いま正に美味しく食べられようと  
している鷹乃にできる最大の抵抗であった。  
 
「私ばかり美味しがっても悪いわね・・・鷹乃ちゃんにも味わってもらいたいわ」  
 女の言葉に鷹乃は耳を疑った。この女は・・・何をするつもりなの、まだ  
足りないの・・・と。  
 女は鷹乃の身体を押し倒して地面に押し付ける。そして鷹乃の顎を手で抑え、  
わざと見えるように唾と涎を貯めはじめた。  
 自分の口の真上で唾を貯める女の行動に何をしようとしているか鷹乃は  
漠然と理解した。鷹乃は口をきつく真一文字に結んだまま断固としてあける  
ことを拒んだ。だが、女は満面に笑みを浮かべ鷹乃のささやかな抵抗を  
打ち砕いた。  
「!!」  
 女は鷹乃の鼻を指で摘まんだ。  
「かはっ!!」  
 呼吸ができなくなった鷹乃が耐え切れずに口を開ける。その瞬間、女は  
鷹乃の顎をがっちりと押さえつけ、口を閉ざすことができなくした。  
「んんんんん!!!」  
 女は鷹乃の口の中に自分の唾と涎を落としこむ。穢されて行く鷹乃の口腔。  
鷹乃は女の唾と涎を飲み込むまいと必死になって奥になだれ込むのを阻止  
した。しかし、女の大量の唾を飲み込むまいと努力する鷹乃の行動は更なる  
苦痛を彼女に与えただけであった。  
「貴方たちも鷹乃ちゃんに味わってもらいなさい」  
 女の言葉に男どもと少女は嬉しそうに鷹乃に取り付き、その口腔に唾を  
落とし始めた。段々と口腔に溜まる唾、絶対に飲み込むまいとする鷹乃で  
あったがその虚しい努力はやがて破綻した。  
「かはっ!!」  
 いくら肺活量のある鷹乃とはいえ、いつまでも呼吸しないわけにはいかない。  
耐え切れなくなった瞬間に口腔に蓄えられた大量の唾が気道と食堂に  
入り込んだ。  
「げほっ!げほっ!げほっ!!」  
 大量の唾を飲み込んだ鷹乃は大きく咳き込む。鷹乃はただ唾に咽ただけ  
ではなかった。女はその手段によって鷹乃の口はおろか、身体の中までも  
穢していこうとし、それがいま成就した。鷹乃は自分が身体の中から穢された  
ことを理解した、だが女の凌辱はまだ続くことも理解していた。  
「いいスープだったわ、次はオードブルに行こうかしら」  
 女は鷹乃の股間に顔を埋めた。  
 
「うん、臭い!臭いわ!小便くさい小娘の匂いねっ!!」  
「くっ・・・!」  
 鷹乃は女の言葉責めに悔しげに耳を塞ぐ。こんな反応は女を喜ばせるだけで  
しかないことは鷹乃にも分かっていた、だがこれが彼女にできるせめてもの  
抵抗であった。  
「じゃあ、見せてちょうだい!鷹乃ちゃんの大事なところ」  
「ああっ!!」  
 女は耳を塞いでいる鷹乃の手をつかむと鷹乃の股間に持って行った。そして、  
鷹乃の指をつかんで彼女の大事なところを抓ませた。  
「もっと見せて・・・鷹乃ちゃんのお・ま・ん・こ♪」  
 女は鷹乃の大事なところを広げた。鷹乃は自分の指に自分の大事なところを  
抓んで拡げさせられている感覚をはっきりと覚えていた。しかし、鷹乃の指と手は  
女によりガッチリと掴まれ、そして無理矢理拡げさせられている足を閉じる力すら  
彼女にはなかった。  
「キレイな色ね・・・まだ男を知らない、穢れを知らないおまんこ・・・ここを・・・  
 ここを汚せるなんて・・・私は幸せだわ!!」  
 鷹乃の絶望と恐怖は更に深まった。時間が立つほどの更新していく絶望と  
恐怖には底がないこと自体、彼女を怯えさせるのに十分だった。  
「いっ・・・痛い!!」  
 女は更に鷹乃の大事なところを広げようとしたが、まだ何も許していない  
彼女の部分はそれ以上の拡張を遂行することはできなかった。  
「仕方ないわね・・・」  
 女は目配せをする。  
「はい、ご主人様」  
 少女は女に一礼し、自分の指にコンドームを嵌めた。  
「なっ・・・何を?」  
 少女の怪しげな行動に鷹乃の恐怖はまた深まった。そんな鷹乃の怯えを  
気に掛ける風も無く、少女は鷹乃の肛門のあたりに指を持って行ってなぞる。  
「そっ、そこはっ・・・はぐぅぅぅ!・・・はぁっぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」  
 少女は鷹乃の肛門に躊躇すること無く指を挿入し、直腸越しに鷹乃の大事な  
ところを押し上げた。  
「あははははは・・・見えた見えた、鷹乃ちゃんの大事なところ、もっと見えた!!」  
 肛門に指を入れられた痛みと直腸を突き上げられる痛みは相重なって  
激痛となり、鷹乃を苦しめた。  
 
「ほらほら、見て!鷹乃ちゃんの処女膜!!みんな〜写すんだったら今よ!  
 もうすぐ、なくなるんだから!!鷹乃ちゃんの処女膜、在りし日の姿ってね!!」  
 男どもは携帯で、デジカメで、ビデオで鷹乃の処女膜を撮影した。別の少女も  
また処女膜と羞恥に苛まされる鷹乃の姿をビデオに撮影していた。  
「非道い!こんなの非道い!!こんなに私を苦しめたいの・・・」  
 尽きることのない羞恥責めに鷹乃が泣き言を洩らす。それに女は殊勝な  
素振りを見せる。  
「そうね、私たちだけが楽しんでも不公平だわ」  
 女の言葉に少女は鷹乃の肛門から指を抜いた。そして、ポケットからケースを  
取り出して開く。その中には一本の注射器があった。少女はそれを鷹乃の  
クリトリスに刺した。  
「いっ!痛い!!・・・あっ!」  
 鷹乃はクリトリスに針を刺された痛みに悲鳴を上げ・・・おしっこを漏らした。  
「あっ・・・あぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁ・・・」  
 鷹乃の小便は放物線を描き、チロチロと噴出した。だが、それにあると思われた  
男どもの嘲笑の声はなかった。なぜならば、その放物線の先には鷹乃の大事な  
ところをうっとりと眺める女の顔があったからだ。  
「ご・・・ご主人様!!」  
 少女は悲鳴を上げ、おしっこを漏らした鷹乃を折檻しようとした。  
「止めなさい!!」  
 顔に鷹乃の小便をまともに浴びた女は少女を制止する。しかし、少女の折檻が  
事前に止められても鷹乃の怯えは収まらなかった。むしろ、当の女に何をされるか、  
そちらの方がより恐怖であった。だが、女の様子はそのとおりではなかった。  
「前菜にはドレッシングが付き物。これはまさに極上のドレッシング!!」  
 女は顔に滴る鷹乃のおしっこを美味しそうに舐めた。  
「こんな美味しいもの・・・鷹乃ちゃん、貴女は最高よ!!」  
 目を細めて微笑む女に鷹乃は異質な恐怖を感じた。  
 
「ひっ!ひぐぅ!!」  
 女は少女に鷹乃の肛門にプラグを挿入させた。そのプラグによって、  
鷹乃の部分は押し上げられた。  
「ふぅあ・・・!」  
 女は鷹乃の股間に顔をうずめ、押し上げられた部分を美味しそうに舐め  
始めた。女の舌技は鷹乃に快感とそれ以上の羞恥を与えた。  
 男どもの好奇の目に囲まれ、嘲笑されながら、自らの手で大事なところを  
広げ、舐められて、喘ぐ・・・  
 手を捕まれている鷹乃にとってせめてもの抵抗は周りの男どもの姿を  
遮断−すなわち、眼をつむることだけであった。  
「ダメよ、鷹乃ちゃん。ちゃんと見なきゃ・・・・・・」  
 女の言葉に少女は鷹乃の眼を無理やり開ける。男どものニヤニヤ笑う顔が  
否応なしに目に飛び込んでくる。  
「おっぱいが寂しそうだわ、舐めてあげなさい」  
 女の言葉に男どもは狂喜して、鷹乃のおっぱいにむしゃぶりつく。  
「いやぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!」  
 男どもは鷹乃のおっぱいをしゃぶろうと醜く争う。つかみ、いじられる乳房に  
鷹乃は激しい痛みを感じたが、女はそれを上回る快感を鷹乃の股間から  
与えていた。  
「はうっ!!」  
 女は痛む鷹乃の肛門にも攻撃をした。痛みと快感に打ちのめされる鷹乃に  
女はそろそろいい頃合と判断した。  
 
 女は手を軽く振り、それに合わせて男どもは鷹乃から離れる。この時、  
鷹乃は彼女が求めてやまなかった押さえつける"手"からの解放がなされた。  
「くぅあぁぁぁぁぁっ・・・・・・」  
 鷹乃は声を上げ、立ち上がって逃げようと試みた。しかし彼女にはこの機を  
利用する力はもはや残されていなかった。痛めつけられ、弄ばれ、嬲られた  
鷹乃に全力疾走でこの場から逃げるだけの体力など失われて久しかった。  
今の鷹乃には立ち上がるという行為ですら全身の力を絞りきらねばできない  
ことであった。  
 鷹乃を見下ろす男どもの視線は嘲弄に満ちたものであった。無駄な努力を  
懸命に行おうとする彼女をあざ笑うのであった。身体中に付いた擦り傷や痣、  
唾液でねぶられた皮膚、揉まれて噛まれた跡が残る乳房、真っ赤に晴れ  
上がったお尻、そして鷹乃にとり忌むべき体液に湿った秘所、寿々奈鷹乃は  
既に狩られた獲物であり、喰い散らかされるのを待つだけの存在でしか  
なかった。  
「はぁっ!・・・・・・くくく・・・・・・・」  
 男どもの嘲笑をよそになおも懸命に抵抗しようとする鷹乃、女はそんな鷹乃を  
嬉しそうに眺めた。鷹乃の懸命な努力のすえに身体を半分起こしかけた頃、  
女はようやく妨害にいたる。女は鷹乃の股間のあたりにしゃがみこんで、彼女の  
肛門に指を突き入れた。  
「くはぅっ!!!」  
 鷹乃は悲鳴を上げ、せっかく持ち上がった身体を落としてしまう。その瞬間、  
男どもは大きな声で彼女を嘲け笑った。それでも鷹乃はなおも逃げようと試みる。  
しかし女は肛門に入れた指で鷹乃の直腸を痛烈に刺激する。  
「あぁぁぁぁぁっ!!はぐぅっ!!ひぃっ!ひくっぅ!!」  
 女の指によって激痛と快楽を味わされた鷹乃はやがて息も絶え絶えに  
ぐったりと横たわってしまった。  
「まだ休んじゃダメよ、鷹乃ちゃん!これからが本番なんだから」  
 女は鷹乃の肛門から指を抜くと代わって男どもが鷹乃の身体を押さえ込み  
始めた。  
「ひぐっ!」  
 乱暴に取り扱う男どもの手ですら、今の鷹乃には危険な刺激であった。  
しかし、それを振りほどくのは不可能であった。  
「あぁっ!!」  
 鷹乃はまた悲鳴を上げる。身体を半分起こされ、両足を大きく広げられ、  
鷹乃の大事なところを露にされたからだ。そこは舐められ、弄ばれたが、  
まだ最後の門は打ち破られていない、鷹乃にとって唯一穢されていない  
ところであった。  
「じゃあ・・・行くわよ、鷹乃ちゃん」  
 女はズボンを脱ぎ始める。  
「ひっ・・・!」  
 鷹乃は驚愕し、三度悲鳴を上げる。ズボンを脱いだ女の股間には女には  
無いはずのものが存在していた。  
 
「あら、見たこと無いのかしら?」  
 女は意地悪そうに微笑む。鷹乃がいくら男嫌いとはいえ、まったく知らない  
わけではない。それが女の股間に存在することに鷹乃は怖気に襲われた  
のである。サイズは標準より多少大きく太い程度であったが、いくらかの真珠が  
埋め込まれていた。  
「あ・・・あんたは・・・・・・男?」  
 鷹乃は怯えながら問いかけた。  
「さぁ、どっちかしら? でも、そんなことはどうでもいいわ。  
 これが鷹乃ちゃんの中に入るんだから」  
 女は目を細める。捕まえた獲物を食する時が来たのだ。  
「ひっ!!」  
 恐怖に襲われた鷹乃が後ずさりして逃げようとした。男たちは鷹乃を抑えに  
かかる。本来の鷹乃ならば、こんな男どもの力など軽くいなしていたであろう。  
だが、いまや体中に回った薬の効果は彼女にそんな力を出させはしなかった。  
「いっ、いや・・・お願い、やめて・・・・・・」  
 鷹乃は哀願した、しかしそれは彼女を陵辱しようとするものを喜ばせるだけに  
しかならなかった。  
「いくわよ、鷹乃ちゃん」  
 女は鷹乃の大事なところに己のモノを押し当てた。そして、先端で鷹乃の大事な  
ところを軽く突付いたり、なでたりした。その行為は鷹乃の恐怖感を増大させた。  
「謝るから・・・なんでもしますから・・・・・・だから、お願い・・・」  
 遂に鷹乃のココロは恐怖に折れた。これまで、鷹乃によって打ち倒された  
男どもは彼女の哀れな姿を見て満足げに嘲笑った。女は恐怖に歪む鷹乃の  
顔を最高のスパイスとばかりに喜んだ。  
「挿入れるわよ、鷹乃ちゃん」  
 女は鷹乃の大事なところに照準を定めた。  
「あぁっ・・・・・・」  
 着実なところに沿えたモノが自分の大事なものを奪いに来る、最早秒単位に  
迫った恐怖の時間が鷹乃に絶望感を与えた。そして頃やよしと見た女は遂に  
己のモノを鷹乃めがけて押し込んだ。  
 

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